高速(7504)企業分析レポート
株価: 2,974円(2025-11-28終値)
市場: 東証プライム|業種: 卸売業(17業種: 商社・卸売)
時価総額: 624億円
1. 企業情報
- 事業内容
- 食品向け軽包装資材の専門商社。食品容器、フィルム・ラミネート、紙製品・ラベル、包装機械・設備資材・消耗材、段ボール等を取り扱い。
- 顧客は食品加工業および食品スーパー向けが中心(食品スーパー向けが約4割)。
- 地盤は東北・首都圏、西日本へも展開。M&Aで事業拡大。
- 主力製品・サービス(連結売上構成、2025.3期)
- 食品容器 42%
- フィルム・ラミネート 21%
- 紙製品・ラベル 12%
- 機械・設備資材・消耗材 18%
- 段ボール製品 5%
- その他 2%
2. 業界のポジションと市場シェア
- 競争優位性・課題
- 強み: 食品向けに特化した専門性、東北・首都圏の基盤、M&Aによるスケール拡大、取扱品の幅広さ(資材から機械まで)。
- 課題: 卸売モデルのためマージンは相対的に低め(LTM営業利益率4.49%)。原材料価格や物流コストの変動による収益圧迫リスク。
- 市場動向と対応
- LTM売上1224億円、前年同期比成長(Quarterly Revenue Growth +9.7%)。需要は堅調。
- 西日本への展開・M&Aで地理的/顧客基盤の拡大を進める記述あり。詳細施策はデータなし。
- 市場シェア: データなし
3. 経営戦略と重点分野
- ビジョン・戦略: データなし(拡大方針としてM&A/エリア展開の言及あり)
- 中期経営計画の施策: データなし
- 新製品・新サービス(決算短信): データなし
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル
- 卸売マージン型。主に取扱高拡大とミックス改善で利益成長を図る構造。
- LTM粗利率約19.9%(粗利243億円/売上1224億円)、営業利益率4.49%、当期純利益率2.94%。
- 市場ニーズへの適応
- 食品向けというディフェンシブな需要基盤。ラインアップの広さで一括提案が可能。
- 売上計上時期の偏り: データなし
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発の動向・独自性: データなし(包装機械等の取扱いはあり)
- 収益牽引領域
- 食品容器(売上比率42%)とフィルム・ラミネート(同21%)が主力の2本柱。
- 機械・設備資材・消耗材(18%)は付帯領域として売上貢献。
6. 株価の評価(バリュエーションの現状)
- 指標(連結、会社予想)
- PER: 15.89倍、EPS: 187.16円
- PBR: 1.40倍、BPS: 2,127.37円
- 業界平均との比較
- 業界平均PER 12.1倍、PBR 1.0倍に対し、同社はともに上回る水準(プレミアム評価)。
- EPS/BPSベースの参考値
- 業界平均PER適用: 187.16円 × 12.1倍 ≈ 2,246円
- 業界平均PBR適用: 2,127.37円 × 1.0倍 ≈ 2,127円
- 提示目標株価(参考): 2,127〜2,246円
7. テクニカル分析
- トレンド
- 直近終値: 2,974円。50日移動平均2,907円、200日移動平均2,597円を上回る上昇トレンド。
- 年初来高値3,045円に接近(約2%下)、高値圏に位置。
- 位置関係
- 52週レンジ: 1,821〜3,045円。現在は上限付近。
- 出来高・関心度
- 当日出来高3.57万株は3カ月平均3.26万株、10日平均2.81万株をやや上回る。売買代金約1.05億円で流動性は中程度。
8. 財務諸表分析
- 収益・利益(単位: 百万円)
- 売上高: 91,818(2022)→ 98,850(2023)→ 106,217(2024)→ 115,915(2025)→ LTM 122,405
- 営業利益: 3,696 → 4,008 → 4,228 → 4,532 → LTM 4,736
- 親会社株主純利益: 2,662 → 2,979 → 3,115 → 3,466 → LTM 3,604
- 安定成長基調。粗利・営業利益とも段階的に拡大。
- 収益性
- LTM粗利率約19.9%、営業利益率4.49%、純利益率2.94%。
- ROE 9.04%、ROA 4.85%。
- 四半期決算の進捗(通期予想対比): データなし
9. 財務健全性分析
- 自己資本比率(連結): 65.0%
- 流動比率: 1.62倍
- 負債
- 総有利子負債: 28.3億円(注: 283百万円=28.3億円相当の記載データ。金額単位はデータ元表記に依存)
- D/E比率: 0.68%
- 金利負担: データなし
- 現金等: 65億円
- 資金繰り
- 営業CF 44.6億円、フリーCF ▲8.4億円(直近12か月)。要因はデータなし。
10. 収益性分析
- ベンチマーク比較
- ROE 9.04%(目安10%にやや届かず)
- ROA 4.85%(目安5%に概ね近い)
- 営業利益率 4.49%(卸売モデルとしては一般的な水準)
- 推移
- 売上・利益は過去数年で一貫して増加。マージンは緩やかに改善。
- 改善余地
- 付加価値(粗利)向上、販管費効率化、ミックス改善による営業利益率の上積み余地。
11. 市場リスク評価
- ベータ値(5年・月次): 0.59(市場感応度は相対的に低め)
