2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社JSP(7942) 2025年3月期 第3四半期(連結) 決算短信 要約(Markdown)
以下は、提出済み決算短信(提出日:2025年1月31日、対象期間:2024年4月1日~2024年12月31日=2025年3月期 第3四半期累計)をもとに整理した要点です。出典は同短信の記載内容です。不明項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:株式会社JSP
- 上場取引所:東(東京証券取引所)
- 証券コード:7942
- URL:https://www.co-jsp.co.jp
- 主要事業分野:発泡プラスチック製品の製造・販売(押出製品、発泡ビーズ製品等)
- 代表者:代表取締役社長 大久保 知彦
- 問合せ先:経理財務本部 経理部長 鈴木 亮司(TEL 03-6212-6306)
- 決算補足説明資料の有無:無
- 決算説明会の有無:無
報告概要
- 提出日:2025年1月31日
- 対象会計期間:2024年4月1日~2024年12月31日(第3四半期累計)
- 四半期連結財務諸表の監査レビュー:期中レビュー完了後(監査法人レビュー報告書添付)としており、レビュー報告の添付開示予定日:2025年2月7日(短信記載)
- 会計方針の変更等:なし(四半期特有の会計処理の適用あり、税金費用は実効税率見積法を採用)
セグメント(報告区分)
- 押出事業(押出事業):食品容器用発泡ポリスチレンシート(スチレンペーパー)、産業資材(発泡ポリエチレンシート「ミラマット」等)、建築土木資材(発泡ポリスチレン押出ボード「ミラフォーム」等)
- ビーズ事業(ビーズ事業):発泡ポリプロピレン「ARPRO」など高機能材、発泡性ポリスチレン「スチロダイア」等ビーズ製品(自動車、包装、農水産等用途)
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式を含む):31,413,473株(2025年3月期第3Q末)
- 期末自己株式数:5,206,148株(2025年3月期第3Q末)
- 期中平均株式数(四半期累計):26,207,623株(当第3四半期累計)
- 時価総額:–(短信に記載なし)
- 1株当たり純資産(期末/第3Q):3,729.28円
- 1株当たり四半期純利益(累計):187.23円(第3Q累計)
今後の予定(短信記載分)
- 決算説明会:無
- 監査法人レビュー報告の添付(予定):2025年2月7日
- 株主総会、IRイベント等:–(短信に記載なし)
財務指標(ハイライト)
(単位:百万円、%は前年同期比。期間は2024年4月1日~2024年12月31日=2025年3月期第3四半期累計)
– 売上高:108,290(+5.7%)
– 営業利益:5,739(△10.7%)
– 経常利益:6,450(△5.9%)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益:4,906(△8.9%)
– 包括利益:4,589(△59.8%)
– 1株当たり四半期純利益:187.23円
貸借対照表(2024/12/31時点)
– 総資産:154,454(前期末比+2,848)
– 流動資産:80,288
– 現金及び預金:17,125(減少)
– 受取手形及び売掛金:32,853(増加)
– 電子記録債権:8,986(増加)
– 原材料及び貯蔵品:7,998(増加)
– 固定資産:74,166
– 負債合計:51,894(前期末比+358)
– 流動負債:37,218(+1,452)
– 固定負債:14,676(△1,094)
– 純資産合計:102,559
– 自己資本比率:63.3%(前期末比+0.5pt)
– (短信参照の自己資本):97,734百万円(短信内参照値)
キャッシュフロー(第3Q累計)
– 営業活動CF:+6,206(前年同期 9,894 → 減少)
– 投資活動CF:△6,776(固定資産取得等による支出増)
– 財務活動CF:△1,895(借入増や返済、配当支払等)
– 現金及び現金同等物残高:11,880(期首比△2,772)
収益性・効率性指標(短信データより計算)
– 営業利益率(第3Q累計):約5.30%(5,739 / 108,290)
– 前年同期間は約6.28%(6,426 / 102,437) → 営業利益率低下
– 総資産回転率(第3Q累計):約0.70回(108,290 / 154,454)
– 前年同期間:約0.68回(102,437 / 151,605) → わずかに改善
セグメント別(第3Q累計)
– 押出事業
– 売上高:37,447(+2.4%)
– セグメント営業利益:1,530(△23.6%)
– 概要:食品容器向け等は増、産業資材や土木分野で付加価値製品の販売減少。全体売上は横ばい〜増だが減益。
– ビーズ事業
– 売上高:70,842(+7.5%)
– セグメント営業利益:5,048(△4.3%)
– 概要:ARPRO等は非自動車分野好調、一方自動車向けは一部減少。販売は地域差あり。売上増だが人件費高騰等で減益。
– セグメント合計セグメント利益:6,579、調整額(全社費用等)△839により連結営業利益5,739に一致
