2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想および直近公表値からの修正なし。市場予想との比較は提供情報なしのため記載不可(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+18.1%、営業利益+58.3%、経常利益+49.9%、四半期純利益+6.6%)。
- 注目すべき変化:価格改定の実施と会員数・シェアード社員数の増加により、稼働1時間当たり売上高が9,120円(前年同期比+8.7%)に上昇。内製開発は前年同期比+41.0%で成長、ITインフラは新規サービスで売上101,299千円を計上。
- 今後の見通し:通期予想(売上3,499百万円、営業利益539百万円、当期純利益392百万円)に対する第3四半期累計の進捗は売上72.8%、営業利益81.3%、純利益82.8%と順調。現時点で会社は業績予想の修正を行っていない。
- 投資家への示唆:高い利益進捗率と顧客基盤・稼働単価の改善が確認され、通期目標達成の可能性は高いと評価されるが、外部環境や人材採用・定着リスクに留意が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ユナイトアンドグロウ株式会社
- 主要事業分野:コーポレートIT部門向けの業務支援(会員制の「シェアード社員®」による情シス支援、内製開発支援、ITインフラ支援)
- 代表者名:代表取締役社長 須田 騎一朗
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期 累計、非連結)
- 決算補足説明資料:作成あり。決算説明会:開催なし(動画配信予定)。
- セグメント:
- 単一セグメント:「コーポレートIT部門の業務支援事業」(2025年第1四半期よりセグメント変更)
- サービス内訳:情シス総合(シェアード社員)、内製開発(ローコード等)、ITインフラ(新規特化型)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:7,952,400株(自己株式含む、株式分割を期首に行ったものと仮定した数)
- 期中平均株式数(四半期累計):7,893,468株
- 時価総額:–(資料未記載)
- 今後の予定:
- 次回決算発表等:通期決算(2025年12月期)発表予定(期末)–(具体日程は別途IR参照)
- 株主総会/IRイベント:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較・達成率:通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
- 売上高:2,549,044千円/3,499,000千円(通期)=達成率72.8%
- 営業利益:438,748千円/539,000千円=達成率81.3%
- 当期純利益:324,857千円/392,000千円=達成率82.8%
- サプライズの要因:
- 主要因:サービス利用規程のバージョンアップと価格改定により稼働単価が上昇(稼働1時間当たり売上高+8.7%)、会員数・実働会員・シェアード社員数の増加により売上拡大。
- 費用面:売上原価は増加したが(外注や人件費等の増加を示唆)、販管費の増加幅は限定的で営業レバレッジが効いた。
- 注意:前年同期は特別利益(抱合せ株式消滅差益96,705千円)計上があり、比較上の営業外・特別項目差で当期税負担増が発生。
- 通期への影響:
- 第3四半期時点での進捗は良好。会社は業績予想を据え置き。上半期の記念配当(30円)等を織り込んだ配当実行により利益剰余金は減少しているが、通期予想達成は十分可能と考えられる(ただし外部環境・人材関連リスクあり)。
財務指標
- 財務諸表要点(2025年9月30日時点、千円)
- 総資産:3,135,971(前期末3,079,067、+56,904)
- 負債合計:983,556(前期末1,037,623、-54,067)
- 純資産合計:2,152,415(前期末2,041,443、+110,971)
- 現金及び預金:2,797,554(+96,309)
- 収益性(第3四半期累計:2025年1-9月)
- 売上高:2,549,044千円(前年同期比+18.1%、増加額+390,346千円)
- 売上総利益:1,208,083千円
- 売上総利益率:47.4%(良好)
- 営業利益:438,748千円(前年同期比+58.3%、増加額+161,549千円)
- 営業利益率:17.2%(高水準)
- 経常利益:439,637千円(前年同期比+49.9%)
- 四半期純利益:324,857千円(前年同期比+6.6%)
- 1株当たり四半期純利益(調整後):41.16円(前年同期38.81円、+6.1%)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:72.8%(通常ペースよりやや早い)
- 営業利益進捗率:81.3%(優良な進捗)
