決算短信補足資料 -2025年12月期 第2四半期(中間期)決算-
決算短信(補足資料)要約 — 協和キリン株式会社(2025年12月期 第2四半期:中間期)
(資料公表日:2025年7月31日。以下は提供資料を基に整理しています。不明項目は「–」と記載)
基本情報
- 企業名:協和キリン株式会社(Kyowa Kirin Co., Ltd.)
- 主要事業分野:医薬品の研究開発・製造・販売(バイオ医薬、遺伝子治療、抗体医薬等)
- 連絡先(資料記載):コーポレートコミュニケーション部 TEL 03-5205-7206
- 報告概要
- 提出日:2025年7月31日
- 対象会計期間:2025年12月期 第2四半期(累計:2025年1月〜6月)
- 公表資料:2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信の補足資料
- セグメント(地域軸での区分)
- 日本:国内販売(日本顧客所在地)
- 北米(North America):米国中心の販売
- EMEA:欧州・中東・アフリカ
- その他:技術収入、アジア/オセアニア(APACの再編により「その他」に含む)、Orchard Therapeutics(造血幹細胞遺伝子治療)等および受託製造など
- 発行済株式等
- 今後の予定(資料に明示なし)
財務指標(主要項目、単位は億円、特記がある場合は注記)
※資料は小数点を四捨五入表示。増減は前年同期対比。
– 売上収益(累計:1-6月)
– 2025年1-6月累計:2,307 億円(前年同期:2,330 億円、増減 -23 億円、進捗率:48%:通期予想 4,780 億円)
– 四半期(4-6月単体):1,259 億円(前年同期四半期 1,274 億円)
– 売上総利益(累計)
– 2025年1-6月累計:1,688 億円
– 対売上比率(売上総利益率):約73.2%
– コア営業利益(累計:営業ベースの継続的収益性指標)
– 2025年1-6月累計:350 億円(前年同期:441 億円、減少)
– コア営業利益率:15.2%(前年同期:18.9%)
– 会社の通期コア営業利益計画:800 億円(進捗率 約44%)
– 販売費及び一般管理費(累計)
– 2025年1-6月累計:828 億円
– 研究開発費(累計)
– 2025年1-6月累計:525 億円(前年同期:492 億円、増加)
– 研究開発費率(対売上収益):22.8%(目処 18〜20%)
– 税引前(四半期)利益(累計)
– 2025年1-6月累計:220 億円(前年同期:465 億円、減少)
– 当期(四半期)利益(純利益、累計)
– 2025年1-6月累計:163 億円(前年同期:378 億円、減少)
– 法人所得税負担率(累計):25.7%(前年同期 約18.8%)
– EPS(1株当たり当期利益)
– 四半期累計(1-6月):31.18 円(前年同期:70.76 円)
– コアEPS(1-6月):48.63 円(前年同期:71.16 円)
– 配当
– 2024年度実績:年間 58 円/株
– 2025年度予想:年間 60 円/株(中間・期末の内訳は資料に明示なし)
– 配当性向(コアEPSベース):約50%(過去表示あり)
– キャッシュ・フロー(要点)
– 現金及び現金同等物 期末残高(2025年6月末):2,346 億円(資料に記載)
– 営業活動によるキャッシュ・フロー(1-6月):398 億円(資料記載・前年同期 469 億円)
– 投資活動・財務活動の数値は資料に詳細があるが、四半期累計での流出入は記載のため詳細参照を推奨(ここでは不確実性のため省略)
– 設備投資・無形資産投資、減価償却(累計:1-6月)
– 設備投資(有形):149 億円
– 無形資産投資:99 億円
– 合計投資:249 億円(通期予想 830 億円、進捗 30%前後)
– 減価償却費合計(累計):123 億円
– 従業員数(連結、期末)
– 2025年6月末:5,489 人(前年同期比 -692 人;日本 3,890人、北米 678人、EMEA 540人、その他 381人)
– 効率性指標
– 売上高営業利益率(コアベース)の推移:2024年上期 18.9% → 2025年上期 15.2%(低下)
– セグメント別ハイライト(地域別売上収益、累計 1-6月)
– 日本:584 億円(進捗率:約48%)
– 北米:884 億円(進捗率:約46%)
– EMEA:370 億円(進捗率:約50%)
– その他:469 億円(進捗率:約51%)
– 海外(顧客所在地ベース)売上比率:73%(1-6月)
製品別売上(主要製品、累計 1-6月、単位:億円)
- Crysvita(クリースビータ):998 (1-6月累計)— 主要柱(通期見通し 2,102 億円・進捗47%)
- Poteligeo(ポテリジオ):216(累計)
- Libmeldy / Lenmeldy:44(累計)
- Nourianz:46(累計)
- フォゼベル:37(累計)
- ダーブロック:69(累計)
- ジーラスタ:91(累計)
- ロミプレート:73(累計)
- オルケディア:54(累計)
