2026年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)は修正なし。市場予想は提示されていないため比較不可(市場予想:–)。通期見通しに対する第1四半期の進捗は売上高進捗率24.8%で概ね順調(詳細は下段参照)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高621百万円、前年同期比+4.2%;営業利益52.7百万円、同+30.7%)。
- 注目すべき変化:四半期ベースで有価証券の評価益・運用益が大幅に改善(営業外収益の有価証券運用益が45,831千円に増加)。これにより経常利益は76.0百万円(前年同期比+195.9%)と大幅増。
- 今後の見通し:会社は通期予想(売上高2,500百万円/営業利益230百万円/親会社株主帰属当期純利益144百万円)を維持。第1四半期進捗は売上・純利益で概ね25%台、営業利益は約23%で季節性を踏まえれば達成可能と判断(修正:なし)。
- 投資家への示唆:資産運用(有価証券評価益)が収益を押し上げている点に注意。ストック型収入(サブリース等)を重視する経営の下、外部環境(有価証券評価・金利・不動産市況)に左右されやすい構成があるため、評価益の変動リスクを織り込む必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社エリアクエスト
- 主要事業分野:不動産ソリューション事業(サブリース等の不動産関連サービス、ストック型収入に注力)
- 代表者名:代表取締役社長 清原 雅人
- URL: http://www.area-quest.com
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月12日
- 対象会計期間:2026年6月期 第1四半期(2025年7月1日~2025年9月30日)
- セグメント:
- 単一セグメント:不動産ソリューション事業(グループは単一セグメントのため詳細省略)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):17,145,800株
- 期末自己株式数:1,120,000株
- 期中平均株式数(四半期累計):16,025,800株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表(次):通期および中間発表日等は資料参照/別途公表(現資料に具体日付記載なし)
- IRイベント:決算説明会の有無は現資料で明記なし(注記参照)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期数値に対する進捗として算出)
- 売上高:実績621百万円/通期予想2,500百万円 → 達成率24.8%
- 営業利益:実績52.74百万円/通期予想230百万円 → 達成率22.9%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績36.03百万円/通期予想144百万円 → 達成率25.0%
- 市場予想との比較:市場予想は記載なし(–)
- サプライズの要因:
- 有価証券運用益の増加(営業外収益45,831千円)と評価益(その他有価証券評価差額金が△117,404千円→+154,794千円へ大幅改善)が経常利益・包括利益を押し上げ。
- 一方で固定資産売却損・除却損、保険解約損等の特別損失16,304千円は発生しているが、営業外収益の増加が上回った。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。第1四半期の進捗は概ね順調だが、有価証券評価等の季節変動や市況次第で変化しやすく、達成可能性は営業の安定(ストック収入)に依存。
財務指標
- 財務諸表(要点、単位=百万円)
- 売上高(第1Q):621(前年同期595、+4.2%)
- 営業利益:52.74(前年同期40.36、+30.7%)→ 営業利益率 8.5%(前年同期 6.8%、改善)
- 経常利益:76.02(前年同期25.69、+195.9%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:36.03(前年同期15.21、+136.9%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):2.25円(前年同期0.94円、+約139%)
- 貸借対照表(第1Q末)
- 総資産:4,045.8百万円(前期末3,954.2百万円、増加+91.6百万円)
- 負債合計:2,514.3百万円(前期末2,565.4百万円、減少-51.1百万円)
- 純資産合計:1,531.5百万円(前期末1,388.8百万円、増加+142.7百万円)
- 自己資本比率:37.9%(前期末35.1%)(目安:40%以上で安定→現状は改善中だがやや低め)
- 流動性・安全性
- 流動資産:627.8百万円/流動負債:988.8百万円 → 流動比率(current ratio)≈63.5%(目安100%以上が望ましい → 低め)
- 負債比率(負債/資産):約62.2%(高め)
- 長期預り保証金(大口):1,156.6百万円(固定負債の大きな構成要素)
- 短期借入金は増(84.7→124.6百万円)、長期借入金は減(176.6→143.1百万円)
- キャッシュ・フロー:四半期のキャッシュ・フロー計算書は添付されていない(作成していない旨)
- 効率性
- 売上総利益:175.35百万円(前期160.08百万円、+9.5%)
- 減価償却費(第1Q累計):33.80百万円(前年31.04百万円)
- セグメント別:単一セグメントによりセグメント別詳細は省略
- 財務の解説:
- 投資有価証券の増加(695.36→789.87百万円、+94.51百万円)が総資産増の主要因。その他、純資産は包括利益の改善(評価差益)と当期利益計上で増加している。短期流動性(流動比率)は低めで注意。
配当
- 配当実績および予想(1株あたり)
- 2025年6月期:中間 0.00円/期末 3.00円(合計 3.00円)
- 2026年6月期(予想):中間 3.00円/期末 3.00円(合計 6.00円)
- 直近公表からの修正:なし(会社は通期配当予想を据え置き)
- 配当性向(想定)
- 会社の通期EPS予想:8.96円 → DPS合計6.00円 ⇒ 配当性向 ≈ 67.0%(高め)
- 特別配当:なし
- 自社株買い等:記載なし(–)
セグメント別情報
- セグメント:不動産ソリューション事業(単一)
- 売上・収益構成:全社数値に含む(セグメント分解はなし)
- 前年同期比較:売上高+4.2%、営業利益+30.7%
- セグメント戦略:ストック収入(サブリース)による安定収益化を重点に営業投資(採用・販促)を継続中
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料中に具体的目標年次のKPIは記載なし(–)
- KPI達成状況:ストック収入の安定化を重視しており、通期見通し維持は中期方針と整合的との説明あり
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との比較データは添付資料に記載なし(–)
- 市場動向:国内は緩やかな回復基調だが、物流コスト・人件費上昇や地政学リスク等で先行き不透明。会社は景気波動に左右されにくいストック収入基盤の強化を掲げる
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年6月期)予想:売上高2,500百万円(前期比+0.9%)、営業利益230百万円(同+21.0%)、親会社株主帰属当期純利益144百万円(同+28.0%)、1株当たり当期純利益 8.96円
- 第2四半期累計予想:売上1,220百万円、営業利益110百万円等(資料記載)
- 会社予想の前提条件:主にサブリース等のストック収入の堅調推移。為替や原油等外部前提の明示はなし(詳細は添付資料2参照)
- 予想の信頼性:会社は通期見通しを据え置き。第1Qの進捗はおおむね均衡しているが、有価証券評価等の外部要因で変動し得る
- リスク要因:
- 不動産市況・賃貸市況の悪化、金利上昇による金融費用増
- 投資有価証券の評価損失リスク(第1Qで評価益に寄与しているため反転リスクあり)
- 法制度・税制変更や景気後退による入居率低下等
重要な注記
- 会計方針:会計基準等の改正に伴う会計方針の変更あり(但し詳細の影響は資料中の注記参照)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の記載あり
- 添付資料にて「業績見通しの前提条件」等の詳細説明を案内(利用時は添付資料2ページ参照)
(注記)
- 本資料は会社が開示した第1四半期決算短信に基づく整理情報です。投資判断を目的とした個別の助言・推奨は行っておらず、数値の一部は四捨五入により端数処理しています。
- 不明な項目は“–”で表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8912 |
| 企業名 | エリアクエスト |
| URL | http://www.area-quest.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 不動産 – 不動産業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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