決算短信：リニカル（2183）

2026年３月期 第２四半期（中間期）決算短信〔日本基準〕（連結）

決算短信 要約（Markdown）

対象資料：株式会社リニカル　2026年３月期 第2四半期（中間期）決算短信（連結）
提出日：2025年11月14日

基本情報

• 企業名：株式会社リニカル（コード 2183）
• 主要事業分野：CRO（臨床開発受託）事業（報告セグメントは単一セグメントに変更）
• 代表者名：秦野 和浩（代表取締役社長）
• 問合せ先：執行役員CFO 高橋 明宏／TEL 06-6150-2582
• 会社URL：https://www.linical.com/ja/

報告概要

• 提出日：2025年11月14日
• 対象会計期間（中間）：2025年4月1日～2025年9月30日
• 半期報告書提出予定日：2025年11月14日
• 決算説明会：有（機関投資家・アナリスト向け）→ 機関投資家向け説明会を2025年12月5日に開催予定。資料は開催後にウェブ掲載予定。
• 決算補足説明資料：作成あり

セグメント

• セグメント区分：CRO事業の単一セグメント（2025年4月の組織変更に伴い、従来の「CRO事業」「育薬事業」から単一セグメントへ変更）
• セグメント別開示：単一セグメントのためセグメント別損益表は省略

発行済株式

• 期末発行済株式数（普通株式）：24,740,000株
• 期末自己株式数：2,153,569株
• 期中平均株式数（中間期）：22,586,431株
• 時価総額：–（資料に記載なし）

今後の予定（開示あり）

• 決算説明会：機関投資家・アナリスト向け（2025年12月5日）
• 株主総会：–（資料に記載なし）
• IRイベントその他：決算説明会資料を開催後にウェブ掲載予定

財務指標（要点）

※金額単位：百万円（注記があるものは資料の表示に従う）

要旨（連結・累計 中間期間）

• 売上高：4,859 百万円（前年同期比 △10.4%）
• 営業利益：△511 百万円（営業損失）
• 経常利益：△543 百万円（経常損失）
• 親会社株主に帰属する中間純損失：△927 百万円
• 1株当たり中間純利益（潜在株式調整後）：△41.07円
• 包括利益：△844 百万円

連結財政状態（中間期末：2025年9月30日）

• 総資産：14,420 百万円（前期末比 △2,354 百万円）
• 純資産：6,048 百万円（※注：資料では6,047百万円）
• 自己資本比率：41.9%
• 1株当たり純資産（BPS）：267.76円

主要財務数値（貸借対照表・損益・キャッシュフローの要点）

• 流動資産合計：9,843 百万円
  • 現金及び預金：5,400 百万円（期首 7,039 百万円 → 減少）
  • 売掛金及び契約資産：2,526 百万円
• 固定資産合計：4,578 百万円
  • のれん：2,989 百万円（のれん償却継続）
  • 繰延税金資産：447 百万円（前期末 829 百万円 → 当中間期に408百万円取崩）
• 負債合計：8,373 百万円
  • 流動負債：6,525 百万円（主に預り金・前受金等）
  • 短期借入金等（含む1年内返済予定）：600 + 400 = 1,000 百万円（短期/1年内返済分）
  • 長期借入金（固定負債部）：約900 百万円
  • 合計有利子負債（短期＋長期＋期内返済分）：約1,900 百万円
• 現金及び現金同等物（期末）：5,400 百万円（前期末 7,040 → △1,639 百万円）
• 営業活動によるCF：△1,071 百万円（前年同期は +541 百万円）
• 投資活動によるCF：+22 百万円（投資事業組合からの分配等）
• 財務活動によるCF：△611 百万円（長期借入金返済200、配当支払360 等）

収益性・効率性（中間期間）

• 売上高営業利益率（営業利益÷売上高）：△511 / 4,859 = 約 △10.5%
  • 前年同期間：△192 / 5,426 = 約 △3.6%（悪化）
• 総資産回転率（売上高÷総資産）：4,860 / 14,421 ≒ 0.34 回（中間期ベース）
• セグメント別利益貢献：単一セグメントのため詳細開示なし。地域別では台湾・中国が営業黒字化、日本は増収で損失縮小、米国・欧州が赤字拡大または赤字化、韓国は減収だが原価抑制で損失縮小。

