2025年12月期 第1四半期決算短信[日本基準](非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(公表済の通期・第2四半期累計予想)からの修正は無く、四半期業績は想定以上の進捗(特に営業利益が予想累計に対して高い進捗率)。市場予想は別途不明のため記載無し(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+49.4%、営業利益+4,316.9%、四半期純利益+1,583.7%:前年同四半期比)。
- 注目すべき変化:ソフトウェア販売の拡大(販売高+195.5%)や既存顧客のリプレイス需要、新規導入の増加により売上・利益が大幅改善。営業利益率は約18.2%(改善、良好)。
- 今後の見通し:通期・第2四半期累計予想は据え置き。第1四半期の進捗は通期ベースで見ると約22%だが、第2四半期累計に対しては売上で約43%、営業利益で約98%と非常に高い進捗(第2四半期累計の利益目標ほぼ達成)。短期的には予想達成の可能性は高いと判断されるが、会社は据え置きのまま。
- 投資家への示唆:医療DX需要(電子カルテのクラウド化、リプレイス)が業績を牽引。特に第1四半期で利益の大半を確保しており、上期の利益確保が強い。ただしキャッシュ減少(現金預金の減少)は確認されるため資金動向は要監視。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ソフトマックス株式会社
- 主要事業分野:医療機関向け電子カルテ等の医療情報システムの開発・販売・導入・保守(WEB型電子カルテ、クラウド提供等)
- 代表者名:代表取締役社長 萩原 千恵子
- 上場取引所:東証(コード 3671)
- URL:https://www.s-max.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年5月12日
- 対象会計期間:2025年12月期 第1四半期累計(2025年1月1日~2025年3月31日)
- 決算説明資料の有無:無し
- 決算説明会の有無:無し
- セグメント:
- 単一セグメント(システム事業:医療情報システムの開発・販売・保守等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:5,999,364株(自己株式含む)
- 期末自己株式数:407株
- 期中平均株式数(四半期累計):5,998,992株
- 時価総額:–(株価情報未提供のため省略)
- 今後の予定:
- 決算発表(次回):–(未記載)
- 株主総会:通常は通期後に開催(2025年の具体日程は未記載)
- IRイベント:無し(該当四半期における開催なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較・達成率)
- 売上高:Q1実績 1,346,652千円。通期予想 6,201,000千円に対する進捗率 21.72%(通期配分としては概ね順調)。第2四半期累計予想(3,096,000千円)に対する進捗率 43.49%(上期目標に対して高め)。
- 営業利益:Q1実績 245,722千円。通期予想 670,000千円に対する進捗率 36.66%(良好)。第2四半期累計予想(250,000千円)に対する進捗率 98.29%(四半期ベースでほぼ達成)。
- 純利益:Q1実績 176,381千円。通期予想 480,000千円に対する進捗率 36.75%。第2四半期累計予想(183,000千円)に対する進捗率 96.36%。
- サプライズの要因:
- 新規導入案件や既存顧客のリプレイス需要が顕著に増加。特にソフトウェア販売(販売高+195.5%)とハードウェア販売(+143.9%)、保守サービス(+113.6%)が寄与。
- 経費コントロール継続により営業費用が抑制され、営業利益率が大幅改善。
- 通期への影響:
- 第1四半期の利益獲得が非常に強く、第2四半期累計目標に対してはほぼ達成済み。会社は業績予想を据え置いているが、現状の進捗は通期予想達成に向けて良好。ただし受注(当期受注高は前年同四半期比で減少:受注高1,190,266千円で前年同四半期比△17.4%)などもあるため、後続の受注動向は確認が必要。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:6,833,136千円(前期末 7,535,616千円、△702,480千円)
- 純資産:3,513,560千円(前期末 3,517,717千円、△4,157千円)
- 負債合計:3,319,576千円(前期末 4,017,898千円、△698,322千円)
- 現金及び預金:2,451,817千円(前期末 3,453,136千円、△1,001,319千円)
- 備考:四半期キャッシュフロー計算書は作成していない
- 収益性(当第1四半期/前年同期)
- 売上高:1,346,652千円(前年同四半期 901,648千円、+49.4%、+445,004千円)
- 売上総利益:481,750千円(売上総利益率 35.77% ← 前年 28.39%:改善、良好)
- 営業利益:245,722千円(前年 5,563千円、+4,316.9%)、営業利益率 18.24%(良好)
- 経常利益:256,300千円(前年 17,166千円、+1,393.1%)
- 四半期純利益:176,381千円(前年 10,475千円、+1,583.7%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):29.40円(前年同四半期 1.75円)
