2026年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の四半期予想は開示されておらず、通期予想の修正は無し。四半期実績は市場予想との比較情報なしのため判断不可(–)。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比3.6%減、営業利益は同69.6%減)。
  • 注目すべき変化:素材ビジネスが前年同期比で売上・セグメント利益ともに改善(売上+8.0%、セグメント損失→利益へ改善)。一方で資源ビジネスは売上▲7.3%、セグメント利益▲30.7%と減収減益。
  • 今後の見通し:通期業績予想(通期売上4,800百万円、営業利益380百万円など)は修正なし。第1四半期の進捗は売上進捗率約20.7%と順調だが、利益進捗は極めて遅く(営業利益進捗約4.1%、当期純利益進捗約0.9%)、通期達成には下期での回復が必要。
  • 投資家への示唆:素材ビジネスの改善と廃プラ・化学リサイクル関連の先行投資が今後の成長を支える一方、自己資本比率が極めて低く(6.4%)、負債依存が高いため資金面・利益確保のトレンドを注意深く見る必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社リファインバースグループ
    • 上場コード/市場:7375 / 東(東証)
    • URL:https://www.r-inverse.com
    • 主要事業分野:素材ビジネス(再生塩化ビニルコンパウンド「リファインパウダー」、再生ナイロン樹脂「REAMIDE®」 等)および資源ビジネス(収集・運搬・中間処理等の廃棄物・資源循環サービス)
    • 代表者名:代表取締役社長 越智 晶
    • 問合せ先:経理財務部長 蓮池 智嗣 TEL 03-6281-4879
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月14日
    • 対象会計期間:2026年6月期 第1四半期連結累計期間(2025年7月1日~2025年9月30日)
    • 決算補足説明資料:作成あり、決算説明会は開催無し
  • セグメント:
    • 素材ビジネス:再生塩化ビニルコンパウンド(リファインパウダー)、再生ナイロン(REAMIDE®)等の製造・販売
    • 資源ビジネス:廃棄物の収集・運搬・中間処理、DX化によるバリューチェーン改革等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):3,348,421株
    • 期中平均株式数(四半期累計):3,348,284株
    • 自己株式数:137株
    • 時価総額:–(提示なし)
  • 今後の予定:
    • 次回決算発表:通期のスケジュールは記載された通期予想のみ(修正無)/株主総会・IRイベント等の記載は無し

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社四半期予想がないため会社予想との達成率は–、通期予想との比較は下記の進捗率参照)
    • 売上高:実績 994,200千円(前年同期比▲3.6%)/会社四半期予想:–(達成率:–)
    • 営業利益:実績 15,593千円(前年同期比▲69.6%)/会社四半期予想:–(達成率:–)
    • 純利益:親会社株主に帰属する四半期純利益 2,630千円(前年同期比▲92.3%)/会社四半期予想:–(達成率:–)
  • サプライズの要因(上振れ/下振れの主な理由)
    • 主因:販売費及び一般管理費が前年同期より増加(前期274,433千円→当期286,722千円)、全社費用(一般管理費・技術試験費等)が増加し営業利益を圧迫。
    • セグメント別:素材ビジネスは需要増で増収・黒字化したが、資源ビジネスは前期の大口案件の反動等で売上減・利益減。
    • 財務面:短期借入金・長期借入金の返済進行で現金預金が減少(現金及び預金が181,352千円減少)。
  • 通期への影響:通期予想の修正は無し。だが利益進捗率が極めて低いため、通期計画達成には下期での利益回復・コストコントロールの徹底が必要。

