2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想を上方修正(売上高428,000→440,000百万円、営業利益15,500→16,000百万円、経常利益16,000→18,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益11,300→12,000百万円)—市場想定との比較は提示情報なしのため省略。上振れ修正。
- 業績の方向性:増収増益(第2四半期累計:売上高245,426百万円、前年同期比+111.3%、営業利益8,098百万円、前年同期比+1.6%、経常利益9,588百万円、前年同期比+51.2%、中間純利益6,108百万円、前年同期比+38.0%)。
- 注目すべき変化:売上は大幅増(主に機構部品:アミューズメント関連の大幅増および自動車関連の増加)、一方で売上総利益率・営業利益率は前年同期に比べて低下(粗利率・営業利益率ともに圧迫)。経常利益は為替差益(929百万円)の計上が寄与して大幅増。
- 今後の見通し:通期業績は上方修正済み。為替前提を従来の1USD=145円から150円に変更(円安前提)が影響。中間進捗は売上で約55.8%、営業利益で約50.6%と通期見通し達成ペースに概ねある。
- 投資家への示唆:売上拡大はポジティブだが利益率低下が継続している点、為替変動の影響(今回プラス)に依存する側面、さらに中国子会社の清算に伴う一時費用(関係会社清算損失引当768百万円)や自己株式取得・消却(上限200万株、42億円)など資本政策の動きに注目。配当は期初見通しを据え置き(通期50円、配当性向30%ベース)。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:ホシデン株式会社
- 主要事業分野:電子部品製造(機構部品、音響部品、複合部品等)—自動車関連、移動体通信関連、アミューズメント向け等向け
- 代表者名:代表取締役社長 古橋 健士
- URL:https://www.hosiden.com/index.html
- 報告概要
- 提出日:2025年11月7日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)(2025年4月1日〜2025年9月30日)
- 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
- 配当支払開始予定日:2025年12月4日
- 決算説明会:有(機関投資家・証券アナリスト向け)、決算補足説明資料作成:有
- セグメント(報告セグメント)
- 機構部品:機構系電子部品の製造・販売(自動車、移動体通信、アミューズメント等)
- 音響部品:音響関連部品(自動車用、AV機器等)
- 複合部品その他:従来の「表示部品」を含む複合部品等(第1四半期から区分変更)
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):60,164,784株(2026年3月期中間期)
- 期末自己株式数:9,269,404株(2026年3月期中間期)
- 期中平均株式数(中間期):50,891,574株
- 今後の予定(主な日程)
- 半期報告書提出:2025年11月13日
- 自己株式取得期間:2025年11月10日〜2026年1月30日(取締役会決議:2025年11月7日)
- 自己株式消却予定日:2026年2月27日
- 中国子会社(東莞橋頭中星電器有限公司)清算予定:営業終了 2026年3月(手続き完了後清算完了)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期の修正値/中間実績との比較は進捗率)
- 売上高:中間実績 245,426百万円。通期修正予想 440,000百万円に対する進捗率 245,426/440,000 = 55.8%(通常の上期偏重を考慮するとやや高め)。
- 営業利益:中間実績 8,098百万円。通期16,000百万円に対する進捗率 50.6%(ほぼ計画通りの進捗)。
- 純利益(親会社株主帰属):中間実績 6,108百万円。通期12,000百万円に対する進捗率 50.9%。
- サプライズの要因
- 売上増は主に機構部品の大幅増(アミューズメント向けの大幅増加、及び自動車関連向け増加)。
- 経常利益が大幅増となった主因は為替差益の発生(929百万円)で、前年同期は為替差損が発生していた点の反動。
- 一方、売上が大幅増加したにも関わらず営業利益は前年比でほぼ横ばい(+1.6%)にとどまり、粗利率・営業利益率の低下が見られる(利益率悪化がサプライズの注意点)。
- 通期への影響
- 会社は為替前提を1USD=150円(従来145円)に変更した上で通期を上方修正。現状の進捗率は通期見通し達成可能な水準と判断しているが、為替や一時費用、需要動向が重要な変数。
財務指標
- 財務諸表の要点(中間期:百万円)
- 総資産:212,990(前連結年度末 200,279、+12,711)
- 純資産:142,843(前連結年度末 140,317、+2,526)
- 自己資本比率:67.1%(安定水準。前期 70.1%)
- 現金及び現金同等物:46,552(前期末 46,769、△216)
- 収益性(当中間期 vs 前中間期)
- 売上高:245,426百万円(前年同期比 +111.3% / 増加額 +129,253百万円)
- 売上総利益:12,874百万円(前年同期比 +2.4% ※金額差は小幅、ただし売上が大幅増のため粗利率は低下)
- 粗利率:12,874 / 245,426 = 5.24%(前中間期:12,565 / 116,173 = 10.82% → 明確な悪化)
- 営業利益:8,098百万円(前年同期比 +1.6%)
- 営業利益率:8,098 / 245,426 = 3.30%(前中間期:6.86% → 大きく低下。利益率圧迫は注意点)
- 経常利益:9,588百万円(前年同期比 +51.2%)—為替差益が寄与
- 親会社株主に帰属する中間純利益:6,108百万円(前年同期比 +38.0%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):120.03円(前年同期 85.50円、増加)
- 進捗率分析(通期予想 2026年3月期)
