2024年8月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想の修正はなし。四半期累計の実績は通期予想に対して概ね順調(売上・純利益は進捗良好、営業利益はやや進捗が鈍い)。市場コンセンサスとの差異は資料上不明(–)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高+46.5%、営業利益+61.4%、四半期純利益+82.6%:前年同期比)。
  • 注目すべき変化:賃貸・倉庫事業の大型増収(新倉庫稼働により売上+43.2%、営業利益+122.4%)が全体業績を牽引。ホテル事業はリニューアル関連費用で赤字計上。服飾事業は売上微増だが黒字化には至らず営業損失。
  • 今後の見通し:通期業績予想の修正は無し。通期進捗は売上・純利益ともに約50%と順調だが、営業利益の進捗(約44%)はやや低めで注意。
  • 投資家への示唆:賃貸・倉庫事業の稼働拡大が現状の成長エンジン。借入増と設備投資(倉庫)が進行しており、賃貸稼働・安定したキャッシュ創出とホテルの収益改善が今後の鍵。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社カワサキ
    • 主要事業分野: 服飾事業、賃貸・倉庫事業、ホテル事業(直営化に伴い新設)
    • 代表者名: 代表取締役社長 川崎 久典
    • URL: https://www.kawasaki-corp.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日: 2024年4月12日
    • 対象会計期間: 2024年8月期 第2四半期累計(2023/9/1~2024/2/29、非連結)
    • 四半期決算補足説明資料の作成: 記載なし(–)
    • 四半期決算説明会の開催: 記載なし(–)
  • セグメント:
    • 服飾事業: 服飾品の企画・販売(実店舗・EC準備等)
    • 賃貸・倉庫事業: 倉庫賃貸運営(カワサキテクノプラザ、カワサキ貝塚テクノプラザ等)
    • ホテル事業: ホテル運営(ホテルレイクアルスター、直営化に伴い新区分)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む): 2,901,000株
    • 期中平均株式数(四半期累計): 2,148,740株
    • 時価総額: –(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 四半期報告書提出予定日: 2024年4月12日(実施済)
    • 配当支払開始予定日(中間): 2024年5月10日
    • 株主総会・IRイベント等: –(記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社公表の通期予想に対する進捗=達成率)
    • 売上高: 実績 1,101,088千円 / 通期予想 2,180,000千円 → 進捗率 約50.5%(通期の前半でほぼ半分、通常ペース)
    • 営業利益: 実績 190,039千円 / 通期予想 430,000千円 → 進捗率 約44.2%(やや未達・進捗鈍化)
    • 純利益: 実績 139,343千円 / 通期予想 290,000千円 → 進捗率 約48.0%(ほぼ順調)
  • サプライズの要因:
    • 賃貸・倉庫事業の新倉庫稼働に伴う増収増益が主因。
    • ホテル事業はリニューアル関連費用により赤字計上(営業損失発生)。
    • 服飾事業は在庫削減後に販売・開発費用を先行投入しており黒字化は未達。
  • 通期への影響:
    • 会社は業績予想を据え置き。現時点では売上・純利益は通期目標達成の目途が立っているが、営業利益の進捗がやや低めで季節要因やホテルの回復が重要。

財務指標

  • 財務諸表要点(第2四半期累計、単位:千円)
    • 売上高: 1,101,088(前年同期 751,547、+46.5%)
    • 営業利益: 190,039(前年同期 117,751、+61.4%)
    • 経常利益: 194,562(前年同期 119,002、+63.5%)
    • 四半期純利益: 139,343(前年同期 76,305、+82.6%)
    • 総資産: 8,383,885(前期末 7,560,912、+10.9%)
    • 純資産: 5,447,897(前期末 5,355,826、+1.7%)
    • 現金及び現金同等物: 647,961(前期末 226,623、+185.9%)
  • 収益性
    • 売上高(千円): 1,101,088(前年比 +46.5%)
    • 営業利益(千円): 190,039(前年比 +61.4%)
    • 営業利益率: 17.3%(前期 15.7% → 改善、良好水準)
    • 経常利益(千円): 194,562(前年比 +63.5%)
    • 四半期純利益(千円): 139,343(前年比 +82.6%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS): 64.85円(前年同期 35.51円、+82.6%)
  • 進捗率分析(通期予想比)
    • 売上高進捗率: 約50.5%(通常ペース)
    • 営業利益進捗率: 約44.2%(やや遅れ)
    • 純利益進捗率: 約48.0%(概ね順調)
    • 過去同期間との比較: 売上・利益とも前年同期比で大幅改善(賃貸・倉庫事業の寄与が大)
  • 財務の安全性
    • 自己資本比率: 65.0%(安定水準、前期 70.8%)
    • 負債合計: 2,935,987千円(負債/純資産=約53.9%:中程度)
    • 流動比率: 流動資産 1,107,883 / 流動負債 687,164 = 約161.2%(良好)
    • 長期借入金の増加: 長期借入金 1,394,560千円(前期比 +424,440千円)— 借入で設備投資を実行
  • 効率性
    • 総資産回転率や詳細な推移は資料に限定的なため算出困難(売上増で改善傾向)。
  • セグメント別(第2四半期累計)
    • 服飾事業: 売上 299,131千円(+4.2%)、営業損失 △4,880千円(前年は △1,828千円)
    • 賃貸・倉庫事業: 売上 665,323千円(+43.2%)、営業利益 265,905千円(+122.4%)
    • ホテル事業: 売上 136,633千円(新設部門)、営業損失 △70,985千円(リニューアル費用等)

