2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:四半期単独の会社予想(個別のQ1予想)は非開示。通期予想の修正は無し。市場コンセンサスの開示も無しのため「サプライズなし/通期見通し維持」と整理。
- 業績の方向性:増収増益(売上高1,722百万円、前年同期比+6.5%/営業利益92百万円、同+52.5%)。
- 注目すべき変化:営業利益・経常利益・四半期純利益が前年同期比で大幅改善。特に四半期純利益は67百万円で同+87.7%と利益率改善が顕著。
- 今後の見通し:通期予想は据え置き(売上6,320百万円、営業利益120百万円、当期純利益75百万円)。ただし、四半期進捗では営業利益・純利益の進捗率が高く(下記参照)、通期予想達成の可能性は高い一方、借入金増加や金利負担増など留意点あり。
- 投資家への示唆:売上は堅調でコスト転嫁や商品構成改善により利益率が向上している。通期予想は維持されているが、Q1時点で利益の進捗が良いため、季節性や販管費の今後動向、借入金増加による利息負担の推移を確認すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社中京医薬品
- 主要事業分野:家庭医薬品等の小売・卸売(配置薬含む)、飲料水宅配(売水事業)、関連商品の販売・サービス
- 代表者名:代表取締役社長 米津 秀二
- 上場取引所・コード:東証 4558
- URL:https://chukyoiyakuhin.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月5日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日、非連結)
- 決算説明資料:作成無し、決算説明会:無し
- セグメント:
- 家庭医薬品等販売事業:小売部門/卸売部門/配置販売(配置薬)を含む事業
- 売水事業:ミネラルウォーター宅配(12Lボトル等)および関連商品の販売
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):11,660,734株(2026年3月期1Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):10,660,070株(当期1Q)
- 自己株式数(期末):1,000,342株(2026年3月期1Q)
- 今後の予定:
- 決算発表:通期見通しは2025年5月13日発表分を維持(今回修正無し)
- 株主総会・IRイベント:–(本四半期短信記載無し)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績:
- 売上高:1,722百万円(前年同期比+6.5%)。会社の四半期別予想は非開示、通期予想(6,320百万円)に対する進捗率:27.3%(やや順調)。
- 営業利益:92百万円(前年同期比+52.5%)。通期予想(120百万円)に対する進捗率:76.7%(進捗良好)。
- 純利益:67百万円(前年同期比+87.7%)。通期予想(75百万円)に対する進捗率:89.5%(進捗非常に高い)。
- サプライズの要因:
- 小売・卸を含む家庭医薬品等販売事業で販売価格改定や商品構成改善、配置販売の拡大により利益率が改善。
- 売水事業は気温上昇による需要増で売上伸長、サイドメニュー拡充で利益改善。
- ただし支払利息は増加(前年1.55百万円 → 当期3.24百万円)しており借入増加に伴う費用増が見られる。
- 通期への影響:
- 通期予想に修正は無し。利益進捗がかなり高いため上振れ余地はあるが、原材料・物流・人件費の上振れリスクや季節性を考慮する必要あり。
財務指標
- 財務諸表の要点(百万円、四捨五入なし表記は原表参照)
- 総資産:5,467百万円(前期末5,065百万円、+402百万円)
- 純資産:2,565百万円(前期末2,526百万円、+39百万円)
- 負債合計:2,902百万円(前期末2,539百万円、+362百万円)
- 現金及び預金:1,403.9百万円(前期末1,235.5百万円、+168.4百万円)
- 受取手形・売掛金等:796.9百万円(+210.9百万円)
- 棚卸資産(商品及び製品):542.4百万円(+36.4百万円)
- 収益性(当第1四半期、2025/4/1-2025/6/30、百万円)
- 売上高:1,722百万円(前年同期比+6.5%、+105百万円)
- 営業利益:92百万円(前年同期比+52.5%、+32百万円)
- 営業利益率:5.37%(前年同期約3.75% → 改善、好材料)
- 経常利益:96百万円(前年同期比+49.3%)
