2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社さくらケーシーエス(証券コード:4761)
2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信(連結)要約
(対象期間:2025年4月1日~2025年9月30日、提出日:2025年10月31日)
基本情報
- 企業名:株式会社さくらケーシーエス
- 上場取引所:東証
- コード:4761
- URL:https://www.kcs.co.jp/
- 代表者:取締役社長 加藤 貴紀
- 問合せ先:執行役員 経営企画部長 南野 耕三(TEL: 078-391-6571)
- 半期報告書提出予定日:2025年11月5日
- 配当支払開始予定日:2025年12月8日
- 決算説明資料:作成あり/決算説明会:なし
(補足)
– 第2四半期決算短信は監査法人のレビュー対象外。
– 中間連結財務諸表作成に特有の会計処理を適用(税効果会計の見積り等。詳細は添付資料参照)。
セグメント
- 報告セグメント(3部門)
- 金融関連部門:金融業向けのシステム構築・運用管理等(SMBCグループ向け案件の割合が高い)
- 公共関連部門:自治体情報システム等の構築・運用
- 産業関連部門:ERPソリューション、産業分野向けシステム構築・機器販売等
- 2025年4月1日付組織変更により、金融関連の一部を産業関連へ集計(対前年比較は遡及再集計済み)。
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):11,200,000株(2026年3月期中間期)
- 期末自己株式数:789株
- 中間期平均株式数:11,199,211株
- 時価総額:–(報告書記載なし)
今後の予定
- 決算発表:本決算(2026年3月期)通期業績予想は既に公表済み(2025年5月13日)。現時点で修正なし。
- 株主総会:–(本資料に記載なし)
- IRイベント:決算説明会は今回「無し」。決算補足資料は作成あり。
財務指標(連結・中間累計:百万円表記)
主要数値(累計:2025/4/1~2025/9/30)
– 売上高:10,466 百万円(前年同期比 +4.8%)
– 売上総利益:2,798 百万円
– 販管費:2,473 百万円
– 営業利益:324 百万円(+7.9%)
– 経常利益:421 百万円(+21.1%)
– 親会社株主に帰属する中間純利益:293 百万円(△32.4%)
– 1株当たり中間純利益(EPS):26.20 円
連結財政状態(2025/9/30)
– 総資産:24,526 百万円(前期末 25,556)
– 純資産:20,163 百万円(前期末 19,866)
– 自己資本比率:82.2%(前期末 77.7%)
– 現金及び預金:2,784 百万円(前期末 3,703)
– 売掛金及び契約資産:5,283 百万円
– 流動資産合計:14,594 百万円
– 流動負債合計:3,357 百万円
– 負債合計:4,362 百万円
主要財務比率(筆者計算)
– 売上総利益率(Gross margin)= 2,798 / 10,466 ≒ 26.7%
– 営業利益率= 324 / 10,466 ≒ 3.09%
– 経常利益率= 421 / 10,466 ≒ 4.02%
– 純利益率= 293 / 10,466 ≒ 2.80%
– 総資産回転率= 10,466 / 24,526 ≒ 0.43
– ROA(中間)= 293 / 24,526 ≒ 1.19%
– ROE(中間)= 293 / 20,163 ≒ 1.45%
– 流動比率= 14,594 / 3,357 ≒ 4.35(約435%)
– 負債比率(負債/純資産)= 4,362 / 20,163 ≒ 21.6%
(注)比率は小数点以下四捨五入。中間期ベースのため年間ベースと性質が異なる点に留意。
セグメント別(中間累計)
(金額単位:百万円、対前年変化は会社公表)
– 金融関連部門
– 売上高:3,061(前年同期比 △0.3%)
– セグメント利益:634(△5.1%)
– 備考:SMBCグループ向け投資案件増、他案件縮小。人員シフトや採用等に投資し利益は減少。
– 公共関連部門
– 売上高:2,720(+1.9%)
– セグメント利益:245(+17.4%)
– 備考:自治体の標準化案件で構築増。
– 産業関連部門
– 売上高:4,683(+10.4%)
– セグメント利益:932(+22.2%)
– 備考:ERP案件やシステム機器販売の増加が寄与。
