2026年3月期 第1四半期 決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 中期経営計画に沿った事業強化と成長投資継続を表明(プレミアム事業強化、ニッチ/新規事業の本格拡大、海外拠点統合・拡大、BPRによるコスト改善、ESG推進)。(ポジティブ:計画継続、ネガティブ:第1四半期での前年・計画未達)
- 業績ハイライト: 売上収益 7,284 百万円(対前年 △1.8%)/コアEBITDA 575 百万円(対前年 △15.5%)。営業利益は△719 百万円(前期△87 百万円から悪化)。(減収減益=悪い)
- 戦略の方向性: 既存の「プレミアムきのこ」事業を軸に、ニッチ・プレミアム(マッシュルーム等)と「キノコのお肉」などの新規事業で成長ドライバーを構築。海外(オランダ子会社含む)を取り込みグローバル展開を推進。BPR・生産効率化でコスト抑制。
- 注目材料:
- Q1で農業会計(IAS41)の適用により四半期で △903 百万円の損益インパクト(季節性で四半期変動大)。通期での影響は限定的と説明。
- 新商品「キノコのお肉」(2025/2発売)を既存の青果売場チャネルで拡販、数十億円規模(=2桁億円)を目指す。
- GHG排出削減(31/3期目標に向け中長期施策)、FTSE Blossom選定(ESG評価)。
- 一言評価: 中計は維持・拡張を志向するが、Q1は季節性と農業会計の影響、販売数量低下で一時的に業績が弱含み。
基本情報
- 企業概要: ユキグニファクトリー株式会社(旧:雪国まいたけ)。主要事業:生きのこの生産販売(まいたけ、ぶなしめじ、エリンギ等)およびきのこ加工食品、新規代替肉事業等。代表者:湯澤 尚史。
- 説明者: 発表者(役職):–(資料中に代表者名は記載)。発言概要:中期計画の継続、成長投資と株主還元の両立、サステナビリティ施策の説明。
- セグメント:
- 茸事業:生きのこ(まいたけ、エリンギ、ぶなしめじ、その他の茸)、加工品・海外事業等。売上の約99%を占める主要セグメント。
- その他事業:健康食品・新規事業等(売上構成比は小さい)。
業績サマリー
- 主要指標(第1四半期累計、百万円。前年同期比%表示は必ず記載)
- 売上収益:7,284 百万円(対前年 △1.8%)。良し/悪し目安:減少=悪い。
- 収益合計(公正価値変動含む):8,838 百万円(対前年 △13.1%)。
- 営業利益:△719 百万円(前年同期△87 百万円→大幅悪化)。営業利益率:対売上収益比 △9.9%(前年 △1.2%)。(悪い)
- 経常(税引前)利益:△736 百万円(前年同期△101 百万円)。
- 親会社株主に帰属する四半期利益:△636 百万円(前年同期△99 百万円、改善数値は△537 百万円の損失増=悪化)。
- 1株当たり利益(EPS、四半期):△15.95 円(前年同期 △2.48 円)。
- コアEBITDA:575 百万円(対前年 △15.5%)。コアEBITDAマージン:7.9%(対前年 9.2%→△1.3pt、悪化)
- 予想との比較:
- 会社予想に対する達成率(売上収益ベース・通期想定との比較):※通期「売上収益(内訳売上収益)」は 38,880 百万円(会社予想、2026/3期)。Q1売上収益進捗率 = 7,284 / 38,880 = 18.7%。(例年の第1四半期では季節性あるため単純比較注意)
- コアEBITDA進捗:575 / 6,220 = 9.3%(会社予想ベース)。サプライズ:Q1で対計画アンダーパフォーム(会社コメント)。
- 進捗状況:
- 通期予想に対する進捗率(売上収益約38,880 百円基準): 売上収益 18.7%(良し/悪し:第1Q比率は業界・季節要因で判断)。
- 営業利益(通期予想 3,270 百万円)に対して Q1は大幅赤字、進捗はマイナス。
- 中期経営計画(~2028/3)に対する達成率:第1四半期のみでは判断困難。中計は継続推進。
- 過去同時期との進捗比較:前年同期比で売上・コアEBITDAとも下振れ。
- セグメント別状況(第1四半期、百万円、対前年%)
- 売上収益合計:前期(2025/3)第1Q 7,419 → 当期 7,284(△135、△1.8%)。
- 茸事業(全体):前期 7,340 → 当期 7,209(△130、△1.8%)。
- まいたけ:3,563 → 3,544(△19、△0.5%)
- エリンギ:905 → 904(△1、△0.2%)
- ぶなしめじ:1,601 → 1,685(+84、+5.3%) ← 唯一増収項目(良い)
