1. 企業概要
- 事業内容: クラウド環境のシステム設計・開発・保守運用
- 主力サービス: クラウドサービス、自動架電SaaS
- 特徴: 基幹システムのクラウド移行、AI分野を軸としたSaaS展開
2. 業界ポジション
- 市場: クラウドサービス・DX支援市場
- 競争優位性: AI技術を活用したSaaS開発
- 課題: 収益性の改善、売上高の安定化
3. 経営戦略
- ビジョン: デジタル化推進、生成AIによるDXソリューション
- 重点分野: クラウドサービス、AI関連技術
- 新サービス: クラウドサービス100の拡充
収益性指標
- 売上高: 3.98億円（前年比△15.10%）
- 営業利益率: -65.84%
- ROE: -43.79%
- ROA: -19.51%
財務健全性
- 自己資本比率: 83.7%（良好）
- 流動比率: 6.07（健全）
- 総負債比率: 0.24%（非常に低い）
5. 株価分析
- 現在株価: 468円
- 時価総額: 69.32億円
- PBR: 1.84倍
- 52週高値: 984円
- 52週安値: 425円
6. 投資リスク評価
- ボラティリティ: 53.87%
- 最大ドローダウン: -23.88%
- ベータ値: 0.39（低市場感応度）
7. 株主構成
- 大株主:
- 松岡清一（60.69%）
- 北村健（9.47%）
- (株)mam（4.49%）
- インサイダー保有: 80.88%
- 機関投資家保有: 0.79%
8. 企業スコア
| 観点 | スコア | 評価 |
|---|---|---|
| 成長性 | C | 売上減少、新サービス模索中 |
| 収益性 | D | 継続的な赤字 |
| 財務健全性 | A | 高い自己資本比率 |
| 株価バリュエーション | B | 業界平均並み |
9. 総合評価
- 強み: 高い自己資本、AI技術への注力
- 弱み: 収益性の低さ、継続的な赤字
- 機会: DX市場の拡大、AI技術の進化
- 脅威: 競争激化、技術革新のスピード
- 現時点では慎重な姿勢が求められる
- 収益改善の兆候を注視する必要がある
- 長期投資には更なる経営改善の確認が必要
企業情報
| 銘柄コード | 5129 |
| 企業名 | FIXER |
| URL | https://fixer.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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