セグメント構成比(売上高ベース、筆者計算)
– 金融:約29.3%
– 公共:約26.0%
– 産業:約44.7%
セグメント利益に占める割合(筆者計算、合計セグメント利益1,812百万円)
– 金融:約35.0%
– 公共:約13.5%
– 産業:約51.4%
(注)セグメント利益は連結営業利益に対して管理部門費用等で調整あり(中間期:調整額 △1,487 百万円)。
財務の解説(決算短信の説明要旨)
- 売上増の主因は全セグメントでのシステム構築増(特に産業関連)。ただし金融関連は分野別の案件配分で若干減収。
- 費用面では積極採用・教育研修・ベースアップ等の「人への投資」で費用増加。ただし、収益性の高い案件獲得と品質管理強化により不採算案件抑制を継続し、営業利益は増益。
- 親会社株主に帰属する中間純利益は、前年同期に計上された投資有価証券売却益(277百万円)を今回期では計上しておらず、その反動で減益となった。
配当
- 2025年3月期:中間 12.00円、期末 20.00円、年間 32.00円
- 2026年3月期(実績・予想)
- 中間配当(支払予定):17.00円(支払予定日:2025/12/8)
- 期末(会社予想):17.00円(予想)
- 年間配当予想:34.00円(変更なし)
- 配当方針:中期経営計画の経営指標「配当性向30~40%を目安とした安定配当」を堅持。期末配当は年度確定業績に応じ見直し。
中長期計画との整合性
- 会社は中期経営計画において配当性向30~40%を目安とする安定配当方針を継続すると表明。
- 当中間期業績は通期予想(売上 22,900 百万円、営業利益 1,400 百万円、当期純利益 1,070 百万円)に対して進捗確認の段階。会社は現時点で通期業績予想の修正は行っていない(2025/5/13発表分から変更無し)。
競合状況・市場動向(報告書からの直接記載は限定的)
- 事業は金融、公共、産業向けのITソリューションが中心。金融分野では特定大手グループ(SMBCグループ)向け依存度が存在する旨の記載あり(案件構成の変化が業績に影響)。
今後の見通し・リスク要因(報告書記載の要旨)
- 通期業績予想(2025/4/1~2026/3/31、会社予想)
- 売上高:22,900 百万円(前期比 +1.6%)
- 営業利益:1,400 百万円(+1.6%)
- 経常利益:1,550 百万円(+3.8%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,070 百万円(△6.6%)
- 1株当たり当期純利益(予想EPS):95.54円
- リスク(開示・一般的な該当事項)
- 受注状況や特定顧客への依存度(例:SMBCグループ)の変化
- 人件費(採用・給与ベースアップ)などコスト動向
- プロジェクト採算性、競争激化、外部環境(法規制、為替、原材料等;ただし同社は主にサービス業で原材料リスクは限定的)
- 注記:会社は業績見通しの前提や留意事項を添付資料にて示しており、実際の業績は外部要因等により変動し得ると明示。
重要な注記・会計方針
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(税金費用の計算については、連結年度の税引前当期純利益に対する見積実効税率を用いて中間税額を算出)。
- 会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示は無しと開示。
参考(差異・注目点)
- 当中間期の中間純利益は前年同期比で減少しているが、これは前年に計上した投資有価証券売却益(277百万円)が今回期に存在しないことによる影響が大きい点に留意。
- 自己資本比率は82.2%と高水準で、流動比率も高い(流動負債は比較的少ない)。短期的な外部資金依存は低い構成。
(注)
– 本まとめは提供いただいた決算短信の記載に基づく事実の整理・算出(単純計算)を行ったものです。投資助言は行いません。判断の際は原資料および会社の添付説明資料を必ずご確認ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4761 |
| 企業名 | さくらケーシーエス |
| URL | http://www.kcs.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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