2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

クオールホールディングス株式会社(証券コード:3034)

(2026年3月期 第1四半期決算短信 要約:2025年4月1日〜2025年6月30日、提出日:2025年8月8日)

基本情報
  • 企業名:クオールホールディングス株式会社
  • 主要事業分野:薬局事業、BPO事業(CSO/CRO/紹介派遣/出版等)、製薬事業(第一三共エスファ中心)
  • 代表者名:代表取締役社長 中村 敬
  • 上場取引所:東証(東)
  • 会社URL:https://www.qolhd.co.jp/
  • 決算補足説明資料:有(会社IRページに掲載)
  • 決算説明会:第1四半期は無
報告概要
  • 提出日:2025年8月8日
  • 対象会計期間:2025年4月1日〜2025年6月30日(第1四半期)
  • 連結範囲の変更:重要な変更なし(ただし第一三共エスファの株式を追加取得し持分比率が80%に)
  • 四半期財務諸表特有の会計処理:無し
  • 会計方針変更等:無し
セグメント
  • セグメント名・概要
    • 薬局事業:処方箋応需、在宅・施設調剤、M&A・新規出店、医療DXの推進、オンライン服薬指導(「クオールどこでも薬局」等)
    • BPO事業:CSO(派遣MR含む)、CRO(食品試験等)、紹介派遣(薬剤師等)、出版・情報サービス等
    • 製薬事業:第一三共エスファを中心とした医薬品(特にAG製品)販売・拡充
発行済株式
  • 発行済株式数(期末、自己株式含む):38,902,785株(2026年3月期第1Q末)
  • 期末自己株式数:1,305,819株(当該期)
  • 期中平均株式数(第1四半期累計):37,564,256株
  • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • その他:自己株式数には従業員持株会専用信託口の保有株式を含む
今後の予定
  • 決算発表(通期・四半期の予定日等):会社公表の通期予想に変更なし。直近の決算・IRスケジュール詳細はIRページ参照。
  • 株主総会:–(本資料に記載なし)
  • IRイベント:決算補足資料は掲載予定、決算説明会(第1Q)は無し。具体日程は会社IR参照。
財務指標(主な数値・要点)

(単位:百万円、%は前年同期比。四捨五入差あり)

損益(連結・累計)
  • 売上高:71,730(+17.5%)
  • 営業利益:3,592(+23.2%)
  • 経常利益:3,635(+22.6%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,856(+120.2%)
  • 1株当たり四半期純利益(EPS):49.43円(第1Q)
  • EBITDA(営業利益+減価償却+のれん償却):5,958(+23.2%)
  • のれん償却前四半期純利益:2,915

比較(前第1Q):売上61,036、営業利益2,915、親会社帰属四半期純利益843
計算指標(第1Q期末ベース)
– 営業利益率(営業利益/売上高):約5.01%(前年同期約4.78%)
– EBITDAマージン:5,958 / 71,730 ≒ 8.31%(前年同期 4,837 / 61,036 ≒ 7.93%)
– 総資産回転率(売上高 / 総資産):71,730 / 157,478 ≒ 0.456(前第1Q:61,036 / 159,669 ≒ 0.382)

貸借対照表(連結・要点)
  • 総資産:157,478(百万円) ← 前連結期末 159,669(減少)
    • 現金及び預金:20,246(前期末26,727)減少
    • 受取手形・売掛金及び契約資産:26,806(前期21,377)増加
    • のれん:38,336(前期39,395)
  • 負債合計:102,962(前期97,531)増加
    • 流動負債:81,623(前期74,202)増加(買掛金、短期借入金の増)
    • 長期借入金:17,146(前期19,202)減少
  • 純資産合計:54,515(前期62,138)減少
    • 自己資本(参考値):53,068(第1Q末)
  • 自己資本比率:33.7%(前期末35.8%)

流動性・安全性指標(計算値)
– 流動比率(流動資産/流動負債):60,709 / 81,623 ≒ 74.4%(前期末約81.3%)
– 負債/自己資本(レバレッジ):102,962 / 54,515 ≒ 1.89倍

キャッシュフロー
  • 第1四半期の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料注記)。ただし現金・預金は前期末から減少。
セグメント別(第1四半期累計)

