2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社が公表している通期予想に変更は無し(修正なし)。市場予想は提示なしのため比較不可(→–)。四半期単独では売上高1,368百万円、営業損失120.8百万円で「ほぼ予想どおり(会社予想の修正無し)」と表現可能。ただし営業・純損失は想定どおり発生。
- 業績の方向性:増収増益/減収増益等の前年比較は非連結移行に伴い前年同期比記載なし。ただし当四半期は売上確保するも利益面で赤字(減益=四半期純損失)。
- 注目すべき変化:期中に新株予約権行使等により資本金・資本剰余金が増加(資本金+60,305千円、資本剰余金+60,305千円)し、2025年7月31日時点で合計754百万円を調達。資金調達で運転資金・設備投資に備える一方で四半期純損失142.8百万円を計上し純資産は減少。
- 今後の見通し:通期(2026年3月期)予想は変更なし(売上7,630百万円、営業利益80百万円、当期純利益4百万円)。ただし第1四半期の進捗は通期に対し約17.9%(Q1/通期)とやや低め、営業赤字の累積により通期達成には販促・コスト管理・資金繰りが重要。
- 投資家への示唆:新ブランド導入と越境ECなど成長投資を進める一方で自己資本比率が低く(4.2%)、短期借入金が大きいためキャッシュポジション・資金調達の進捗と新ブランドの収益性回復が決算の注目点。配当は0.00円(予想含む、修正なし)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社セキド
- 主要事業分野:ファッション事業(輸入ブランド専門店「GINZA LoveLove」「&choa!」等の店舗運営、通販含む)、美容事業(韓国コスメ・美顔器の代理販売)、賃貸・その他
- 代表者名:代表取締役社長 関戸 正実
- 上場市場/コード:東証 / 9878
- IR問合せ:取締役執行役員管理部長 弓削 英昭 TEL 03-6300-6335
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月1日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期累計(2025年3月21日~2025年6月20日、非連結)
- 決算説明資料:作成無し、決算説明会:無し
- セグメント:
- ファッション事業:店舗運営(GINZA LoveLove、&choa! 等)、越境EC等の販売チャネル拡大
- 美容事業:韓国コスメ・美顔器等の国内代理販売(medicube等)
- 賃貸部門:不動産等の賃貸
- その他:外商等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):2,212,928株(2026年3月期1Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):2,039,248株
- 期末自己株式数:3,606株
- 時価総額:–(資料記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表・株主総会・IRイベント:資料に記載無し(決算説明会も無し)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較)
- 売上高:1,367.9百万円(通期予想7,630百万円に対する進捗率 約17.9%)
- 営業利益:△120.8百万円(通期予想80百万円に対し既に赤字計上、達成率は未達)
- 純利益:△142.8百万円(通期予想4百万円に対し未達)
- 会社は通期・第2四半期累計の予想に修正無し
- サプライズの要因:
- 上振れ/下振れの明示は無し。赤字は「売上の不足」および新規ブランド展開等の投資フェーズによる。商品価格高騰による個人消費への影響でファッション事業の利益が圧迫。
- 通期への影響:
- 現時点で通期予想の修正は無し。ただしQ1の営業赤字を踏まえ、後半での収益回復(新ブランドの寄与、販促効果、コスト管理)が必要。資金面は新株予約権行使等で一部調達済み(754百万円、7月31日時点)で当面の運転資金は確保。
財務指標
- 損益(第1四半期累計、単位:百万円)
- 売上高:1,367.96
- 売上総利益:377.88
- 販管費:498.65
- 営業損失:△120.76(営業利益率 △8.8%(目安:マイナスは改善要))
- 経常損失:△136.09
- 四半期純損失:△142.83
- 1株当たり四半期純利益(EPS):△69.91円(前年同期は非連結移行で比較不可)
- 貸借対照表(2026年3月期第1四半期末、単位:千円 / 百万円で一部表記)
- 総資産:4,749,698千円(4,749.7百万円、前期末比 -19百万円)
- 流動資産:3,523,434千円(主な増減:商品↑22,130千円、売掛金↓35,775千円、現金↓35,555千円)
- 固定資産:1,226,263千円(有形固定資産↑19,288千円)
- 負債合計:4,544,523千円(前期末比 +8,354千円)
- 純資産合計:205,174千円(前期末比 -28,232千円)
- 収益性
- 売上高:1,367.96百万円(前年同期比:記載なし)
- 営業利益:△120.76百万円(前年同期比:記載なし)、営業利益率 △8.8%(改善余地)
- 経常利益:△136.09百万円(前年同期比:記載なし)
- 純利益:△142.83百万円(前年同期比:記載なし)
- EPS:△69.91円(前年同期比:記載なし)
- 進捗率分析
- 通期売上高進捗率(Q1/通期):1,367.96 / 7,630 = 約17.9%(線形25%を下回る)
