2026年6月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社ウイルプラスホールディングス(証券コード 3538)
2026年6月期 第1四半期(2025年7月1日〜2025年9月30日)決算短信 要約
基本情報
- 企業名:株式会社ウイルプラスホールディングス
- 主要事業分野:輸入車ディーラー事業、中古車輸出関連事業(中古車販売、整備、保険代理等)
- 代表者:代表取締役社長 成瀬 隆章
- 上場取引所:東証(東)
- URL:https://www.willplus.co.jp/
- 問合せ先:取締役 専務執行役員 宇田川 宙(TEL 03-5730-0589)
報告概要
- 提出日:2025年11月13日
- 対象会計期間:2025年7月1日〜2025年9月30日(第1四半期累計)
- 決算補足資料:作成あり
- 決算説明会:開催なし
セグメント(報告セグメント)
- 輸入車ディーラー事業:新車販売、中古車(国内)販売、車輌整備、保険代理店等
- 中古車輸出関連事業:海外向け中古車輸出、日本国内の中古車買取・卸売等
発行済株式等
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):10,412,300株
- 期末自己株式数:1,321,471株(注:BBT・ESOP信託分を控除対象とする計算)
- 期中平均株式数(第1四半期累計):9,090,763株
- 市場時価総額:–(記載なし)
- 直近の株式関連動き:
- 株式給付信託(BBT)に係る自己株式53,900株を無償取得後、2025年11月25日付で消却予定(消却後発行済株式数見込み:10,358,400株)。
- 役員報酬BIP信託用に自己株式496,500株を日本マスタートラスト信託銀行へ処分(処分価額 1,009円/株、処分期日 2025/12/04)。
今後の予定(開示分)
- 決算発表(本決算):2026年6月期 通期予想は既に公表(修正なし)
- 株主総会:2025年9月に第18回定時株主総会(既済)
- IRイベント:決算説明会は第1四半期は開催せず。その他IRイベントは随時公表予定。
- 事業譲受・M&A予定:和幸モトーレン(BMW)事業譲受基本合意(埼玉初進出、最終契約2025年11月、事業譲受2026年1月予定)、グランシエルセキショウ(PEUGEOT一部)事業譲受基本合意(福島展開) 等
財務指標(連結・概要、単位:百万円)
- 売上高(第1Q累計):20,705(前年比 +3.4%)
- 営業利益:408(+69.0%)
- 経常利益:390(+50.4%)
- 四半期純利益(親会社株主に帰属):232(△14.8%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):25.57円
- 包括利益(第1Q):250(△17.9%)
- 総資産:35,767(前期末 37,231)
- 純資産:12,072(前期末 12,205)
- 自己資本(注記):10,890
- 自己資本比率:30.4%
連結業績予想(2026年6月期 通期・会社予想)
- 売上高:92,160(前期比 +4.0%)
- 営業利益:2,328(+25.9%)
- 経常利益:2,244(+18.3%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,305(△9.6%)
- 1株当たり当期純利益予想:143.62円
- 業績予想に変更:なし
貸借対照表(主な科目、千円)
- 流動資産合計:25,335,654(現金及び預金 7,628,697、売掛金 2,165,737、商品 12,604,874)
- 固定資産合計:10,431,786(有形固定資産 8,717,496、のれん等 252,835)
- 流動負債合計:17,648,461(短期借入金 7,500,000、1年内返済長期借入金 2,237,955、前受金 2,527,696)
- 固定負債合計:6,046,419(長期借入金 5,230,732 等)
- 負債合計:23,694,881
- 純資産合計:12,072,560
簡易財務安全性指標(計算値・概算)
- 流動比率(流動資産 / 流動負債):約 25,335.7 / 17,648.5 ≒ 143.5%
- 有利子負債(概算:短期借入 + 1年内返済長期 + 長期借入):約 7,500 + 2,237.955 + 5,230.732 = 約 14,968.7 百万円
- 負債/自己資本(有利子負債/自己資本):約 14,968.7 / 10,890.2 ≒ 1.37(約137%)
(注)上は簡易計算であり、会社の公表指標とは異なる場合があります。
損益計算書の要点(第1四半期)
- 売上総利益:3,059(売上高20,705に対し売上総利益率 ≒ 14.8%)
- 販管費:2,651(前年同期比 +5.0%、人件費・地代家賃・販促費等の増加)
- 営業利益率(第1Q):約 1.97%(前年同期 1.21%) — 利益率は改善
- 営業外費用の増加(支払利息 32.7 → 利息負担増)に留意
- 特別利益:当該期における負ののれん発生益は計上なし(前期は187.8百万円計上)
セグメント別(第1四半期累計)
