2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ: 売上高は会社予想(通期)との整合では特段の修正無し(通期予想の進捗は約33.0%)。第3四半期累計は予想・市場公表値との明確な差異開示なし(ほぼ公表方針通り)。
  • 業績の方向性: 増収(売上高380百万円、前年同期比+28.0%)だが通期では依然赤字見通し(営業損失:第3四半期累計 △421百万円)。→ 増収減益(累計では損失縮小)。
  • 注目すべき変化: Welbyマイカルテ事業が大幅増収(190,772千円、前年同期比+198.9%)で売上を牽引。一方、疾患ソリューションは前年の大型案件反動で減収(189,735千円、前年同期比-18.7%)。自己資本比率は44.0%に低下(前期末65.1%)。
  • 今後の見通し: 通期業績予想(売上1,152百万円、営業損失△86百万円)に変更なし。第4四半期に売上が集中する季節性があるため、Q4での収益改善が前提(通期見通し達成の可否はQ4実績に依存)。
  • 投資家への示唆: 大型案件の季節性(第4四半期偏重)とPL改善の鍵はQ4の受注・回収、並びにプラットフォーム提供の拡大による継続的な収益化。自己資本比率低下・現預金減少・資本調達(新株予約権・転換社債型新株予約権付社債発行の決議)など財務面の変化に注意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社Welby
    • 主要事業分野: PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)プラットフォームの開発・提供、疾患ソリューション、Welbyマイカルテ等のヘルスケア関連サービス
    • 代表者名: 代表取締役 比木 武
    • 上場取引所/コード: 東証 / 4438
    • URL: https://welby.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年11月14日
    • 対象会計期間: 2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計:連結・日本基準)
  • セグメント:
    • 単一セグメント: PHRプラットフォーム事業(疾患ソリューション、Welbyマイカルテ等を含む)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数: 8,275,582株(自己株式30株を含む)
    • 期中平均株式数(四半期累計): 8,275,552株
    • 時価総額: –(決算短信に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会: 無(決算補足説明資料作成も無)
    • 株主総会/IRイベント: –(記載なし)
    • その他: 2025年11月14日取締役会で「第13回新株予約権及び第1回無担保転換社債型新株予約権付社債の発行」決議(重要な後発事象)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(通期予想は会社公表値、単位は百万円)
    • 売上高: 第3四半期累計 380(百万円)。通期予想1,152に対する進捗率 33.0%(380 / 1,152)。(進捗:標準的〜やや低め。第4四半期偏重の事業構造を踏まえると想定範囲。)
    • 営業利益: 第3四半期累計 △421(百万円)。通期予想 △86(百万円)に対し累計の損失が既に上回っている(※数値の符号で表現)。通期目標を達成するには第4四半期で約335百万円の営業利益改善が必要。
    • 純利益: 第3四半期累計 親会社株主に帰属する当期純損失 △416(百万円)。通期の純利益予想は開示されていないため比較不可(–)。
  • サプライズの要因:
    • 売上上振れ要因: Welbyマイカルテ事業の大型寄与(メディカルデータカード子会社化に伴う売上計上等)およびPHR基盤提供の案件増加。
    • 減収要因: 疾患ソリューションは前年同期に大型案件があった反動で減収。
    • 利益改善要因: 売上総利益率の改善(売上総利益 +30.0%)および販売費一般管理費の削減(前年同期比-7.5%)により営業損失は縮小。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き(修正無し)。ただし第3四半期累計の営業損失が通期見通しを上回っているため、通期見通し達成の可否は第4四半期の大幅な損益改善(主に売上拡大と固定費分散)に依存。