- 進捗率分析(通期予想との比較)
- 通期売上高進捗率:21.72%(Q1)
- 通期営業利益進捗率:36.66%(Q1)
- 通期純利益進捗率:36.75%(Q1)
- 第2四半期累計(上期)比較:売上 43.49%、営業利益 98.29%、純利益 96.36%(上期目標に対して利益がほぼ確保されている点が特徴)
- 財務安全性
- 自己資本比率:51.4%(安定水準。目安:40%以上で安定)
- 流動比率(流動資産 / 流動負債):4,917,056 / 2,671,388 = 約184.1%(良好、短期支払能力に余裕)
- 有利子負債(短期借入金 850,000+長期借入金 140,160 = 990,160千円)/総資産比:約14.5%(低め、良好)
- 効率性
- セグメント別
- 単一セグメント(システム事業)。受注・販売実績の内訳:
- 受注高:ソフトウェア 767,126千円(+71.4%)、ハードウェア 423,139千円(+115.5%)
- 販売高:ソフトウェア 631,919千円(+195.5%)、ハードウェア 274,566千円(+143.9%)、保守等 440,166千円(+113.6%)
- 財務の解説(背景)
- 売上・利益増の主因はソフトウェアの販売拡大と保守収入の増加。流動資産は現金減少と仕掛品増加が同時発生しており、現金は期首から約1,001百万円減少(支払手形減少や短期借入金返済、配当支払等が要因)。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年12月期:期末 30.00円/年間合計 30.00円
- 2025年12月期(予想):期末 30.00円(中間 0.00円、年間合計 30.00円)
- 直近配当予想の修正:無し
- 配当利回り:–(株価情報未提供のため算出不能)
- 配当性向(会社発表の通期予想ベース):通期当期純利益予想480,000千円に対する年間配当総額(5,999,364株×30円 = 179,981千円)→ 配当性向 約37.5%(概算、株数端数処理で概算値)。(配当性向は中程度)
- 特別配当の有無:無し
- 株主還元方針:自社株買い等の記載なし(–)
セグメント別情報
- セグメント:単一(システム事業)
- 当四半期の状況:
- 受注高合計 1,190,266千円(前年同四半期比 △17.4% と減少)、受注残高 3,738,228千円(前年同四半期比 +30.5%)
- 販売高合計 1,346,652千円(前年同四半期比 +49.4%)
- 前年同期比較:ソフトウェア、ハードウェア、保守いずれも販売拡大で成長率が高い(特にソフトウェア)。
- セグメント戦略:WEB型電子カルテをパブリッククラウド/プライベートクラウドで提供し、既存顧客のリプレイス需要取り込みと医療DX関連プロジェクトの強化を継続。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:添付資料では言及あり(医療DXの追い風、生成AI等の研究)だが、具体的な中期数値目標は本文に記載無し(–)。
- KPI達成状況:通期営業利益目標に対して第1四半期で約36.7%と順調(達成性は良好と見える)が、受注高は前年同四半期比で減少しており今後の受注確保がKPIの鍵。
競合状況や市場動向
- 市場動向:高齢化・医療DXの追い風、全国医療情報プラットフォーム等の政策支援が追い風。電子カルテ情報共有サービスの本格稼働(2025年度中)を見越した需要あり。
- 競合他社との比較:同業他社との相対比較データは資料に無く記載不可(–)。ただしクラウド提供・リプレイス需要の取り込みが競争上の重要ポイント。
今後の見通し
- 業績予想:
- 第2四半期累計(通期中間)予想:売上 3,096百万円(+32.9%)、営業利益 250百万円(+37.5%)、当期純利益 183百万円(+31.8%)
- 通期予想:売上 6,201百万円(+14.2%)、営業利益 670百万円(+1.1%)、当期純利益 480百万円(+0.1%)
- 予想修正:無(据え置き)
- 会社想定の前提条件:詳細は別添(添付資料3ページ)参照。ただしマクロリスク(米国通商政策、国際情勢)が不確実性要因として挙げられている。
- 予想の信頼性:第1四半期の進捗は利益面で良好。過去の予想達成傾向は本文に明記無し(–)。
- リスク要因:国際情勢・経済の不確実性、医療制度の政策変更、サイバーセキュリティリスク、原材料・外部サービスコスト、受注の季節変動や大型案件の遅延等。
重要な注記
- 会計方針の変更や見積り変更:無し
- 四半期財務諸表に対する監査(レビュー):無し
- キャッシュ・フロー計算書:第1四半期の四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(ただし減価償却費は11,702千円)
(注記)
- 不明な項目は「–」で表記しています。
- 数値は千円単位の原資料に基づき記載。パーセントは前年同期比または通期比で表記。
- 本資料は提供された決算短信の要約であり、投資助言を目的としたものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3671 |
| 企業名 | ソフトマックス |
| URL | http://www.s-max.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
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