財務安全性（主要比率）

• 自己資本比率：41.9%（資料値）
• 負債／資本比（概算）：負債8,373 ÷ 純資産6,048 ≒ 1.38 → 約138%（負債が純資産の約1.38倍）
• 流動比率（概算）：流動資産9,843 ÷ 流動負債6,525 ≒ 1.51 → 約151%

配当

• 中間配当（第2四半期末）：0.00円（2026年3月期 中間）
• 期末配当（予想）：16.00円（通期合計 16.00円）
• 直近公表の配当予想からの修正：無（配当予想は維持）
• 特別配当：無

セグメント別情報（開示の範囲内で）

• セグメント区分：CRO事業の単一セグメント（2025年4月より変更）
• 地域別売上高（中間期間・千円表記）
  • 日本：1,768,158 千円（約1,768 百万円）
  • 米国：1,324,935 千円（約1,325 百万円）
  • 欧州：1,274,714 千円（約1,275 百万円）
  • アジア：491,885 千円（約492 百万円）
  • 合計：4,859,692 千円（約4,859 百万円）
• 受注残高（2025年11月14日時点）：11,900 百万円（地域別：日本 4,703／米国 2,613／欧州 2,490／アジア 2,093）
• セグメント戦略・状況：
  • 日本：複数の大型案件受託で受注回復、稼働率向上と費用管理で改善中。ただし国内市場はドラッグ・ロス等で厳しい。
  • 米国：大型国際共同治験の一部は契約済で受注残計上されているが、既存大型案件の終了影響で売上減少。既存顧客拡大とバイオテックからの新規獲得に注力。
  • 欧州：増収だが外注費増加で損失拡大。米国等と連携して受注拡大を図る。
  • 韓国：医療ストライキや顧客都合の中断で減収。原価抑制で損失縮小。
  • 中国・台湾：増収・営業黒字化。台湾は米国展開するバイオテック案件も獲得。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画の具体的数値・目標は本資料に明示無し。組織変更（CRO単一セグメント化）は経営資源配分と業績評価の観点からの変更で、中期目標達成に向けた意思決定プロセスの整備を目的とする旨を開示。
• 受注残高（11,900 百万円）は今後1～5年に発生する売上高の基礎指標として提示。受注の地域バランスおよび米国を中心としたグローバル営業の強化により中長期的な業績回復を図る方針。

競合状況や市場動向（開示情報に基づく記載）

• 資料は主に自社の地域別状況・受注環境を説明。競合他社との定量比較は記載なし（–）。
• 市場動向としては、日系製薬の海外（中国・豪州等）展開や台湾バイオテックの米国志向などを受け、グローバル案件獲得が重要と説明。

今後の見通し（業績予想・リスク等）

• 2026年3月期（通期）業績予想（修正あり：2025年5月15日公表値から修正）
  • 売上高：9,350 百万円（通期）
  • 営業利益：△1,350 百万円（営業損失）
  • 経常利益：△1,400 百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：△1,700 百万円
  • 1株当たり当期純利益：△75.27円
• 業績見通しに関する説明：受注残高や契約完了のタイミングが売上計上に影響。米国での大型国際共同治験契約の締結状況や試験開始時期、受注の積み上げが今後の実績に影響。
• 主なリスク要因（資料からの要旨）
  • 大型案件終了による売上減少を新規受注で補えない場合の業績悪化
  • 米国・欧州・アジアでの新規契約の遅延・見送り
  • 為替差損の発生（当中間期は為替差損が発生）
  • 繰延税金資産の回収見込み悪化（当中間期に繰延税金資産を408百万円取り崩し）
  • 地域別の外的要因（例：韓国の医療ストライキ等）
• 将来予測に関する注意：業績見通しは現時点の情報と仮定に基づくものであり、実績は異なる可能性がある旨を明示。

重要な注記

• 会計方針の変更：なし（会計基準等の改正に伴う変更も無し）
• 連結範囲の変更：なし
• 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理：なし
• 第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外（注記あり）
• 繰延税金資産の取り崩し：当中間期に408 百万円を取崩し、法人税等調整額に計上（当期純損失に影響）
• セグメント変更：2025年4月の組織変更に伴い報告セグメントをCRO単一セグメントに変更（セグメント情報の記載を省略）

（備考）
– 不明または資料に記載のない項目は「–」としています。
– 本資料は提供された決算短信に基づく事実の要約であり、投資助言・推奨は行っていません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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