- 52週高安/現在位置: 1,821〜3,045円の上限近辺
- リスク指標
- 年間ボラティリティ 31.34%、最大DD -38.81%、シャープレシオ -0.44
- 事業・外部リスク(決算短信記載): データなし
12. バリュエーション分析
- 業種平均との比較
- PER 15.89倍(業界12.1倍比で高め)
- PBR 1.40倍(業界1.0倍比で高め)
- 目標株価レンジ(業界平均倍率適用)
- PER基準: 約2,246円
- PBR基準: 約2,127円
- 総合
- 現状は業界平均比でプレミアム評価。プレミアム正当化の要因(成長性/収益性/安定性)との整合性が論点。
13. 市場センチメント分析
- 信用取引
- 信用買残 44,200株(前週比 +200)、信用売残 27,500株(同 +600)、信用倍率 1.61倍。
- 需給は中立〜やや買い優位。変化は小幅。
- 株主構成
- インサイダー保有比率 42.06%、機関投資家保有 15.80%、浮動株 1,491万株。
- 自己株式 6.84%保有。
- 大株主(抜粋)
- みずほ信託銀行(管理信託・高速興産A/B/C号)、日本マスタートラスト、フィデリティLP、光通信、七十七銀行 ほか。
14. 株主還元と配当方針
- 配当
- 会社予想1株配当: 116円、配当利回り: 3.90%(株価2,974円基準)
- 配当性向(試算): 約62%(116円/予想EPS 187.16円)
- 自社株買い等: 最新の実施情報はデータなし(自己株式比率6.84%保有)。
- 株式報酬・SO: データなし
- 参考イベント
- 権利落ち予定日(Ex-Dividend): 2026-03-30(予定)
15. 最近のトピックスと材料
- 適時開示(大型受注、新製品、拠点展開等): データなし
- 業績影響の評価: データなし
16. 総評
- まとめ
- 食品軽包装資材に特化した専門商社で、東北・首都圏を中心に西日本へも展開。M&Aを活用しスケール拡大。
- 売上・利益は安定的に拡大。ROE/ROAは一般的なベンチマークに概ね近い水準。
- 財務健全性は良好(自己資本比率65%、D/E 0.68%、現金65億円)。一方、直近12か月のフリーCFはマイナス。
- 株価は年初来高値圏、PER/PBRは業界平均を上回る水準。
- 需要の安定性(食品向け)とM&A/エリア拡大の進捗
- マージン改善の持続性(粗利率・営業利益率の伸長余地)
- フリーCFの改善(在庫・運転資本/設備投資の動向)
- 原材料・物流コスト変動への耐性
- SWOT
- 強み: 専門性と幅広い商材、地域基盤、安定需要、健全なBS
- 弱み: 卸売モデルに起因する利益率の低さ、FCFの変動
- 機会: 西日本展開、M&A、ミックス改善・機器販売の付加価値提案
- 脅威: 原材料・物流コスト上昇、顧客価格転嫁の遅れ、競争環境
17. 企業スコア(S/A/B/C/D)
- 成長性: A
- 売上成長(LTM +9.7%/過去数年で増加)、事業拡大(M&A・エリア展開)の方向性。
- 収益性: B
- 営業利益率4.49%、ROE 9.04%、ROA 4.85%(ベンチマーク近辺)。
- 財務健全性: S
- 自己資本比率65%、流動比率1.62倍、D/E 0.68%、現金水準良好。
- 株価バリュエーション: C
- PER/PBRとも業界平均を上回る(プレミアム評価)。
企業情報
| 銘柄コード | 7504 |
| 企業名 | 高速 |
| URL | http://www.kohsoku.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
バリュー投資分析(5年予測・参考情報)
将来のEPS成長と配当を予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。
現在の指標
| 株価 | 2,974円 |
| EPS(1株利益) | 187.16円 |
| 年間配当 | 3.90円 |
予測の前提条件
| 予想EPS成長率 | 5.0% |
| 5年後の想定PER | 15.0倍 |
5年後の予測値
EPS成長率と想定PERを基に算出した5年後の理論株価と累計配当です。
| 予想EPS | 238.87円 |
| 理論株価 | 3,583円 |
| 累計配当 | 23円 |
| トータル価値 | 3,606円 |
現在価格での試算リターン
現在の株価で購入した場合に期待できる年率換算リターン(CAGR)の試算値です。
| 試算年率リターン(CAGR) | 3.93% (参考:低水準) |
目標年率ごとの理論株価(参考値)
目標とする年率リターンを達成するための理論上の買値と、さらに50%の安全域を確保した価格です。
| 目標年率 | 理論株価 | 安全域価格 | 現在株価との比較 |
|---|---|---|---|
| 15% | 1,793円 | 896円 | × 算出価格を上回る |
| 10% | 2,239円 | 1,119円 | × 算出価格を上回る |
| 5% | 2,825円 | 1,413円 | × 算出価格を上回る |
関連情報
証券会社
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.3)」によって自動生成されました。
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