決算説明：エスネットワークス（5867）

2025年12月期第２四半期決算説明資料

決算説明（抜粋）まとめ — 株式会社エスネットワークス（資料：第27期 2025年12月期 上半期 決算説明資料、2025年8月8日）

※不明な項目は「–」で記載しています。投資助言は行いません。

基本情報

• 企業概要
  • 企業名：株式会社エスネットワークス（ES NETWORKS CO.,LTD.）
  • 主要事業分野：M&A関連コンサルティング、アウトソーシング（国内外でのコンサルティング／支援業務）
• 説明会情報
  • 開催日時：2025年8月8日
• 説明者
  • 発表者（役職）：–（資料中に個別の発表者名・役職の記載なし）
  • 発言概要：資料全体として「人的投資の強化によりコンサルティング体制を増強し、旺盛なマーケット需要を取り込む」旨を中心に説明
• 報告期間
  • 対象会計期間：第27期（2025年12月期）上半期（2025年上半期）
• セグメント（資料に記載の代表的区分）
  • コンサルティング：M&A仲介後の経営管理支援、KPI・業績管理体制構築等
  • アウトソーシング：海外子会社中心のアウトソーシング型売上構成（従来）
  • 地域区分：国内売上 / 海外売上（海外子会社のコンサルティング強化を推進）

業績サマリー（上半期・主要数値）

• 主要指標（2025年上半期／単位：千円または注記）
  • 連結売上高：1,622,725千円（＝約1,622百万円）
  • 前年上半期（2024上半期）：1,525,000千円 → 増加率：約+10.0%
  • 経常利益：230,602千円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：138,745千円
  • 1株当たり当期純利益：46.19円（資料欄）
  • 参考（過去上半期）：2022上半期 1,218百万円、2023上半期 1,364百万円、2024上半期 1,525百万円
• 進捗状況（中期経営計画／年度目標に対する達成率）
• セグメント別状況（上半期）
  • 国内売上高（該当現保有事業）：1,379百万円（CAGR 12.8%：資料記載、ただし一部事業譲渡分は除く）
  • 海外売上高（海外子会社のコンサルティング売上、アウトソーシング除く）：267百万円（CAGR 15.3%）
  • 売上構成比（概算）：国内が大部分を占める（国内1,379／総額1,622 → おおむね85%前後、注：資料内集計の除外項目ありのため概算）

業績の背景分析

• 業績概要（ハイライト／トピックス）
  • M&A市場が拡大基調（過去10年で件数倍増、CAGR 7.5%）。2025年は1〜6月累計で2,509件（前年同期比+167）と増加傾向。
  • 市場需要の積極的取り込みにより連結売上は堅調に成長。
  • 成長に向け「人的投資の強化（採用・給与水準向上・育成）」を戦略の中核に位置付け。
• 増減要因（資料で示された要因）
  • プラス要因：
  • 市場（M&A）需給の旺盛化による案件増。
  • 国内・海外での売上拡大（国内＋7.8% vs 2024上半期、海外は顕著な拡大）。
  • 人的投資強化に伴うコンサルティング体制の増強（将来の収益拡大に向けた先行投資）。
  • マイナス要因：
  • 上半期時点で中途採用の進捗が年間計画に対してやや遅れ（2Q末時点の中途入社10名、計画比ビハインドの旨記載）。
  • 採用コスト・人件費増（人的投資額増加） → 短期的にコスト負担が増加。
• 競争環境
  • 競争優位性としては「親会社との連携」「海外子会社との共同受注・育成」による案件獲得力強化を掲げる。
• リスク要因（資料に明記はないため、資料内容から推測される主な影響要因）
  • M&A市場の景況変動（件数減少による需要縮小）
  • 人材採用・定着が計画通り進まない場合のサービス提供力不足
  • 海外展開に伴う現地環境・労務・規制・為替影響

戦略と施策

• 現在の戦略（資料より）
  • 「人的投資の強化」によりコンサルティング体制を増強し、旺盛なマーケット需要を取り込むことで企業価値の継続的向上を図る。
  • 具体施策：採用活動投資、給与水準向上、海外子会社との連携強化、コンサルティング比率の向上。
• 進行中の施策（資料中の説明）
  • 中途採用：上半期末で10名入社、累計21名（入社済・入社承諾含）で年間計画達成に向け継続注力。
  • 新卒採用：現時点で18名が内定承諾済（2025年6月末時点）、新卒入社者の残留率（FY22〜FY25）85.0%。
  • 人的投資額の増加：2022年上期からCAGR 10.2%で増加。2025上半期の人的投資額 845百万円。
  • 海外：アウトソーシング中心から、親会社と共同受注する形で海外コンサル案件を拡大、海外コンサル売上は増加（2022→2025上半期：21→91百万円）。
• セグメント別施策と成果
  • 国内：採用・体制強化で増加する需要に対応（国内売上は堅調、2025上半期 1,379百万円）。
  • 海外：海外子会社の人材育成、親会社との共同受注でコンサルティング機能を強化（海外コンサル売上増）。
  • アウトソーシング：従来の収益基盤だが、コンサル比率拡大へシフト。

将来予測と見通し

• 業績予想（次期業績予想：売上高・営業利益等）
• 中長期計画
• マクロ経済の影響
  • M&A市場動向（件数増加・CAGR7.5%の過去傾向）が業績にプラス要因として寄与。
  • 為替・金利・景気循環等の影響は資料での定量評価なし（潜在的リスクとして注意が必要）。

配当と株主還元

• 配当実績（資料の過去実績）
  • 1株当たり配当額（円）：2021 39.00、2022 39.00、2023 41.00、2024 45.00
  • 2025年上半期（2Q）時点の期中配当情報：資料欄は「-」表記（期中の確定配当なし等） → 特別記載なし

製品やサービス

• 主要サービス
  • M&A関連のコンサルティング（買収後の経営支援、KPI・業績管理体制構築支援等）
  • アウトソーシングサービス（海外子会社中心の業務受託）
• 提供エリア・顧客層
  • 提供エリア：国内が中心、海外子会社を通じ海外展開（アジア等想定だが資料明記なし）
  • 顧客層：商社・ファンド等の投資先企業、事業会社等
• 協業・提携
  • 親会社（およびグループ）との共同受注や連携による案件獲得
  • 海外子会社と親会社の連携によるKPI・業績管理構築支援

重要な注記

• リスク要因（特記事項としての記載）：資料末尾に将来予測に関する免責（将来の業績は保証されない旨）あり。個別のリスク記載は限定的。
• その他（今後のイベントや重要告知）

（出典）提供資料：株式会社エスネットワークス「第27期（2025年12月期）上半期決算説明資料」（2025年8月8日）およびスライド内数値。
– 注記：国内売上・海外売上の集計には「事業譲渡した部門の売上除外」や「海外子会社間取引の除外」等の注記あり。集計基準により合計と連結売上に差異が生じる場合があるため、詳細は原資料注記を参照してください。

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