2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想・市場予想との比較は開示資料に記載なし(会社予想:–、市場予想:–、サプライズ:–)。
- 業績の方向性:減収減益。売上高90,670百万円(△4.8%)、営業利益3,185百万円(△54.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,329百万円(△55.3%)。
- 注目すべき変化:都市ガス販売量が481百万m3で前期比△3.8%(家庭用・業務用の減少が主因)。ガス事業のセグメント利益は2,629百万円(△61.9%)と大幅悪化。
- 今後の見通し:2025年3月期(2024年度)予想は売上93,600百万円(+3.2%)、営業利益2,100百万円(△34.1%)、当期純利益1,500百万円(△35.6%)。前提は都市ガス販売量474百万m3、JCC 90$/bbl、為替145円/$。通期見通しでは売上回復を見込む一方、利益は更に縮小見込み。
- 投資家への示唆:業績の主因は販売量減とそれに伴う売上・利益率の低下。資本構成は改善(自己資本比率48.8%)している一方、キャッシュポジションは期末で低下(現金等25,518百万円)。原油・為替動向、需要トレンド、規制や競争環境が今後の業績変動要因。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:広島ガス株式会社
- 主要事業分野:都市ガスの製造・供給・販売、LPG販売、建設・高齢者サービス等の附帯事業
- 代表者名:代表取締役社長 中川 智彦
- 報告概要:
- 提出日:2024年5月10日
- 対象会計期間:2024年3月期(連結、2023年4月1日〜2024年3月31日)
- セグメント:
- ガス事業:都市ガス製造・供給・販売、ガス器具販売・設備工事等(主力)
- LPG事業:LPガス販売等
- その他:建設事業、高齢者サービス等(報告セグメント外に区分)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:68,490,018株
- 期末自己株式数:1,848株
- 期中平均株式数:68,443,922株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会:2024年6月24日
- 配当支払開始予定日:2024年6月4日
- 有価証券報告書提出予定日:2024年6月25日
- 決算説明会(機関投資家向け):開催の有無は資料に明示なし(–)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は開示なしのため達成率等は記載不可):
- 売上高:90,670百万円(前年同期比△4.8%、差額 △4,548百万円)
- 営業利益:3,185百万円(前年同期比△54.6%、差額 △3,836百万円)
- 純利益(親会社株主帰属):2,329百万円(前年同期比△55.3%、差額 △2,886百万円)
- サプライズの要因:主因は都市ガス販売量の減少(家庭用・業務用の冷温等要因や大口需要減)、その結果の売上・セグメント利益の減少。営業外項目では持分法投資損益が微増/減(持分法投資損益98百万円)や財務費用は低位で安定。
- 通期への影響:会社は2025年3月期見通しで売上は増加見込みだが利益水準は更に低下予想。原油・為替の前提(JCC 90$/bbl、為替145円/$)や販売量見通し(474百万m3)が達成条件となる。予想修正の有無:現時点で修正はなし。
財務指標
- 財務諸表の要点(連結、百万円)
- 総資産:137,628(△4,367)
- 純資産:70,512(+2,652)
- 自己資本:67,128
- 有利子負債(期末):47,528(△12,243)
- 現金及び現金同等物期末:25,518(△8,017)
- 営業CF:14,830(+5,882)
- 投資CF:△9,681(△2,619)
- 財務CF:△13,169(△26,777)
- 収益性(連結、金額・前年同期比)
- 売上高:90,670百万円(△4.8%、△4,548百万円)
- 営業利益:3,185百万円(△54.6%、△3,836百万円)
- 経常利益:3,375百万円(△54.5%、△4,037百万円)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:2,329百万円(△55.3%、△2,886百万円)
- 1株当たり当期純利益(EPS):34.03円(前年76.35円、△55.4%)
- 売上高営業利益率:3.5%(前年7.4%)
- 進捗率分析(四半期決算向け項目のため該当外):通期決算のため進捗率分析は該当なし(–)。
- 財務安全性
- 自己資本比率:48.8%(安定水準。前期45.5% → +3.3pp)
- 負債合計:67,115百万円(前期74,135百万円、減少)
- 流動比率:–(詳細数値から算出可能だが原資料に明記なし)
- 効率性
- 減価償却費:7,352百万円(ほぼ前期並み)
- 総資産回転率等:–(開示なし)
- セグメント別(連結、百万円)
- ガス事業:売上高72,306(△5.5%)、セグメント利益2,629(△61.9%)
- LPG事業:売上高17,341(△0.3%)、セグメント利益280
- その他:売上高3,629(△6.0%)、セグメント利益120
配当
- 当期(2024年3月期):中間6円、期末6円、年間合計12円
- 配当金総額(連結):821百万円
- 連結配当性向:35.3%(目安:配当性向30%以上を目標)
- 配当利回り:–(株価情報の記載なし)
- 次期予想(2025年3月期):年間12円を予定(中間6円・期末6円)
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:安定配当を基本とし、連結配当性向30%以上を目標。自社株買いの記載なし。
セグメント別情報
- ガス事業(主力)
- 売上高:72,306百万円(△5.5%)
- セグメント利益:2,629百万円(△61.9%)
- 都市ガス販売量:481百万m3(△3.8%)。家庭用93百万m3(△2.0%)、業務用302百万m3(△8.0%)、卸供給85百万m3(+11.7%)。
- 戦略・注目点:顧客戸数は増加(417,624戸、+372戸)。収益性改善には販売量回復またはコスト改善が必要。
- LPG事業
- 売上高:17,341百万円(△0.3%)
- セグメント利益:280百万円(微増/低水準)
- その他
- 売上高:3,629百万円(△6.0%)、セグメント利益120百万円(建設工事売上減少など)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料上の詳細開示なし(–)。
- 設備投資方針:2024年度設備投資は9,000百万円計画(前期比△9.7%)、天然ガス普及・供給安定化、幹線導管網整備、再エネ導入拡大が中心。
- KPI達成状況:公開KPIの明示なし(–)。
競合状況や市場動向
- 市場環境:ガス・電力の小売自由化による競争激化、脱炭素化の加速、地政学リスク(ロシア・ウクライナ等)が影響。
- 競合他社比較:個別の同業他社との比較データは開示なし(–)。
- 事業優位性:地域基盤による安定需要が強みだが、需要減少・料金競争・脱炭素対応が課題。
今後の見通し
- 業績予想(連結、2025年3月期)
- 売上高:93,600百万円(+3.2%)
- 営業利益:2,100百万円(△34.1%)
- 経常利益:2,300百万円(△31.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,500百万円(△35.6%)
- 前提:都市ガス販売量474百万m3、JCC 90$/bbl、為替145円/$
- 予想の信頼性:過去の予想達成傾向は資料に限定情報(通期予想の達成傾向については明示なし)で評価不可。前提(国際石油価格、為替、需要)が大きく変動すると予想値に影響。
- リスク要因:
- 原燃料価格・為替変動(LNG調達コスト)
- 都市ガス需要の更なる減少(気候や産業需要)
- 小売競争の激化・価格競争
- 規制・脱炭素政策の変化
- LNG調達(地政学リスク。現時点ではロシアからの調達に支障なしと記載)
重要な注記
- 会計方針の変更・重要な後発事象:特記事項なし(会計基準選択は日本基準継続)。
- 監査等:決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外。
- 継続企業の前提:該当事項なし。
- その他:連結財務諸表等の詳細は添付資料参照。LNG調達に関して国際情勢を注視している旨の注記あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9535 |
| 企業名 | 広島ガス |
| URL | http://www.hiroshima-gas.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電力・ガス – 電気・ガス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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