決算短信：ランシステム（3326）

2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信サマリー（Markdown形式）

対象資料：株式会社ランシステム／2024年3月期 決算短信〔日本基準〕（連結）
提出日：2024年5月9日

基本情報

• 企業名：株式会社ランシステム（コード 3326）
• 主要事業分野：エンターテインメント事業（複合カフェ「スペースクリエイト自遊空間」等）、システム事業（セルフ化・省人化システム等）、不動産事業、（従来は）児童発達支援事業（連結子会社ランウェルネスは2024/3/26に譲渡、連結除外）
• 代表者：代表取締役社長 日高 大輔
• 連絡先：常務取締役 面髙 英雄（TEL 045-594-6411）
• 上場取引所：東（東証）
• URL：https://www.runsystem.co.jp/

報告概要

• 提出日：2024年5月9日
• 対象会計期間：2023年4月1日～2024年3月31日（注：前期は決算期変更により2022/7/1～2023/3/31の9ヶ月）
• 決算説明資料作成：有（機関投資家・アナリスト向け説明会を開催）
• 定時株主総会開催予定日：2024年6月25日
• 有価証券報告書提出予定日：2024年6月26日

セグメント（当連結会計年度より区分変更）

• エンターテインメント事業：直営・FC含む複合カフェ運営、物販・広告・研修等
• システム事業：セルフ化・省人化システム、QR鍵、保守・導入支援等（AOKIグループ向け案件等）
• 不動産事業：賃貸物件の管理・賃料収入
• 児童発達支援事業：子会社（ランウェルネス）の「ハッピーキッズスペースみんと」（2024/3/26に譲渡・連結除外）

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：4,380,900 株（2024/3/31）
• 期末自己株式数：130,490 株（2024/3/31）
• 期中平均株式数：4,250,410 株（通期）
• 時価総額：–（資料に記載なし）

今後の予定

• 定時株主総会：2024/6/25（予定）
• 有価証券報告書提出：2024/6/26（予定）
• IRイベント：決算説明会（実施済）。今後の予定は別途案内。

財務指標（要点）

（単位：百万円、特記事項なき限り連結・当期 = 2024年3月期）

損益（要旨）

• 売上高：7,366 百万円
• 営業利益：127 百万円
• 経常利益：96 百万円
• 親会社株主に帰属する当期純利益：99 百万円
• 1株当たり当期純利益（EPS）：23.46 円
• 売上高営業利益率（報告値）：1.7%（資料記載）
• 備考：5期ぶりの黒字決算

貸借（要旨）

• 総資産：3,944 百万円
• 純資産：176 百万円
• 自己資本比率（報告値）：4.5%
• 1株当たり純資産（BPS）：41.51 円

主要B/S項目（千円表示の原数値より換算）
– 流動資産：1,775 百万円（現金及び預金 1,151 百万円、売掛金 387 百万円）
– 固定資産：2,169 百万円（有形固定資産 1,456 百万円、敷金 607 百万円 等）
– 流動負債：1,155 百万円（うち1年内返済予定の長期借入金 348 百万円）
– 固定負債：2,613 百万円（長期借入金 2,062 百万円、リース債務等）

財務安全性指標（計算値・概算）
– 負債合計 / 総資産（負債比率） ≒ 95.5%（負債 3,768 / 資産 3,944）
– 流動比率（流動資産 / 流動負債） ≒ 153.6%（1,775 / 1,155）
– 負債／自己資本（D/E）≒ 21.3倍（3,768 / 176）

（注：自己資本が小さいため比率は大きくなる）
効率性
– 総資産回転率（売上高 / 総資産） ≒ 1.87 回/年（7,366 / 3,944）
– 売上高営業利益率 ≒ 1.7%（資料記載）

キャッシュ・フロー（当期）
– 営業活動によるCF：+328 百万円
– 投資活動によるCF：+128 百万円（子会社株式売却収入 311 百万円等）
– 財務活動によるCF：△77 百万円
– 現金及び現金同等物期末残高：1,151 百万円（前期 771 百万円）

セグメント別（当期）
– エンターテインメント事業：売上高 3,622 百万円、セグメント利益 115 百万円
– システム事業：売上高 3,114 百万円、セグメント利益 169 百万円
– 不動産事業：売上高 81 百万円、セグメント利益 61 百万円
– 児童発達支援事業：売上高 549 百万円、セグメント利益 59 百万円（※2024/3/26に子会社譲渡により連結から除外）
– セグメント合計売上は会社全体のほぼ全額を占める（合計 7,366 百万円）

