2024年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社が期初に公表した2024年通期予想との比較データは記載なしのため、会社予想比の達成率は–。前年実績(2023年)からの改善は明確(増益転換)。市場コンセンサスとの比較は情報なし。
- 業績の方向性:増収増益(売上高22,045百万円、前年+1.6%/営業利益2,245百万円、前年は△552百万円→大幅増益)。
- 注目すべき変化:重油販売が売上高で1,794百万円減(数量△20,431kL)となる一方、国内ワックス販売は数量△632トンだが単価引上げ等で売上高+2,069百万円と伸長。減損・事業構造改善費用など特別損失が縮小(特別損失29百万円、前年743百万円)。結果的に当期純利益は1,776百万円(前年△1,221百万円)と大幅黒字化。
- 今後の見通し:2025年通期予想は売上高21,300百万円(前年比約△3.4%)、営業利益1,400百万円(同△37.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益790百万円(同△55.5%)と減益予想。配当は2024年・2025年とも無配見込み。
- 投資家への示唆:中期経営計画(23-27)の「原料転換」「高付加価値化」「脱重油」が寄与して収益性が回復。ただし自己資本比率や流動比率など財務余力は改善したものの依然弱いため(詳細は財務指標参照)、今後の設備投資・在庫削減と借入調整の推移を注視。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:日本精蝋株式会社
- 主要事業分野:石油精製および石油製品(主にワックス)等の製造・販売(単一セグメント)
- 代表者名:代表取締役社長 瀧本 丈平
- URL:https://www.seiro.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年2月14日
- 対象会計期間:2024年1月1日~2024年12月31日(通期、連結)
- セグメント:
- 単一セグメント:石油精製及び石油製品の製造販売事業(ワックス、重油、その他)
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末、普通株式・自己株式含む):22,400,000株
- 期末自己株式数:2,650,747株
- 期中平均株式数:19,749,253株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会予定日:2025年3月27日
- 有価証券報告書提出予定日:2025年3月28日
- 決算説明会の有無:資料に明記なし(開催の有無は–)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(注:2024年期初の会社予想の記載がないため会社予想との達成率は記載不可)
- 売上高(実績)22,045百万円(前年21,704百万円、+341百万円、+1.6%)→ 会社予想との比較:–(情報なし)
- サプライズの要因(業績上振れ要因)
- 高付加価値ワックスへの販売比率拡大と製品価格改定により単価上昇(ワックス:数量△7%・単価+20%との説明)、限界利益重視の販売による寄与。
- 原料転換の前倒しや工程改善により重油生産を削減(逆ザヤ重油の販売減で採算改善)。
- 特別損失(事業構造改善費等)の大幅縮小(前年743→29百万円)により純利益改善。
- 一方、支払利息は増加(294→572百万円)など金融費用は悪化。
- 通期への影響:
- 会社は2025年を「基盤強化期」と位置付け、設備投資や棚卸資産削減を計画。2025年会社予想は減収減益(営業利益・純利益ともに大幅減)で、通期予想は既に保守的な見通しと推定される(ただし過去の予想達成傾向の分析は資料に限定情報のため保留)。
財務指標
- 損益要点(連結、百万円)
- 売上高:22,045(前年21,704、+341、+1.6%)
- 売上原価:17,470(前年19,743、△2,273) → 売上総利益:4,575(前年1,960、+2,615)
- 販管費:2,329(前年2,513、△184)
- 営業利益:2,245(前年△552、増加)
- 経常利益:1,682(前年△785、増加)
- 当期純利益:1,776(前年△1,221、増加)
- 1株当たり当期純利益(EPS):89.96円(前年△61.87円) 潜在株式調整後EPS:58.65円
- 財政状態(連結、百万円)
- 総資産:29,725(前年30,001、△275)
- 純資産:5,673(前年3,784、+1,889)
- 自己資本比率:19.1%(前年12.6%)→改善したが40%未満(低め)
- 1株当たり純資産:287.30円(前年191.61円)
- キャッシュ・フロー(連結、百万円)
- 営業CF:2,943(前年1,410、増加 → 良い)
- 投資CF:△149(前年△495、支出縮小)
- 財務CF:△2,367(前年△1,115、返済中心で支出増)
- 現金及び現金同等物期末:2,297(前年1,835)
- 収益性指標(注:売上高営業利益率は資料記載値)
- 売上高営業利益率:10.2%(目安:高めで良好)
- 総資産経常利益率:5.6%(資料記載)
- 当期純利益率:約8.06%(1,776 / 22,045)
