2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:市場コンセンサス/同業比較の情報は開示資料に記載なしのため不明。会社内の前回通期予想との比較も本資料では開示がないため差異不明(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高7,960.9百万円、前期比+12.3%;営業利益908.9百万円、前期比+19.0%;当期純利益660.5百万円、前期比+25.4%)。
- 注目すべき変化:売上・利益ともに過去最高を更新し、二期連続で最高業績を達成。営業利益率は11.6%(前期10.8%)に改善。
- 今後の見通し:2025年3月期通期予想は売上高8,200百万円(+3.0%)、営業利益920百万円(+1.2%)と保守的な増収増益見通し。目標達成可能性は堅調なIT投資需要を前提に概ね現実的だが、世界的な金融引締めや物価上昇など外部要因で不確実性あり。
- 投資家への示唆:堅調な受注拡大と収益性改善が継続している点が確認できる。人材確保への投資や自社DX推進を継続しており、短期的には人件費投下が続くが中期的には生産性向上が期待される。市場比較データがないため相対的評価は別途必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社昭和システムエンジニアリング
- 主要事業分野:受注ソフトウェア開発(SEサービス、受注制作)およびBPO事業
- 代表者名:代表取締役社長 尾崎 裕一
- URL:https://www.showa-sys-eng.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2024年5月13日
- 対象会計期間:2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日、非連結)
- 決算補足説明資料:作成あり、決算説明会は無
- セグメント:
- ソフトウェア開発事業:SEサービス、受注制作を含む主力事業
- BPO事業:業務プロセス代行等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):4,810,000株
- 期末自己株式数:478,801株
- 期中平均株式数:4,369,090株
- 時価総額:–(株価情報未提供のため省略)
- 今後の予定:
- 定時株主総会:2024年6月21日予定
- 配当支払開始予定日:2024年6月24日
- 有価証券報告書提出予定日:2024年6月24日
- IR関連イベント:決算補足説明資料あり(説明会は無)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績:
- 会社予想との比較(達成率):前期実績(通期確定)について、直近の会社による前回予想の開示が本資料内にないため比較不可(–)。
- 市場予想との比較:市場コンセンサスデータ無しのため比較不可(–)。
- サプライズの要因(業績上振れ/下振れの主な理由):
- 主に受注拡大(DX推進や主要顧客の投資領域に沿った提案活動)により売上増加、規模拡大による粗利増で営業利益が伸長。
- 人材関連(賃金改定等)や投資を実施しているが、増収がそれを上回った。
- 通期への影響:
- 会社は2025年3月期に増収増益の保守的見通しを提示。直近の実績が好調であることは次期達成のプラス要因だが、外部環境の不確実性(金融引締め、資源価格、地政学的リスク等)が下振れリスク。
財務指標
- 損益(当期=2024年3月期、単位:百万円)
- 売上高:7,960.9(前期7,086.1、前年同期比 +12.3%、増加額+874.8百万円)
- 売上総利益:1,404.3(前年1,229.6、+14.2%)
- 営業利益:908.9(前期764.1、前年同期比 +19.0%)、営業利益率11.6%(前期10.8% → 改善)
- 経常利益:923.6(前期776.1、+19.0%)
- 当期純利益:660.5(前期526.8、+25.4%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):151.18円(前期120.42円、+25.4%)
- 主要貸借対照表(要点、単位:百万円)
- 総資産:8,285.9(前期7,676.7、+609.2)
- 純資産:4,931.0(前期4,412.2、+518.8)
- 自己資本比率:59.5%(前期57.5%)→ 安定水準(目安:40%以上で安定)
- 1株当たり純資産(BPS):1,138.49円(前期1,008.55円)
- キャッシュ・フロー(単位:百万円)
- 営業活動CF:+769(前年+475)→ 営業CFは改善
- 投資活動CF:△7(前年△72)
- 財務活動CF:△239(前年△139、配当+自己株取得)
- 現金及び現金同等物期末:4,183(前年3,661)
- 進捗率分析(四半期決算該当せず):通期確定値のため進捗率該当外(–)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率59.5%(安定水準)