- 通期営業利益進捗率:営業赤字のため単純比較困難。通期80百万円に対し既に▲120.8百万円のため回復が必要
- 通期純利益進捗率:同上(通期4百万円に対し▲142.8百万円)
- 第2四半期(H1)進捗(Q1/H1予想):1,367.96 / 3,440 = 約39.8%(H1に対して約40%の進捗)
- 過去同期間との比較:会計方式変更のため直接比較不可
- 財務安全性
- 自己資本(注):201百万円(参考値)/純資産合計205.2百万円
- 自己資本比率:4.2%(前期末4.8%)→ 4.2%(低い水準;目安40%以上で安定)
- 負債比率(負債合計/純資産):約22.2倍(約2,216%)→ 高レバレッジ(注目点)
- 流動比率:流動資産3,523 / 流動負債3,642 = 約96.8%(1未満に近く短期支払余裕は限定的)
- 効率性
- 総資産回転率等の詳細は非提示(売上/総資産 = 1,367.96 / 4,749.70 ≈ 0.29回/年)
- セグメント別(第1四半期累計)
- ファッション:売上865.3百万円(総額表示1,055百万円)、セグメント損失28.3百万円(商品価格高騰で個人消費に影響)
- 美容:売上439.9百万円、セグメント損失17.1百万円(medicube等で売上伸長中だが投資負荷)
- 賃貸部門:売上8.85百万円、セグメント利益7.68百万円
- その他:売上53.88百万円、セグメント利益5.14百万円
- 財務の解説:
- 在庫が増加(新規ブランド導入等)、短期借入金が増加しており(短期借入金2,453百万円)、運転資金需要が継続。7月末の資金調達(754百万円)で当座の資金は補強済みだが、自己資本比率は低く財務の脆弱性はある。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:0.00円(予定含む)
- 期末配当:0.00円(予想)
- 年間配当予想:0.00円(修正無し)
- 配当利回り:–(株価情報なし)
- 配当性向:–(当期純利益が赤字/予想含め0)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:当該期は配当0、自己株買い等の情報なし
セグメント別情報
- セグメント別状況(第1四半期累計)
- ファッション:売上865.3百万円(総額表示1,055百万円)、損失28.3百万円。AI活用の顧客再来店施策やプロモーション強化を実施。
- 美容:売上439.9百万円、損失17.1百万円。新規ブランド(medicube、KAHI、athé、MEDIPEEL等)を投入し販路拡大中。美顔器が牽引。
- 賃貸:売上8.85百万円、利益7.68百万円(安定寄与)。
- その他:売上53.88百万円、利益5.14百万円(外商等)。
- 前年同期比較:非連結移行に伴い前年同期との比較データは無し
- セグメント戦略:越境EC(Buyee Connect導入)、インフルエンサー施策、販路拡大、AIによる会員リピート施策。短期では販促費や在庫投下で利益を圧迫している点に注目。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:添付資料の中期計画進捗に関する直接指摘は無し。主軸はファッションと美容事業での成長戦略。
- KPI達成状況:具体KPI(数値目標)の進捗は資料に明示無し(→–)
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との比較データは資料に無し(→–)。韓国コスメや越境EC分野は競争激化の市場。
- 市場動向:国際紛争や物価高騰が個人消費に影響しており、商品価格高騰がファッション事業の需要を抑制している旨の記載あり。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想:売上7,630百万円(+1.8%)、営業利益80百万円、経常利益24百万円、当期純利益4百万円、1株当たり当期純利益1.96円(予想からの修正無し)
- 第2四半期累計(H1)予想:売上3,440百万円(▲14.5%)、営業損失55百万円(予想からの修正無し)
- 会社の前提条件等:添付資料参照(為替や原油等の具体数値は記載なし)
- 予想の信頼性:Q1での赤字計上と低い自己資本比率から、通期予想達成は後半の収益回復とコストコントロール、及び販売投資の成果に依存
- リスク要因:
- 個人消費の低迷、原材料・仕入価格上昇、在庫の採算悪化
- 短期借入金比率の高さによる資金繰りリスク
- 新ブランド投入の効果が期待通りでない場合の収益悪化
重要な注記
- 会計方針:企業会計基準「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」を当期から適用(四半期財務諸表への影響は無し)。
- 重要な後発事象:
- 第15~17回新株予約権の大量行使が実行され、行使による資本金・資本剰余金の増加と資金調達(2025年7月31日時点で754百万円調達)を確認。
- 新株予約権行使により期末発行済株式数が増加(期末2,212,928株)。
- その他:四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨記載。
(注記)
- 不明項目は「–」と表記しています。数字は資料記載値を基に算出・四捨五入しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9878 |
| 企業名 | セキド |
| URL | http://www.sekido.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。