決算短信：ソフトマックス（3671）

2024年12月期　第２四半期（中間期）決算短信[日本基準]（非連結）

エグゼクティブサマリー

• 決算サプライズ：会社の通期業績予想に対する修正は無（据え置き）。市場予想は提示無しのため、会社予想ベースでは「予想通り（修正なし）」。
• 業績の方向性：増収増益（売上高2,330,720千円：前年同期比+11.8%、営業利益182,216千円：同+9.6%、中間純利益139,284千円：同+10.1%）。
• 注目すべき変化：受注高・受注残が大幅増（受注高3,305,110千円：前年同期比+190.3%、受注残3,694,257千円：同+190.5%）とクラウド案件や新規案件の獲得が進む点。
• 今後の見通し：通期業績予想（売上5,600,000千円、営業利益657,000千円、当期純利益462,000千円）は据え置き。中間進捗は売上で約41.6%だが営業利益進捗は約27.7%にとどまり、利益は下期に比重がある可能性。
• 投資家への示唆：受注・受注残の増加はポジティブだが、営業利益の進捗が通期計画に対してやや低め。受注→売上化およびマージン維持の推移を確認することが重要。

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名：ソフトマックス株式会社
  • 主要事業分野：医療情報システム（電子カルテ等）の開発・販売・導入・保守、クラウドサービス提供
  • 代表者名：代表取締役社長 堀江 俊郎
• 報告概要:
  • 提出日：2024年8月9日
  • 対象会計期間：2024年1月1日～2024年6月30日（2024年12月期 第2四半期・中間）
  • 決算補足説明資料：作成無し、決算説明会：開催無し
• セグメント:
  • 単一セグメント：システム事業（医療向けソフトウェア・ハードウェア・保守サービス等）
• 発行済株式:
  • 期末発行済株式数：5,999,364株（自己株式357株）
  • 期中平均株式数（中間期）：5,999,007株
  • 時価総額：–（資料に記載無し）
• 今後の予定:

決算サプライズ分析

• 予想vs実績（会社予想との直接比較は四半期別予想の提示が無いため、通期予想に対する進捗を記載）
  • 売上高：2,330,720千円。通期予想5,600,000千円に対する進捗率 41.6%（やや進捗良好）。
  • 営業利益：182,216千円。通期予想657,000千円に対する進捗率 27.7%（進捗は低め）。
  • 純利益：139,284千円。通期予想462,000千円に対する進捗率 30.1%。
• サプライズの要因：
  • 受注高・受注残が大幅増（クラウド案件・新規案件の獲得）が売上・保守売上の増加を牽引。
  • 売上債権の減少や棚卸資産の増加など、営業キャッシュフロー改善と在庫積増しが同時進行。
• 通期への影響：
  • 会社は通期予想を据え置き。受注残の積み上がりは通期達成を支援する要因だが、営業利益の進捗が低いため、下期での利益回復（マージン改善や費用配分の比重）が必要。

