2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社が公表している通期予想の範囲内で推移しており、決算発表後の予想修正はなし。市場予想との比較は明記なし(–)。四半期の進捗は利益面でやや上振れの兆し。
- 業績の方向性:増収増益(売上高6,314百万円、前年同期比+15.7%/営業利益612百万円、前年同期比+37.2%)。
- 注目すべき変化:販管費は横ばいだが、売上拡大により営業利益率が改善(第1四半期営業利益率約9.7%→前年同期約8.2%)。四半期純利益は489百万円(前年同期比+45.3%)。
- 今後の見通し:通期予想(売上23,238百万円、営業利益1,925百万円等)に変更なし。第1四半期の進捗は売上進捗率約27.2%、営業利益進捗率約31.8%で、通期達成に対して順調な滑り出し。
- 投資家への示唆:DXやクラウドネイティブ人材強化、営業・パートナー連携、M&A検討など成長施策を継続。第1四半期で利益率改善が確認され、短期的には想定範囲内の堅調な推移と読み取れる。ただしマクロ・地政学リスク等の外部要因は引き続き留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:アイエックス・ナレッジ株式会社
- 上場コード:9753
- 主要事業分野:情報サービス事業(コンサルティング、システムインテグレーション、システムマネジメント等)
- 代表者名:代表取締役社長 犬飼 博文
- 問合せ先:経営企画本部長 杉町 剛大 TEL 03-6400-7000
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月8日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日、連結)
- セグメント:
- 情報サービス事業(単一セグメントとして開示。国内のDX需要・生成AI等を取り込む事業展開)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):10,800,000株
- 期末自己株式数:1,235,983株
- 期中平均株式数(四半期累計):9,564,061株
- 時価総額:–(参考)2025/7/18終値1,125円による概算:約10,754百万円(発行済株式-自己株式に基づく概算、参考値)
- 今後の予定:
- 決算発表:通期および中間期の予定は別途公表(今回公表分以外は–)
- 株主総会:–(通期決算時に予定)
- IRイベント:決算説明会の有無は記載なし(決算補足説明資料の有無も記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 会社予想との比較(四半期ベースでの会社予想は未提示):
- 売上高:6,314百万円(通期予想23,238百万円に対する進捗率 約27.2%)→ 四半期として想定ペース(25%)を上回る進捗
- 営業利益:612百万円(通期予想1,925百万円に対する進捗率 約31.8%)→ 進捗良好
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:489百万円(通期予想1,366百万円に対する進捗率 約35.8%)→ 進捗良好
- 市場予想:–(開示なし)
- サプライズの要因:
- 売上増加は金融・通信向けのシステム開発案件拡大や、医療機関・セキュリティ事業会社向けの基盤・環境構築案件の好調による。
- 投資有価証券評価の増加や固定資産売却益(第1Qに57,019千円の特別利益計上)も税引前利益を押上げ。
- 通期への影響:
- 会社は第1四半期の実績を踏まえ通期予想を据え置き(修正なし)。第1四半期の進捗は利益面でやや前倒しのため、達成可能性は高いと評価できるが、外部環境の変化に注意。
財務指標
- 損益(第1四半期累計、単位:百万円)
- 売上高:6,314(前年同期5,460、+15.7%/増収:良い)
- 売上総利益:1,354(前年同期1,171、+15.6%)
- 販売費及び一般管理費:742(前年同期725、+2.3%)
- 営業利益:612(前年同期446、+37.2%)営業利益率 約9.7%(前年同期約8.2%、改善:良い)
- 経常利益:658(前年同期493、+33.5%)
- 四半期純利益:489(前年同期337、+45.3%)純利益率 約7.8%(前年同期約6.2%、改善:良い)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):51.17円(前年同期35.23円)
- 四半期進捗率(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:約27.2%(6,314 / 23,238)
- 営業利益進捗率:約31.8%(612 / 1,925)
- 純利益進捗率:約35.8%(489 / 1,366)
- コメント:第1四半期としては利益進捗が良好で、通期到達に向けて順調な滑り出し
