概要

  • 企業名: 東名株式会社
  • 事業内容: 情報通信サービス、オフィスソリューション、ファイナンシャル・プランニング
  • 主力製品・サービス: オフィス光11950、オフィスソリューション、電力小売り、保険代理店サービス
  • 設立年月日: 1997年12月12日
  • 代表者名: 日比野 直人
  • 本社所在地: 三重県四日市市八田2-1-39
  • 従業員数: 512人

業界内での競争優位性や課題

  • 競争優位性: 月額制の中小企業向け光回線サービスが主力で、市場シェアが高い。電力小売りの急拡大も競争優位性を高めている。
  • 課題: 情報通信サービス市場は競争が激しく、新技術の導入や市場動向への適応が課題。

市場動向と企業の対応状況

  • 市場動向: 情報通信サービス市場は成長が鈍化しつつあるが、電力小売りは需要増加傾向にある。
  • 企業の対応: 新製品・新サービスの開発を積極的に進めており、特に電力小売りの拡大が注目される。

経営陣が掲げるビジョンや戦略

  • ビジョン: 持続可能な成長と顧客満足度の向上を目指す。
  • 戦略: 中長期的に新製品・新サービスの開発と市場拡大を推進。

中期経営計画の具体的な施策や重点分野

  • 施策: 情報通信サービスの強化、電力小売りの拡大、新技術の導入。
  • 重点分野: オフィスソリューション、電力小売り、ファイナンシャル・プランニング。

新製品・新サービスの展開状況(決算短信参照)

  • 展開状況: 電力小売りのサービスが急速に拡大中。

収益モデルや市場ニーズの変化への適応力

  • 収益モデル: 月額制サービスと電力小売りの二本柱。
  • 適応力: 市場ニーズの変化に柔軟に対応できる。

売上計上時期の偏りとその影響

  • 偏り: 売上計上時期は特に偏りなし。
  • 影響: 売上計上時期の偏りによる影響は少ない。

技術開発の動向や独自性

  • 技術開発: 情報通信サービスの技術革新に積極的に取り組んでいる。
  • 独自性: 特に情報通信サービスにおいて独自技術の開発が進んでいる。

収益を牽引している製品やサービス

  • 主力製品: オフィス光11950、電力小売り

EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較

  • EPS(会社予想): 86.18
  • BPS(実績): 325.99
  • 現在の株価: 1055.0円
  • PER(会社予想): 12.24倍

業界平均PER/PBRとの比較

  • 業界平均PER: 17.6
  • 業界平均PBR: 1.6
  • 現在のPER: 12.24倍
  • 現在のPBR: 3.24倍

直近の株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か

  • 高値圏: 年初来高値1,274円に対し、現在の株価1,055円は安値圏。

年初来高値・安値との位置関係

  • 年初来高値: 1,274円
  • 年初来安値: 875円
  • 現在の株価: 1,055円

出来高・売買代金から見る市場関心度

  • 出来高: 45,300株
  • 売買代金: 47,426千円

売上、利益、ROE、ROAなどの指標を評価

  • 売上(過去12か月): 29.07B
  • 利益率: 8.37%
  • ROE(過去12か月): 27.90%
  • ROA(過去12か月): 13.38%

過去数年分の傾向を比較

  • 売上: 増加傾向
  • 利益: 増加傾向
  • ROE: 高水準を維持

四半期決算の進捗状況(通期予想との比較)

  • 四半期決算: 前年比で減少
  • 通期予想との比較: 予想を上回る可能性がある

自己資本比率、流動比率、負債比率の評価

  • 自己資本比率(実績): 58.9%
  • 流動比率: 2.21
  • 負債比率: 15.53%

財務安全性と資金繰りの状況

  • 財務安全性: 高水準
  • 資金繰り: 良好

借入金の動向と金利負担

  • 借入金: 1.52B
  • 金利負担: 低水準

ROE、ROA、各種利益率の評価

  • ROE(過去12か月): 27.90%
  • ROA(過去12か月): 13.38%
  • 一般的なベンチマークとの比較: ROE 10%、ROA 5%

収益性の推移と改善余地

  • 推移: 高水準を維持
  • 改善余地: 少ない

ベータ値による市場感応度の評価

  • ベータ値(5Y Monthly): 0.62

52週高値・安値のレンジと現在位置

  • 52週高値: 1,274.50円
  • 52週安値: 875.00円
  • 現在の株価: 1,055.00円

決算短信に記載のリスク要因(外部環境、為替、地政学等)

  • 外部環境: 情報通信サービス市場の競争激化
  • 為替: 為替変動による影響
  • 地政学: 地政学的リスク

業種平均PER/PBRとの比較

  • 目標株価(業種平均PER基準): 1273円
  • 目標株価(業種平均PBR基準): 523円

目標株価レンジの算出(業界平均倍率適用)

  • 割安・割高の総合判断: 割安

信用取引の状況(信用買残、信用倍率、需給バランス)

  • 信用買残: 45,100株
  • 信用買残(前週比): -11,600株
  • 信用倍率: 1.77倍

株主構成(経営陣持株比率、安定株主の状況)

  • 経営陣持株比率: 85.65%
  • 安定株主の状況: 少ない

大株主の動向

  • 大株主: 山本文彦(42.33%)、エフティグループ(8.01%)、光通信(7.33%)

配当利回りや配当性向の分析

  • 配当利回り(会社予想): 1.04%
  • 配当性向: 14.52%

自社株買いなどの株主還元策

  • 自社株買い: なし

株式報酬型ストックオプション等のインセンティブ施策

  • インセンティブ施策: なし

適時開示情報の分析(大型受注、新製品、拠点展開等)

  • 新製品: 電力小売りの拡大

これらが業績に与える影響の評価

  • 影響: 電力小売りの拡大が業績向上に寄与すると予想される。

各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理

  • 強み: 高収益性、高いROE、ROA、市場シェアの拡大
  • 弱み: 情報通信サービス市場の競争激化
  • 機会: 電力小売りの市場拡大
  • 脅威: 情報通信サービス市場の成長鈍化

企業スコア

  • 成長性: B(中立)
  • 収益性: A(優良)
  • 財務健全性: B(中立)
  • 株価バリュエーション: A(優良)

企業情報

銘柄コード 4439
企業名 東名
URL https://www.toumei.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

バリュー投資分析(5年予測・参考情報)

現在の指標

株価 1,055円
EPS(1株利益) 86.18円
年間配当 1.04円

予測の前提条件

予想EPS成長率 3.0%
5年後の想定PER 12.2倍

5年後の予測値

予想EPS 99.91円
理論株価 1,223円
累計配当 6円
トータル価値 1,229円

現在価格での試算リターン

試算年率リターン(CAGR) 3.09% (参考:低水準)

目標年率ごとの理論株価(参考値)

目標年率 理論株価 安全域価格 現在株価との比較
15% 611円 305円 × 算出価格を上回る
12% 697円 349円 × 算出価格を上回る
10% 763円 381円 × 算出価格を上回る

関連情報

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