- 技術収入(ライセンス収入等):255(累計、通期見通し 523 億円・進捗約49%)
- ベンラリズマブ(ロイヤルティ、Fasenra関連):157(累計)
(備考)
– 製品別数値は「累計(1-6月)」での主要製品別内訳。四半期単位の増減も資料に掲載。
– 「ドボベット」は2024年12月末に販売提携終了のため2025年は販売無し。
研究開発・パイプライン(要点)
- パイプラインに多くの抗体医薬、ADC、造血幹細胞遺伝子治療(OTL-203、OTL-201 等)、低分子候補、バイスペシフィック抗体等を保有。
- 主な候補(資料より抜粋)
- KK8123:注射剤、抗FGF23抗体(X連鎖性低リン血症) — グローバル試験(北米、欧州)実施中
- KK8398(infigratinib):経口 FGFR3阻害薬(軟骨無形成症) — 日本で第III相準備中(QED社導入品)
- ziftomenib(Kura Oncology由来):メニン阻害薬、NPM1変異を有する再発・難治性AML — 米国申請中(資料に申請状況記載)
- KK2845:抗TIM-3 ADC(AML) — 日本で第I相実施中(自社)
- OTL-203 / OTL-201:造血幹細胞遺伝子治療(ムコ多糖症 I型 / IIIA型) — 希少疾患指定、北米・欧州で試験
- KHK4083/AMG 451:抗OX40抗体(Amgenと共同開発、日本以外はAmgenが権利) — アトピー性皮膚炎等でグローバル試験実施中
- KK2260 等:EGFR-TfR1バイスペシフィック抗体(固形がん)等
- 進捗:複数候補が第I/II/III相で進行中。ziftomenibは米国申請中で、Kura Oncologyの動向が注目。
中長期計画との整合性
- 2021–2025 中期経営計画の財務指標(計数ガイダンス)が資料上に示されている(売上CAGR目標等)。
- 会社は2025通期目標に対し上期は売上進捗率約48%(ほぼ計画線上)。一方、コア営業利益率は目標(25%以上)に対して上期は15.2%と未達。
- 研究開発費は中期計画目標(研究開発比率 18〜20%)を上回る水準(上期22.8%)で投資継続。
競合状況・市場動向(資料に限定して整理)
- 資料内では個別競合他社比較は記載なし → 同業他社との相対的ポジションは資料外情報。
- 市場動向としては、海外売上比率が高く(73%)、グローバル市場での拡大が収益に大きく寄与している旨の示唆あり。
- 為替の期中平均レートが明示(USD/JPY、GBP/JPY、EUR/JPY)され、為替影響が業績に影響する旨の注記あり。
今後の見通し・リスク要因(資料記載事項を基に)
- 業績予想:通期(2025年12月期)売上収益予想 4,780 億円、コア営業利益 800 億円、通期配当予想 年間 60 円
- 進捗(上期):売上約48%進捗、コア営業利益進捗 約44%
- 主なリスク要因(資料一般注記に基づく要約)
- 為替変動、提携先/販売提携契約の変更、規制当局の承認遅延・不承認、競合品の登場、原材料・製造コストの変動等
- 研究開発投資の結果(臨床結果や承認の可否)による将来業績の不確実性
- 既に発生した事象:ドボベットの販売提携終了(2024年12月31日)による売上影響
配当(改めて)
- 中間配当:資料に中間配当金額の明記はなし(通期60円の予想のみ)
- 期末配当:通期で60円予想(詳細配分は未記載)
- 特別配当:資料上、特別配当の記載なし
重要な注記(会計・その他)
- 本資料の業績予想は入手情報と一定の前提に基づくものであり、実現を約束するものではない旨の注記あり。
- 表示単位未満は四捨五入。
- 外貨換算レートの期中平均値が資料に記載(業績に与える為替影響あり)。
まとめポイント(事実ベース)
- 売上は通期計画に対し上期で約48%の進捗(累計 2,307 億円)。海外売上比率が高く(約73%)、北米が最大の地域貢献(累計 884 億円)。
- 主力製品は Crysvita(上期累計 998 億円)で引き続き大きく寄与。技術収入やロイヤルティ収入も重要な収入源。
- コア営業利益率は前年同期から低下(18.9% → 15.2%)、研究開発費比率は上昇(22.8%)で、研究開発投資を継続中。
- キャッシュは期末で約2,346 億円(2025年6月末)。設備・無形投資や研究費の支出が重なっている。
- 開発パイプラインは幅広く進行(遺伝子治療、ADC、バイスペシフィック抗体等)、一部に米国申請中の案件(ziftomenib)等あり。
(注)本要約は提供資料に基づく整理であり、投資助言・推奨は行いません。不明点や詳細数値(発行済株式数、資本比率等)が必要であれば、該当箇所の追加画像やPDFの該当ページを提示してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4151 |
| 企業名 | 協和キリン |
| URL | https://www.kyowakirin.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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