2026年3月期 第2四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: visumoの代表取締役社長 井上純は、累計導入社数1,000社突破やAI機能拡充を踏まえ、ReviCoとの経営統合でUGC(レビュー)を取り込みプラットフォーム価値を高め、ARPU向上や新規顧客獲得を加速すると表明。ReviCo代表 高橋直樹も統合によるソリューション網羅性と人材・オペレーション面でのシナジーを強調。
- 業績ハイライト: 第2四半期累計売上高443,631千円、前年同期比+12.2%(良好)。営業利益54,878千円、前年同期比+37.9%(良好)。ストック売上比率83.8%、アクティブ社数684社(+35社)、ARPU104,867円(前年同期比+8,530円)。
- 戦略の方向性: 既存顧客深耕(AIレコメンド等の拡販)/EC用途以外(自治体・製造・観光等)への展開/製品開発力強化(PDP最適化、ブログ・レビュー収集等)。中期(FY27)までにARPU向上と新規顧客拡大を目指す。
- 注目材料: 株式会社ReviCoとの吸収合併(visumo存続、予定日:2026年1月1日、承認条件:2025年12月19日の臨時株主総会)。ReviCoは導入320社超、低解約のSaaSモデルとレビュー収集の特許(特許第7588912号、登録日:令和6年11月15日)を保有。吸収合併の業績への影響は精査中(第3四半期で改めて開示予定)。
- 一言評価: 進捗・プロダクト共に堅調で成長フェーズ。ReviCo統合はポテンシャル大だが、統合効果の業績反映が未だ不確定。
基本情報
- 企業概要
- 企業名: 株式会社visumo
- 主要事業分野: ビジュアルマーケティングプラットフォームの開発・運営(UGC収集・管理、表示テンプレート、AIレコメンド、動画・ブログ機能等を提供)
- 代表者名: 代表取締役社長 井上 純
- 説明会情報
- 開催日時: 2025年10月31日(資料日付)※説明資料:2025年10月31日
- 説明者
- 井上 純(代表取締役社長): 累計導入社数1,000社突破、AI機能効果(動画閲覧数4倍事例)等を紹介。ReviCo統合の戦略的意義を説明。
- 高橋 直樹(株式会社ReviCo 代表): ReviCoのレビュー特化ノウハウとvisumoのUGC活用ノウハウの相互補完によるシナジーを言及。
- 報告期間
- 対象会計期間: 2026年3月期 第2四半期(累計)
- セグメント
- 事業セグメント名称と概要: 単一主要セグメントとして「ビジュアルマーケティングプラットフォーム(visumo)」を提供。(将来:ReviCoのレビューSaaSを統合予定だが、現時点でセグメント分割の記載はなし)
業績サマリー
- 主要指標(2026年3月期 第2四半期 累計)
- 売上高: 443,631千円、前年同期比 +12.2%(良好)
- 営業利益: 54,878千円、前年同期比 +37.9%(良好)、営業利益率 約12.4%(54,878 / 443,631)(良好)
- 経常利益: 55,235千円、前年同期比 +38.8%(良好)
- 当期純利益: 37,262千円、前年同期比 +40.9%(良好)
- 1株当たり利益(EPS): –(未掲載)
- 予想との比較
- 会社公表の通期予想(2026年3月期): 売上高967,000千円、営業利益85,000千円、経常利益85,000千円、当期純利益59,500千円
- 第2四半期終了時点での達成率(会社公表)
- 売上高進捗率: 45.9%(通期比、やや順調。通期予想に対し第2四半期で約46%到達)
- 営業利益進捗率: 64.6%(高進捗 → 販管費抑制で期初想定より高く推移)
- 経常利益進捗率: 65.0%
- 当期純利益進捗率: 62.6%
- サプライズ: 各利益が想定より高い進捗(販管費が想定より抑えられた影響)。ただし第3四半期以降に広告宣伝費等の積極投資を予定しており、期末には通期予想に収束する見込みと会社は説明。
- 進捗状況
- 通期予想に対する進捗(売上45.9%、営業利益64.6%、純利益62.6%)→ 利益進捗が高く良好。ただし第3Q以降の投資で変動の可能性あり(注意)。
- 過去同時期との進捗率比較: 売上は継続成長(図表で年次伸長を示す)。直近前年同期比+12.2%(増収トレンド継続、良好)
- セグメント別状況