財務指標

  • 財務諸表 要点(千円)
    • 売上高(第3四半期累計): 380,507 千円(前年同期 297,271 千円、+28.0%)
    • 売上総利益: 261,282 千円(前年同期 200,997 千円、+30.0%)
    • 販売費及び一般管理費: 682,332 千円(前年同期 737,746 千円、-7.5%)
    • 営業損失: △421,049 千円(前年同期 △536,749 千円)
    • 経常損失: △422,238 千円(前年同期 △537,610 千円)
    • 親会社株主に帰属する四半期純損失: △415,647 千円(前年同期 △524,597 千円)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS): △50.23 円(前年同期 △64.58 円)
  • 損益性(数値は第3Q累計、前年同期比を併記)
    • 売上高: 380,507 千円(+28.0% / +83,236 千円)
    • 営業利益: △421,049 千円(前年同期比改善:+115,700 千円)
    • 営業利益率: △110.7%(計算上マイナス、改善傾向だが依然赤字)
    • 経常利益: △422,238 千円(前年同期比改善)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: △415,647 千円(前年同期比改善)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計、通期は会社公表値)
    • 売上高進捗率: 33.0%(380 / 1,152)→ 第4四半期偏重の事業性質を勘案すると標準的な進捗。
    • 営業利益進捗率: 通期予想がマイナス(△86)ため単純な進捗率算出は不適当。累計での損失額が通期見通しの損失額を超過しているため、Q4で大幅な黒字化が必要。
    • 純利益進捗率: –(通期純利益予想は未開示)
  • 財務安全性(第3Q末:千円 / 指標)
    • 総資産: 781,316 千円(前連結期末 1,167,243 千円)
    • 純資産: 431,693 千円(前連結期末 838,339 千円)
    • 自己資本比率: 44.0%(安定水準:40%以上)← 前期末65.1%から大幅低下(注意)
    • 流動資産: 528,779 千円 / 流動負債: 336,507 千円 → 流動比率 ≒ 157%(流動比率>100%で短期支払能力は確保)
    • 負債合計: 349,622 千円 → 負債/資産比率 ≒ 44.8%(負債比率)、負債/純資産(=負債資本比) ≒ 81.0%(349,622 / 431,693)
    • 現金及び預金: 448,307 千円(前期末 740,426 千円、減少292,119 千円)
  • 効率性:
    • 売上総利益率は上昇(前年同期比で改善)。無形固定資産(のれん含む)が増加(無形固定資産合計 175,834 千円、前期122,602 千円)し、プラットフォーム関連投資を反映。
  • セグメント別: 単一セグメント(PHRプラットフォーム事業)のため詳細は省略。
  • 財務の解説: 売上はマイカルテ事業中心に回復・増加。固定費は年度通じて発生するため第4四半期の売上集中が損益改善に重要。現預金は減少しているが流動比率は良好。資本政策(新株予約権・転換社債)による希薄化・資金調達の影響に留意。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 中間配当: 0.00 円(2025年12月期:未実施)
    • 期末配当(予想): 0.00 円(通期予想:0.00 円)
    • 年間配当予想: 0.00 円
    • 配当利回り: –(株価情報なし)
    • 配当性向: –(配当が0のため算出不可)
  • 特別配当: 無
  • 株主還元方針: 現時点で配当は無配。資金・投資は事業成長(プラットフォーム開発等)に充当している旨。

セグメント別情報

  • セグメント: 単一(PHRプラットフォーム事業)
    • 疾患ソリューションサービス: 売上 189,735 千円(前年同期比-18.7%)——前年の大型案件反動が主因。継続的なDX需要はあるためパイプライン拡充を継続。
    • Welbyマイカルテサービス: 売上 190,772 千円(前年同期比+198.9%)——子会社化や大口案件、機能追加・リニューアル等で急拡大。登録医療機関 32,561 施設、アプリ累計ダウンロード約122万回(2025年9月末時点)。
  • セグメント戦略: PHR基盤(WPDP)強化、HL7 FHIR準拠、パートナー(中部電力、スズケン、NTTドコモ、日本生命等)との連携拡大、保険者向け・自治体向けモデル事業推進。狙いはプラットフォーム化による安定収益化。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 決算短信内に詳細数値の中期計画は未提示(事業方針としてPHR普及・提携強化を明示)。→ 進捗評価は定量データ不足のため部分的(当期はマイカルテ普及とプラットフォーム投資の段階)。
  • KPI達成状況: 公表KPI(かかりつけ医登録数、導入医療機関数、ダウンロード数等)は増加傾向(導入施設32,561、ダウンロード約122万回)。中長期的なKPI整合性は今後の収益化で判断。

競合状況や市場動向

  • 市場動向: 超高齢社会・医療制度改革・慢性疾患増加に伴うPHR需要拡大。マイナポータル連携等制度面での後押しもプラス要因。第4四半期に製薬企業の決算集中に伴う受注増が見込まれる(季節性)。
  • 競合・優位性: 競合との比較は短信に明記なし。WelbyはPHR基盤・パートナー網(電力会社、医療卸、通信事業者、保険会社等)と臨床実装実績で差別化を図る方針。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期修正: 無(2025年8月13日公表の通期業績予想から変更なし)
    • 会社公表の通期前提: –(為替や原油などの具体前提は開示無し)
  • 予想の信頼性: 過去の同社実績では第4四半期に売上が集中する季節性があるため、第3Qまでの状況だけでは通期達成の可否判断は難しい。会社はQ4での大型受注想定で通期据え置き。
  • リスク要因:
    • 第4四半期偏重の売上構造による季節リスク(大型受注が遅延・消滅した場合の業績悪化)
    • 資金繰り・希薄化リスク(新株予約権・転換社債発行の決議)
    • 重要顧客(外資系製薬企業等)依存リスク
    • 開発投資の回収遅延やセキュリティ/制度面の変化

重要な注記

  • 会計方針の変更: 無
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 有(税金費用の計算等、短信P.9参照)
  • 重要な後発事象: 2025年11月14日取締役会にて「第三者割当による第13回新株予約権及び第1回無担保転換社債型新株予約権付社債の発行」を決議(詳細は別途開示資料)。
  • 監査: 四半期財務諸表に対する任意の期中レビュー実施(ふじみ監査法人)—結論は「重要な点において適正と信じさせる事項は認められない」。

(備考):

  • 不明な項目は「–」で記載しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4438
企業名 Welby
URL https://welby.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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