以下がフィンテック グローバル(8789)の企業分析レポートです。
1. 企業情報
- 事業内容などのわかりやすい説明
フィンテック グローバルは、幅広い金融サービスを提供する企業です。主な事業として、企業買収後の企業価値向上を目指すPE(プライベートエクイティ)投資や、不動産・証券などの資産を管理・運用するアセットマネジメント、航空機や車両などのリース事業を展開する「投資銀行事業」が柱です。また、地方自治体向けに財務支援や公共施設管理のコンサルティングを行う「公共コンサルティング事業」、ムーミンバレーパークなどのテーマパークを運営する「エンタテインメント・サービス事業」も手掛けています。特に、日本の中小企業が抱える事業承継問題の解決に向けた投資を主軸としています。 - 主力製品・サービスの特徴
主力は「投資銀行事業」で、PE投資による企業価値向上と売却益、ファンド組成、そして航空機・トラックなどのリースのアレンジメントや出資金販売が収益源です。特に、大型案件のPE投資回収や、トラックオペレーティングリースの出資金販売が収益に大きく貢献しています。テーマパーク運営も人気を博し、黒字転換を果たしています。
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界内での競争優位性や課題について
同社は、PE投資、アセットマネジメント、航空アセット、テーマパーク運営といった多角的な事業展開が特徴です。特に、事業承継問題へのソリューション提供は、地方の中小企業に多く存在する潜在的なニーズに応えるものであり、専門性と実績が競争優位性となりえます。一方で、主力の投資銀行事業は大型案件の成約・回収タイミングに業績が左右されやすく、収益の変動性が課題となる可能性があります。エンタテインメント事業では集客やリピーター獲得に向けた継続的な工夫が求められます。 - 市場動向と企業の対応状況
リース(航空・トラック)の需要回復や中古商用車のセール&リースバック(売却後リース)需要の拡大、地方自治体の行政効率化ニーズが高まっており、これらが同社の事業にとって追い風となっています。同社は、トラックオペレーティングリースの出資金販売を急増させ、預り資産残高の増加を通じてストック型収益(継続的に発生する収益)基盤の強化を図っています。エンタテインメント事業でも、料金改定や販促活動により来園者数を増加させ、収益改善に繋げています。
3. 経営戦略と重点分野
- 経営陣が掲げるビジョンや戦略
決算短信には具体的な中期経営計画の数値目標は明示されていませんが、「PE投資収益化」「リース事業(航空・トラック)」「再生可能エネルギー(太陽光)」を成長の柱としています。これは、高収益が期待できる投資事業と、安定収益が見込めるリース事業、そして将来性のある再生可能エネルギー事業を組み合わせることで、持続的な成長と事業ポートフォリオの強化を目指す戦略と推測されます。 - 中期経営計画の具体的な施策や重点分野
具体的な施策としては、投資銀行事業におけるPE投資案件の回収推進、大型案件の組成、トラックオペレーティングリース出資金販売の拡大、不動産運用の開始が挙げられます。公共コンサルティング事業では自治体向け財務書類作成支援と行政計画支援の拡大、エンタテインメント事業ではプロモーション強化による来園者数維持・増加を目指しています。 - 新製品・新サービスの展開状況(決算短信参照)
新規の太陽光発電所開発プロジェクトを取得し、連結範囲に加えるなど、再生可能エネルギー分野への投資を本格化させています。航空資産の賃貸資産計上も行っており、成長分野への投資を積極的に進めている様子が伺えます。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデルや市場ニーズの変化への適応力
同社の収益モデルは、PE投資のような大型案件からの利益に加え、アセットマネジメントやリース事業によるストック型収益、公共コンサルティング、テーマパーク運営と多角化されています。これにより、特定の事業に依存するリスクを分散し、市場ニーズの変化(事業承継、インフラ投資、観光需要など)にも対応できる柔軟性を持っています。ストック型収益の強化は、収益の安定性向上に寄与すると考えられます。 - 売上計上時期の偏りとその影響