(単位:百万円、前年同期比)
– 薬局事業:売上 42,840(+4.3%)/セグメント利益 1,751(+7.4%)
– 店舗数:945店舗(当期;新規出店+4、閉店-7)
– 主な増収要因:医療DX推進体制整備加算の取得・後発医薬品比率上昇による技術料単価上昇、M&A/出店、在宅・施設調剤推進
– 取り組み:KDDI・ローソン等の次世代リモート接客プラットフォーム参画によるオンライン服薬指導拡大
– BPO事業:売上 3,483(+0.5%)/セグメント利益 493(-14.2%)
– 構成:CSO、CRO、紹介派遣、出版関連等
– 課題:紹介派遣(薬剤師)で人件費・広告費増加等により利益率低下。CSOは派遣MR需給構造の変化で人材確保が課題。
– 製薬事業:売上 25,407(+54.1%)/セグメント利益 2,315(+44.3%)
– 主因:第一三共エスファのAG製品(2024年12月発売の3成分7品目)が業績に大きく寄与。グループ化に伴うシステム投資等の影響あり。
– セグメント合計(表面):売上 71,730(+17.5%)/セグメント利益合計 4,560(+19.7%)
– セグメント利益合計から全社費用等調整後の営業利益:3,592

セグメント売上構成比(第1Q)
– 薬局:約59.7%(42,840 / 71,730)
– 製薬:約35.4%(25,407 / 71,730)
– BPO:約4.9%(3,483 / 71,730)

セグメント利益内訳(セグメント利益合計4,560に対する割合)
– 製薬:約50.8%(2,315 / 4,560)
– 薬局:約38.4%(1,751 / 4,560)
– BPO:約10.8%(493 / 4,560)

財務の解説(決算短信記載の背景)
  • 売上・利益増の主因は製薬事業(第一三共エスファのAG製品)が大きく寄与したこと、薬局事業における技術料単価上昇(医療DX推進体制整備加算獲得、後発薬比率上昇)等。
  • 一方でBPO事業は固定費(人件費・広告費等)の増加でセグメント利益が減少。
  • 純資産の減少は第一三共エスファの追加取得(持分比率が80%へ)により資本剰余金・非支配株主持分が減少したことが主因。
  • 流動性面では現金預金が減少、買掛金・短期借入が増加しており流動比率は低下。
配当
  • 2025年3月期(実績):中間 17.00円/期末 17.00円、年間 34.00円
  • 2026年3月期(予想):中間 23.00円/期末 23.00円、年間 46.00円(修正なし)
  • 特別配当:無し(開示なし)
中長期計画との整合性
  • 会社の掲げるキーワード「質の向上」「規模拡大」「更なる成長」に沿った取り組み(薬局の機能分化・DX化、M&A、製薬事業の製品拡充等)が第1Qの増収・増益に寄与している旨を開示。
  • 進捗状況:製薬事業の立ち上がりが想定より好調である点は中期方針との整合性を示す。ただし一部投資(システム投資等)やBPOの固定費増は注視すべきポイントと会社は説明。
競合状況・市場動向(会社開示から)
  • 市場動向:国内は経済活動正常化や雇用改善で緩やかな回復、ただし物価上昇による個人消費減速や海外(米国)の通商政策等で先行き不透明と記載。
  • 業界トピック:後発医薬品使用割合の増加に伴う調剤報酬等の影響、医療DXやオンライン服薬指導の広がり、MR等人材需給の変化。
  • 競合比較:同業他社との定量比較は本資料に記載なし(→該当項目:–)。
今後の見通し(会社予想等)
  • 通期業績予想(2026年3月期)※会社予想に変更なし
    • 通期売上高:280,000百万円(+6.1%)
    • 営業利益:15,500百万円(+15.1%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:7,000百万円(+35.5%)
    • 1株当たり当期純利益(通期EPS予想):186.35円
  • 今後のリスク要因(会社開示含む)
    • マクロ要因(個人消費、国際通商政策等)による需要変動
    • 医療制度や調剤報酬の改定等規制・制度リスク
    • M&A・グループ統合に伴うシステム投資や統合コストの発生
    • CSO領域での人材確保難とそれに伴う費用増加
    • 製薬事業の特定製品への依存度増加リスク
重要な注記・会計上の事項
  • 会計方針変更:無し
  • 四半期連結財務諸表に特有の会計処理:無し
  • 第1四半期の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)
  • のれんの償却額(第1Q):1,058百万円、減価償却費(のれん除く):1,307百万円
  • 第1Qの決算短信に対する監査(レビュー):無し

注意事項(会社開示に準拠)
– 本資料は会社が開示した決算短信の内容の要約です。業績予想等は会社発表に基づくものであり、将来の業績を保証するものではありません。投資判断に関する助言は行っておりません。

(不明項目・資料未記載の点は「–」としています)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3034
企業名 クオールホールディングス
URL https://www.qolhd.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 小売 – 小売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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