2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社さくらケーシーエス(4761) 2024年3月期 決算短信 要約(Markdown)
(注)以下は開示資料(決算短信、添付資料)に基づく整理です。投資助言は行いません。不明箇所は「–」で記載しています。
基本情報
- 企業名:株式会社さくらケーシーエス
- 上場市場:東(東証/表記は「東」)
- 証券コード:4761
- URL:https://www.kcs.co.jp/
- 代表者:取締役社長 加藤 貴紀
- 主要事業分野:金融関連、公共関連、産業関連向けの情報サービス(システム構築、システム運用管理、情報サービス、システム機器販売)
- 問合せ先:執行役員 経営企画部長 武田 康孝(TEL 078-391-6571)
- 決算短信作成日(提出日):2024年5月13日
- 対象会計期間:2023年4月1日~2024年3月31日(連結、日本基準)
- 決算説明会資料:なし(決算補足説明資料 作成なし、決算説明会 開催なし)
- 有価証券報告書提出予定日:2024年6月21日
- 定時株主総会予定日:2024年6月27日
- 配当支払開始予定日:2024年6月28日
- 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外(注記あり)
セグメント(報告セグメント)
- セグメント数:3(金融関連部門、公共関連部門、産業関連部門)
- 概要:
- 金融関連部門:金融機関向け(例:三井住友銀行向け取引等)
- 公共関連部門:地方公共団体向け
- 産業関連部門:一般事業法人向け(製造・流通・サービス等)
- 2024年4月1日付の組織変更により一部区分を変更(産業→金融へ一部、公共→産業へ一部)。比較数値は変更後区分に組替済。
発行済株式等
- 期末発行済株式数(自己株式含む):11,200,000株(2024/3期)
- 期末自己株式数:789株
- 期中平均株式数:11,199,211株
- 時価総額:–(開示なし/期末株価を確認できる資料がないため省略)
今後の予定(開示分)
- 有価証券報告書 提出予定:2024年6月21日
- 定時株主総会:2024年6月27日
- 配当支払開始:2024年6月28日
- 決算補足説明資料・決算説明会:無し(当期は開催なし)
財務指標(主要数値:連結、単位=百万円)
- 売上高:22,769(前期 23,588、△3.5%)
- 営業利益:1,127(前期 993、+13.5%)
- 経常利益:1,206(前期 1,038、+16.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:895(前期 748、+19.5%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):79.92円(前期 66.86円)
- 総資産:24,236(前期 22,808)
- 純資産:19,180(前期 17,833)
- 自己資本比率:79.1%(前期 78.2%)
- 現金及び現金同等物(期末):10,351(前期 8,428)
(注)以下は決算短信に明記された数値や計算に基づく概算値です。
– 売上高営業利益率(営業利益率):約 5.0%(決算短信記載値)
– 売上総利益率(粗利率):5,718 / 22,769 ≒ 25.1%
– 当期純利益率(純利率):895 / 22,769 ≒ 3.9%
– 総資産回転率(売上高 / 総資産):22,769 / 24,236 ≒ 0.94 回(前期 約1.03回)
– BPS(1株当たり純資産):1,712.67円(決算短信)
主要キャッシュ・フロー(百万円)
– 営業CF:2,974(前期 1,743)→ 営業CF大幅増(売上債権回収等による)
– 投資CF:△527(前期 △201)→ 有形固定資産取得等
– 財務CF:△523(前期 △518)→ 配当支払、リース債務返済等
連結貸借対照表 抜粋(百万円)
– 流動資産合計:17,124(現金10,351、売掛金5,146、契約資産834 等)
– 固定資産合計:7,111(有形2,313、無形499、投資その他4,298)
– 流動負債合計:4,146(買掛金1,127、賞与引当金1,265 等)
– 固定負債合計:909(繰延税金負債356 等)
注記:決算短信内に会計方針変更・見積り変更・修正再表示なし。
セグメント別(2024年3月期:単位=百万円)
- 売上合計:22,769
- 金融関連部門:6,943(構成比 30.5%) 売上高前年比 +1.9%
- 営業利益:1,372(営業利益率 19.8%) 営業利益前年比 +15.8%
- 備考:SMBCグループ向けでシステム構築増、BPO等の運用減