- 売上高進捗率:55.8%(245,426 / 440,000)—上期比率としてはやや高め
- 営業利益進捗率:50.6%(8,098 / 16,000)—概ね計画どおり
- 純利益進捗率:50.9%(6,108 / 12,000)—概ね計画どおり
- 過去同期間との比較:売上は大幅上振れ、利益は増加も利益率は悪化している点が相違
- 財務安全性
- 自己資本比率:67.1%(安定水準)
- 負債合計:70,147百万円(前期 59,962百万円、増加)。負債/純資産比率(負債 ÷ 純資産)=70,147 / 142,843 ≒ 49.1%(低め〜中程度、健全)
- 流動比率:流動資産183,961 / 流動負債55,005 ≒ 334%(非常に高い流動性)
- 効率性
- 総資産回転率(簡易):売上高 / 総資産 = 245,426 / 212,990 ≒ 1.15回(比較的高い)
- 売上高営業利益率は3.30%に低下(前年同期6.86%→悪化)
- セグメント別(当中間期 vs 前中間期)
- 機構部品:売上高227,402百万円(+133.9%)、セグメント利益6,423百万円(+11.0%)—増収が主因
- 音響部品:売上高10,261百万円(△5.4%)、セグメント利益1,084百万円(△22.8%)
- 複合部品その他:売上高7,762百万円(△4.1%)、セグメント利益591百万円(△23.8%)
- 財務の解説
- 売上増は機構部品の伸長が主因だが、売上総利益率・営業利益率の低下は原価構成の変化や製品ミックス、費用吸収の問題を示唆。経常利益は為替差益により大きく改善した点は重要だが、為替要因の反動リスクもある。
配当
- 中間配当:25円(2026年3月期中間期。前期中間は19円)
- 期末配当(予想):25円(通期合計50円。前期合計59円)
- 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
- 配当性向:会社方針は配当性向30%で算定(期初の配当予想は配当性向30%を前提としており、通期業績予想の修正を現時点では配当に反映せず据え置き)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自己株式取得および消却を決議(上限200万株、取得総額上限42億円。取得期間:2025/11/10〜2026/1/30、消却予定日:2026/2/27)—資本効率向上・株主還元の一環
セグメント別情報
- 機構部品
- 売上高:227,402百万円(前年同期比 +133.9%)
- セグメント利益:6,423百万円(前年同期比 +11.0%)
- コメント:アミューズメント関連の大幅増と自動車関連の増加が主因。
- 音響部品
- 売上高:10,261百万円(前年同期比 △5.4%)
- セグメント利益:1,084百万円(前年同期比 △22.8%)
- コメント:自動車関連、AV機器向け減少で低下。
- 複合部品その他
- 売上高:7,762百万円(前年同期比 △4.1%)
- セグメント利益:591百万円(前年同期比 △23.8%)
- コメント:アミューズメント関連は増加したが自動車関連が減少。
- 備考:第1四半期からセグメント区分を一部変更(従来の「表示部品」を「複合部品その他」に含める等)。前中間期の比較値は変更後区分で表示。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料内に記載の直接的な中期数値は無し(現時点は事業の生産拠点最適化とサプライチェーン多元化を推進)。
- 進捗状況:生産拠点の最適化方針に基づき、東南アジアへの投資を強化しており、中国拠点の一部生産移管を進めている。これに伴い連結子会社の東莞工場を清算(特別損失計上:関係会社清算損失引当金768百万円)。
- KPI達成状況:特定KPIの数値情報は提示なし。売上は伸長しているが営業利益率低下は中期的な改善余地を示唆。
競合状況や市場動向
- 市場動向:世界経済の不透明感が強く、米国は個人消費中心に堅調、中国は個人消費の回復が限定的、欧州は製造業低迷。電子部品業界ではEV需要一時減速や通商問題の影響、移動体通信はハイエンド機種で回復基調だが新興国は慎重。
- 競合比較:同業他社との定量比較データは提示なしのため省略。業界面では需要変動と為替が業績に与える影響が大きい点は共通のリスク。
今後の見通し
- 業績予想
- 通期(2026年3月期)修正後:売上高 440,000百万円(前回428,000)、営業利益 16,000百万円(前回15,500)、経常利益 18,000百万円(前回16,000)、親会社株主に帰属する当期純利益 12,000百万円(前回11,300)。EPS(通期予想)235.79円。
- 為替前提:1米ドル = 150円(従来145円から変更)。
- 予想の信頼性:上期実績を踏まえ上方修正しており進捗率は概ね計画的。ただし為替が想定と異なる場合や製品ミックス、需要動向により実績は変動し得る。
- リスク要因
- 為替変動(今回の経常利益改善は為替差益が寄与しているため反動リスクあり)
- 自動車・移動体通信市場の需要変動(EV関連、ハイエンドスマホ等)
- 生産拠点再編に伴う移管コスト、清算費用(中国子会社清算に伴う特別損失等)
- 原材料価格、通商問題・地政学リスク
重要な注記
- 会計上の重要事項:会計方針の変更、特有の会計処理、見積変更、修正再表示等の記載無し。
- その他重要事項
- 連結子会社(東莞橋頭中星電器有限公司)の清算決定:清算に伴う引当金 768百万円を特別損失計上。清算は2026年3月を目途に営業終了予定。
- 自己株式の取得及び消却を決議(取得上限200万株、取得総額上限42億円、取得期間 2025/11/10〜2026/1/30、消却予定日 2026/2/27)。
- 第2四半期決算短信は監査法人のレビュー対象外。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6804 |
| 企業名 | ホシデン |
| URL | http://www.hosiden.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
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