- その他の茸:1,269 → 1,075(△194、△15.3%) ← 海外事業比率約45%の項目の落ち込みが寄与
- その他事業:78 → 74(△4、△5.8%)
業績の背景分析
- 業績概要:
- Q1は販売数量が全品目で減少する一方、販売単価はまいたけ・エリンギ・ぶなしめじで前年並み〜上昇(単価プラス)を維持。ただし数量減が売上減の主因。
- 売上原価は抑制努力(原価低減)を実施したが、売上収益減でコアEBITDAは減少。
- IAS41(農業会計)適用で公正価値変動が四半期で大きく変動(Q1では収益側+1,553 百万円、売上原価側−2,457 百万円で合計損益影響 △903 百万円)。
- 増減要因:
- 増収要因:ぶなしめじの増収、販売単価上昇(主要きのこ3品の単価上昇)。
- 減収要因:販売量全体低迷(気候・需要、消費者の選別志向)、その他の茸(海外含む)の落ち込み。
- 増益/減益要因:売上減少、法人税等の支払額増(キャッシュフロー注記)、人件費上昇および運賃上昇がコストプッシュ(悪い)。一方でBPRや生産のフレキシビリティで一部改善。
- 競争環境:
- 国内市場ではプレミアム戦略により他社と差別化(当社はまいたけ等で高シェア)。業界平均対比でEBITDAマージン優位性を主張。
- 競合:大手農産/輸入品等。マッシュルーム等は海外競争も存在。
- リスク要因:
- 為替は直接の主要影響は限定的だが海外展開の通貨リスクは存在。
- 気候変動・高温等による収穫・供給影響(季節リスク)。
- IAS41による公正価値変動が四半期利益を変動させる点(投資家視点で不確実性)。
- サプライチェーン(運賃上昇等)、人件費上昇。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 中期経営計画(2024/3期~2028/3期)に沿い、①国内プレミアム事業強化、②ニッチ・プレミアム(マッシュルーム等)の拡大と新規事業創出、③グローバル展開(オランダ子会社等のPMIと追加M&A検討)、④全社的BPRによるコスト構造改善。
- 進行中の施策:
- 新商品「キノコのお肉」の販路展開(青果売場の既存チャネル活用による迅速な市場参入)。メディア露出多数で認知拡大。
- BPR(全社横断)による省人化・効率化(200名超の省人化目標など)、培地・生産工程改良による省エネ化・収益性改善。
- エネルギー最適化(LNG導入、再生エネ等)、モーダルシフトで輸送CO₂削減。
- セグメント別施策:
- まいたけ(ベース事業):プレミアムブランド強化、アイテム配分の最適化、販路での価値提案。
- マッシュルーム等(ニッチ):国内生産基盤強化と海外子会社との連携で事業拡大。
- 新規事業(代替肉):青果売場を活かした小売展開で着実に販路を確保。
- 新たな取り組み:
- 代替肉領域の拡充ときのこ+代替素材の組合せ商品開発。
- オランダ子会社の統合と国際的なチャネル共有。
将来予測と見通し
- 業績予想(通期 2026年3月期、百万円)
- 収益合計(IFRS):51,970(前期 53,139、△2.2%)
- 内売上収益:38,880(前期 37,102、+4.8%)
- 営業利益:3,270(前期 2,419、+35.1%)
- 親会社株主帰属当期利益:2,010(前期 1,502、+33.8%)
- コアEBITDA:6,220(前期 6,196、+0.4%)/コアEBITDAマージン:16.0%(前期16.7%→△0.7pt)
- 予想の前提条件:
- 市場供給は落ち着き、単価は前年並み推移を想定。インフレ環境下で消費は選別傾向。労務費上昇継続を織込。
- 公正価値変動(農業会計)は四半期変動大だが通期で限定的と想定。
- 予想の根拠と経営陣の自信度:
- 経営陣は中計に沿った戦略継続で計画達成を目指す旨。通期は前期のイレギュラー影響を除いて前年以上の成長を見込むと説明。
- 予想修正:
- 第1四半期発表時点で通期予想の修正は無し(資料では予想提示)。ただしQ1のアンダーパフォームは注視。
- 中長期計画:
- 中期目標(2028/3期):売上収益 420 億円超、海外比率 6-7%、コアEBITDAマージン 18%前後等(資料記載)。進捗は今期以降の施策次第。
- 予想の信頼性:
- IAS41や季節性の影響で四半期変動大。通期でのブレを吸収できるかは需給・単価・改善施策の進捗に依存。
- マクロ経済の影響:
- 消費の選別志向、インフレ(コストプッシュ)、地政学リスク(海外展開影響)、輸送コスト上昇が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針: 毎期のフリーCFに応じた弾力的利益還元。連結配当性向:30%程度を目標に安定配当を継続。株主優待制度年1回実施。
- 配当実績:
- 2025年3月期(実績):年間配当 15.00 円(中間 3.00 円/期末 12.00 円)。配当性向 39.8%。
- 2026年3月期(予想):年間配当 16.00 円(中間 4.00 円/期末 12.00 円)。配当性向 31.8%(想定)。
- 特別配当: なし(資料上の言及なし)。
- その他株主還元: 株主優待(自社製品詰合せ、保有期間条件あり)を継続。
製品やサービス
- 製品:
- 主要:雪国まいたけ極(まいたけ)、雪国えりんぎ、雪国ぶなしめじ、本しめじ、はたけしめじ、マッシュルーム等。
- 新製品:「キノコのお肉」(2025/2発売) — きのこを原料に“肉に近い食感”を実現した代替肉訴求商品。時短・ヘルシー志向にアピール。
- サービス/流通:
- 既存の青果売場での高配荷率チャネルを活用した販促・流通網を強みとする(来店者の立ち寄り率高くエクスポージャー効果)。
- 協業・提携:
- 大手調味料メーカー等とのコラボ・プロモーション実績(販促連携を想定)。
- 成長ドライバー:
- プレミアム商品拡充、マッシュルームの事業拡大、代替肉関連の新商品展開、海外(オランダ子会社等)での事業拡大。
Q&Aハイライト
- Q&Aセッション(資料に詳細記載なし)につき、重要点は提示されず。
- 経営陣の姿勢:中計達成へ向け施策継続とサステナビリティ強化を強調。Q1の下振れは説明はあるが、詳細な対策・定量的影響(いつ回復するか)は限定的。
- 未回答事項: 四半期ベースでの農業会計影響を踏まえた今後の変動幅、具体的な数量回復スケジュール、海外統合の具体的シナリオ・M&Aの候補等は資料では限定的。
- ポジティブ要因:
- まいたけ等プレミアム商品の高い市場シェアと独自の生産ノウハウ(袋栽培で大株生産)による参入障壁。
- 青果売場の既存チャネルを活用した新商品投入(キノコのお肉)で早期展開可能性。
- 中期でのBPR・省人化・エネルギー最適化施策でコスト低減を目指す点。
- ESG対応(GHG削減目標、FTSE選定)とそれに伴うブランド価値向上。
- ネガティブ要因:
- Q1での販売数量減と営業赤字。農業会計(IAS41)による四半期利益の変動幅が大きい点(短期評価を複雑化)。
- 現金及び預金の大幅減少(期首比 △79.3%、3,903 → 809 百万円)と営業CF悪化でネットD/E等の財務指標は悪化傾向。
- 海外事業やその他の茸での不振(その他の茸の売上 △15.3%)が見られる点。
- 不確実性:
- 気候・季節変動や消費者の選別消費動向、物流コスト・賃金上昇の継続が短期業績に影響。
- IAS41の四半期変動をどう吸収するか(通期ベースで影響限定とする想定の実現性)。
- 注目すべきカタリスト:
- 「キノコのお肉」の市場定着度(青果売場での拡販、販路拡大状況・売上寄与)。
- BPR・生産効率化施策の進捗(コスト削減効果の反映)。
- オランダ子会社のPMI進捗および追加M&Aの実施・効果。
- 四半期決算でのIAS41影響の振れ幅と通期での補正状況。
重要な注記
- 会計方針: IFRS適用(IAS第41号「農業」)により、培養から収穫にかけての公正価値変動を四半期ごとに認識。これにより四半期利益は季節性と在庫(仕掛品)水準で大きく変動する点に留意。
- リスク要因(資料に明示された主要項目): 為替・地政学・市場需給変化・原材料・運賃・賃金上昇等。公正価値変動による四半期変動。
- その他: 本資料は作成時点の情報に基づく見通しを含む。実績は様々な要因で変動する可能性がある旨の免責記載あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1375 |
| 企業名 | ユキグニファクトリー |
| URL | https://www.yukiguni-factory.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 食品 – 水産・農林業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
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