2025年12月期第3四半期決算説明資料
2025年12月期 第3四半期(2025年11月14日公表) 決算説明 要約
(出典:株式会社ダイレクトマーケティングミックス「2025年12月期 第3四半期決算説明資料」)
※本要約は提供資料の内容に基づき整理したものであり、投資助言や価値判断を行うものではありません。不明項目は「–」と記載しています。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社ダイレクトマーケティングミックス(コード:7354)
- 主要事業分野:営業・マーケティングBPO(アウトバウンド、ハイブリッド、DXフルフィルメント、インバウンド、リサーチ・その他BPO、オンサイト等)
- 代表者名:代表執行役社長 CEO 植原 大祐
- 説明会情報
- 開催日時:2025年11月14日(資料日付)
- 説明者
- 発表者(役職):–(資料内には代表者の紹介あり、スライドは会社側の決算説明資料)
- 発言概要(資料の主要メッセージ)
- 通信インフラ領域の回復とDXフルフィルメントの伸長により増収・増益
- 3Q累計の進捗を受け通期業績予想を上方修正(売上/営業利益等)および増配(DPSを期末で6.0→7.0円へ修正)
- EBITDAは使用権資産減価償却の減少に伴い前年比で減少しているが、実質的な収益性は想定どおりである旨の説明
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年12月期 第3四半期(単体:7-9月、第3四半期累計:1-9月)
- 決算説明資料公表日:2025年11月14日
- セグメント(主な事業セグメントと概要)
- マーケティング事業(注力ドメイン)
- アウトバウンド:主力領域。通信・インフラの既存案件深耕、金融/電力・ガス等への拡張を目指す
- ハイブリッド:オンライン接客等オムニチャネルの顧客接点をマネタイズ。ソリューションラインナップ拡充
- DXフルフィルメント:デジタル事業者向けにバックオフィス~営業・運用まで一貫受託
- インバウンド、リサーチ・その他BPO:公共案件や高付加価値案件中心に推進
- RPO(採用代行):2025年10月に株式会社サイヨウブを100%子会社化(歯科等専門領域の採用代行事業)
- オンサイト事業
- コールセンター事業者向け派遣、SE派遣などを展開
業績サマリー(主要指標)
- 第3四半期単体(7–9月:百万円)
- 売上収益:5,382(前年同期比 +7.3%)
- 営業利益:396(同 +222.1%)
- EBITDA:721(同 △9.6%)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益:241(同 +570.0%)
- 第3四半期累計(1–9月:百万円)
- 売上収益:17,023(前年同期比 +8.3%)
- 営業利益:1,673(同 +41.9%)
- EBITDA:2,636(同 +1.4%)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益:1,035(同 +71.5%)
- 通期業績予想(2025/12、11/14公表の修正後)
- 売上収益:22,500百万円(前回22,000)
- 営業利益:2,100百万円(前回1,800)
- 税引前利益:2,040百万円
- 親会社に帰属する当期利益:1,275百万円(前回1,100)
- EBITDA:3,391百万円(前回3,091)
- 期末配当(修正後):1株当たり7.0円(修正前6.0円、前期実績4.5円)
- 進捗率(3Q累計実績/修正後通期予想)
- 売上収益:75.7%
- 営業利益:79.7%
- 親会社帰属当期利益:81.2%
- EBITDA:77.7%
業績の背景分析
- 業績ハイライト・トピックス
- 通信インフラ分野の回復が継続し、DXフルフィルメントの高成長が全体の売上拡大を牽引
- コスト構造改革の影響で使用権資産(リース資産)の減価償却費が減少し、EBITDAが変動(説明では「減少」)している点に注意
- 事業進捗を踏まえ通期予想を上方修正、期末配当を増配
- 2025年10月にRPOの株式会社サイヨウブを100%子会社化(歯科・医療領域に特化)
- 増減要因(売上・利益の変動要因)
- 増収要因:通信インフラ領域の回復、DXフルフィルメントおよびハイブリッド案件の伸長、新規領域(非通信分野)での獲得
- 利益改善要因:売上増に伴う営業利益の増加、昨年度のコスト改革による固定費構造の改善
- EBITDA減少要因:使用権資産の減価償却減少に伴う会計上の影響(EBITDAは減価償却を加算するため、減価償却が減るとEBITDAが下がる)
- 競争環境・競争優位性
- 競争優位性の源泉:多数のコール数・コンタクト数、独自の人材マネジメント(「選ばない採用」等)、品質管理・教育評価体制、成果報酬中心の収益モデル
- 市場動向:チャネルのハイブリッド化(オンライン接客等)による需要拡大、デジタル事業者向けのBPO需要増
- リスク要因(外部リスク等)
- のれん比率が高い点(のれんの感応度については資料に記載:税引前割引率が6.7ポイント上昇、または将来CFが53.7%減少した場合に減損の可能性)
- 為替・金利・景気変動、規制変化、顧客側の事業構造変化や取引条件変更、労働需給の変化、サプライチェーンやIT・セキュリティリスク
- AIによる業務代替リスク(資料では「アウトバウンド・ハイブリッド等は人の介在が価値を生む領域で代替が難しい」との説明)
戦略と施策
- 現在の戦略(中期的方向性)
- 注力ドメイン(アウトバウンド、ハイブリッド、DXフルフィルメント)を基軸に、ハイブリッド・非コールチャネルの収益化を推進
- RPO等の周辺領域への拡大(M&A含む)による事業ポートフォリオ強化
- AI導入による業務効率化と、人が付加価値を生む領域への注力(AIは支援・補完として段階的に活用)