財務指標

  • 財務諸表の要点(千円)
    • 損益(第1四半期累計):売上高 994,200 / 営業利益 15,593 / 経常利益 8,165 / 四半期純利益(親会社帰属)2,630
    • BS(当期末 2025/9/30):総資産 3,337,726 / 負債合計 3,059,417 / 純資産 278,309
    • キャッシュ・フロー:第1四半期の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(提示無し)
  • 収益性
    • 売上高:994,200千円(前年同期比▲3.6%、前期1,031,825千円→減少額37,625千円)
    • 営業利益:15,593千円(前年同期比▲69.6%、前期51,232千円→減少額35,639千円)
    • 営業利益率:1.57%(目安:高いほど良。前年同期は約4.97%)
    • 経常利益:8,165千円(前年同期比▲80.9%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,630千円(前年同期比▲92.3%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):0.79円(前年同期 10.16円)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第1四半期進捗)
    • 通期売上高進捗率:994,200 / 4,800,000 = 約20.7%(通期目標に対し概ね順調)
    • 通期営業利益進捗率:15,593 / 380,000 = 約4.1%(低い)
    • 通期純利益進捗率:2,630 / 300,000 = 約0.9%(極めて低い)
    • 過去同期間との比較:前年同期の売上は1,031,825千円であったため売上は減少だが、詳細な通期進捗の過去比較データは提示無し(–)
  • 財務の安全性
    • 自己資本比率:6.4%(前期6.1%)→ 6.4%(低水準、目安:40%以上で安定。現状は非常に低く財務体質は脆弱)
    • 負債合計 / 総資産比率:約91.7%(負債が資産の大半を占める)
    • 流動比率:流動資産1,288,978 / 流動負債1,073,160 = 約120.1%(目安:100%超は短期支払能力あり。ただし余裕は大きくない)
    • 長短借入金:短期借入金 30,000千円(前期80,000千円)、1年内返済予定の長期借入金 533,848千円、長期借入金 1,656,229千円。長期債務は依然大きい。
    • 負債比率(負債/純資産):約1,099%(非常に高い=純資産に対する負債依存が高い)
  • 効率性
    • 売上高営業利益率は前年同期から低下(約4.97%→約1.57%)、収益性の悪化が明確
    • 減価償却費:56,368千円(前年同期54,946千円、やや増加)
  • セグメント別(第1四半期)
    • 素材ビジネス:売上 321,856千円(前年同期比+8.0%)、セグメント利益 41,149千円(前年同期はセグメント損失12,254千円 → 大幅改善)
    • 資源ビジネス:売上 694,593千円(前年同期比▲7.3%)、セグメント利益 123,720千円(前年同期比▲30.7%)
    • セグメント合計利益 164,870千円から全社費用149,785千円を差し引き、営業利益15,593千円になっている(全社費用の負担が大きい)
  • 財務の解説
    • 売上は微減ながら素材ビジネスの改善が見られる。一方で全社費用が増加し営業利益を大幅に圧迫。自己資本比率が極めて低い点は引き続き注意が必要で、借入金の返済やリース債務の増加等も負担要因。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年6月期:中間配当 0.00円、期末 0.00円(年間0.00円)
    • 2026年6月期:第1四半期末・第2四半期末・第3四半期末・期末ともに未定(現時点で配当予想額は未定)
    • 直近の配当予想修正:無
  • 特別配当の有無:当期は無し
  • 株主還元方針:自社株買い等の記載なし(現時点で特別な株主還元策なし)

セグメント別情報

  • セグメント別状況(第1四半期)
    • 素材ビジネス:売上321,856千円(+8.0%)、セグメント利益41,149千円(前年同期は▲12,254千円→黒字転換)。主因はリファインパウダーの需要増、REAMIDE®の高付加価値化。先行投資(油化ケミカルリサイクル原料供給のサプライチェーン構築)も実施。
    • 資源ビジネス:売上694,593千円(▲7.3%)、セグメント利益123,720千円(▲30.7%)。大手顧客の受注は増加するが、前期の大口案件の反動で前年同期比では減収減益。オペレーション見直しやDXで生産性向上を図る。
  • 前年同期比較:
    • 全社では売上▲3.6%、営業利益▲69.6%となり利益面で大幅悪化。
  • セグメント戦略:
    • 素材:製品高付加価値化、ライセンス供与・外部連携の拡大、廃カーペット回収量拡大
    • 資源:収集体制強化、DX化、廃プラの広範な収集仕組み構築、三菱ケミカルとの連携強化

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料では「成長領域の拡大」「資源循環の取組み強化」「新規事業(廃プラの収集・再資源化)への投資」を掲げており、素材ビジネスの改善や化学リサイクルのサプライチェーン構築は中期計画と整合。
  • KPI達成状況:具体的KPIの数値進捗は開示無し(–)

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較:同業他社との定量比較データは開示無し(–)。ただし、サーキュラーエコノミーや化学リサイクル分野での需要増加が追い風。
  • 市場動向:脱炭素・資源循環の潮流によりリサイクル製品(リファインパウダー、REAMIDE®)への引合い増。三菱ケミカル等大手との連携は事業拡大の追い風。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更無し):売上高 4,800,000千円(前期比+17.9%)、営業利益 380,000千円(+108.5%)、経常利益 330,000千円(+118.2%)、当期純利益 300,000千円(+105.4%)、1株当たり当期純利益 89.60円
    • 次期予想:–(未提示)
    • 会社予想の前提条件:詳細は添付資料に記載(為替等の前提は決算短信の該当ページ参照)
  • 予想の信頼性:第1四半期の利益進捗は極めて低く、下期にかけて利益改善が前提となるため、予想達成は下期の収益回復に依存。過去の予想達成傾向は記載無し(–)。
  • リスク要因:
    • 大口案件の有無による業績変動、原料価格や処理コストの変動、借入金返済・資金繰りリスク、規制動向(廃棄物処理規制等)、提携先(例:三菱ケミカル)との関係変化等。

重要な注記

  • 会計方針:当四半期における会計方針の変更、見積り変更、修正再表示は無し
  • 連結範囲の変更:無し
  • 監査・レビュー:当該四半期連結財務諸表に対する公認会計士又は監査法人によるレビューは無し
  • その他:決算補足説明資料は同社ウェブサイトに掲載予定

(注記)

  • 不明な項目は「–」で表記しています。
  • 財務比率等には目安を併記しました(例:自己資本比率6.4%(低水準、目安:40%以上で安定))。
  • 本資料は提供された決算短信を基に情報整理したものであり、投資助言・売買勧誘は行っていません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7375
企業名 リファインバースグループ
URL https://www.r-inverse.com
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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