2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
日東電工株式会社(6988)2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信(IFRS・連結)要約(2025年10月27日公表)
※本資料は提供された決算短信に基づき事実を整理したものです。投資助言は行いません。不明な項目は「–」と表記しています。
基本情報
- 企業名:日東電工株式会社(Nitto Denko Corporation)
- 証券コード:6988/上場取引所:東証
- URL: https://www.nitto.com/jp/ja/
- 代表者:取締役社長 髙﨑 秀雄
- 問合せ先:取締役 経理財務本部長 伊勢山 恭弘(TEL 06-7632-2101)
- 提出日(短信公表日):2025年10月27日
- 対象会計期間(中間期):2025年4月1日~2025年9月30日
- 会計基準:IFRS(IAS 34 準拠)
- 決算補足説明資料作成:有(決算説明会:有、証券アナリスト・機関投資家向け)
- 注記:第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外
セグメント(報告セグメント)
- インダストリアルテープ事業:基盤機能材料(接合、保護、プロセス、自動車材料等)
- オプトロニクス事業:情報機能材料(光学フィルム等)、回路材料(CIS、高精度基板等)
- ヒューマンライフ事業:ライフサイエンス(核酸受託製造等)、メンブレン(高分子分離膜)、パーソナルケア材料
- その他:新規事業(次世代半導体、環境ソリューション、デジタルヘルス等)
発行済株式等
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式を含む):706,760,750株(表示は株式分割考慮後)
- 期末自己株式数:33,101,050株
- 中間期の期中平均株式数:680,298,516株
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
今後の予定(短信で明記のもの)
- 半期報告書提出予定日:2025年10月29日
- 中間配当支払開始予定日:2025年11月28日
- 決算説明会(証券アナリスト・機関投資家向け):実施(詳細は別途)
- 重要事象:自己株式の一部消却(28,101,050株、消却日:2025年10月15日)
財務指標(要点)
(単位:百万円、前年比は会社の表示)
連結経営成績(累計:2025/4/1~2025/9/30)
- 売上収益:513,569(△1.6%)
- 営業利益:94,504(△13.5%)
- 税引前中間利益:95,167(△12.6%)
- 中間利益(親会社の所有者に帰属):68,926(△13.8%)
- 基本的1株当たり中間利益(EPS, 中間):101.32円
- 中間包括利益合計:83,608(+45.0%)
連結財政状態(2025/9/30)
- 資産合計:1,326,861
- 負債合計:277,768
- 親会社の所有者に帰属する持分(純資産):1,048,051
- 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率):79.0%
主要増減項目(対前期末)
– 現金及び現金同等物:363,344 → 303,185(△60,158)
– 売上債権等:210,418 → 236,275(+25,856)
– 棚卸資産:142,932 → 151,711(+8,778)
– 有形固定資産:417,636 → 431,938(+14,301)
– のれん:57,167 → 60,844(+3,676)
– 仕入債務等:100,508 → 113,917(+13,409)
キャッシュ・フロー(中間、累計)
- 営業活動によるCF:75,003(前中間期 106,490)
- 投資活動によるCF:△56,348(前中間期 △67,328)
- 財務活動によるCF:△83,031(前中間期 △36,640)
- 現金及び現金同等物期末:303,185(前期末 363,344、増減 △60,158)
収益性・効率性(計算は短信数値より概算)
- 営業利益率(中間):94,504 / 513,569 ≒ 18.4%(前年中間は ≒ 20.9%)
- 総資産回転率(中間):513,569 / 1,326,861 ≒ 0.39回(年換算等は別途考慮)
- 負債比率(負債/純資産):277,768 / 1,048,051 ≒ 26.5%
- 流動比率(流動資産/流動負債):734,060 / 221,695 ≒ 331%(約3.31倍)
(注)上記計算は中間期末時点の数値からの概算です。
セグメント別(中間期)状況
(2025/4/1~2025/9/30、百万円)
– インダストリアルテープ
– 売上収益:179,189(+1.4%)
– 営業利益:23,683(△6.3%)
– 主な動向:ハイエンドスマホ向け組み立て部材や工程用材料が増加。中国の自動車生産減少で自動車材料は減収。
– オプトロニクス
– 売上収益:269,859(△5.7%)
– 営業利益:77,086(△19.8%)
