2025年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

以下は、提供いただいた「株式会社FCE(証券コード 9564) 2025年9月期 第3四半期決算短信(連結、2024年10月1日〜2025年6月30日、発表日:2025年8月12日)」をもとに、個人投資家向けに整理した要約(Markdown形式)です。不明項目は「–」で記載しています。

基本情報

  • 企業名:株式会社FCE(FCE Holdings)
  • 上場取引所:東(東証)
  • 証券コード:9564
  • URL: https://fce-hd.co.jp
  • 主要事業分野:
    • DX推進事業(RPA「Robo-Pat DX」等)
    • 教育研修事業(統合型人材育成プラットフォーム「Smart Boarding」、研修サービス等)
  • 代表者名:代表取締役社長 石川 淳悦
  • 問合せ先:取締役 コーポレート本部長 加藤 寛和(TEL: 03-5908-1400)
  • その他:
    • 決算補足説明資料:有
    • 決算説明会:無

報告概要

  • 提出日(開示日):2025年8月12日
  • 対象会計期間(第3四半期累計):2024年10月1日〜2025年6月30日
  • 四半期連結財務諸表に関する注記:四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり
  • 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等に関する基準等)の適用(第1四半期連結会計期間の期首から適用)あり。ただし当該変更による四半期財務諸表への影響はなし。

セグメント

  • 報告セグメント(変更後):DX推進事業、教育研修事業(その他:出版事業等)
  • 各セグメント概要:
    • DX推進事業:RPA製品「Robo-Pat DX」を中心に、現場向けパーソナルRPA提供・導入支援、人材育成プログラム等を実施。
    • 教育研修事業:企業向け・学校向けの研修サービス、統合型人材育成プラットフォーム「Smart Boarding」、子会社(日本コスモトピア)等。
  • セグメント区分の変更:
    • 第1四半期より持株会社体制の解消に伴い、本社一般管理費の配賦方法等を変更。セグメント区分・測定方法を見直し、比較数値も変更後基準で作成。

発行済株式

  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):22,009,200株(2025年6月30日)
  • 期末自己株式数:268株
  • 期中平均株式数(四半期累計):21,937,814株
  • 株式分割:
    • 2024年4月1日:1株→3株
    • 2025年4月1日:1株→2株
    • 決算短信の1株当たり数値は分割後の基準で算定(注記あり)
  • 時価総額:–(開示資料に記載なし)

今後の予定(開示情報に基づく)

  • 決算発表:本資料は2025年8月12日公表(第3四半期短信)
  • 決算説明会:今回の第3四半期では開催なし(補足資料は作成)
  • 株主総会:–(日程の記載なし)

財務指標(要点)