- 貸借対照表の要点(単位:百万円)
- 総資産:14,822(前連結会計年度末15,070、△247)
- 純資産:10,294(前連結会計年度末10,059、+234)
- 自己資本比率:69.4%(前期末66.8%、69.4%は安定水準)
- 現金及び預金:6,078(前期末6,460、△382)
- 投資有価証券:3,110(前期末2,906、+204)
- 流動負債:3,246(前期末3,664、△418)
- 有利子負債(短期+長期借入金):315(短期100+長期215)
- ネットキャッシュ:現金6,078-有利子負債315=約5,763(概算、強い資金余裕)
- 財務安全性指標
- 自己資本比率69.4%(安定水準)
- 流動比率(流動資産/流動負債):約322%(10,447 / 3,246)(非常に良好)
- 負債比率(有利子負債/自己資本):約3.1%(低位)
- 効率性
- 売上高営業利益率:第1Q 約9.7%(前年同約8.2%→改善)
- 減価償却費(当第1四半期累計):16,699千円、のれん償却5,713千円
- セグメント別
- 単一セグメント(情報サービス事業)のためセグメント別内訳は省略
配当
- 2026年3月期(予想):中間配当 0円/期末配当 40円/年間合計 40円(前期は期末に35円+記念配当5円の合計40円)
- 配当利回り:–(株価に依存のため現時点は–。参考:2025/7/18終値1,125円で年間40円なら表面利回り約3.6%)
- 配当性向:–(通期予想ベースの配当性向は資料に明示なし)
- 特別配当:前期に誕生25周年記念配当5円あり。本期は特別配当の公表なし
- 株主還元方針:自己株式の処分(譲渡制限付株式報酬)等、インセンティブ制度を運用(下記「重要な注記」参照)
セグメント別情報
- セグメント:情報サービス事業(単一)
- 売上増の主因:金融機関・通信向けシステム開発の拡大、医療機関・セキュリティ向け基盤構築案件の好調
- 収益貢献度:セグメント単独開示のため全社業績がそのままセグメント業績(増収増益)
- 今後の戦略:クラウドネイティブ人材育成、営業体制強化、パートナー連携、M&Aによる事業基盤強化
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:具体的数値目標は本資料に記載なし(–)
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内情報サービス市場はDXや生成AIなど新技術を取り込む需要が継続。IT需要は堅調との記載。
- 競合比較:同業他社との詳細比較は本資料に記載なし(–)。ただし高い自己資本比率とネットキャッシュ体質は財務面での相対的な強みと評価可能。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2026年3月期):売上高23,238百万円(+1.8%)、営業利益1,925百万円(+3.1%)、当期純利益1,366百万円(+3.0%)
- 第1四半期実績を踏まえ、会社は現時点で予想値を据え置き(修正なし)
- 会社予想の前提条件:資料参照との記載ありが詳細は別添資料(2ページ)参照(為替等の具体前提は本短信に詳細記載なし)
- 予想の信頼性:第1四半期の利益進捗は良好だが、会社自身が「予想は不確定要素を含む」と注記しているため外部リスクに注意
- リスク要因:欧米の政策動向、地政学リスク、物価高騰、為替変動、顧客需要変化、M&Aや事業提携の統合リスク等
重要な注記
- 会計方針:会計基準等の改正に伴う会計方針の変更等の記載あり(詳細は注記参照)。四半期連結財務諸表作成に特有の会計処理として税金費用は見積実効税率により算出。
- 重要な後発事象:譲渡制限付株式報酬として自己株式6,665株を無償処分(処分日2025年8月8日、割当先:取締役4名、処分総額は2025年7月18日終値1,125円で算出した7,498,125円相当)。目的は取締役インセンティブ付与および株主との価値共有。
- 連結範囲の変更:当四半期における連結範囲の重要な変更は記載なし。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:第1四半期のキャッシュ・フロー計算書は作成していないと記載。
(注)
- 本資料は提供された決算短信を基に整理した要約です。投資判断につながる助言は行っておりません。数字は会社資料の記載(百万円未満切捨て等)に基づきます。不明箇所は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9753 |
| 企業名 | アイエックス・ナレッジ |
| URL | http://www.ikic.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
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