投資銀行事業における大型案件のPE投資回収は、特定の会計年度に収益が集中する可能性があります。これは年間の業績に大きな変動をもたらす要因となり得ます。アセットマネジメントやリース事業によるストック型収益の比率を高めることで、この偏りを緩和し、より安定的な収益構造への転換を図っています。
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発の動向や独自性
データからは具体的な技術開発や独自技術に関する情報は読み取れません。 - 収益を牽引している製品やサービス
2025年9月期の決算では、「投資銀行事業」が売上高・セグメント利益ともに全体の大部分を占め、収益を牽引しています。特に、PE投資の回収とトラック・航空機オペレーティングリース関連の出資金販売が主たる収益源となっています。預り資産残高の着実な増加も、安定的な収益基盤の強化に繋がっています。
6. 株価の評価
- EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較
- 株価(前日終値):159円
- EPS(会社予想、連結):14.04円
- BPS(実績、連結):56.53円
- PER(会社予想、連結):11.11倍 (159円 ÷ 14.04円)
- PBR(実績、連結):2.81倍 (159円 ÷ 56.53円)
- 業界平均PER/PBRとの比較
- 業界平均PER:14.1倍
- 業界平均PBR:1.0倍
同社のPER 11.11倍は業界平均PER 14.1倍と比較して割安です。一方、PBR 2.81倍は業界平均PBR 1.0倍と比較して割高です。PERが割安である一方でPBRが割高という状況は、同社が高いROE(20.79%)を維持しており資本効率が良いこと、また今後の成長期待が株価に織り込まれている可能性を示唆しています。高い収益性が評価されていると考えられます。
7. テクニカル分析
- 直近の株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か
直近10日間の株価は、11月19日の126円から段階的に上昇し、本日(12月3日)は156円で終値、ザラバ高値は162円を記録しています。短期間での上昇幅が大きく、直近の推移としては高値圏にあると言えます。 - 年初来高値・安値との位置関係
年初来高値が162円、年初来安値が85円であるのに対し、現在の株価159円は年初来高値に非常に近く、非常に高い水準で推移しています。 - 出来高・売買代金から見る市場関心度
本日の出来高は2,827,900株、売買代金は446,550千円でした。直近10日間の出来高は179万株から557万株で推移しており、本日の出来高は中程度の水準です。株価が上昇トレンドにある中で、出来高も比較的伴っていることから、市場からの関心は高く、買い意欲が継続していると見られます。
8. 財務諸表分析
- 売上、利益、ROE、ROAなどの指標を評価
- 売上高:過去5年間で8,107百万円(2021年)から14,432百万円(2025年)へと堅調に増加しており、成長トレンドにあります(昨年比+4.5%)。
- 営業利益:178百万円(2021年)から3,406百万円(2025年)へと大幅な増益を継続しており(昨年比+32.5%)、高い成長性を示しています。
- 親会社株主に帰属する当期純利益:130百万円(2021年)から2,121百万円(2025年)へと大きく伸長しています(昨年比+26.6%)。
- ROE(実績):20.79%と非常に高く、自己資本を効率的に活用して利益を生み出していることが伺えます。
- ROA:データなし。
- 過去数年分の傾向を比較
過去5年間を見ても、売上高・利益ともに力強い成長トレンドが確認できます。特に営業利益の伸びが顕著で、利益率も改善傾向にあります。これは主力の投資銀行事業が高採算であること、エンタテインメント事業が黒字転換したことなどが貢献していると考えられます。 - 四半期決算の進捗状況(通期予想との比較)
今回のデータは通期決算であるため、四半期決算の進捗状況の評価はできません。
