2025年6月期(第15期)決算説明資料

以下、提供資料(株式会社THEグローバル社 2025年6月期 決算説明資料、2025年8月8日)をもとに、投資判断に関する助言を含めない形で整理しました。不明項目は「–」としています。

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名:株式会社THEグローバル社(証券コード 3271)
    • 主要事業分野:分譲マンション開発(自社ブランド「WILLROSE」等)、収益物件開発・販売、販売代理(不動産仲介)、建物管理、ホテル運営、その他(不動産賃貸等)
    • 代表者名:代表取締役社長 岡田 圭司
  • 説明会情報
    • 開催日時:2025年8月8日(決算説明資料の日付)
  • 説明者
    • 発表者(役職):資料中に明示的なプレゼンター記載なし。代表取締役社長 岡田 圭司 が代表者として提示されているため、主な説明者は同社経営層と想定
    • 発言概要(資料の要旨)
    • 2025年6月期は売上高・利益とも過去最高を更新、4期連続の黒字化達成。
    • 旭化成ホームズとの業務資本提携(2025/3/11)等、大手との提携により開発力・販路強化を図る。
    • 仕入体制・組織再編(情報開発部新設等)により仕入れスピードと意思決定の迅速化を推進。
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2025年6月期(第15期)
    • 決算説明資料作成年月日:2025年8月8日
  • セグメント(名称と概要)
    • 分譲マンション事業:自社ブランド「WILLROSE」等、新築マンションの企画・開発・分譲(首都圏中心)
    • 収益物件事業:賃貸マンション・オフィス等の企画・開発・販売(首都圏中心)
    • 販売代理事業:自社分譲・他社分譲の販売代理、仲介、マンション買取再販等
    • 建物管理事業:自社開発物件等のマンション管理
    • ホテル事業:ホテル運営(資料上は3棟運営)
    • その他:不動産賃貸業など

業績サマリー

  • 主要指標(連結、単位:億円)
    • 売上高:617.4(2025年6月期 実績) 前期(2024年6月期)270.3 → 前期比 +347.1(+128%)
    • 営業利益:54.1 前期 17.5 → 前期比 +36.5(+208%)
    • 経常利益:46.3 前期 30.7 → 前期比 +15.5(+50%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:36.8 前期 27.1 → 前期比 +9.6(+35%)
  • 進捗状況(中期経営計画や財務目標に対する達成状況)
    • 中長期目標(資料記載)
    • ネットDEレシオ「2.0倍未満」、自己資本比率「20%以上」を中長期の目標に掲げる。
    • 2025年6月期実績(2025/6末)
    • ネットDEレシオ:1.3倍
    • 自己資本比率:26.8%
    • 総資産:405億円、自己資本:108億円、有利子負債:259億円、現預金:117億円
    • 評価:目標の「ネットDE < 2.0」「自己資本比率 ≥ 20%」は達成している(自己資本比率は20%超だが、別スライドでは自己資本比率30%以上を目標とする旨の記載もあり、30%目標は未達)
  • セグメント別状況(要点・寄与)
    • 収益物件事業:2025年は32件の引渡しを完了。販売が好調で、大幅な増収増益の主導要因となった(資料のグラフでは収益物件が最大部分で、約517億程度が該当する表記あり)。
    • 分譲マンション事業:172戸の引渡しを完了。戸数は多いが売上規模は前年並みで推移(資料では分譲マンション部分は約85億程度と読み取れる)。
    • 販売代理・建物管理・ホテル等:売上・利益構成比は小さいが、一貫したサービス提供(開発→販売→管理)での収益安定化に寄与。
    • (注)セグメント別の正確な金額内訳は資料の図表から読み取れる数値を記載したが、正式な詳細数値は決算短信等で要確認。

業績の背景分析

  • 業績概要(ハイライト)
    • 2025年6月期は売上高・各利益が過去最高を更新。物件販売が好調に推移し、4期連続黒字化を達成。財務基盤の強化が進展。
    • 大手との連携強化(東急不動産との共同事業協定、旭化成ホームズとの業務資本提携等)がトピック。
  • 増減要因(主な寄与)
    • 増収要因:前期に仕入・開発した収益物件の販売・引渡が順調に行われたこと(収益物件売上の大幅増が主因)。
    • コスト・構造:組織再編(建築部を開発事業部へ統合、情報開発部新設)で仕入れスピードの向上を目指す。資料上はコスト削減の定量記載は限定的。
    • 減少見込み(次期):2026年6月期は、前期の物件売却が既に進捗したことにより売上・利益は前期比減少予想(売上514.2億、営業利益45.3億等)。
  • 競争環境
    • 大手ハウスメーカーや大手デベロッパーとの提携によりノウハウ吸収・販路拡大を図る姿勢を示している(旭化成ホームズが約9.88%の株式を取得し、共同プロジェクトを推進)。
    • 都心一等地の分譲開発などで競争優位性を強化しようとしているが、都心部開発競争や資金調達環境、建設コスト上昇等が競争要因となる。
  • リスク要因(外部)
    • 不動産市況の変動(需要低迷・価格変動)
    • 金利上昇や資金調達コストの変化
    • 建設資材価格・人手不足等のサプライチェーンリスク
    • 規制・税制変更(住宅関連の制度変更等)
    • 業績は物件の販売時期に依存するため、売買時期の偏りによる業績変動リスク
    • 為替変動リスクは事業特性上の影響は限定的(資料に特記なし)