※単位は特に断りのある場合を除き百万円(千円端数切捨て)/割合は概算です。

損益(連結・第3四半期累計:2024/10/1〜2025/6/30)
  • 売上高:4,537 百万円(前年同期比 +23.3%)
  • 売上原価:1,497 百万円
  • 売上総利益:3,040 百万円
  • 販売費及び一般管理費:2,117 百万円
  • 営業利益:923 百万円(前年 729 → +26.7%)
    • 営業利益率:約 20.4%(923/4,537)
  • 経常利益:946 百万円(前年 735 → +28.7%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:648 百万円(前年 488 → +32.8%)
  • 包括利益(第3四半期累計):499 百万円(前年 495)
  • 1株当たり四半期純利益:29.53 円(潜在株式調整後 27.67 円)
    • 注:株式分割後の算定。比較基準の調整あり。
連結財政状態(期末:2025/6/30)
  • 総資産:5,529 百万円(前期末 5,078 百万円)
  • 流動資産:3,961 百万円(現金預金 3,129 百万円)
  • 固定資産:1,568 百万円(投資有価証券増加等)
  • 負債合計:1,779 百万円(前期末 1,707)
    • 流動負債:1,481 百万円(主に契約負債の増加、未払法人税等)
    • 固定負債:298 百万円(長期借入金減少等)
  • 純資産合計:3,750 百万円(前期末 3,372)
  • 自己資本比率:67.8%(前期 66.4%)
キャッシュフロー
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は添付されていない(作成していない旨)。
  • 貸借対照表上の注目点:
    • 現金及び預金は前期末 2,597 → 当期 3,129 百万円(増加 約531 百万円)
    • 投資有価証券は 627 → 876 百万円(増加)
    • 売掛金は 332 → 377 百万円(増加)
    • 契約負債は 538 → 646 百万円(増加)
  • 減価償却費(第3四半期累計):56,299 千円(前年同期 34,272 千円)
  • のれんの償却:12,582 千円(前年同期 9,673 千円)
財務安全性(計算値)
  • 負債比率(負債/純資産):約 47.5%(1,779 / 3,749)
  • 流動比率(流動資産/流動負債):約 267%(3,960 / 1,481)
  • 総資産回転率(売上/総資産、第3Q累計ベース):約 0.82 回(4,537 / 5,529)
効率性(主要率)
  • 営業利益率(第3Q累計):約 20.4%
  • 純利益率(第3Q累計):約 14.3%(648 / 4,537)
  • 資産利益率(ROA, 単純計算):約 11.7%(648 / 5,529)
  • 比較(前年第3Q累計):営業利益率 約 19.8%(728/3,680)→ わずかに改善
セグメント別(第3四半期累計:2024/10/1〜2025/6/30)
  • セグメント売上高(外部顧客への売上):
    • DX推進:2,499 百万円(売上比率 約55.1%)
    • 教育研修:1,946 百万円(売上比率 約42.9%)
    • その他(出版等):91.9 百万円
    • 合計:4,537 百万円
  • セグメント利益:
    • DX推進:699.5 百万円
    • 教育研修:185.3 百万円
    • セグメント合計(2部門):884.8 百万円
    • 調整額およびその他を経て営業利益:923.6 百万円
  • サービス別(収益認識上の内訳):
    • DX推進コンサルティング:3,114 百万円(前年比 +32.0%) — ※DX分野+教育研修のDX系を包含
    • 人材育成コンサルティング:1,331 百万円(前年比 +6.7%)
    • (注)上記は事業横断的なサービス区分での合算値

財務の解説(決算短信に基づく要点)

  • 全体:主力のDX推進事業(Robo-Pat DX)の導入社数増加と販売促進の効果により売上・利益ともに前年同期比増加。教育研修事業では子会社化(株式会社日本コスモトピア)が増収に寄与する一方、先行投資(人員増強・広告宣伝)がセグメント利益を圧迫。
  • 資産構成:現金預金の増加と投資有価証券の増加が顕著。契約負債(前受収益)や未払法人税の増加が流動負債を押し上げる。
  • その他包括利益:有価証券評価差額金の大幅なマイナス(△148,910千円)があり、その他包括利益は前年同期から悪化している点に留意。
  • 会計関連:法人税等に関わる会計基準変更を適用済み(影響はないと開示)。四半期税金費用は見積実効税率により算定。

配当

  • 実績(2024年9月期):
    • 中間(第2四半期末):0.00 円
    • 期末:12.00 円(総額 12.00 円/株)
  • 2025年9月期(予想、修正有):
    • 中間:0.00 円(既出)
    • 期末(予想):7.50 円(年間予想合計 7.50 円)
    • 注記:当社は2025年4月1日に1株→2株の分割を実施しているため、2025年9月期(予想)の表示は分割後の数値。分割を考慮しない場合の年間配当は 15.00 円相当となる旨の注記あり。
  • 特別配当:今回の短信において特別配当の記載はなし(特別配当なし)。