9. 財務健全性分析
- 自己資本比率、流動比率、負債比率の評価
- 自己資本比率(実績):40.3%(2025年9月期)。前期の46.1%からは低下しましたが、一般的に安定とされる40%を維持しており、比較的健全な水準にあります。
- 流動比率:約127%(流動資産15,597百万円 ÷ 流動負債12,240百万円)。100%を超えており、短期的な支払い能力は確保されていると判断できます。
- 負債比率:負債総額は14,952百万円(総資産26,994百万円 – 純資産12,042百万円)。負債比率(負債総額/自己資本)は約124%であり、前期から上昇しています。
- 財務安全性と資金繰りの状況
自己資本比率は安定水準を保っていますが、事業拡大(航空資産の賃貸資産計上や太陽光発電所開発プロジェクト取得など)に伴い、短期借入金および長期借入金が大幅に増加しており、レバレッジが上昇しています。営業キャッシュフローが前期のプラスから今期はマイナスに転じており(△664百万円)、これは主に賃貸資産取得などの投資活動に伴う支出が原因です。この資金需要は財務キャッシュフローでの借入増加によって賄われており、資金繰りの懸念は直ちにはありませんが、借入依存度が高まっている点は今後の監視が必要です。 - 借入金の動向と金利負担
短期借入金は3,414百万円(前期比大幅増)、長期借入金合計は約8,028百万円(前期比増加)と、全体として借入金が大幅に増加しています。これにより、利息負担も増加傾向にあり、今後の金利上昇は財務状況に影響を与える可能性があります。
10. 収益性分析
- ROE、ROA、各種利益率の評価
- ROE(実績):20.79%。非常に高く、効率的な資本活用を示す優れた数値です。
- ROA:データなし。
- 売上総利益率:61.4%(2025年9月期、前期53.3%から改善)。
- 営業利益率:23.6%(2025年9月期、前期18.6%から改善)。
- 純利益率:14.7%(2025年9月期、前期12.1%から改善)。
- 一般的なベンチマーク(ROE 10%、ROA 5%等)との比較
ROE 20.79%は、一般的な優良企業とされる10%を大きく上回っており、極めて高い収益効率を誇ります。これは、主力の投資銀行事業が高採算であることに加え、アセットマネジメントやリース事業による安定収益、そしてエンタテインメント事業の黒字転換が貢献しています。 - 収益性の推移と改善余地
過去の推移を見ると、売上総利益率、営業利益率、純利益率ともに改善傾向にあります。高採算の投資事業の拡大と、エンタテインメント事業の収益改善が今後の収益性向上をさらに後押しする可能性があります。ただし、新規プロジェクトに伴う貸倒損失といったリスク管理は重要です。
11. 市場リスク評価
- ベータ値による市場感応度の評価
データなし。 - 52週高値・安値のレンジと現在位置
年初来高値は162円、年初来安値は85円です。現在の株価159円は年初来高値に非常に近い位置にあり、過去1年間の最高値圏で推移しています。これは市場からの期待が高いことを示唆する一方で、短期的な調整リスクも内包している可能性があります。 - 決算短信に記載のリスク要因(外部環境、為替、地政学等)
- 大型PE案件の回収タイミング遅延や想定未達:主力の投資銀行事業の業績を大きく左右する要因です。
- 営業キャッシュフローのマイナス継続による資金繰り悪化:投資活動が続く中で、資金調達の状況が重要となります。
- 金利上昇や借入条件の変化:借入金が増加しているため、金利上昇は金利負担増に直結します。
- 新規プロジェクトに伴う貸倒:今回計上された貸倒損失のように、投資先の見極めやリスク管理が重要です。
- 観光・来園者動向の変化:エンタテインメント事業は景気動向や消費者心理に影響を受けやすいです。
12. バリュエーション分析
- 業種平均PER/PBRとの比較
- PER(会社予想):11.11倍(業界平均14.1倍) → 業界平均より割安です。
- PBR(実績):2.81倍(業界平均1.0倍) → 業界平均より割高です。
- 目標株価レンジの算出(業界平均倍率適用)