- 財務安全性
- 自己資本比率:19.1%(改善、ただし40%以上が安定水準の目安→現状は低め)
- 負債合計:24,051百万円、純資産5,673百万円 → 負債/純資産 ≒ 4.24倍(高め)
- 流動比率:流動資産14,669 / 流動負債15,594 ≒ 94.1%(100%未満は短期流動性に注意)
- 効率性
- 売上高に対する減価償却は継続(減価償却費946百万円)。総資産回転率等の詳細は資料に限定的なため概況のみ。
- セグメント別
- 単一セグメント(ワックス・重油等):ワックスが売上主力(20,194→売上高内訳で20,194百万→22,045期はワックス20,194? 注:資料に前後表記あり。主要はワックス事業)。国内ワックス売上13,652百万円(前年11,583、+2,069)。輸出ワックス6,541百万円(前年6,445、+95)。重油売上1,703百万円(前年3,498、△1,794、数量大幅減)。
- 財務の解説(要約)
- 原料・物流コスト上昇や運賃高騰下で、製品価格見直しと原料転換・高付加価値品販売を進め、マージン改善が寄与。借入金は短期借入金の縮小(15,330→13,145)で財務CFは返済中心。
配当
- 配当実績と予想:
- 2023年:無配
- 2024年:無配(会社は分配可能額がないため無配)
- 2025年予想:無配(継続見込み)
- 配当性向:該当なし(無配)
- 配当利回り:0.00%(無配のため)
- 特別配当の有無:なし
- 株主還元方針:早期復配を目指す旨を表明するが、当面は分配可能額の確保が見通せないため無配継続予定。自社株買い等の記載はなし。
セグメント別情報
- 売上高(主要内訳、連結、百万円)
- 国内ワックス販売:13,652(前年11,583、+2,069) 数量:25,732トン(前年26,365、△632)
- 輸出ワックス販売:6,541(前年6,445、+95) 数量:18,310トン(前年20,891、△2,581)
- 重油販売:1,703(前年3,498、△1,794) 数量:17,920kL(前年38,352、△20,431)
- その他商品:147(前年177、△29)
- 前年同期比較:ワックスは売上金額ベースで増、数量は減。重油は数量・売上とも大幅減(脱重油の取り組み)。
- セグメント戦略:高付加価値ワックス開発・販売、原料転換の前倒し、重油削減(脱重油)、価格改定で収益性向上を図る。徳山工場・つくば事業所での成長戦略に沿った設備投資計画を記載。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(23-27):原料転換、高付加価値化、脱重油等を掲げており、2024年はこれらを前倒しで実施したことで増益。中期計画の主要施策に沿った進捗は見られる。
- KPI達成状況:定量KPIは提示されていないが、重油削減・ワックス比重増加による採算改善は進行。
競合状況や市場動向
- 競合比較:資料内に同業他社との比較データはなし(–)。
- 市場動向:世界的な原油高・円安、労務費上昇、物流コスト高の環境下で価格転嫁と製品構成の見直しが奏功。国内で唯一のワックス専業メーカーを自認しており差別化要素あり。
今後の見通し
- 会社の業績予想(連結、2025年1月1日~12月31日、百万円)
- 売上高:21,300(対2024年実績:約△3.4%)
- 営業利益:1,400(約△37.7%)
- 経常利益:860(約△48.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:790(約△55.5%)
- 1株当たり当期純利益予想:40.00円
- 予想の前提:原料選択・工程改善でワックス収率向上・重油削減、設備投資(徳山・つくば)等を織り込む。為替・原油価格等の前提は添付資料参照(詳細は資料4ページ参照を指示)。
- 予想の信頼性:会社は作成時点での合理的前提に基づくとしているが、外部環境変動(為替、原料価格等)で実績が大きく変動するリスクを明示。
- リスク要因:為替・原油価格変動、労務費上昇、物流費の高止まり、主要顧客動向、設備投資の遅延や効果不確定性。
重要な注記
- 会計方針の変更・修正再表示:特段の記載なし(該当なし)。
- 継続企業の前提:該当事項なし。
- 重要な後発事象:該当なし。
- 監査:本決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外との記載。
- その他:配当について会社法上の「分配可能額」不足により無配継続の旨。将来の配当は分配可能額確保を前提として検討。
(注記)
- 不明項目は“–”と記載しています。
- 数字は会社提出の決算短信を基に記載。自己資本比率19.1%(改善しているが40%未満で「低め」)、流動比率約94%(100%未満で「短期流動性に注意」)等、目安を併記しています。
- 本資料は情報整理を目的とした要約であり、投資助言ではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5010 |
| 企業名 | 日本精蝋 |
| URL | http://www.seiro.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | エネルギー資源 – 石油・石炭製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。