- 四半期純利益:67百万円(前年同期比+87.7%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):6.30円(前年同期3.36円、大幅改善)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:27.3%(1,722 / 6,320)— 通常ペースかやや上振れ
- 営業利益進捗率:76.7%(92 / 120)— 高進捗(前倒しで利益計上)
- 純利益進捗率:89.5%(67 / 75)— 非常に高い進捗
- 過去同期間との比較:前年は利益が低調だったため、今期は利益回復が顕著
- 財務安全性
- 自己資本比率:46.9%(前期末49.9%)(安定水準、目安40%以上で安定)
- 流動比率:流動資産3,339.6 / 流動負債1,961.1 = 約170%(良好、短期支払余力あり)
- 有利子負債(概算):短期借入金790 + 1年内返済予定の長期借入金178 + 長期借入金531 = 約1,499.8百万円(増加傾向)
- 負債比率(負債/純資産):2,901.7 / 2,565.7 ≒ 113%(負債が純資産を上回るが過度ではない)
- 効率性
- 売上高営業利益率は前年から改善(約3.8% → 5.4%)、総資産回転率等の詳細は四半期のみで変動あり
- セグメント別(第1四半期)
- 家庭医薬品等販売事業(小売・卸・配置含む):売上高 合計 約1,529百万円(前年同期比+5.8%)、セグメント利益 67百万円(+47.0%)
- 売水事業:売上高192百万円(+11.5%)、セグメント利益25百万円(+69.4%)
- 備考:卸売部門は拡大を図る一方で部門別で利益変動あり(表の詳細参照)
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期実績:年間合計 5.00円(中間2.50円、期末2.50円)
- 2026年3月期(予想):年間合計 5.00円(中間2.50円、期末2.50円)— 修正無し
- 配当利回り:–(株価情報が提示されていないため算出不能)
- 配当性向(通期予想ベース):通期当期純利益予想75百万円、発行済平均約10.66百万株 → 1株当たり利益7.03円。配当5.00円/EPS7.03円 → 配当性向約71.1%(比較的高め。注意:少数株主調整等で若干変動あり)
- 特別配当の有無:無し
- 株主還元方針:自社株取得等の記載無し
セグメント別情報
- セグメント別状況(当第1四半期)
- 家庭医薬品等販売事業:売上高 約1,529百万円(+5.8%)、セグメント利益 67百万円(+47.0%)
- 小売部門:販売価格改定や商品リニューアルにより利益率改善
- 配置販売:委託販売推進で安定収益基盤化を図る
- 売水事業:売上高192百万円(+11.5%)、利益25百万円(+69.4%)
- 需要増(熱中症対策/防災備蓄)を背景に成長、サイドメニュー拡充で利用促進
- 各セグメント戦略:人手による顧客接点(ふれあい業)を強みに商品・サービス拡充、EC強化やPB拡大による販売拡大を推進
中長期計画との整合性
- KPI達成状況:配置販売・売水の成長は中期成長分野と整合する旨の言及あり。詳細KPIは未提示。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内は緩やかな回復基調だが、円安・原材料高・人手不足・物流コスト上昇などコスト面のリスクが継続。宅配水市場は防災・熱中症対策で需要が堅調。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し):売上高6,320百万円(+0.2%)/営業利益120百万円(+11.3%)/当期純利益75百万円(+66.1%)/1株当たり当期純利益7.03円
- 次期予想:–(未開示)
- 会社予想の前提:特に為替・原油の前提の明示は無し(一般的な経済変動リスクに言及)
- 予想の信頼性:Q1の利益進捗が高い一方、過去の予想達成傾向に関する具体記載は無し。中間・下期のコスト動向に依存。
- リスク要因:原材料・エネルギー・物流コスト上昇、円安、人件費増加、気候影響(季節性)、借入金増加による金利負担増等
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期財務諸表に対する監査(レビュー):無し
- その他:当資料に記載の将来見通しは現時点の合理的前提に基づくもので保証事項ではない旨の注記あり
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4558 |
| 企業名 | 中京医薬品 |
| URL | http://www.chukyoiyakuhin.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
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