決算短信：川岸工業（5921）

2025年9月期　第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

決算短信（要約）

対象資料：2025年9月期 第3四半期決算短信（日本基準・非連結）
公表日：2025年7月28日

基本情報

• 企業名：川岸工業株式会社（証券コード 5921）
• 上場取引所：東（東証）
• URL：http://www.kawagishi.co.jp
• 主要事業分野：建設業（主に鉄骨製作・プレキャストコンクリート）
• 代表者：代表取締役社長 清時 康夫
• 問合せ先：取締役 経営企画室長 薮田 浩志（TEL 04-7143-1331）
• 報告対象会計期間：2024年10月1日～2025年6月30日（第3四半期累計）
• 決算補足説明資料：無、決算説明会：無

セグメント

• 事業セグメント：建設業のみ（単一セグメントのためセグメント情報の開示なし）
• 主な製品/サービス：鉄骨（構成比が大部分）、プレキャストコンクリート

発行済株式

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：3,000,000株
• 期末自己株式数：282,862株（前年期末 99,585株）
• 期中平均株式数（第3四半期累計）：2,794,789株（前年同期 2,963,118株）
• 時価総額：–（資料に記載なし）

今後の予定

• 決算発表（通期）：2025年9月期決算（対象期間：～2025年9月30日） — 詳細日程は資料内に明示なし（通期業績予想は公表済）
• IRイベント：決算説明会は開催なし（補足資料・説明会は無）
• その他：配当予想の修正あり（資料参照）

損益（第3四半期累計：2024/10/1–2025/6/30）

• 売上高（完成工事高）：18,026 百万円（△14.0% 前年同期比）
• 完成工事総利益：2,393 百万円（前年同期 2,030 百万円）
• 販管費：731 百万円
• 営業利益：1,662 百万円（＋23.7%）
• 経常利益：1,877 百万円（＋16.9%）
• 特別損失：支払補償費 56.8 百万円（外壁タイルの異物混入に伴う補修費）
• 税引前四半期純利益：1,821 百万円
• 四半期純利益（当期純利益）：1,263 百万円（＋8.8%）
• 1株当たり四半期純利益：452.08 円（前年同期 392.04 円）

（参考）営業利益率：約9.2%（1,662 / 18,026）、前年同期約6.4%（改善）

貸借対照表（期末：2025/6/30）

• 総資産：34,086 百万円（前期末 34,170 百万円）
  • 流動資産：25,419 百万円（現金預金が大幅増）
  • 固定資産：8,668 百万円
• 総負債：5,635 百万円（前期末 5,967 百万円）
• 純資産：28,452 百万円（前期末 28,203 百万円）
• 自己資本比率：83.5%（前期末 82.5%）
• 現金預金：4,503 百万円（前期末 1,269 百万円）
• 受取手形・完成工事未収入金：19,975 百万円（前期末 23,276 百万円）

キャッシュ・フロー

• 第3四半期累計のキャッシュ・フロー計算書は作成していない（資料注記）
• 減価償却費（累計）：387,399 千円

効率性指標（概算）

• 総資産回転率（第3四半期累計）：約0.53（18,026 / 34,087） ← 前年同期約0.61（低下）
• 売上高営業利益率（営業利益率）：約9.2%（改善）

セグメント別（事業内訳／製品別）

• セグメント情報は単一事業のため個別セグメント開示なし。補足情報（製品別実績）は開示あり：
  • 受注高（第3四半期累計）：17,535 百万円（△15.1%）
  • 鉄骨：15,762 百万円（構成比 89.9%）
  • プレキャストコンクリート：1,772 百万円（構成比 10.1%）
  • 受注残高（期末）：25,155 百万円
  • 鉄骨：約23,347 百万円（構成比 92.8%）
  • プレキャスト：約1,808 百万円（構成比 7.2%）
  • 売上（第3四半期累計）：18,026 百万円
  • 鉄骨：16,884 百万円（構成比 93.7%）
  • プレキャスト：1,143 百万円（構成比 6.3%）

財務の解説（会社記載の要旨）

• 国内経済は総じて改善しているが、米国の通商政策等による不確実性や関税政策の影響により一部業種で景況感が悪化。
• 建設業界では鉄骨需要全体は低迷する一方、首都圏中心の大型案件は底堅い。建設コスト上昇により中小工事の中止・延期があり、工場稼働率は低下傾向。
• 受注・売上ともに前年同期比で減少したが、前期受注の採算性の良い大型工事の完成や設計変更の獲得により利益は増加（営業利益・経常利益・純利益は増加）。
• 特別損失として、高層分譲住宅の外壁タイルの異物混入に伴う補修費56,808千円を計上。

配当

• 2024年9月期（実績）：中間 0.00 円、期末 150.00 円、年間合計 150.00 円
• 2025年9月期（予想・修正あり）：中間 0.00 円、期末 140.00 円、年間合計 140.00 円
• 特別配当：無

中長期計画との整合性

• 中期経営計画の詳細・数値目標や進捗に関する記載：–（資料内には中期計画の進捗説明は明示されていない）

競合状況・市場動向（資料に基づく要点）

• 市場動向（会社見解）：
  • 鉄骨需要は低迷だが、大型案件（特に首都圏）では底堅さあり。
  • 建設コスト上昇の進展に応じた受注価格への転嫁は徐々に進行中。
  • 小規模工事の予算不足等で工事の停止・見送りがあり、短期的には需要減速懸念あり。
• 競合比較：–（同業他社との具体的比較データは資料に記載なし）

今後の見通し（業績予想等）

• 2025年9月期（通期）業績予想（修正版）
  • 売上高：23,300 百万円（△15.5% 前期比）
  • 営業利益：1,670 百万円（＋0.1%）
  • 経常利益：1,900 百万円（△3.9%）
  • 当期純利益：1,270 百万円（△13.6%）
  • 1株当たり当期純利益：454.42 円
• 注記：業績予想は前提に基づく見通しであり、実際数値は様々な要因で変動する可能性がある（資料参照）。

リスク要因（資料・記載に基づく主な項目）

• 受注環境の悪化（予算不足による工事延期・中止）による売上減少リスク
• 米国等の通商政策・関税動向による関連需要の下押しリスク
• 建設資材価格・人件費の上昇による採算圧迫（転嫁の遅れ）
• 品質問題等（今回の外壁タイル異物混入のような事象）による補償費用・ reputational risk
• 為替・原材料価格変動、規制変化等の外部要因

重要な注記

• 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理を適用（税金費用の計算は見積実効税率を適用）
• 会計方針の変更、見積り変更、修正再表示：いずれも無
• 第3四半期累計に対する監査（レビュー）：無
• 特別損失：支払補償費 56,808 千円（外壁タイル異物混入に伴う調査・補修費用）

（不明な項目は「–」としました。投資判断に関する助言は行いません。詳細は原資料および会社発表をご確認ください。）

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

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