財務の解説（会社側開示の要旨）
– 特別利益に関係会社株式売却益 320.8 百万円、受取保険金 76.3 百万円等計上。
– 特別損失として店舗閉鎖損失 300.8 百万円、減損損失 59.3 百万円、火災損失 34.2 百万円計上。
– これら特別項目等を踏まえ、当期は黒字化。売上・利益ともに回復した一方で純資産・自己資本比率は依然低水準。

配当

• 2024年3月期：中間配当 0.00 円、期末配当 0.00 円（年間 0.00 円）
• 2025年3月期（予想）：配当予定 0.00 円（中間・期末とも）
• 特別配当：なし（資料記載なし）

セグメント別情報（詳細）

• セグメント区分を当期から変更（従来の「外販事業」内のシステム関連を新設の「システム事業」へ移管し、他を「エンターテインメント事業」へ統合）
• セグメント別売上構成（割合概算）：
  • エンターテインメント：約49%（3,622 / 7,366）
  • システム：約42%（3,114 / 7,366）
  • 児童発達支援：約7%（549 / 7,366） ※ただし該当事業は2024/3/26に譲渡・連結除外
  • 不動産：約1%（81 / 7,366）
• セグメント利益（報告値）ではシステム事業が最も高い利益貢献（168.9 百万円）、次いでエンターテインメント（115.0 百万円）

セグメント戦略・見通し（会社説明）
– エンターテインメント：店舗改装（完全個室化等）や一部直営店閉店による利益率向上、フランチャイズ拡大、新業態展開を推進。第2四半期までに約230 百万円の改装投資、直営7店舗閉店を計画。
– システム：AOKIグループ等への導入拡大、QR鍵・省人化システムのパッケージ化、人員増強・人材育成、開発パートナー（GSSLAB等）と協業し販路拡大。
– 不動産：既存賃貸物件の適切管理で当期並みの収益見込み。
– バーチャル事業（その他）：VTuber関連の収益化チャレンジ継続。

中長期計画との整合性

• 中期的には「リアル店舗以外での収益強化」を進め、システム事業を新たな収益柱に育成する方針。
• 当期は組織・セグメント再編や子会社譲渡（ランウェルネス）を実行。これらは中期方針に沿った再編と位置づけられている。
• 進捗評価：当期は黒字化を達成したが、自己資本比率は依然低く財務基盤強化が継続課題とされている。

競合状況や市場動向

• 競合他社比較：資料内に他社比較の定量データは記載なし → （記載なし）
• 市場動向（資料より抜粋）：COVID-19 の5類移行で来店客は回復基調だが、物価高・光熱費上昇・深刻な人手不足により余暇消費は伸び悩む状況。省人化・セルフ化ニーズの高まりは追い風。

今後の見通し（会社予想）

• 2025年3月期（通期予想）
  • 売上高：5,500 百万円（前期比 △25.3%）
  • 営業利益：100 百万円（△21.6%）
  • 経常利益：70 百万円（△27.6%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：60 百万円（△39.8%）
  • 1株当たり当期純利益（予想）：14.12 円
• 第2四半期累計（予想）：売上高 3,200 百万円、営業損失 20 百万円、当期純損失 40 百万円（注：児童発達支援事業譲渡に伴う減収、人件費（賞与等）改善投資の影響を織り込む）

リスク要因（資料記載・要旨）
– 消費環境の悪化（物価高・消費低迷）や人手不足、原材料・エネルギー価格上昇等が業績に影響。
– 主要子会社の譲渡に伴う売上構成変化（児童発達支援の除外）と、それに伴う短期的な売上減。
– 財務基盤が脆弱なため資金調達・運転資金の確保が継続的課題。

重要な注記

• 連結の範囲変更：期中に重要な子会社の異動あり（新規 0 社、除外 1 社：株式会社ランウェルネスを譲渡）
• 会計方針の変更：なし（会計上の見積り変更・修正再表示もなし）
• 継続企業の前提に関する注記：過去の損失蓄積により「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況」が存在するとしているが、子会社売却等で当面の資金は確保され、同社は「重要な不確実性は認められない」と判断（詳細は本文参照）
• 主要な特別項目：関係会社株式売却益 320,762 千円、受取保険金 76,275 千円、店舗閉鎖損失 300,750 千円、減損損失 59,335 千円等

注意事項
– 本サマリーは提出資料（決算短信）に基づく要約であり、投資助言は行いません。数値は資料記載のものを基本に記載・概算計算しています。不明な項目は「–」と表示しています。原資料の注記・本文を必ずご確認ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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