- 有利子負債:短期借入金10百万円(ほぼ無視できる水準)
- 流動比率(概算):流動資産6,699 / 流動負債1,291 ≒ 519%(極めて高い流動性)
- 退職給付引当金等の長期負債は存在(固定負債合計約2,064百万円)
- 効率性:
- 売上高営業利益率11.6%(前期10.8%→改善)
- 総資産回転率(概算):売上7,961 / 総資産8,286 ≒ 0.96回転
- セグメント別(当事業年度=2024年3月期、単位:千円)
- ソフトウェア開発事業(SEサービス+受注制作)
- 売上(顧客契約による収益):7,831,284千円(前期6,949,961千円 → +12.7%)
- セグメント利益:1,387,693千円(前期1,219,188千円 → +13.8%)
- BPO事業
- 売上:129,645千円(前期136,127千円 → △4.8%)
- セグメント利益:16,597千円(前期10,389千円 → +59.8%)
- 財務の解説:
- 受注拡大により売上総利益が拡大し、販管費の増加はあるが増収効果で営業利益が拡大。
- 現金は4,183百万円と潤沢で自己資本比率も高く財務基盤は健全。配当と自己株取得による財務CFマイナスはあるが、キャッシュ残高は増加。
配当
- 配当実績と予想:
- 2023年3月期:期末40円、年間40円
- 2024年3月期:期末50円、年間50円(増配)
- 2025年3月期(予想):期末50円、年間50円(据え置き見通し)
- 配当性向:33.1%(2024年3月期、目安:持続可能な水準)
- 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自己株取得実施(当期63,781千円の自己株取得)。継続的な株主還元を実施。
セグメント別情報
- セグメント構成:
- ソフトウェア開発事業(主力):売上の大半を占め、収益性も高い
- BPO事業:売上規模は小さいがセグメント利益は改善
- 前年同期比較:
- ソフトウェア開発:売上+12.7%、セグメント利益+13.8%(主力事業の成長が全社業績を牽引)
- BPO:売上△4.8%だがセグメント利益は大幅増(+59.8%)で効率化が進展
- セグメント戦略:
- 主要顧客の重点投資領域に沿った提案による受注拡大、DX関連サービスやクラウド人材育成に注力。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「+transform 2nd Stage」(2022年4月〜3年間)の2年目(当期)実行中、次期が最終年度。
- 基本方針:①DX推進 ②既存ビジネスの維持拡大 ③社内デジタル基盤強化 ④人材確保と働き方改革
- 進捗状況:売上・利益の過去最高更新は計画に沿った進捗を示唆。人材投資や教育強化を継続しており、最終年度での目標達成を目指すフェーズ。
- KPI達成状況:個別KPIは開示無し(–)。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内ではデジタル化・クラウド投資需要が堅調。IT人材不足は継続的な課題(会社も人材育成を重点化)。
- 競合比較:同業他社との定量的比較データは本資料に記載なし(–)。相対評価は別途市場データ参照が必要。
今後の見通し
- 2025年3月期業績予想(通期、会社予想):
- 売上高:8,200 百万円(前年比 +3.0%)
- 営業利益:920 百万円(前年比 +1.2%)
- 経常利益:932 百万円(前年比 +0.9%)
- 当期純利益:666 百万円(前年比 +0.8%)
- 1株当たり当期純利益予想:153.77円
- 前提条件:特定の為替・原油等の数値前提は開示なし。国内のIT投資需要が底堅く推移することを前提とする想定。
- 予想の信頼性:過去2期で増収増益を達成しており、会社見通しは比較的保守的。ただし外部環境変動で実績が変わる可能性あり。
- リスク要因:世界的金融引締め、原材料・エネルギー価格の上昇、地政学的リスク、IT人材不足による採用・人件費圧力。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し(会計方針・見積りの変更・修正再表示いずれも無)
- 持分法該当無し、継続企業の前提に関する注記無し
- 重要な後発事象:該当事項なし
- 決算短信は監査対象外(公認会計士/監査法人の監査対象外である旨明記)
(注記)
- 不明項目は「–」で表記しました(市場コンセンサス、時価総額、配当利回りは株価情報欠如のため算出不可)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4752 |
| 企業名 | 昭和システムエンジニアリング |
| URL | http://www.showa-sys-eng.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
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