- 輸入車ディーラー事業
- 外部売上高:13,217.582 百万円
- セグメント利益:603.360 百万円
- 説明:新車(マルチブランド・M&Aによる店舗増加)および中古車(国内)の伸び。車輌整備・保険等も堅調。
- 中古車輸出関連事業
- 外部売上高:7,487.918 百万円
- セグメント利益:78.307 百万円
- 説明:海外(特にマレーシア)市場で主要輸出車種の供給過多・廉価版発売により現地価格が急落し、海外売上高が大幅減(海外売上高 2,077 百万円、前年同期比 △41.5%)。一方で業販(国内向け卸等)は回転重視で増加(業販 5,407 百万円、+27.8%)。販管費削減や拠点統合で効率化を図ったが利益は前年を下回る。
- セグメント合計(調整後):売上高 20,705、セグメント利益合計 681.668、全社調整等で営業利益 408.128
商品別(第1Q)
- 新車:5,679 百万円(前年同期比 101.7%)
- 中古車(国内):3,870 百万円(111.6%)
- 中古車(海外):2,077 百万円(58.5%)
- 業販(卸等):6,637 百万円(126.1%)
- 車輌販売合計:18,265 百万円(102.2%)
- 車輌整備:2,238 百万円(113.6%)
財務の解説・業績背景(会社説明の要約)
- 増収要因:店舗数拡大(M&A含む)、マルチブランド戦略、新規取扱ブランドの寄与および中古車・業販の拡大。
- 費用増:M&Aに伴う人員増加や採用、店舗増加に伴う地代家賃・店舗維持費、減価償却費の増加、販促費増加。
- 海外事業影響:マレーシア向け輸出で主力車種の供給増と廉価版発売により現地価格下落、さらに輸入規制で台数到達したことが海外売上減の主因。
- 投資・ESG取組み:店舗再生エネルギー導入を推進(46店舗中23店舗で導入済)、低炭素車販売比率(新車販売の19.3%)、社用車の低炭素比率(33.7%)、EV充電器設置 99台(うち急速充電器 31台)。
配当
- 2025年6月期(実績):中間 17.00円、期末 28.06円、年間 45.06円
- 2026年6月期(会社予想):中間 18.00円、期末 28.00円、年間 46.00円(修正なし)
- 特別配当:なし(開示なし)
中長期計画との整合性
- 中期戦略はM&Aによる事業拡大、マルチブランド展開、店舗のグリーン化、低炭素車推進。
- 進捗(開示事項):M&Aによる店舗増加・地域拡大(ENGの追加取得により持分60%へ、和幸モトーレン・グランシエル等の事業譲受基本合意)、再生エネルギー導入は半数の店舗で実施済。声明としては中期方針に沿った施策を継続中。
競合状況・市場動向(開示情報に基づく要約)
- 市場環境:国内新車登録は前年同期を下回る(乗用車登録 609,908 台、前年同期比 93.8%)。輸入車の登録は増加(60,778台、前年同期比 110.2%)、輸入車市場シェアは10.0%(前年同期 8.5%)と拡大傾向。
- 当社位置付け:輸入車ディーラーとしてマルチブランド・M&Aで店舗拡大を図っている(国内市場での取り扱いブランドの販売台数は前年同期比 102.8%)。
- 競合比較:同業他社との詳細比較データは本資料に記載なし(–)。市場では輸入車の成長、地域別需給差、海外中古車市場の価格変動が競争条件・収益性に影響。
今後の見通し・リスク要因
- 業績予想:通期予想は公表値のまま(売上 92,160 百万円、営業利益 2,328 百万円 等)。第1Qの実績は通期予想と比較して概ね順調だが、海外売上の減少等が影響。
- 主なリスク要因(開示・想定されるもの)
- 海外中古車需要・価格(例:マレーシア市場の需給変化)
- 為替・輸送コストの変動(輸出入ビジネスに影響)
- 金利上昇(支払利息の増加。第1Qの支払利息は増加)
- 規制・輸入台数規制や関税政策の変化
- M&Aの実行・統合リスク(人員・費用増や統合作業による一時的コスト)
- 国内新車需要の動向(消費者マインド、実質賃金等)
重要な注記・会計上の留意点
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理適用あり(税効果会計の四半期適用など。詳細は添付資料P.9参照)。
- 会計方針の重要な変更:なし。重要な見積り変更:なし。修正再表示:なし。
- 前期に計上された特別利益(負ののれん発生益 187,805 千円)は当期には計上なし(影響に注意)。
- 連結子会社(株式会社ENG)の株式追加取得(2025/9/30)により資本剰余金増加等あり(資本剰余金 +127,079 千円)。
- 第1四半期のキャッシュ・フロー計算書は作成していない(開示)。
以上が、提出された第1四半期決算短信の要点整理です。詳細な数値・注記は原資料(決算短信本文および添付資料)をご参照ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3538 |
| 企業名 | ウイルプラスホールディングス |
| URL | http://www.willplus.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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