- 公共関連部門:6,366(構成比 28.0%) 売上高前年比 △6.1%
- 営業利益:877(営業利益率 13.8%) 営業利益前年比 △10.8%
- 備考:自治体向け大規模案件減少等で売上減
- 産業関連部門:9,460(構成比 41.5%) 売上高前年比 △5.3%
- 営業利益:1,612(営業利益率 17.0%) 営業利益前年比 +18.9%
- 備考:ERP等の案件減少による売上減だが高付加価値案件比率向上で利益増
- セグメント合計営業利益:1,127(連結調整後。管理部門費用等の調整あり)
セグメント戦略(開示内容より要約)
– 品質管理強化による不採算案件抑制、低採算案件の縮小/撤退、高利益率案件獲得への注力により案件レベルの収益性改善。
– 人件費上昇を背景に価格への転嫁努力、処遇改善等の投資を予定。
– 公共部門は自治体システムの標準化商談本格化を見込む。
主要顧客(開示):富士通(売上 3,848 百万)、三井住友銀行(売上 2,398 百万)
配当
- 2023年3月期(実績):年間 18円(中間 7円、期末 11円)
- 2024年3月期(実績):年間 24円(中間 9円、期末 15円)――配当総額 268 百万円、配当性向(連結)30.0%、純資産配当率 1.5%
- 2025年3月期(予想):年間 24円(中間 12円、期末 12円)→ 配当性向目安 31.3%(開示)
- 特別配当:無し(開示上、特別配当の記載なし)
(注)配当予想の修正については2024/5/13に別途「剰余金の配当に関するお知らせ」を公表している旨の注記あり。
中長期計画との整合性・進捗
- 明示的な数値目標を伴う中期経営計画(期間・数値)は決算短信内に詳細記載なし(–)。
- ただし「前中期経営計画から取り組んできた品質管理の強化」による不採算案件抑制や利益率改善の成果を開示(当期の営業増益につながった旨)。
競合状況・市場動向(開示ベース)
- 市場動向:企業のDX・デジタル化需要、情報セキュリティ(サイバー対策)需要は継続的に好調と見込む一方、人材獲得競争の激化と人件費・物価上昇が収益圧迫要因として想定される。
- 競合比較:同業他社との定量比較は決算短信内に記載なし(–)。主要取引先として富士通・三井住友銀行などの存在を明記。
今後の見通し(2025年3月期 連結予想:2024/4/1〜2025/3/31)
- 売上高:23,100(前期比 +1.4%)
- 営業利益:1,200(前期比 +6.4%)
- 経常利益:1,250(前期比 +3.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:860(前期比 △3.9%)
- 1株当たり当期純利益(予想EPS):76.79円
- 前提・注記:人件費増(処遇改善)や社内インフラ整備費の増加を見込む一方、低採算案件の見極めと利益率の高い案件獲得、価格転嫁努力等で損益改善を目指す。賃上げ促進税制等の一時的な税効果の反落が純利益減の主因。
連結業績予想は次期から「通期」のみの開示に変更。
リスク要因(開示記載より)
- 人材獲得競争の激化および人件費上昇
- 物価上昇等のコスト増
- 受注動向・大口案件の有無(公共・金融・産業での案件依存)
- 税制(賃上げ促進税制等)の一時要因反落
- その他、開示資料にある一般的な将来予測に関する不確実性(業績変動要因)
重要な注記・会計方針等
- 会計方針の変更、見積り変更、修正再表示:無し
- 期中の重要な子会社の異動:無し
- 決算短信は監査(監査法人)対象外である旨の注記
- 「収益認識に関する会計基準」等は2022年3月期より適用済
その他(補足)
- 財務面の特徴:自己資本比率が高く(79.1%)、現金類も豊富(期末10,351百万円)。営業CFは改善し、営業キャッシュ・フロー対有利子負債比率やインタレスト・カバレッジ等の指標も良好に推移(決算短信参照)。
- 主な顧客依存:富士通・三井住友銀行等への売上比率が高く、顧客集中リスクの側面あり(開示により確認可能)。
- セグメント別の収益貢献:産業関連部門が売上構成比で最大(41.5%)だが、営業利益ベースでは金融・産業の両部門が高水準の利益率を確保している。
(終わり)
必要であれば、「主要数値のCSV形式」や「セグメント別の前年対比グラフ(簡易)」など、表示形式を変えて出力できます。どの形式を希望しますか。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4761 |
| 企業名 | さくらケーシーエス |
| URL | http://www.kcs.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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