- 純利益進捗率:82.8%(優良な進捗)
- 備考:会社は年次管理のためQ3予想を別途開示していない。
- 財務安全性
- 自己資本比率:68.6%(安定水準、目安40%以上を上回る)
- 流動比率:2,843,814 / 971,168 = 293%(流動性は高い、良好)
- 負債比率(負債/資産):983,556 / 3,135,971 = 31.4%(保守的)
- 効率性
- 総資産回転率(簡易):売上高 / 総資産 = 2,549,044 / 3,135,971 = 0.81回
- 営業利益率の改善が顕著で、収益性の向上が確認できる。
- セグメント別(サービス別売上:千円)
- 情シス総合:2,290,350(前年2,047,047、+11.9%)
- 内製開発:157,393(前年111,651、+41.0%)
- ITインフラ:101,299(前年なし、新規サービス)
- セグメント構成:情シス総合が主力だが、内製・インフラの伸長で事業の裾野拡大
- 財務の解説:
- 現金預金の増加、契約負債(前受収益)増加が負債構成に影響。固定資産・無形資産の減少はソフトウェア償却や繰延税金資産の減少による。
配当
- 配当実績と予想:
- 第2四半期(中間)配当:30円(記念配当含む、株式分割前の金額)
- 期末(予想):13円(株式分割後表示)
- 年間配当(会社予想):中間30円 + 期末13円 = 合計43円(ただし株式分割考慮しない場合の年間56円という注記あり)
- 直近公表の配当予想に修正は無し。
- 配当利回り:–(株価未提示のため記載不可)
- 配当性向:–(会社は配当性向の明示なし。期中の配当実行で利益剰余金に影響あり)
- 特別配当の有無:第2四半期に記念配当(30円)あり。
- 株主還元方針:従業員向け株式交付信託制度あり。自社株買いの記載はなし。
セグメント別情報
- セグメント別状況(要旨)
- 情シス総合:主要サービス。会員数806社(前年同期比+54社)、実働会員242社(+17社)。成長の柱。
- 内製開発:ローコード等を活用し内製支援を強化、前年同期比+41.0%と高成長。
- ITインフラ:Q1開始の新規特化型サービスで101,299千円を計上。今後拡大期待。
- 前年同期比較:
- 各サービスで顧客基盤と提供価値の拡大がみられる(特に内製開発の伸長が顕著)。
- セグメント戦略:
- 人材投資、育成、定着とサービス特化(インフラ等)に注力。価格改定の段階適用で単価向上を実現。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料上の明確な中期数値目標は記載なし。事業方針としては「人材投資と特化サービス展開」による成長戦略を継続。
- KPI達成状況:会員数・実働会員数・シェアード社員数・稼働単価が主要KPIとみなせ、いずれも改善傾向。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内のコーポレートIT人材不足が継続。中堅・中小企業向けの需要は高く、同社の会員制モデルや内製支援は需給に合致。
- 競合との比較:同業他社の具体数値比較は資料に記載なし(–)。ただし高い営業利益率と健全な財務体質は相対的に良好な指標。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更なし):売上高 3,499百万円(+16.2%)、営業利益 539百万円(+36.5%)、当期純利益 392百万円(+2.2%)、1株当たり当期純利益 49.80円(※株式分割考慮)。
- 次期予想:–(資料未記載)
- 会社の前提条件:資料P.3参照の通り各種前提あり(為替等の明示は無し)。
- 予想の信頼性:第3四半期の進捗が良好である一方、外部需要および人材確保の継続性がリスクファクター。過去の予想達成傾向の記載はなし(–)。
- リスク要因:
- 人材不足による採用・定着の失速
- 価格競争や景況の悪化による顧客需要減
- 新サービス(インフラ)採算性の確立遅延
- マクロ要因(物価・金融・海外政策など)
重要な注記
- 会計方針:会計方針・見積りの変更なし。
- セグメント報告の変更:第1四半期より従来2セグメントを単一セグメント「コーポレートIT部門の業務支援事業」に変更(開示簡素化)。
- その他重要事項:
- 2025年7月1日付で普通株式1株を2株にする株式分割を実施(決算数値は分割後の仮定で表示)。
- 第3四半期累計のキャッシュ・フロー計算書は作成していない。
- 四半期レビュー(公認会計士レビュー)は実施されていない。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4486 |
| 企業名 | ユナイトアンドグロウ |
| URL | https://www.ug-inc.net/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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