2025年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想に対する市場コンセンサスは記載なしのため不明。会社は通期予想を修正(上方修正の旨記載)しており、第3四半期の実績は同修正を支持する水準(上振れ相当/会社修正と整合)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+23.7%、営業利益+69.5%、親会社株主に帰属する四半期純利益+56.4%)。
- 注目すべき変化:連結売上高6,042百万円(前年同期比+23.7%)、営業利益598.7百万円(同+69.5%)と大幅改善。グループ内の子会社(イノベーティブ・ソリューションズ通年寄与、OLDEのRPA拡大、エグゼクションの特需案件等)が寄与。6月に株式会社キャッツを持分法適用へ変更(持分法損益を計上)。
- 今後の見通し:通期予想(売上8,025百万円、営業利益700百万円、当期純利益369百万円)は、Q3累計の進捗率(売上75.3%、営業利益85.5%、純利益86.6%)から見て現時点で達成可能性は高いと考えられる。ただし第4四半期の受注・案件進捗や特別損失要因(子会社の退職金清算等)に依存。
- 投資家への示唆(注記的):収益性改善・キャッシュ増加・負債圧縮が確認でき、短期的には業績進捗が良好。ただし特別損失や持分法適用の影響など一時要因の確認が必要。※投資助言は行いません。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社パワーソリューションズ
- 主要事業分野:ビジネス・テクノロジー・ソリューション事業(DX推進・DXコンサルティング、RPA関連サービス、インフラエンジニアリング等)
- 代表者名:代表取締役社長 高橋 忠郎
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計)
- セグメント:
- 単一セグメント:ビジネス・テクノロジー・ソリューション事業(セグメント詳細は省略)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):3,101,466株(2025年12月期 第3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):3,023,159株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料が第3四半期決算短信(11/14)
- 株主総会/IRイベント:資料に記載なし(–)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社の通期予想に対する進捗)
- 売上高:実績6,042,132千円=6,042百万円。通期予想8,025百万円に対する進捗率75.3%(概ね通常ペース)。前年同期比+23.7%。
- 営業利益:実績598,672千円=599百万円。通期予想700百万円に対する進捗率85.5%(良好)。前年同期比+69.5%。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:実績319,622千円=320百万円。通期予想369百万円に対する進捗率86.6%。前年同期比+56.4%。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:子会社(イノベーティブ・ソリューションズ)の通年寄与、RPA関連サービスの単価上昇・需要拡大、インフラ案件の特需等により売上・利益が伸長。現金預金増加および長期借入金の減少により財務改善も進む。
- 下振れ要因:第3四半期に退職金制度廃止に伴う清算金22,464千円を特別損失計上(業績を押し下げた一要因)。投資事業組合運用損や持分法による投資損失も一部発生。
- 通期への影響:Q3累計の進捗率は利益面で高く、会社の修正後通期予想は達成可能性が高いと判断される。ただし一時要因やQ4の案件進捗次第で変動。
財務指標
- 要点(単位:千円/百万円は概数で表記)
- 売上高(第3Q累計):6,042,132千円(6,042百万円)、前年同期比+23.7%(良)
- 売上総利益:2,065,250千円
- 販管費:1,466,578千円
- 営業利益:598,672千円(599百万円)、前年同期比+69.5%、営業利益率 ≒ 9.9%(599/6,042)
- EBITDA:687,405千円(687百万円)、前年同期比+68.5%、EBITDA率 ≒ 11.4%
- 経常利益:587,492千円、前年同期比+78.3%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:319,622千円(320百万円)、前年同期比+56.4%、純利益率 ≒ 5.3%
- 1株当たり四半期純利益(EPS):105.72円(前年同期 70.75円、株式分割考慮済)
- 財政状態(2025/9/30)
- 総資産:5,879,889千円(5,880百万円)
- 純資産:3,632,600千円(3,633百万円)
- 自己資本比率:59.0%(安定水準)
- 流動資産:4,016,013千円(現金預金1,710,839千円、売掛金1,361,451千円)
- 流動負債:1,883,589千円 → 流動比率 ≒ 213%(流動資産/流動負債、良好)
- 有利子負債(概算):短期204,068千円+長期305,762千円=509,830千円(約510百万円、前期より減少。現預金が有利子負債を上回り、ネットキャッシュ状態に近い)
- キャッシュフロー:第3四半期累計のCF計算書は未作成(資料注記)。ただし現金及び預金は前期末比で178,933千円増加(流動性改善)。
- セグメント別:単一セグメントのため詳細は省略。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年12月期(予想):第2四半期末 12.50円(既に公表)、期末 12.50円、年間合計 25.00円(直近予想から変更なし)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向(予想):年間配当25.00円 / 1株当たり当期純利益121.12円(通期予想)=約20.6%(適度)
- 特別配当の有無:無
- 自社株買い等:記載なし(–)
セグメント別情報
- セグメント:単一(ビジネス・テクノロジー・ソリューション事業)
- セグメント別状況:主要サービス(DX推進・DXコンサル、RPA関連、インフラエンジニアリング)が全体を牽引。子会社の通年寄与やRPA単価上昇が売上・利益を押し上げた。
- 前年同期比較:上記のとおり全体で増収増益。詳細な内訳は単一セグメントの報告のみで省略。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2025–2027):同社は「つくる」から「つかう」へのシフト、最上流コンサル領域への進出を掲げ、①既存顧客拡大、②新規顧客獲得、③人員増強と顧客単価向上、④コンサル領域進出を重点施策としている。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内ではNISAやiDeCo拡充等により資産運用業界でのDX需要が拡大。RPA需要も継続的に高い関心。
- 競合比較:同業他社との相対的比較データは資料に記載なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(修正あり):売上高8,025百万円(前年比+18.9%)、EBITDA819百万円(+32.1%)、営業利益700百万円(+32.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益369百万円(+12.8%)、1株当たり当期純利益121.12円。
- 会社は2025年2月公表の予想を修正(詳細は別資料参照)。本第3四半期実績は修正後予想と整合。
- 予想の信頼性:Q3までの進捗率は利益面で高く、修正後予想の達成可能性は高いが、特別損失や第4四半期の案件進捗に注意。
- リスク要因:受注・案件進捗の遅延、子会社関連の一時費用、投資損失、経済環境(為替・海外景気)等。
重要な注記
- 会計方針:2025年度第1四半期より「法人税等に関する会計基準」等を適用。四半期連結財務諸表への影響はないと記載。
- 連結範囲の変更:投信直販サービス(持分法除外)/株式会社キャッツを持分法適用に追加(みなし取得日 2025/6/30)。
- 特記事項:子会社の退職金制度廃止に伴う清算金22,464千円を特別損失計上。四半期CF計算書は添付されていない。
- その他:本資料には市場予想や時価情報は含まれていないため、外部データを参照のこと。
(注)資料に記載のない項目は「–」としました。数字は原資料(千円)を百万円単位で概算表示しています。投資助言は行っておりません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4450 |
| 企業名 | パワーソリューションズ |
| URL | https://www.powersolutions.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
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