- 業界平均PER適用株価:14.1倍 × 14.07円(2026年9月期EPS予想) = 198.4円
- 業界平均PBR適用株価:1.0倍 × 56.53円(2025年9月期BPS実績) = 56.5円
現状の株価159円に対して、PER基準では上値余地がある一方、PBR基準では大きく下回ります。同社が高いROE、成長性を有していることから、PBRのプレミアムは一部説明できると考えられます。
- 割安・割高の総合判断
現在のPERが業界平均と比較して割安であること、そして計画通りの増収増益達成が見込まれることを踏まえると、現状の株価水準は「おおむね適正からやや割安」と判断できます。ただし、PBRの割高感と財務レバレッジの上昇には留意が必要です。
13. 市場センチメント分析
- 信用取引の状況(信用買残、信用倍率、需給バランス)
信用買残5,292,200株に対し、信用売残385,200株と、信用買残が信用売残を大幅に上回っており、信用倍率は13.74倍と高い水準です。これは株価上昇を期待する買い方が多いことを示しますが、将来の売り圧力となる潜在的な需給悪化要因である可能性もあります。ただし、直近で信用売残が大幅に減少している点は、売り方の手仕舞いが進んでいることを示唆します。 - 株主構成(経営陣持株比率、安定株主の状況)
創業者の玉井信光氏が5.1%の株式を保有しており、経営陣が一定の持ち分を保有しています。(株)CAT-MY(4.97%)や自社(自己株口3.49%)など、安定株主も存在します。ノーザン・トラスト・USタックスExペンションファンズSLなどの海外機関投資家も上位に名を連ね、多様な株主構成です。 - 大株主の動向
データからは大株主の直近の売買動向は不明です。
14. 株主還元と配当方針
- 配当利回りや配当性向の分析
- 2025年9月期の実績配当は年間3.00円(連結配当性向27.5%)。現在の株価159円に対する配当利回りは1.89%です。
- 2026年9月期の年間配当予想は5.00円(前期比+2円、連結配当性向35.5%)。実現すれば、現在の株価に対する配当利回りは3.14%に向上します。
- 自社株買いなどの株主還元策
2025年9月期には総額528百万円の自己株式取得を実施しており、配当だけでなく自社株買いによる株主還元も積極的に行っています。 - 株式報酬型ストックオプション等のインセンティブ施策
データなし。 - 株主還元方針
内部留保を維持しつつ、配当と自己株式取得を機動的に実施する方針であり、成長投資と株主還元のバランスを重視しています。増配予想からも、利益成長を株主還元に繋げようとする姿勢が伺えます。
15. 最近のトピックスと材料
- 適時開示情報の分析(大型受注、新製品、拠点展開等)
- 2025年9月期決算短信において、投資銀行事業でのPE投資回収の進捗、大型案件組成、トラックオペレーティングリースの出資金販売急増が報告されました。
- エンタテインメント事業では、ムーミンバレーパークの来園者数増と黒字転換を達成しています。
- 新規連結子会社(ソーラー2025春合同会社)を追加し、太陽光発電事業に参入しています。
- 航空資産の賃貸資産計上など、戦略的な投資が継続されています。
- これらが業績に与える影響の評価
投資銀行事業の好調な進捗とリース事業の拡大は、今後の業績を牽引する主要な要因となる見込みです。2026年9月期には増収増益が予想されており、大型案件の投資回収がその前提となっています。エンタテインメント事業の黒字転換は、全体の収益性を押し上げる要因となりますが、継続的な集客努力が求められます。全体として、成長戦略は着実に進捗しているものの、投資に先行して債務が増加しており、財務負担の増加につながる可能性がある点に留意が必要です。
16. 総評
フィンテック グローバル(8789)は、投資銀行、アセットマネジメント、リース、公共コンサルティング、テーマパーク運営と多角的な事業を展開する金融サービス企業です。過去数年間、売上高、営業利益、純利益ともに右肩上がりの成長を実現しており、特に高採算の投資銀行事業が業績を牽引しています。ROE20.79%と資本効率も非常に高い水準にあります。
強み(Strengths):
- 高い成長性:過去数年の増収増益トレンド、特に営業利益の顕著な伸び。
