2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 業績の方向性:増収増益(売上高12,354百万円:前年同期比+11.2%、営業利益1,084百万円:同+15.9%、親会社株主に帰属する中間純利益823百万円:同+23.3%)。
  • 注目すべき変化:投資有価証券評価益や固定資産売却益の計上等で包括利益が大幅増(中間包括利益1,045百万円:前年同期比+61.2%)。自己資本比率が66.8%→69.1%に改善。
  • 今後の見通し:通期予想(売上高23,238百万円、営業利益1,925百万円、当期純利益1,366百万円)は維持。中間実績の進捗は売上進捗53.2%、営業利益進捗56.3%、純利益進捗60.3%で達成可能性は高いと会社は説明。
  • 投資家への示唆:受注・案件が堅調でキャッシュも潤沢(現金同等物6,694百万円)。中期的にはクラウドネイティブ/生成AI関連の需要取り込みとM&Aによる技術領域拡大が注目点。資産除去債務の見積変更で当期利益を下押しする要因があった点は留意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: アイエックス・ナレッジ株式会社
    • 主要事業分野: 情報サービス事業(コンサルティング、システムインテグレーション、システムマネージメント、クラウドサービス等)。セグメントは単一セグメント。
    • 代表者名: 代表取締役社長 犬飼 博文
    • URL: https://www.ikic.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年11月10日
    • 対象会計期間: 2026年3月期 第2四半期(中間期) 2025年4月1日~2025年9月30日(連結)
  • セグメント:
    • 単一セグメント(情報サービス事業)。詳細な内訳は開示省略。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 10,800,000株
    • 期末自己株式数: 1,229,318株
    • 当中間期の期中平均株式数(中間期): 9,566,006株
    • 時価総額: –(記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会(機関投資家・アナリスト向け): 2025年12月1日(予定)
    • 半期報告書提出予定日: 2025年11月10日

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社公表の通期予想に対する当中間期累計の進捗)
    • 売上高: 12,354百万円(通期予想23,238百万円に対する進捗率53.2%)
    • 営業利益: 1,084百万円(通期予想1,925百万円に対する進捗率56.3%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 823百万円(通期予想1,366百万円に対する進捗率60.3%)
  • サプライズの要因:
    • 売上増は金融機関・通信事業会社向けのシステム開発、医療機関等向け基盤構築の拡大による。
    • 特別損益では固定資産売却益57,019千円計上が損益を押し上げた一方、資産除去債務の見積り変更で営業利益等が53,706千円減少している(注記)。
  • 通期への影響:
    • 会社は当中間期の実績を踏まえ通期業績予想に修正なし。中間の進捗率から見ると通期予想達成は現状で可能と判断されている。

財務指標

  • 財務諸表要点(当中間期 2025年9月30日、単位:百万円)
    • 売上高: 12,354(前年同期11,114、増加+11.2%)
    • 売上総利益: 2,494(前年同期2,290)
    • 販管費: 1,410(前年同期1,355)
    • 営業利益: 1,084(前年同期935、増加+15.9%)→ 営業利益率 8.78%(前年同期8.42%)
    • 経常利益: 1,145(前年同期981、増加+16.7%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益: 823(前年同期668、増加+23.3%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS): 86.09円(前年同期69.83円、+23.3%)
  • バランスシート(主要)
    • 総資産: 15,529百万円(前期末15,070百万円、増加+458百万円)
    • 純資産: 10,725百万円(前期末10,059百万円、増加+665百万円)
    • 自己資本比率: 69.1%(前期末66.8%)→ 69.1%(安定水準、目安40%以上で安定)
    • 現金及び現金同等物: 6,694百万円(期首6,435百万円、増加+259百万円)
    • 有利子負債: 長期借入金190百万円、1年内返済予定長期借入金100百万円(合計290百万円、小さい水準)
    • 流動比率(簡易): 流動資産11,068 / 流動負債3,516 ≒ 314.9%(流動負債を十分上回る)
  • キャッシュ・フロー
    • 営業CF: 654百万円(前年同期639百万円、+2.2%)
    • 投資CF: +34百万円(前年同期▲9百万円)→ 固定資産売却収入等によりプラス
    • 財務CF: ▲429百万円(前年同期▲315百万円)→ 配当支払379百万円・借入金返済50百万円等
  • 効率性・その他
    • 総資産回転率(簡易): 売上12,354 / 総資産15,529 ≒ 0.80回/年(前年同等水準)
    • セグメント別: 単一セグメントのため詳細開示なし
  • 財務の解説
    • 自己資本比率の上昇、現金余力の確保、そして有利子負債が限定的であり財務基盤は堅固。投資活動は固定資産売却で一時的にプラス。配当支出により財務CFはマイナス。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 2025年3月期(実績): 年間合計 40円(中間0円、期末40円)※内訳:普通配当35円 + 記念配当5円
    • 2026年3月期(予想): 年間合計 40円(中間0円、期末40円)
  • 配当利回り: –(株価情報なしのため算出不可)
  • 配当性向(会社予想ベース): 40円 / 142.90円 ≒ 28.0%(目安:中程度の還元水準)
  • 特別配当: 2025年3月期に25周年の記念配当5円を実施(既に反映)。現時点で今期の特別配当は公表なし。
  • 株主還元方針: 自社株買いは当中間期に小額(取得支出51千円)あり。継続的な配当政策は維持の意向。

セグメント別情報

  • セグメント別状況: 単一セグメント(情報サービス)の開示。主要動向は以下。
    • コンサルティング/SI: 金融機関、通信事業会社向けのシステム開発案件が拡大。
    • システムマネージメント: 医療機関やセキュリティ事業会社向け案件が好調。
  • 前年同期比較: 上記セグメント中心に売上増(全社で+11.2%)。
  • セグメント戦略: クラウドネイティブ人材育成、営業体制・パートナー連携強化、新規事業(クラウドサービス活用)やM&A検討による技術領域拡大。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 文書中は中長期の事業基盤強化、次期成長事業創出、M&A検討等を明示。進捗は「クラウドネイティブ人材育成」「サステナビリティ推進委員会設置」等で一定の取り組みを実施。
  • KPI達成状況: 具体的KPI(数値目標)の開示は当資料では限定的。進捗は事業拡大・利益率改善、財務健全性の維持で示唆。

競合状況や市場動向

  • 市場動向: 国内IT需要はDX(生成AI含む)で堅調。会社は生成AIやクラウド関連需要の取り込みを進めていると記載。
  • 競合他社との比較: 同業他社との定量比較データは本資料に記載なし(比較は–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更なし): 売上高23,238百万円(前期比+1.8%)、営業利益1,925百万円(+3.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,366百万円(+3.0%)、1株当たり当期純利益142.90円。
    • 前提条件等の詳細は添付資料参照(為替等の明示は記載なし)。
  • リスク要因:
    • マクロ(欧米政策・地政学リスク・物価高等)による需要変動、技術変化(生成AI等)の競争環境、案件の大型化や特定顧客・業界への依存リスク、会計上の見積り変更(資産除去債務の見直し)等。

重要な注記

  • 会計方針: 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更等の記載あり(詳細は注記参照)。中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理あり(税金費用の見積り手法等)。
  • 重要な見積り変更: 資産除去債務の見積り変更により資産除去債務が59,027千円増加し、当中間期の営業利益等がそれぞれ53,706千円減少している点に留意。
  • 監査等: 本第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビューの対象外。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9753
企業名 アイエックス・ナレッジ
URL http://www.ikic.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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