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年8月期 中間配当(第2四半期末): 22.00円(支払開始予定 2024/5/10)
    • 2024年8月期 期末予想: 22.00円
    • 2024年通期配当予想: 44.00円(2023年は42.00円)
  • 配当利回り: –(株価情報なしのため算出不可)
  • 配当性向(会社予想ベース):
    • 予想EPS(通期): 134.96円 → 配当性向 = 44.00 / 134.96 ≒ 32.6%(目安:30%台は中間~やや高め)
  • 特別配当: なし
  • 株主還元方針: 自社株買い等の記載なし(–)

セグメント別情報

  • 服飾事業:
    • 売上 299,131千円(前年同期比 +4.2%)
    • 営業損失 △4,880千円(損失拡大)
    • 状況: 在庫削減は一段落、商品開発・実店舗・自社ECの整備で黒字化を目指す段階
  • 賃貸・倉庫事業:
    • 売上 665,323千円(前年比 +43.2%)、営業利益 265,905千円(前年比 +122.4%)
    • 状況: 既稼働のカワサキテクノプラザに加え、2024年1月竣工のカワサキ貝塚テクノプラザが稼働。稼働率高く底堅い収益性。
  • ホテル事業:
    • 売上 136,633千円、営業損失 △70,985千円
    • 状況: 2024年2月に空調・バスルーム等のリニューアル完了。リニューアル費用等で一時的な損失発生。今後の宿泊・宴会・レストランの回復が課題。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 資料内に具体的な中期数値目標の記載なし(–)
  • 進捗状況: 賃貸・倉庫の拡大(新倉庫竣工・稼働)により成長戦略は具現化中。ホテル直営化も実施済みだが短期的には費用負担。
  • KPI達成状況: 賃貸稼働率は高く、収益寄与が確認されている(定性的記載)。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • 国内は個人消費とインバウンド回復により需要改善。ただし世界的な金融引締め・地政学リスク・資材高騰が不確実性要因。
    • 物流・倉庫需要は堅調で賃貸・倉庫事業に追い風。
    • ホテル事業は立地に依存する需要変動。
  • 競合比較: 同業他社との定量比較データは資料に無し(–)。ただし賃貸事業拡大により相対的な収益力は向上。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更無し): 売上 2,180,000千円(+24.7%)、営業利益 430,000千円(+51.4%)、当期純利益 290,000千円(+41.4%)
    • 次期予想: –(記載なし)
    • 会社予想の前提: 特殊な前提の明記なし(為替等の具体想定は記載無し)
  • 予想の信頼性: 会社は前回公表数値から修正無し。過去の予想達成傾向は資料に記載なし(–)。
  • リスク要因:
    • 借入金増加に伴う金利負担(現状は小さいが長期化リスク)
    • 資材価格・建設費の上昇、地政学リスク、景気の下振れ
    • ホテル需要の回復遅延
    • 服飾事業の黒字化遅延

重要な注記

  • 会計方針: 会計基準等の改正による変更無し、特記すべき会計方針変更なし。
  • 四半期レビュー: 本四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外(レビューワーによる確認なし)。
  • その他重要事項: セグメント区分の変更(ホテル事業を新設)による開示変更あり。重要な後発事象は無し。

(不明な項目は — で記載しています。投資判断に関する助言は行っていません。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3045
企業名 カワサキ
URL http://www.kawasaki-corp.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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