決算短信：日本食品化工（2892）

2024年3月期　決算短信〔日本基準〕(非連結)

基本情報

• 企業名：日本食品化工株式会社（証券コード 2892、上場取引所 東）
• 主要事業分野：とうもろこし等を原料とした澱粉、糖化品、ファインケミカル、副産物の製造・販売（とうもろこし加工事業の単一セグメント）
• 代表者名：代表取締役社長 荒川 健
• 会社URL：https://www.nisshoku.co.jp
• 問合せ先：経理部経理課長 中村 圭吾 TEL 0545-52-3181

報告概要

• 提出日：2024年4月30日（決算短信）
• 対象会計期間：2023年4月1日～2024年3月31日（2024年3月期、非連結）
• 決算補足説明資料：無
• 決算説明会：無

今後の予定（開示済）

• 定時株主総会：2024年6月26日（予定）
• 配当支払開始予定日：2024年6月27日
• 有価証券報告書提出予定日：2024年6月26日
• その他IRイベント：連結決算開始に関するお知らせ（2024年4月30日開示）

セグメント

• セグメント体系：単一セグメント（とうもろこし加工事業）
• 事業部門（社内区分）と概要：
  • 澱粉部門：食品・製紙向け澱粉等の製造販売
  • 糖化品部門：糖化製品（異性化糖等）等の製造販売
  • ファインケミカル部門：機能性素材等の製造販売
  • 副産物部門：主製品の副産物（飼料等）の販売

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：6,400,000株
• 期末自己株式数：1,481,606株
• 期中平均株式数：4,918,472株
• 時価総額：–（決算短信に記載なし）

財務指標（要点）

（単位：百万円、％は対前期増減率。金額は会社記載値）

• 売上高：66,676（+3.2%）
• 営業利益：2,563（△27.6%）
• 経常利益：3,008（△10.0%）
• 当期純利益：2,434（△6.6%）
• 1株当たり当期純利益（EPS）：494円98銭
• 総資産：46,427
• 純資産（自己資本）：24,330
• 自己資本比率：52.4%
• 1株当たり純資産（BPS）：4,946円77銭
• 売上高営業利益率：3.8%（会社数値）
• 自己資本当期純利益率（ROEに相当と推定）：10.4%
• 総資産経常利益率：6.5%

財務諸表要点

• 貸借対照表（2024/3/31）
  • 流動資産合計：30,462（現金及び預金 214、売掛金 15,768、在庫合計等）
  • 固定資産合計：15,965（有形固定資産 13,419）
  • 負債合計：22,097（流動負債 17,677、長期負債 4,419）
  • 純資産合計：24,330
• 損益計算書（2024年度）
  • 売上総利益：10,540
  • 販管費：7,976
  • 営業利益：2,563
  • 営業外収益：738、営業外費用：293
  • 特別利益：関係会社株式売却益 566（サニーメイズ株式譲渡）
  • 特別損失：減損損失 322（倉庫用地売却決議に伴う）
• キャッシュ・フロー（2024年度）
  • 営業CF：+6,773（税前当期純利益と減価償却等を加味）
  • 投資CF：△2,455（有形固定資産取得 2,970 等、関係会社株式売却収入 614）
  • 財務CF：△4,514（短期借入金純減 2,990、配当支払 1,387 等）
  • 現金及び現金同等物期末残高：214（前期 411）

財務の解説（会社の説明の要旨）

• 売上は原料相場上昇等の価格転嫁が進んだ項目と販売数量の増減により増収（+3.2%）。
• 営業利益等が減益となった主因は、製紙向け澱粉の販売数量減少や特別損失（減損）の計上等。
• 2023年5月の関連会社（サニーメイズ）株式売却に伴う特別利益566百万円を計上。一方、倉庫用地売却決議に伴う減損損失322百万円を特別損失として計上。
• 営業CFは大幅プラス（6,773百万円）で資金創出が進み、投資・財務活動で使用し期末現金は214百万円に減少。

