2025年6月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)

決算短信(要約) — 株式会社インテリジェント ウェイブ(4847)

(2025年6月期:2024/7/1~2025/6/30、非連結、開示日 2025/8/6)

基本情報
  • 企業名:株式会社インテリジェント ウェイブ
  • 主要事業分野:決済ソリューション(FEP、不正検知、アクワイアリング等)、セキュリティ製品/サービス、データ通信・分析基盤(高速大量データ処理)
  • 代表者:代表取締役社長 川上 晃司
  • 問合せ先:経営管理本部長 加藤 信広(TEL 03-6222-7015)
  • 決算補足説明資料:作成あり
  • 決算説明会:あり(機関投資家・アナリスト向け、2025/8/8開催予定、資料は後掲)
報告概要
  • 提出日:2025年8月6日
  • 対象会計期間:2024年7月1日~2025年6月30日
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年9月17日
セグメント(事業領域)
  • 会社は単一セグメント開示だが、事業は以下3領域で再編・運営:
    • 決済:カード決済基幹システム、FEP、不正検知、アクワイアリング、クラウドサービス等
    • セキュリティ:自社プロダクト販売・導入、海外展開(主に東南アジア)、DNPグループ連携による包括サービス参加
    • データ通信・分析基盤:高速大量データ通信・分析・処理技術の他業界展開
  • 事業領域別売上(百万円、前年比)
    • 決済:12,755(+5.0%)
    • うちクラウドサービス:3,479(+38.9%)、クラウド売上総利益410(+17.1%)、クラウド受注残10,850(+15.1%)
    • セキュリティ:2,022(+29.8%)
    • データ通信・分析基盤:817(+1.1%)
    • 合計売上高:15,596(+7.4%)
発行済株式
  • 期末発行済株式数(自己株式含む):26,340,000株(2025/6/30)
  • 期末自己株式数:158,342株(うちBBTが保有する当社株式98,200株含む)
  • 期中平均株式数:26,181,663株(計算上BBT保有株は控除)
  • 時価総額:–(資料に明示なし)
今後の予定
  • 定時株主総会開催予定日:2025年9月24日
  • 配当支払開始予定日:2025年9月25日
  • 決算説明会(機関投資家・アナリスト向け):2025年8月8日(資料掲載予定)
  • 有価証券報告書提出予定:2025年9月17日
財務指標(要点)

※単位は原則「百万円」、小数点以下切捨て表記に倣う

主要業績(2025年6月期:対前期)
  • 売上高:15,596(+7.4%)
  • 営業利益:1,848(△9.0%)
  • 経常利益:1,890(△8.8%)
  • 当期純利益:1,350(1,349.8)(△5.0%)
  • 1株当たり当期純利益(EPS):51.55円(前期54.19円)
  • 売上高営業利益率:約11.9%(前期14.0%)
  • 総資産経常利益率:約11.9%(資料欄)

(参考:2026年6月期会社計画)
– 通期売上高:17,400(+11.6%)
– 通期営業利益:2,400(+29.8%)
– 通期経常利益:2,440(+29.1%)
– 通期当期純利益:1,690(+25.2%)
– 1株当たり当期純利益(予想):64.31円

貸借対照表(主要項目、2025/6/30)
  • 総資産:18,691(前期16,847)百万円
    • 流動資産:10,461
    • 固定資産:8,230
  • 負債合計:9,215(前期7,625)百万円
    • 流動負債:8,418
    • 固定負債:798
  • 純資産合計:9,475(前期9,223)百万円
    • 自己資本:9,475
キャッシュ・フロー(2025/6/30)
  • 営業活動CF:+4,263百万円(前期3,815)
  • 投資活動CF:△1,599百万円(無形固定資産取得中心:約1,352百万円)
  • 財務活動CF:△1,052百万円(配当支払等)
  • 現金及び現金同等物期末残高:6,423百万円(前期4,814)
収益性・効率性(計算値・トレンド)
  • 売上総利益(粗利):4,666(粗利率 ≒29.9%)
  • 売上高営業利益率:11.9%(前期14.0% → 低下)
  • 総資産回転率(売上/総資産):≈0.835回
  • ROE(自己資本当期純利益率):14.4%(前期15.8% → 低下)
財務安全性(主要比率)
  • 自己資本比率:50.7%(前期54.7%)
  • 流動比率(流動資産/流動負債, 計算値):約124.3%(10,460.9 / 8,417.6)
  • 負債/純資産比(負債 ÷ 純資産, 計算値):約97.2%
セグメント別(売上中心)
  • 決済:12,755百万円(構成比 約81.8%)
  • セキュリティ:2,022百万円(構成比 約13.0%)
  • データ通信・分析基盤:817百万円(構成比 約5.2%)
  • 備考:決済領域でのクラウドサービスが伸長(売上・受注残拡大)、受注残全体は20,311百万円(+22.5%)
財務の解説(短信記載の要点)
  • 売上は増加したが、営業利益は減少。要因としては:
    • 一部案件の品質強化対応費用
    • セキュリティ領域の製品構成影響
    • 一部自社プロダクトの一括償却等
  • 粗利率はシステム開発・保守の粗利改善がある一方で上記の影響で低下。
  • 受注高は19,322百万円(△4.0%)と減少したが、受注残はストック型案件増加で増加(20,311百万円、+22.5%)。特にクラウドサービス受注残が拡大。
配当
  • 2025年6月期(実績):年間35.00円(中間15.00円、期末20.00円)
    • 配当金総額:919百万円
    • 配当性向:67.9%(注:非常に高い水準で算出)
  • 2024年6月期(参考):年間40.00円(含む記念配当10円)
  • 2026年6月期(予想):年間37.00円(注記あり:第1四半期末等表記は資料参照)
  • 特別配当:2024年に記念配当あり。2025期は特別配当なし。
セグメント別情報(詳細)
  • 決済
    • 売上:12,755百万円(+5.0%)
    • クラウドサービスが成長(売上3,479百万円、受注残10,850百万円)
    • 大手カード会社の基幹システム更改需要を取り込む取り組み
  • セキュリティ
    • 売上:2,022百万円(+29.8%)
    • 大手顧客への製品導入により増収。海外展開(東南アジア)に注力
    • ただし製品構成の影響で利益面に調整あり
  • データ通信・分析基盤
    • 売上:817百万円(+1.1%)
    • 証券会社向けシステム開発等で寄与。今後他業界展開を模索