戦略と施策

  • 現在の戦略(中期経営計画の要旨)
    • 住宅開発を軸に、開発力強化・財務指標を意識した経営・人的資本経営の深化を三本柱とする。
    • 財務目標:ネットDEレシオ「2.0倍未満」、自己資本比率「20%以上」を中長期目標(スライドでは将来的に30%以上を目標とする旨も言及)。
    • 早期に営業利益100億円の達成を目指す旨を掲げる(改善施策の実行)。
  • 進行中の施策(主要プロジェクト等)
    • 業務資本提携・共同事業:旭化成ホームズ(株式取得9.88%・共同開発)、東急不動産との共同事業契約(都心一等地プロジェクト)。
    • 組織再編:2025年7月に「情報開発部」を新設し、開発用土地仕入れに特化。建築部を廃止し機能を開発事業部へ統合。
    • 販売拠点強化:「WILLROSE THE GALLERY TOKYO」(日本橋)を開設し、新築・中古を扱う総合拠点により顧客接点強化(2025/3/29開設)。
    • サステナビリティ施策:新規販売分譲マンションのZEH-M100%取得目標、収益物件のBELS認証対応、EV充電設備導入、各種省エネ・省水設備の導入等。
  • セグメント別施策と成果
    • 分譲マンション:ブランドロゴ刷新(2025/4)、細部にこだわる商品企画で品質を訴求。2025年6月期で通算100棟超の開発実績。
    • 収益物件:引渡しの増加により売上主導、今後は大手と共同の大規模分譲プロジェクトでノウハウと販路を獲得。
    • 販売・管理・ホテル:販売チャネル統合と常設ギャラリー(VR活用)で販売効率化、ホテルは現行運営3棟を継続運営。
    • 組織施策:仕入スピード向上、意思決定の迅速化を目的とした組織改編に着手。

将来予測と見通し

  • 2026年6月期 業績予想(連結、単位:億円)
    • 売上高:514.2(前期617.4 → △103.2、△16%)
    • 営業利益:45.3(前期54.1 → △8.7、△16%)
    • 経常利益:35.0(前期46.3 → △11.2、△24%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:30.4(前期36.8 → △6.4、△17%)
  • 予想の根拠(資料記載の主旨)
    • 前期物件の売却が順調に進捗したため、今期は売上・利益が前期比で減少見込み。
    • 今期は仕入(開発用地)を強化し、来期以降の盤石な体制構築を目指す。
    • 財務健全化(自己資本比率30%以上、ネットDEレシオ2.0倍未満の目標)を掲げつつ、営業利益100億円の早期達成を目指すため業務体質の改善を行う。
  • 中長期計画の進捗可能性
    • 直近実績(2025/6)はネットDE 1.3倍、自己資本比率26.8%と財務健全化の方向性は確認できる。自己資本比率30%目標への到達は追加の資本政策・利益計上等が必要。
  • マクロ経済の影響
    • 住宅需要動向、金利(借入コスト)、建設資材価格の動向、都市部の不動産需給バランス等が業績に影響を与えると想定。

製品やサービス

  • 主要製品(プロダクト)
    • ウィルローズ(WILLROSE)シリーズ:同社のマンションブランド。2025年4月にブランドロゴをリニューアル。売主として多数の新築分譲マンションを展開。
    • 2025年6月期 主な分譲プロジェクト例:ウィルローズ八王子(43戸)、ウィルローズ立川(87戸)、ウィルローズ篠崎(35戸)など。
  • サービス
    • 新築分譲の企画・販売、収益物件の企画・販売、建物管理、仲介・販売代理、ホテル運営。
    • 販売支援拠点:WILLROSE THE GALLERY TOKYO(日本橋)を中心に新築・中古を扱う総合販売拠点を設置。VRなどで複数物件の比較検討を支援。
  • 協業・提携
    • 旭化成ホームズ株式会社:業務資本提携(2025/3/11)、同社が当社普通株式を約9.88%取得。共同で大規模分譲マンションプロジェクトを推進。
    • 東急不動産株式会社:当社取得の事業用地を対象に共同事業体として分譲マンションプロジェクトを推進(2024/12/10協定)。
    • その他:日鉄興和不動産、中央日本土地建物との共同事業協定の締結(2025/6/26付記)。

重要な注記

  • リスク要因(資料中の注意事項)
    • 資料中に記載されている将来計画・見通しは現時点の見解に基づくものであり、実際の業績はさまざまな要因により異なる可能性がある旨の表示(通常の開示文言)。
    • 物件の販売時期や市況により業績が大きく変動する旨の注意喚起あり。
  • その他(今後のイベント・重要告知)
    • 今後の主要施策:仕入体制強化(情報開発部新設)、大手との共同事業推進、WILLROSE THE GALLERY TOKYOでの販売強化等。
    • 問い合わせ先:株式会社 THEグローバル社 経営企画部 TEL 03-3345-6111

(補足)
– 本まとめは提示された決算説明資料の内容に基づき作成しています。実務上の正確な数値・注記・会計論点等は、会社の有価証券報告書・決算短信・適時開示資料を必ずご確認ください。
– 不明項目は「–」としてあります。追加で決算短信や有価証券報告書の原文を提示いただければ、該当項目を補完して再整理します。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3271
企業名 THEグローバル社
URL http://www.the-g.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 不動産 – 不動産業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.3)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。