– 主な動向:光学フィルムは一部増加(前倒し生産)がある一方、LCDスマホ向け光学フィルムの戦略的撤退や材料合理化で売上減。回路材料は一部需要減。
– ヒューマンライフ
– 売上収益:69,619(+6.5%)
– 営業損失:△1,598(前年同期は△4,482)→ 損失幅縮小
– 主な動向:ライフサイエンス(核酸受託製造・材料)伸長、大型案件の生産開始。メンブレンは一部用途で需要減、パーソナルケア材料は新製品で増収。
– その他(新規事業等)
– 売上収益:8(+372.9%、小規模)
– 営業損失:△3,490
※セグメント合計から調整額を経て連結営業利益94,504百万円。
業績予想(通期:2025/4/1~2026/3/31、修正後)
- 売上収益:995,000(前回 984,000 → 修正で +11,000、前年比 △1.9%)
- 営業利益:173,000(前回 170,000 → +3,000、前年比 △6.8%)
- 税引前利益:173,000
- 当期利益(親会社帰属):126,000(前回125,000)
- 基本的1株当たり当期利益(通期予想):185.21円(前回 179.87円)
- セグメント別(通期予想の要旨)
- インダストリアルテープ:売上 353,500、営業利益 47,000
- オプトロニクス:売上 510,500、営業利益 141,500
- ヒューマンライフ:売上 141,500、営業利益 △1,000
- その他:営業利益 △7,500(調整等含む)
(注)今回発表は業績予想の修正あり。予想は前提条件に依存し不確実性を含む旨の注記あり。
配当(中間・期末)
- 2026年3月期(予想):第2四半期末配当 30円、期末配当 30円、年間合計 60円(前回当初予想から修正なし)
- 実績(当中間期内の取締役会決議):第2四半期末配当 30円(基準日 2025/9/30、効力発生日 2025/11/28)
- 2025年3月期(参考):中間(第2四半期)配当 28円(株式分割考慮後は28円)、年間合計(分割考慮)56円
- 特別配当:無し(当中間期における特別配当の記載なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の詳細は短信内に明示的数値は限定的だが、セグメント別投資・成長領域(ライフサイエンス、大型案件の商用化、新規事業への集中投資)が継続。
- 当中間期での目立つ進捗:核酸受託製造の大型案件生産開始、ヒューマンライフの損失幅縮小。
- ただし、オプトロニクスの短期的な収益性低下は計画達成の注意点。
競合状況・市場動向(短信記載の要旨)
- 外部環境:米国の関税措置や世界貿易の混乱、為替(対ドルで約4.7%の円高、1ドル=146.4円)が業績に影響。
- 市場需要:IT機器・ハイエンドスマートフォン向け需要の増加が一部セグメントの押し上げ。半導体、CIS、メモリ等の工程材料需要も増加。
- 事業上の戦略的対応:LCDスマホ向け製品の戦略的撤退、材料合理化、環境・ヘルス分野への投資などを実施。
- 競合比較:短信では他社比較の具体数値は提示なし(競合との相対位置づけは–)。
今後の見通しとリスク要因(短信より整理)
- 今後の見通し(要旨)
- IT機器・ハイエンドスマホ向け製品の需要増加で収益押し上げを見込むため通期予想を上方修正。
- 主なリスク要因(短信に示されたもの等)
- 為替変動(特に対ドルの円高が営業利益にマイナス影響)
- 関税・貿易政策の変動(米国の追加関税や関連措置)
- 自動車生産や半導体需要など主要顧客業界の景況変化
- 大型案件の商用化の不確実性(ライフサイエンス分野)
- 原材料価格や供給制約、規制環境の変化
重要な注記・その他
- 会計方針の変更:無し(IFRSに基づく会計方針の変更なし、会計上の見積りの変更なし)
- 連結範囲の変更:無し
- 自己株式関連:2025年1月~8月に自己株式取得を実施(当中間期で自己株式が21,427千株、60,287百万円増加)。2025年7月に譲渡制限付株式報酬等で一部処分(152千株、402百万円減)。2025年10月15日に自己株式28,101,050株を消却(取締役会決議)。
- 為替影響の言及:中間期での対米ドルの円高(前期比4.7%)が営業利益に約105億円の減益要因と記載。
- 中間決算短信はレビュー対象外である旨の注記あり。
- 重要な後発事象:無し(短信記載)
必要であれば、以下を追加で作成します(ご希望があればお知らせください)
– セグメント別のより詳細な粗利・営業利益率表(中間 vs 前中間)
– 簡易財務指標(ROE、ROA、EBITDA率等)の算出(短信数値からの計算)
– 為替・原材料等の感度分析(試算)
– 決算説明資料の要点(補足資料の要約)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6988 |
| 企業名 | 日東電工 |
| URL | http://www.nitto.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.3)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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