財務指標

• 財務諸表（要点）
  • 貸借対照表（2024/6/30）
  • 総資産：6,122,722千円（前期末6,718,729千円と比べ△596,007千円、△8.9%）
  • 純資産：3,178,657千円（前期末3,219,672千円と比△41,015千円）
  • 自己資本比率：51.9%（安定水準、目安40%以上で安定）
  • 損益計算書（中間）
  • 売上高：2,330,720千円（前年同期比+11.8%）
  • 営業利益：182,216千円（前年同期比+9.6%）
  • 経常利益：204,473千円（前年同期比+7.6%）
  • 中間純利益：139,284千円（前年同期比+10.1%）
  • 1株当たり中間純利益（EPS）：23.22円（前年同期21.11円、+10.0%）
  • キャッシュ・フロー
  • 営業CF：471,529千円（前年同期311,186千円、改善）
  • 投資CF：△48,598千円（前年同期△10,132千円）
  • 財務CF：△488,056千円（前年同期△189,661千円、主に短期借入金返済300,000千円と配当支払）
  • 現金及び現金同等物期末：1,809,926千円（△65,125千円）
• 収益性（中間・前年同期比較）
  • 売上高：2,330,720千円（+11.8%、+245,164千円）
  • 営業利益：182,216千円（+9.6%、+15,908千円）
  • 経常利益：204,473千円（+7.6%、+14,372千円）
  • 純利益：139,284千円（+10.1%、+12,829千円）
  • EPS（中間）：23.22円（+10.0%）
  • 営業利益率：182,216 / 2,330,720 = 7.82%（前年：166,308 / 2,085,556 = 7.97%。ほぼ横ばい）
• 進捗率分析（通期予想に対する中間進捗）
  • 売上高進捗率：41.6%（通常は50%が目安 → やや前倒しで好調。ただし業種・受注構造で差あり）
  • 営業利益進捗率：27.7%（低め → 利益は下期に比重）
  • 純利益進捗率：30.1%
  • 過去同期間との比較：売上・利益とも前年同期比で増加しており成長継続
• 財務の安全性
  • 自己資本比率：51.9%（安定水準）
  • 流動比率：流動資産4,249,390 / 流動負債2,295,599 = 185%（良好、目安100%以上）
  • 有利子負債：短期借入金850,000千円 + 長期借入金153,300千円 + 1年内返済17,520千円 ≒ 1,020,820千円
  • ネットキャッシュ（概算）：現金1,809,926 – 有利子負債約1,020,820 = 約789,106千円（概ね手元資金は有利子負債を上回る）
  • 負債比率（負債/資本）：2,944,065 / 3,178,657 ≒ 0.93（過度な負債ではない）
• 効率性
  • 売上高営業利益率は約7.8%で前年横ばい。総資産回転率等の詳細KPIは資料に直接の記載無し（–）。
• セグメント別
  • 単一セグメントのため詳細は省略。ただし種類別販売実績：
  • ソフトウェア販売：1,042,729千円（+21.4%）
  • ハードウェア販売：505,968千円（+4.2%）
  • 保守サービス等：782,022千円（+5.5%）
  • 受注実績（当中間期）：ソフトウェア受注2,310,481千円（+202.1%）、ハードウェア994,628千円（+167.4%）

配当

• 配当実績と予想：
  • 中間配当（第2四半期末）：0.00円（無配）
  • 期末配当（予想）：30.00円（通期合計30.00円、前回予想から修正無し）
  • 2023年は期末に普通配当20円＋創立50周年記念配当10円（合計30円）
• 配当性向（通期予想ベース）：通期EPS予想77.07円に対し年間配当30円 → 配当性向 約39.0%（目安：中程度～やや高め）
• 特別配当：2023年は記念配当10円を含むが、2024年は特別配当の記載無し
• 株主還元方針：自社株買い等の開示無し（–）

セグメント別情報

• 事業構成：システム事業（単一セグメント）
• セグメント別状況（種類別販売・受注）
  • 受注高合計：3,305,110千円（前年同期比+190.3%）／受注残合計：3,694,257千円（+190.5%）
  • 販売高合計：2,330,720千円（+11.8%）
  • 成長ドライバー：ソフトウェア受注の急増（クラウド案件・新規導入・リプレイス）、保守サービスの増加
• 戦略・見通し：パブリッククラウド・プライベートクラウド需要および医療DX関連（電子カルテ、マイナ保険証対応、電子処方箋等）を追い風に受注拡大策を継続

中長期計画との整合性

• 中期経営計画：資料内に明確な中期計画の数値記載なし（–）
• KPI達成状況：受注残の増加は成長の先行指標としてポジティブ。営業利益率の維持が中期目標達成の鍵と考えられるが、明示的KPIは記載無し（–）。

競合状況や市場動向

• 市場動向：医療DX推進、電子カルテ情報共有、マイナ保険証、電子処方箋導入等の制度・補助金動向が追い風
• 競合他社比較：同業他社との比較データは資料に無し（–）。ただし、クラウド・保守で受注加速している点は競争力の表れと読み取れる可能性あり。

今後の見通し

• 業績予想：
  • 通期予想（据え置き）：売上高5,600,000千円（+6.4%）、営業利益657,000千円（+13.0%）、当期純利益462,000千円（+2.1%）、1株当たり当期純利益77.07円
  • 次期予想：–（資料記載無し）
  • 会社予想の前提条件：決算短信の添付資料に前提記載あり（為替や原材料等の前提は別紙参照）→詳細は別紙（資料4ページ）参照
• 予想の信頼性：通期据え置き。前年比で増収増益計画だが、営業利益の中間進捗が低めで下期の利益確保が必要。
• リスク要因：
  • 医療機関の経営環境変化（診療報酬改定、仕入価格・人件費高騰）
  • 為替変動、原材料・エネルギー価格の高騰
  • 受注の採算性（大型案件のマージン）と受注→売上化のタイミング

重要な注記

• 会計方針変更、見積り変更、修正再表示：該当無し
• 第2四半期（中間期）決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外
• セグメント情報：事業は単一セグメントのためセグメント別開示は省略
• その他重要事象（後発事象）：該当無し

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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