- visumo(プラットフォーム)中心の単一報告
- ストック売上: 184,275千円
- ストック売上比率: 83.8%(高比率:ビジネスの安定性は良好)
- アクティブ社数: 684社(+35社 vs 前年同四半期、増加は良好)
- ARPU(四半期平均/社): 104,867円(前年同四半期比 +8,530円、良好)
- グロスレベニューチャーンレート(解約率): 1.23%(低水準で安定、良好)
業績の背景分析
- 業績概要
- ストック型収益(サブスクリプション)が売上の大部分を占め、アクティブ社数とARPUの増加が売上増に寄与。販管費抑制により利益拡大。
- 新機能(visumo recommend、visumo show、visumo blog等)の拡販と既存顧客へのアップセル効果が確認されている。
- 増減要因
- 増収の主要因: アクティブ社数増加(+35社)、ARPU上昇(+8,530円)およびストック収入の成長(ストック比率83.8%)。AIレコメンド等の機能拡張による追加契約。
- 増益の主要因: 販管費(人件費・広告等)の抑制が想定より効き、営業利益率が上振れ。だが第3Q以降の投資で費用が増える見込み。
- 一時的要因: 特記事項として一時利益や費用の記載は無し。
- 競争環境
- 市場: ECサイト構築支援・デジタルマーケティング市場。visumoはUGC活用とワンタグ・ノーコード実装で差別化。導入企業に大手を含む実績あり(684社)。
- 競争優位性の変化: ReviCo統合によりレビュー収集の特許技術と導入基盤を獲得し、差別化が強化される可能性あり。
- リスク要因
- 吸収合併リスク: ReviCoとの合併は株主総会承認が前提(2025/12/19)。承認・統合作業・顧客マイグレーション等の不確実性。
- 業績予想の未反映: 合併による業績への影響は精査中で、第3四半期発表で改めて公表予定。
- 投資計画: 第3Q以降の広告宣伝費等の積極投資により利益率が低下する可能性。
- 外部要因: 為替・景気・プライバシー/規制変化やサプライチェーン直接影響は限定的だが、デジタル需要の景況に依存。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期の軸)
- 既存顧客との取引拡大(ARPU向上) — AIレコメンド等アップセル
- EC用途以外での活用促進(自治体・観光・製造・飲食等への展開)
- 製品開発力の強化(機能リリース頻度の維持、生成AI技術の研究開発)
- 進行中の施策
- 機能リリース: visumo recommend(AIレコメンド、好評で導入増)、visumo show(PDPのファーストビュー最適化、2025年6月リリース)、visumo blog等。
- 販売施策: 展示会・講演・顧客交流会等の広告宣伝強化、他社ソリューション(MA、CDP、アプリ等)との連携強化(例:ヤプリ、HAYの公式アプリ協業)。
- 人材採用: エンジニア部門の強化、VP of Engineering採用等で開発体制強化。
- セグメント別施策
- プラットフォーム(visumo): AIレコメンド・テンプレート・動画/UGC活用機能で既存顧客のARPU向上。
- 将来的にReviCoのレビューサービスを融合し、レビュー収集→活用→外部集客チャネル転換までの一体ソリューションを提供。
- 新たな取り組み
- ReviCoとの経営統合(2026/1/1予定):レビュー収集の特許技術を取り込み、UGCプラットフォーム強化・アップセル機会創出・人材リソースの統合による効率化を狙う。
将来予測と見通し
- 業績予想(会社公表・通期)
- 次期(2026年3月期通期予想): 売上高967,000千円(前期比+16.6%)、営業利益85,000千円、経常利益85,000千円、当期純利益59,500千円
- 予想の前提条件: 明示的な為替・金利等前提は資料に記載なし → 前提は内部想定ベース(–)
- 経営陣の自信度: 進捗率(利益)が高く、機能拡充と営業施策で目標達成を目指すが、ReviCo統合の影響は未反映で精査中と説明(慎重な姿勢)。
- 予想修正
- 通期予想の修正有無: 今回の資料では通期予想は据え置き(上記数値)。ただし「吸収合併に伴う当社の業績予想に与える影響は精査中で第3四半期発表時に改めてお知らせ」と明記→ 修正可能性あり。
- 中長期計画
