2025年9月期 第3四半期決算説明会資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 中期経営方針に基づきパイプライン拡充を開始。グループ全体でのコスト見直しにより赤字幅は縮小。投資育成領域で新規投資を実施し外部プレイヤーとの連携強化を図る(資料日付:2025/08/06)。
- 業績ハイライト: FY2025 第3四半期(2025年4–6月)
- 売上高 4,955 百万円(前年同期比 ▲11.6%:減収 — 悪い目安)
- 営業利益 ▲804 百万円(前年同期比 改善:前期▲1,047 → ▲804:赤字縮小は良いが依然マイナス)
- 経常利益 ▲950 百万円、当期純利益 ▲779 百万円(いずれも赤字:悪い)
- 戦略の方向性: スマホ/コンシューマのIP活用と海外展開、ブロックチェーン(Brilliantcrypto)Phase2、AIを活用した「生成ゲーム」領域の拡大、XRを絡めたBtoBサービス強化。パイプライン(今期中にスマホ2本・コンシューマ10本想定)を積極拡充。
- 注目材料: Brilliantcryptoの前受金12億円、累積GRV(資料上での指標)やデジタル宝石の取引累計70.4万件といったブロックチェーン関連の実績値、投資育成事業での国内ベンチャー(Gecipe/Wunderbar)への出資。
- 一言評価: 新作・投資で成長の種はあるが、既存タイトル減速と高い固定費で業績は依然不安定。
基本情報
- 企業概要: 企業名 コロプラ(colopl, 証券コード: 3668)(※スライドより)
主要事業分野: エンターテインメント事業(スマートフォン/コンシューマ/ブロックチェーン/XR等)、投資育成事業(ベンチャー投資・育成) - 説明会情報: 開催日時 2025/08/06(資料表記)/形式: –(資料のみ。スライドは配布資料形式)、参加対象: 個人投資家・アナリスト向け想定(明記なし)
- 説明者: 発表者(役職): –(資料に明記なし)/発言概要: 上記ハイライト・戦略説明を中心に進行
- セグメント:
- エンターテインメント事業: 主にスマートフォンゲーム、コンシューマ、ブロックチェーンゲーム、XR/グッズ等
- 投資育成事業: ベンチャー投資・育成、営業投資有価証券運用等
業績サマリー
- 主要指標(FY2025 3Q = 2025年4–6月、単位:百万円)
- 売上高: 4,955(前年同期比 ▲11.6%:減収 — 悪い目安)
- 営業利益: ▲804(前年同期比 改善、営業利益率 ▲16.2% — 赤字継続)
- 経常利益: ▲950(前年同期比 — 赤字)
- 純利益: ▲779(当期純利益率 ▲15.7% — 赤字)
- 1株当たり利益(EPS): –(未提示)
- 予想との比較:
- 会社予想に対する達成率: –(会社通期予想・四半期予想値の提示なし)
- 進捗状況:
- 通期予想に対する進捗率(売上/営業利益/純利益): –(通期予想の数値提示が資料からは確認できず)
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率: –(定量的進捗は未提示)
- 過去同時期との進捗率比較: 売上は前年同期比▲11.6%で減収、営業損失は改善(▲1,047→▲804)している点を確認
- セグメント別状況(FY2025 3Q)
- エンターテインメント事業: 売上高 4,847 百万円(前年同期比 ▲12.6%:減収 — 悪い)/費用 5,505(▲16.0%)/営業利益 ▲658(営業利益率 ▲13.6%;前年▲1,008→▲658:赤字縮小)
- 投資育成事業: 売上高 107 百万円(前年同期比 +91.4%:増収 — 良い)/費用 254(+163.7%)/営業利益 ▲146(赤字拡大)
- 各セグメントの収益貢献度: エンタメが主力(売上の大部分を占める)、投資育成はまだ小規模で変動大
業績の背景分析
- 業績概要: 新作(例:DQウォーク の特定イベント等)の貢献はある一方、既存タイトルの売上減少やユーザー数(QAU)の長期的な低下が響き全体の売上は減少。コスト見直しで赤字幅は縮小。
- 増減要因:
- 増収要因: 新規イベント・タイトル(異世界∞異世界、神ツク、フェスバ+ 等)、ブロックチェーン関連の一時的売上・前受金増(Brilliantcryptoの前受金12億円など)
- 減収要因: 既存主要タイトルの売上減少、QAU(四半期アクティブユーザー)長期低下傾向
- 増益/減益要因: 人件費割合が高く(FY2025 3Q 人件費 2,314 百万円=売上比46.7%:高負担)、その他費用(外注・その他)が利益を圧迫。コスト削減の取り組みで損失幅は縮小している点はポジティブ。
- リスク要因: ヒットタイトル依存、ユーザー数・売上のトレンド悪化、ブロックチェーン/暗号資産関連の市場・規制リスク、固定費(人件費)比率の高さ、サプライチェーンよりも制作リスク(開発遅延等)、マクロ(為替・消費動向)等
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 既存ビジネス: IPの積極活用と海外市場展開、マルチプラットフォーム化
- 新規ビジネス: ブロックチェーン(BrilliantcryptoのPhase2)、AIを活用した生成ゲーム、XRのBtoB展開
- 進行中の施策:
- パイプライン拡充(今期中にスマホ2本、コンシューマ10本のパイプライン追加予定)
- グループ横断でのコスト見直しにより赤字幅縮小の実施
- ブロックチェーン事業でNFT/デジタル宝石のマーケティング強化(累計取引70.4万件達成)
- セグメント別施策:
- エンタメ(スマホ): IPコラボイベント(Re:ゼロ、DQシリーズ等)や大型アップデート(白猫11周年等)でエンゲージメント向上
- ブロックチェーン: 採掘エリア拡張、新NFT販売、マーケティングPhase推進
- 投資育成: 国内スタートアップへの出資(例:Gecipe、Wunderbar)
- 新たな取り組み: AIを活用した“生成ゲーム”ジャンル確立、デジタル宝石のメタバース展開検討、XRを活用した企業向け体験コンテンツ提供
将来予測と見通し
- 業績予想:
- 予想の前提条件(為替、需要等): –(明記なし)
- 予想の根拠と経営陣の自信度: 定性的にパイプライン拡充とコスト削減に自信を示す記述ありが、定量的な根拠提示は限定的
- 予想修正:
- 通期予想の修正有無: –(資料に通期予想修正の情報はなし)
- 中長期計画:
- 中期経営計画の要点: グローバルヒット創出に向けた戦略(海外展開、国内IP活用、唯一無二のUX提供)
- 進捗状況: パイプライン増加や投資活動で進捗を主張。ただし短期の収益改善は限定的
- 予想の信頼性: 過去の予想達成傾向に関する定量的言及はなし → 判断材料不足
- マクロ経済の影響: 海外展開を進めるため為替や海外市場の需要動向が影響する点に留意(資料では一般的言及レベル)
配当と株主還元
- 配当実績:
- 中間配当、期末配当、年間配当: –(資料未提示)
- 特別配当: なし(資料に特別配当の記載なし)
製品やサービス
- 製品(主要タイトル等):
- 白猫プロジェクト(11周年イベント等)、ドラゴンクエストウォーク(ReWALKイベント)、フェスバ+、異世界∞異世界(FY2025新作)、神魔狩りのツクヨミ(AI活用タイトル)等
- ブロックチェーンゲーム: Brilliantcrypto(GRV/前受金の計上・NFT販売)
- サービス: XRを活用した体験型コンテンツ提供(360Channel等を通じたBtoB案件)
- 協業・提携: IPコラボ(Re:ゼロ等)、外部企業との投資・協業(Gecipe、Wunderbar等)
- 成長ドライバー: 新作パイプライン、IPコラボイベント、Brilliantcryptoのデジタル宝石流通拡大、AI/生成技術による新ジャンル創出
Q&Aハイライト
- Q&Aセッション: 資料にはQ&Aの書き起こしは無し → 重要なやり取りは記載なし(–)
- 経営陣の姿勢: 中期方針に沿った投資とコスト管理を重視する姿勢が示されている(資料から読み取れる範囲)
- 未回答事項: 通期業績予想の提示、EPS・配当方針の明確化、Brilliantcryptoの収益化タイムライン等の定量的説明は未提示
- ポジティブ要因:
- パイプライン拡充とIP活用方針(スマホ/コンシューマで複数タイトル予定)
- ブロックチェーン事業の実績(前受金12億円、デジタル宝石取引の蓄積70.4万件)
- 十分な現金保有(現金及び預金 49,288 百万円:流動性は高い — 良い目安)
- コスト見直しで営業赤字が縮小している点(改善の兆し)
- ネガティブ要因:
- 売上は前年同期で減少(▲11.6%)で既存タイトル減速が課題
- 営業赤字が続く(営業利益率▲16.2%)、人件費負担が高い(人件費比率46.7%:高い — ネガティブ)
- 投資育成事業は売上増ながら費用増で赤字拡大
- ブロックチェーン関連は市場・規制リスクあり
- 不確実性:
- 新作のヒット可否、Brilliantcryptoの収益化スピード、AI/生成ゲームの市場受容性
- 海外展開の成功度合い(市場適応)
- 注目すべきカタリスト:
- BrilliantcryptoのPhase2施策およびGRVの増加動向
- 今期予定のスマホ/コンシューマの新作リリースとその初動(QAU/ARPUへの影響)
- 四半期ごとのコスト削減効果の継続性
- 投資育成先の事業進展(上場・M&A等のマイルストーン)
重要な注記
- 会計方針: 特段の会計方針変更の記載は資料上は見当たらず。ただしBrilliantcrypto関連で前受金やGRVの指標を用いている点は注記(従来の契約負債や売上計上との表現差がある)。
- リスク要因: ブロックチェーン事業特有の市場・規制リスク、主要IP依存リスク、開発投資と回収のタイミングリスク等は継続的に存在(資料にて一般的注意喚起あり)。
- その他: 不明な項目や数値(EPS、通期予想、代表者名、発表者名など)は資料に明示なし → 表示は “–” としています。
(注)本まとめは提供された決算説明資料に基づく整理です。個別の投資助言は行っておらず、実際の投資判断の際は追加情報(通期予想、会社説明会の発言、業界動向等)を確認してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3668 |
| 企業名 | コロプラ |
| URL | http://colopl.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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