- 高収益体質:高い売上総利益率と営業利益率、そしてROE 20.79%。
- 多角的な事業ポートフォリオ:投資銀行、アセットマネジメント、リース、公共コンサルティング、テーマパーク運営といった多様な収益源。
- 市場ニーズへの対応:事業承継ニーズ、リース需要、地方自治体のアウトソーシング、観光需要といった市場ニーズへの適応力。
弱み(Weaknesses):
- 投資事業の変動性:大型PE案件の回収タイミングによって業績が左右されやすい側面があります。
- 財務レバレッジの上昇:事業拡大に伴う借入金の増加と自己資本比率の低下トレンド。金利負担増のリスクが伴います。
- 営業キャッシュフローのマイナス化:大規模な投資が続き、営業CFが悪化しており、資金調達への依存度が高い状況です。
- 新規プロジェクトのリスク:貸倒損失の計上など、投資には常にリスクが伴います。
機会(Opportunities):
- 追い風となる市場動向:リース需要の回復、中古商用車のセール&リースバック需要、地方自治体のアウトソーシング需要の増加。
- 成長分野への投資:再生可能エネルギー(太陽光)など、持続可能な社会への貢献と新たな収益源の確立。
- ストック収益基盤の強化:アセットマネジメントやリース事業による安定収益の積み上げ。
脅威(Threats):
- 金利上昇リスク:借入金増加に伴う金利負担の増大は業績を圧迫する可能性があります。
- 景気変動の影響:金融サービス全体、特に投資事業は景気動向に大きく左右されます。
- 競争激化:金融サービス、アセットマネジメント、テーマパーク各分野での競争環境。
- 為替変動リスク:航空機リースなど海外事業でのユーロ前提為替レートの変動は業績に影響を与ええます。
企業は高い成長性と収益性を維持しており、今後の増益予想も示されていますが、その達成は大型案件の回収やリース事業の拡大といった特定の要因に依存します。また、積極的な投資活動に伴う資金需要の増加と財務レバレッジの上昇、営業CFのマイナス化には注意を払う必要があります。現在の株価は年初来高値圏にあり、PBRは業界平均と比較して割高感がありますが、PERは割安で、高いROEを考慮すると、成長期待が織り込まれていると解釈できます。今後の大型案件の進捗、金利負担の状況、そして借入金を含めた財務体質の変化が重要な監視ポイントとなるでしょう。
17. 企業スコア
- 成長性:A
売上高、営業利益、純利益ともに過去数年で大幅な成長を遂げており、2026年9月期も増収増益を予想しています。特に投資銀行事業のPE投資回収やリース事業の拡大が成長を牽引しています。 - 収益性:S
ROEは20.79%と非常に高く、一般的なベンチマークを大きく上回る水準です。売上総利益率、営業利益率も連続して改善しており、高採算の事業構造を確立しています。 - 財務健全性:B
自己資本比率は40.3%と安定水準ですが、前期比で低下し、事業拡大のための借入金が大幅に増加しています。営業キャッシュフローがマイナスに転じるなど、資金調達への依存度が高まっており、今後の動向には注意が必要です。 - 株価バリュエーション:B
PER(会社予想11.11倍)は業界平均(14.1倍)と比較して割安ですが、PBR(実績2.81倍)は業界平均(1.0倍)より割高です。高いROEと成長性を考慮すると、PBRのプレミアムは一部説明できますが、割安とは言い切れないため中立的な評価とします。
企業情報
| 銘柄コード | 8789 |
| 企業名 | フィンテック グローバル |
| URL | https://www.fgi.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 金融(除く銀行) – その他金融業 |
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このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.5)」によって自動生成されました。
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