- 中長期ビジョン(DmMiX Vision 500):2030年売上収益5,000億円ではなく(注:図は50,000百万円=500億円、営業利益50億円を目標)
- 進行中の施策・投資
- 2025年Q4に向け、AI関連や新規事業への戦略的投資(費用投下)を予定
- サイヨウブ(RPO)を100%子会社化し、歯科領域のシェア獲得とグループシナジー創出(販促強化、アウトバウンド営業支援、組織強化)
- IT/設備投資:Windows11への入れ替え等、工具器具備品の更新(2025年の設備投資計画あり)
- セグメント別施策(抜粋)
- アウトバウンド:既存案件深耕、非通信領域(金融、電力・ガス等)開拓
- ハイブリッド:ソリューションラインナップ拡充、オンライン接客の需要取り込み
- DXフルフィルメント:デジタル事業者のノンコア業務を一括受託、サービス拡大段階の需要取り込み
- RPO(サイヨウブ):プロモーション強化、アウトバウンド営業・代理店開拓、組織体制構築
将来予測と見通し
- 業績予想(次期・通期)
- 2025年通期(修正後):売上 22,500百万円、営業利益 2,100百万円、親会社帰属当期利益 1,275百万円、EBITDA 3,391百万円
- 修正理由:3Q累計の進捗が当初想定を上回ったため(営業投資はQ4に戦略的投下を予定)
- 中長期計画
- DmMiX Vision 500(2030年目標):売上収益500億円(50,000百万円)、営業利益50億円(5,000百万円)を目指す
- 目標KPI:ROE早期10%以上、将来的に15〜20%水準、総還元性向40%の実現を視野
- マクロ影響
- 業績は通信インフラの需要、デジタルサービス市場の成長、労働市場(人手不足)やAI技術の進展に左右される旨を提示
- 為替・金利等のマクロ要因は資料で個別の想定感は示されていないが、のれんの割引率等の感応度が記載あり
配当と株主還元
- 配当方針
- 基本方針として、EPS増大を通じた株主還元の最大化を目指し、連結配当性向30%の早期達成を目指す(総還元性向40%を目標)
- 自己株式取得は流通株式比率等を勘案して機動的に実施
- 配当実績/修正
- 2025年(修正後)期末配当:7.0円/株(当初想定 6.0円 → 修正後 7.0円)
- 前期(2024/12)実績:年間合計 4.5円(スライドでは前期実績 4.5円)
- 特別配当
- 特別配当の有無:資料には特別配当に関する記載なし(→ 特別配当なし)
製品・サービス(主な提供内容)
- 主要製品・サービス
- アウトバウンドコール(新規・既存顧客アプローチ、アップセル等)
- ハイブリッド(オンライン接客、店舗向けオンラインヘルパー、インバウンドのプロフィット化)
- DXフルフィルメント(デジタル事業者向けの営業・採用・運用・バックオフィスの一括受託)
- インバウンド/CRM/リサーチ・マーケティングBPO、オンサイト派遣(コールセンター等)
- RPO(採用代行):子会社サイヨウブを通じ、歯科・医療など専門領域の採用代行(定額月額モデル)
- 提供エリア・顧客層
- 顧客は通信キャリアをはじめ、金融、電力・ガス、通販/EC、公共、デジタル事業者等(国内中心)
- サイヨウブは全国の歯科医院等を対象に展開(全国6.5万超の歯科医院市場をターゲット)
- 協業・提携
- サイヨウブ買収によるグループシナジー(当社の営業ノウハウ・プロモーション投資・組織運用ノウハウの投入)
- パートナー連携によるDXサービスの早期展開(資料内に具体的事例多数)
重要な注記
- 会計方針・会計上の留意点
- EBITDA定義:営業利益+減価償却費+償却費+固定資産減損・除却損
- 使用権資産(リース)関連の減価償却費が前期比で減少しており、EBITDAに影響
- のれん:毎年(12月末)減損テストを実施。資料に感応度(割引率や将来CFの変化による損失発生条件)を記載
- リスク・特記事項
- のれん・無形資産の割合が高く、将来キャッシュフロー想定や割引率の変動が重要(資料に感応度記載)
- 長期借入金のうち一部が返済期限1年以内となり、会計上流動負債へ振替が発生(3Q B/Sで流動負債増)
- その他(開示上の留意点)
- 資料末尾にディスクレーマー(予想数値や将来見通しは不確実性がある旨)あり
- 詳細な会計数値や注記は有価証券報告書等で確認が必要
補足(財務・その他のポイント)
– B/S(連結、2025/9末)
– 総資産:25,255百万円(2024/12末 24,968)
– 負債合計:10,617(△595)、資本合計:14,639(+882)
– のれん:11,391(変動なし)
– C/F(連結)
– 営業CF:1,911百万円(前年3Q 924→増加)
– 投資CF:△273百万円(前年3Q 50→支出増)
– 財務CF:△1,589百万円(前年3Q △644→差引)
– フリーCF:1,638百万円(前年3Q 974)
– 人員・コスト管理
– 稼働人数の推移やキャパシティコスト比率の管理を継続(資料に詳細グラフあり)
– M&A方針
– 投資基準:高付加価値化が可能な周辺領域、NPV正味現在価値が正、妥当な買収価格(EBITDA倍率8倍目安)
– バリューアップ・撤退基準等のガバナンス策定あり
以上が資料に基づく要点整理です。追加で「特定スライドの数値箇所を抜粋してほしい」「投資判断に役立つチェックポイントを整理してほしい」等のご希望があれば、投資助言を行わない範囲で資料の補足整理をいたします。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7354 |
| 企業名 | ダイレクトマーケティングミックス |
| URL | https://dmix.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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