配当

• 2024年3月期（実績）：年間配当 200円（中間100円、期末100円）、配当金総額 983百万円、配当性向 40.4%（会社算定）
• 2025年3月期（予想、連結開始後の予想に基づく）：年間配当予想 80円（中間40円、期末40円）、配当性向（予想）30.3%
• 特別配当：なし（記載なし）

セグメント別情報（営業収益）

• 会社は単一セグメントとしているが、部門別売上高は開示あり：
  • 糖化品部門：423.8億円（前期比 +5.7%）— 飲料向け等の販売数量増、業務用回復が寄与
  • 澱粉部門：140億円（前期比 △0.5%）— 製紙向け需要減で販売数量減
  • ファインケミカル部門：22.9億円（前期比 +8.3%）— 製品販売回復
  • 副産物部門：80億円（前期比 △3.8%）— 価格下落により売上減
• セグメント戦略（会社説明の要旨）
  • 需要回復分野（観光・外食・飲料）に対応した販売強化と、製品価格の適正化による収益確保を実施。
  • 付加価値の高い機能性素材等への注力、長期ビジョン「NSK2030」と中期計画「中経2024」に基づく体制強化を進める。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画：「中経2024」（2022～2024年度の最初の3年）を体制強化期間と位置づけ、2024年度は最終年度で基盤構築を完成させる段階。
• 長期ビジョン：「NSK2030」に沿って多様性・健康・環境配慮などへ対応し、機能性素材等で成長を目指す。
• 進捗状況：会社は2024年度を中経2024の仕上げと位置づけ、2025年以降の連結開示・見通しにより次期中計へ移行する意向。

競合状況や市場動向（開示内容の要約）

• 市場環境：
  • 原料（とうもろこし）や原油、海上運賃、為替（円安）の変動がコストと価格設定に影響。
  • 国内では製紙向け市場の縮小（紙のデジタル化）や国内人口減少による糖質総需要の中長期的減少が課題。
  • 人流回復・インバウンド回復が業務用需要を押し上げる一方、消費者の節約志向にも留意。
• 競合：同業他社の動向や輸入品の影響により価格競争・シェア争いが存在（会社は詳細な比較開示なし）。

今後の見通し（会社開示）

• 2025年3月期（連結、2024/4/1～2025/3/31）予想（連結決算に移行）
  • 売上高：62,500百万円
  • 営業利益：1,300百万円
  • 経常利益：1,700百万円
  • 当期純利益：1,300百万円
  • 1株当たり当期純利益（予想）：264.31円
  • 注記：2025期は連結開始のため対前年増減率は未記載。業績予想の前提等は添付資料参照。

リスク要因（主なもの、会社開示）

• 原材料価格・調達リスク（とうもろこし、燃料、海上運賃、為替変動）
  • 市場リスク管理規定に基づき投機的取引は行わずヘッジ等で変動影響を低減
• 法的規制（異性化糖調整金制度の運用見直し等）によるコスト負担の可能性
• 自然災害（主要生産拠点は静岡県富士市）による操業・設備被害リスク
• 競争環境・輸入品動向による価格下落リスク
• 物流関連（「物流2024年問題」）による配送維持やコスト増リスク

重要な注記

• 会計方針の変更：無し（会計基準等の改正による変更なし）
• 決算短信は監査対象外（公認会計士／監査法人の監査の対象外である旨の注記）
• 2023年5月に関連会社（株式会社サニーメイズ）株式を譲渡、関連会社から除外
• 2024年4月30日付で連結決算開始に関するお知らせを開示（2025年3月期から連結決算開始）
• 重要な後発事象：該当事項なし（決算短信記載）

以上は、会社提出の決算短信（2024年3月期、非連結）に基づく事実の要約です。数値や見通しの利用にあたっては、原文（添付資料）をご確認ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.3)」によって自動生成されました。

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