(注)損益貢献度の明細は単一セグメント開示のため細分化数値は限定的。

中長期計画との整合性
  • 新たな3カ年中期経営計画(2025年6月期開始、最終年度2027年6月期)
    • キーメッセージ:Transformation for the Future(事業・技術・人財の変革)
    • 事業再編:決済/セキュリティ/データ通信・分析基盤の3領域で成長施策
    • 中期数値目標(最終年度 2027/6期)
    • 売上高:1,900百万円(=190億円)
    • 営業利益:2,850百万円(=28.5億円、営業利益率15.0%)
    • ROE:17.0%以上
  • 進捗(会社コメント)
    • 来期(2026/6期)予想は売上174億円、営業利益24億円で中期計画の当初計画より売上を+4億円上積み。
    • 受注残・クラウド受注残の増加はストック収入拡大の兆しとして位置付けられている。
競合状況・市場動向(短信による言及)
  • 市場動向
    • キャッシュレス決済の拡大に伴い、決済事業者で基幹のモダナイズやオープン化が進行
    • カード不正利用の増加により不正検知や業界横断の対策ソリューションへの需要が高い
    • セキュリティ製品の海外展開(主に東南アジア)やDNPグループ等との協業で顧客基盤拡大を図る
  • 競合比較:資料中に同業他社との定量比較はなし → 比較情報は「–」
今後の見通し・リスク要因
  • 業績予想(2026年6月期)
    • 第2四半期(累計):売上8,000、営業利益950、経常利益970、当期純利益670
    • 通期:売上17,400、営業利益2,400、経常利益2,440、当期純利益1,690
  • 主なリスク要因(短信の背景事項を踏まえ整理)
    • 大型案件の開発フェーズ移行等による収益変動
    • 一部自社プロダクトの償却・製品構成の影響
    • 品質強化対応費用の発生
    • 外部要因:市場需要変動、カード業界の動向、為替変動、法規制の変更等
  • 注記:会社は業績予想について「不確定な要素を含む」と明記している(詳細は添付資料参照)。
重要な注記(会計方針等)
  • 会計方針の変更・見積り変更:
    • 「会計上の見積りの変更」あり(資産除去債務の見積り変更等、増加31,415千円)
    • 「会計上の見積りの変更と区別が困難な会計方針の変更」:有形固定資産(リース資産除く)の減価償却方法を定率法から定額法へ変更 → 当事業年度の営業利益等は83,246千円増加(影響金額を開示)
  • 株式報酬制度(BBT)
    • 株式給付信託(BBT)を導入。信託が保有する当社株式(期末98,200株)は自己株式として計上されている(帳簿価額99,825千円)。
  • 表示方法の変更:
    • 為替差損を営業外費用から独立項目化(表示変更・前期組替済)
  • 監査:
    • 決算短信は公認会計士または監査法人の監査対象外と明示

重要:上記は提供された決算短信の開示内容を整理したものです。投資判断や個別の売買助言は含みません。情報の出所は同社開示資料(2025年8月6日付決算短信)です。不明項目は「–」で記載しています。必要であれば、各項目の原資料ページ番号や数値の精査(例えば単位変換、細項目の抜粋)を行い再提示します。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4847
企業名 インテリジェント ウェイブ
URL http://www.iwi.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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