財務の解説(短信の記載要旨)
– 売上は製品価格改定等により前年同期比で増加。
– 営業利益は、付加価値の高い製品販売の減少、人件費高騰などにより前年同期を下回った。
– 資産面では売掛金・電子記録債権・在庫の増加、現金の減少で流動資産構成が変化。固定資産は建設仮勘定増加等で増加。
– キャッシュフロー:設備投資(固定資産取得)により投資CFは支出拡大。財務CFは借入・返済・配当支払等で純支出。
配当
- 2024年3月期(実績):中間 25.00円/期末 40.00円/合計 65.00円
- 2025年3月期(当期):中間(支払済)40.00円(第2四半期末)
- 2025年3月期(予想・修正後、通期):中間 40.00円/期末 40.00円/合計 80.00円
- 特別配当:無(短信に特記なし)
- 直近公表配当予想からの修正:無(短信記載)
セグメント別情報(詳細)
- 押出事業:食品容器向け(スチレンペーパー)は好調、産業資材(ミラマット)は付加価値品販売減で苦戦、建築土木向けは分野差。営業面では産業資材・土木分野での販売減少が減益要因。
- ビーズ事業:ARPRO等の高機能材は分野別に差。非自動車分野が好調、北米は通い函等で横ばい、欧州はHVAC需要減で下振れ、中国・台湾で包装材増。一方自動車向けは回復遅延が継続。人件費上昇が利益を圧迫。
- 戦略・見通し:短信は新中期経営計画「Change for Growth 2026」を開始し、収益力強化、成長分野への資源集中、環境対応・サステナビリティを重点とすると明記。各セグメントで高付加価値製品の拡販や固定費削減を図ると記載。
中期経営計画との整合性
- 中期経営計画:「Change for Growth 2026」開始。基本コンセプトは(1)グループ全体の収益力強化、(2)発泡樹脂製品による社会貢献、(3)経営基盤の強化。
- 進捗:短信は計画開始と方針を記載(資本収益性向上、成長分野集中、環境対応等)。定量的進捗(KPI等)の具体値は短信には限定的。
競合状況・市場動向(短信記載の要旨)
- 世界経済・地政学リスク(ウクライナ、 中東など)、中国経済、欧州景況の下振れ懸念等による先行き不透明感を指摘。
- 国内発泡プラスチック業界では原材料高騰が継続、需要面では水産・農業向けの回復が足踏み、自動車向けは一部メーカーの生産・出荷停止等で厳しい状況。
- 競合他社との比較:短信に具体的な同業他社比較は記載なし(→ –)。
今後の見通し(業績予想・リスク)
- 2025年3月期 通期(修正後:2024/4/1~2025/3/31)
- 売上高:142,000百万円(前回公表146,000 → 修正△4,000)
- 営業利益:6,600百万円(前回7,000 → 修正△400)
- 経常利益:7,400百万円(据え置き)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:5,200百万円(前回5,300 → 修正△100)
- 1株当たり当期純利益(予想):198.42円
- 修正理由(短信記載)
- 産業資材(ミラマット等)で海外向け付加価値需要落ち込み、国内自動車向け需要回復遅延 → 販売減少。ARPRO(高機能材)も国内自動車分野で想定回復が見込めず販売減少見込み → 減益見込み。
- 営業外収益は為替差益や受取利息の増加を見込む(これが経常利益を下支え)。
- 想定為替・コモディティ条件(修正後の前提)
- 原油(ドバイ):80 USD/バレル
- 為替:円/米ドル 152、円/ユーロ 164、円/人民元 21.1
- 主なリスク要因(短信記載および文脈より)
- 自動車需要の回復動向、包装・農水産向け需要変動、原材料価格(石化製品)変動、為替変動、地政学リスク、金利等の金融環境変化
- 業績予想の修正有無:短信は「直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有」(修正内容は上記)
重要な注記・その他
- 四半期連結財務諸表作成に特有の会計処理の適用あり(税金費用の計算方法など)。
- 会計方針の変更・見積りの変更・修正再表示:いずれも無。
- 報告セグメントの変更:第1四半期より経営管理区分の変更に伴い、従来「その他」に分類していた子会社を「押出事業」へ移管。前期比較数値は変更後区分に基づき表示。
- 監査・レビュー:四半期短信公開時点では監査法人によるレビュー報告添付前(レビュー報告は2025/2/7添付予定と記載)。
- その他重要事項:短信自体に業績予想等の前提・注意事項が記載(参照:添付資料4ページ等)。
注意事項:
– 本要約は提供された決算短信の内容を整理したものであり、投資助言を行うものではありません。判断や投資の際は、原資料および同社発表、適時開示、専門家の助言等を参照してください。
– 不明・未記載の項目は「–」としてあります。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7942 |
| 企業名 | JSP |
| URL | https://www.co-jsp.co.jp |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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