セグメント別詳細と戦略

  • DX推進事業:
    • 主要製品:RPA「Robo-Pat DX」 — 「パーソナルRPA」コンセプトで現場主導の自動化を推進。
    • KPI:導入企業数(Robo-Pat DX)目標 1,740 社以上(2025年9月期末目標)。実績は2025年6月末時点で 1,731 社(前年同期比 +26.9%)。
    • 戦略:導入企業拡大のため販売促進、パートナー制度拡大、人材育成(認定プログラム)強化。
    • 第3Q累計:売上 2,499 百万円、セグメント利益 699.5 百万円(前年同期比 売上 +30.6%、利益 +44.2%)。
  • 教育研修事業:
    • 主要サービス:「Smart Boarding」(統合型人材育成プラットフォーム)
    • KPI:直販による導入企業数 800 社以上(2025年9月期末目標)。実績は2025年6月末で 736 社(前年同期比 +22.9%)。
    • 戦略:直販を軸に単価・収益性の改善を図る方針。質の高い支援と価値提供に注力。直販強化のための人員増・広告投資等の先行投資を実施。
    • 第3Q累計:売上 1,946 百万円(前年同期比 +14.9%)、セグメント利益 185.3 百万円(前年同期比 -25.6%、先行投資の影響あり)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:2023年9月期〜2025年9月期の3年間計画(策定日:2023年5月24日)。
  • 進捗(会社コメント):
    • 主力事業が計画を上回る進捗を示したため、2024年11月に業績予想を上方修正。さらに期中(2025年8月12日)にDXを中心に進捗を受けて通期予想を修正。
    • KPIの達成見込み:RPA導入は期末目標1,740に対し6月末 1,731 とほぼ到達、Smart Boarding 736/800 と順調に接近。
  • 結論(事実整理のみ):会社は中期目標達成に向けて順調と報告しており、期中で目標に近い進捗を示している旨を開示。

競合状況や市場動向(決算短信の記載要旨)

  • 市場動向(会社による記述):
    • DX分野:働き方改革やリモートワーク等を背景に自動化・生産性改善ニーズは継続しており良好。
    • 教育研修分野:人的資本経営の広がりにより戦略的な研修投資が増加。リーダーやデジタル人材育成が注目され、オンラインと対面の併用が求められる。
  • 競合他社との比較:決算短信中に具体的な同業比較は記載なし(--)。競合との相対評価は本資料では記載なし。

今後の見通し(業績予想等)

  • 2025年9月期(通期:2024/10/1〜2025/9/30)連結業績予想(修正あり、発表日 2025/8/12)
    • 売上高:6,050 百万円(前期比 +20.9%)
    • 営業利益:910 百万円(前期比 +26.1%)
    • 経常利益:925 百万円(前期比 +30.8%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:640 百万円(前期比 +27.4%)
    • 1株当たり当期純利益(想定):29.29 円(分割後基準)
  • 備考(注記):第3四半期累計(6月末時点)の営業利益は既に 923 百万円であり、通期予想の営業利益 910 百万円との関係(通期見通し)については会社が予想の前提や注記を別途開示しているため、詳細は添付資料参照のこと。
  • 業績予想の前提や注意点:将来見通しは合理的な前提に基づくが実現を保証するものではない旨の注記あり。

リスク要因(決算短信の示唆・一般的留意点)

  • 業績に影響を与える主な外部要因(決算短信の一般的言及・該当分):
    • 市場需給(DX・研修サービス需要)変動
    • 競争環境の変化
    • 会計基準改正の適用(既に一部適用済み)
    • 為替・原材料等直接の記載はなし(–)
  • その他:未払法人税の増加や有価証券評価の変動が純資産・その他包括利益に影響を及ぼしている点に留意。

重要な注記

  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(税金費用の計算等、見積実効税率を用いる方法等)。
  • 会計基準の変更:2022年改正会計基準(法人税等に関する基準)を適用(影響は開示上なし)。
  • のれん:日本コスモトピアの連結子会社化に伴うのれんの計上(のれん 75,482 千円 等、取得原価配分を完了済)。
  • 公認会計士/監査法人のレビュー:四半期財務諸表に対するレビューは実施されていない(無)。
  • 配当・業績予想の修正:2025年8月12日付で「連結業績予想および期末配当予想の修正(増配)」を公表(詳細は同日のお知らせ参照)。

(注)
– 本要約は、提出された決算短信(および添付資料)に基づき作成しています。投資判断を促す助言は行っていません。
– 記載の数値は決算短信の表示に従い、四捨五入・千円未満切捨て等があるため合計等に端数差異が生じることがあります。
– 不明または開示のない項目は「–」としています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9564
企業名 FCE
URL https://fce-hd.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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