決算短信：カワサキ（3045）

2025年８月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕（非連結）

エグゼクティブサマリー

• 決算サプライズ：会社予想（通期）は変更なし。第3四半期累計は会社予想に対して概ね順調（上振れ・下振れの修正は無し）。市場予想は不明のため比較不可。
• 業績の方向性：増収増益（売上高＋5.1％、営業利益＋33.2％、経常利益＋31.4％、四半期純利益＋20.3％／前年同期間比）。
• 注目すべき変化：服飾事業が前年の営業損失（▲11.9百万円）から黒字転換（6.8百万円）した点、ホテル事業の営業損失が大幅に縮小（▲89.3百万円→▲32.2百万円）、賃貸・倉庫事業は引き続き収益の主力（営業利益比率が高い）。
• 今後の見通し：通期予想に変更なし。第3四半期累計の進捗は売上高で約78％、営業利益で約90.8％と高水準のため、通期予想達成の可能性は高いと判断される（ただし外部要因で変動の可能性あり）。
• 投資家への示唆：収益性が改善しており耐財務力（自己資本比率70.9%）も高水準。特に賃貸・倉庫の安定収益とホテルの回復、服飾の黒字化が全体の押し上げ要因となっている点を押さえるべき。

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名：株式会社カワサキ
  • 主要事業分野：服飾事業、賃貸・倉庫事業、ホテル事業（不動産賃貸・倉庫運営、宿泊・宴会運営、衣料小売等）
  • 代表者名：代表取締役社長 川崎 久典
  • URL：https://www.kawasaki-corp.co.jp/
• 報告概要:
  • 提出日：2025年7月14日
  • 対象会計期間：2025年8月期 第3四半期累計（2024年9月1日～2025年5月31日、非連結）
• セグメント:
  • 服飾事業：衣料品の販売等
  • 賃貸・倉庫事業：不動産賃貸、倉庫運営
  • ホテル事業：ホテルの宿泊および宴会サービス
• 発行済株式:
  • 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：2,901,000株
  • 期末自己株式数：752,260株
  • 期中平均株式数（四半期累計）：2,148,740株
  • 時価総額：–（記載なし）
• 今後の予定:
  • 決算発表：既に第3四半期短信提出（7/14）
  • 株主総会／IRイベント：直近の予定は記載無し
  • その他：決算説明会資料作成および決算説明会は無し

決算サプライズ分析

• 予想vs実績（会社予想との比較は通期予想に対する累計進捗）
  • 売上高：第3四半期累計 1,732百万円 ／ 通期予想 2,222百万円 → 進捗率 約78.0%（達成状況：順調）
  • 営業利益：第3四半期累計 409百万円 ／ 通期予想 451百万円 → 進捗率 約90.8%（達成状況：良好）
  • 当期純利益：第3四半期累計 266百万円 ／ 通期予想 294百万円 → 進捗率 約90.4%（達成状況：良好）
• サプライズの要因：
  • 服飾：価格改定等により前年より収益改善し黒字化。
  • 賃貸・倉庫：稼働率高く安定的に増収・増益。
  • ホテル：万博等の需要で宿泊稼働率上昇、宴会需要回復。リニューアル費用は発生するも損失は縮小。
  • 財務面では長期借入金の返済で固定負債減少、現金預金が増加。
• 通期への影響：
  • 業績予想の修正は無し。第3四半期までの進捗からは通期予想達成の可能性は高いが、外部環境（消費動向、原材料・資源価格、為替等）に依存。