- 中期(FY27まで): 既存顧客深耕、EC以外市場開拓、製品開発強化でARPU向上と新規獲得を進める計画。ポテンシャル市場数値提示あり(EC関連約170億円、デジタルマーケ約175億円など)。
- 目標達成可能性: 機能差別化(AIレコメンド等)と低解約のストック収益が追い風。ただし統合実行・営業投資効率・市場需要次第で変動。
- 予想の信頼性
- マクロ経済の影響
- 参照されている外部要因: 市場拡大(EC構築支援市場、デジタルマーケティング市場)の想定に基づく。為替・金利等の影響は明示なし(–)。
配当と株主還元
- 配当実績
製品やサービス
- 製品
- 主要製品: visumoプラットフォーム(visumo social / video / snap / recommend / show / blog 等)
- 新製品・機能: visumo recommend(AIパーソナルレコメンド、導入で動画閲覧数事例4倍)、visumo show(PDPファーストビュー最適化)、visumo blog(記事投稿機能)等
- 販売状況: recommendの拡販好調で既存顧客の追加契約増、全体で累計導入1,000社突破(2025年9月末時点)
- サービス
- 提供エリア: 主に国内(日本)中心、EC事業者が主顧客。アプリ連携等で外部チャネルにも拡大中。
- 顧客層: EC事業者を中心に、製造業・自治体・観光・飲食などEC以外の業種への導入拡大中。
- 協業・提携
- 例: アプリプラットフォーム「ヤプリ」との連携、北欧ブランドHAYとの協業(公式アプリでのUGC活用支援)等
- 成長ドライバー
- ARPU向上施策(AIレコメンド、テンプレート・オプション追加)
- 新規市場(EC以外)への展開
- ReviCoのレビュー収集技術(特許)による機能強化・アップセル促進
Q&Aハイライト
- 経営陣の姿勢: 資料・コメントからは慎重かつ成長に積極的な姿勢(機能投資・営業強化・統合による長期的な株主価値向上を強調)。
- 未回答事項: ReviCo統合の財務影響(数値)は精査中で未開示。統合後の具体的なシナジー(定量)は第3四半期以降に開示予定。
- ポジティブ要因
- ストック比率が高く収益の安定性がある(ストック売上比率83.8%)。
- ARPU・アクティブ社数とも増加、解約率低位(1%台)でLTV向上余地あり。
- AI機能(recommend)などプロダクト差別化が進捗。
- ReviCo統合によりレビュー領域(特許技術)を取り込み、ソリューション幅と営業機会が拡大する可能性。
- ネガティブ要因
- ReviCo統合の業績反映が未確定(統合承認・実務リスク)。
- 第3四半期以降の広告宣伝投資で利益率が低下する可能性。
- 単年度での通期修正リスク(統合結果や投資状況による)。
- 不確実性
- 統合手続き(株主総会承認)、顧客統合・リテンション、人材統合の実務リスク。
- 市場需要動向(EC市場・デジタルマーケティング需要)の変化。
- 注目すべきカタリスト
- 2025年12月19日:ReviCoとの臨時株主総会(承認の成否)
- 第3四半期決算(統合影響の開示と通期予想修正の有無)
- visumo recommend/visumo show等主要機能の導入事例・アップセルの進捗
- 市場向けの大型営業・アライアンスの発表
重要な注記
- リスク要因(資料内明記)
- 将来予測は前提や外部環境の変化で実績と異なる可能性がある旨の開示あり。
- ReviCo統合は臨時株主総会の承認を条件としていること(承認リスク)。
- その他
- ReviCoの特許(レビュー収集)登錄(特許第7588912号、登録日:令和6年11月15日)と導入実績320社超は重要な資産。
- 今後の業績・計画は第3四半期発表で更新予定。資料内の通期予想は統合影響を反映していない可能性あり。
(不明な項目は — と表記しています。上記は提出資料に基づく要約であり、投資助言を行うものではありません。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 303A |
| 企業名 | visumo |
| URL | https://visumo.asia/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
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