財務指標

（単位：百万円、前年同期比は%）

• 損益計算書要点（第3四半期累計）
  • 売上高：1,732 百万円（前年同期比 +5.1％、増加額：約85 百万円）
  • 売上原価：923 百万円（前年同期 944 百万円 → 原価減少）
  • 売上総利益：810 百万円（前年同期 703 百万円）
  • 販管費：401 百万円（前年同期 396 百万円）
  • 営業利益：409 百万円（前年同期比 +33.2％、増加額：約102 百万円） 営業利益率 約23.6%（409/1,732）
  • 経常利益：408 百万円（前年同期比 +31.4％）
  • 四半期純利益：266 百万円（前年同期比 +20.3％）
  • 1株当たり四半期純利益（累計）：123.67円（前年同期 102.84円、+20.3％）
• 貸借対照表要点（2025/5/31）
  • 総資産：8,047 百万円（前期末 8,122 百万円、若干減少）
  • 流動資産：1,112 百万円（前期末比 +10.9%、現金預金 +52.3 百万円、商品在庫 +65.9 百万円）
  • 固定資産：6,936 百万円（前期末比 ▲2.6%、有形固定資産減少）
  • 負債合計：2,341 百万円（前期末 2,568 百万円、減少）
  • 純資産：5,707 百万円（前期末 5,555 百万円、増加）
  • 自己資本比率：70.9%（安定水準：70.9%（高））
• 財務安全性：
  • 流動比率（流動資産/流動負債）：約161.0%（1,111,696 / 690,447）→ 安定（目安100%以上で流動性良好）
  • 負債比率（総負債/純資産）：約41.0%（2,340,825 / 5,706,581）→ 低めで財務余裕あり
  • 長期借入金：821.4 百万円（前期末 1,025.3 百万円、減少。借入金償還進捗）
• 効率性・その他：
  • 減価償却費（第3四半期累計）：226,978 千円（約227 百万円、前年同期 217 百万円）
  • 支払利息：4.5 百万円（小幅増）
• セグメント別（売上高 / セグメント利益）第3四半期累計（前年同期比）
  • 服飾事業：売上 425.9 百万円（+2.3%）、セグメント利益 6.8 百万円（前年は▲11.9百万円→黒字化）
  • 賃貸・倉庫事業：売上 1,042.2 百万円（+2.8%）、セグメント利益 434.7 百万円（+6.4%）
  • ホテル事業：売上 264.4 百万円（+21.4%）、セグメント損失 ▲32.2 百万円（損失縮小）
• 財務の解説：
  • 賃貸・倉庫が収益柱で高い利益率を維持。服飾は原材料高等の逆風の中、価格改定等で黒字化。ホテルは稼働回復が収益改善につながっているがリニューアル費用が影響。

配当

• 配当実績と予想：
  • 2024年8月期：期中（第2四半期）22円、期末28円、合計50円
  • 2025年8月期（予想）：第2四半期 25円、期末 25円、合計 50円（増配：年間50→50だが中間は+3円、期末は同額）
  • 直近の配当予想修正：無
• 配当利回り：–（株価情報なしのため算出不可）
• 特別配当：無し
• 株主還元方針：自社株買い記載無し。通常配当を継続。

セグメント別情報

• 服飾事業：
  • 売上高：425.9 百万円（+2.3%）
  • セグメント利益：6.8 百万円（前年は▲11.9百万円→黒字化）
  • 戦略・所見：価格改定の効果で収益改善。消費冷え込みの影響は受けるため引き続き注視。
• 賃貸・倉庫事業：
  • 売上高：1,042.2 百万円（+2.8%）
  • セグメント利益：434.7 百万円（+6.4%）
  • 戦略・所見：稼働率高く安定収益を確保。グループのキャッシュ創出源。
• ホテル事業：
  • 売上高：264.4 百万円（+21.4%）
  • セグメント損失：▲32.2 百万円（損失幅大幅縮小）
  • 戦略・所見：万博等の観光需要や宴会回復で改善。ただしリニューアル費用等の一時費用が発生。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画：当短信に中期計画の具体数値は記載無し。進捗はセグメント別の収益改善（服飾の黒字化、ホテルの回復）がポジティブ。
• KPI達成状況：会社が公開する明確なKPIの記載無し。自己資本比率の維持、借入金削減はポジティブ。

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較：同業他社との比較データは本資料に記載無し → 比較不可（–）。
• 市場動向：国内消費は物価高と節約志向で低調。ホテル業は観光回復で恩恵、賃貸・倉庫は需要安定。為替・原材料価格・世界経済の不確実性がリスク。

今後の見通し

• 業績予想：
  • 通期（2025年8月期）予想：売上高 2,222 百万円（+1.8%）、営業利益 451 百万円（+12.1%）、経常利益 449 百万円（+10.0%）、当期純利益 294 百万円（+0.2%）、1株当たり当期純利益 136.82円
  • 予想修正：無し（直近公表値から変更なし）
  • 会社予想の前提条件：特段の前提記載なし（為替・原油等の想定は明示なし）
• 予想の信頼性：第3四半期累計の進捗率（売上約78%、営業利益約91%）からは通期達成の見込みは高いが、外部環境に左右される点は留意。
• リスク要因：為替変動、原材料・エネルギー価格上昇、消費低迷、景気後退、ホテル需要の変動など。

重要な注記

• 会計方針：変更無し（会計基準改正含む）
• 監査・レビュー：四半期財務諸表に対する公認会計士等によるレビューは無し
• その他重要事項：特になし（重要な後発事象なし）

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

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