令和8年2月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ: 市場予想との比較情報は開示資料に記載なしのため不明(–)。会社側が第2四半期(中間)予想を修正(上方修正)している一方で、通期予想は据え置き。
  • 業績の方向性: 増収増益(第1四半期:売上高3,217百万円、前年同期比+38.6%、営業利益490百万円、前年同期比+303.7%)。
  • 注目すべき変化: 広告ソリューション事業が前年同期の営業損失(▲14百万円)から営業利益116百万円へ回復(売上高+54.9%)。テクニカルソリューションも堅調(売上高+28.5%、営業利益+79.5%)。
  • 今後の見通し: 第2四半期累計予想を修正(第2四半期累計:売上5,600百万円、営業利益500百万円)。通期予想は現時点で修正なし(売上12,000百万円、営業利益900百万円)。第1四半期の進捗は売上で通期比約26.8%、営業利益で約54.4%と利益の進捗が良好。
  • 投資家への示唆: 当四半期はイベント大型案件やスタジオ稼働の幸運な寄与で収益性が改善。通期は中間予想の修正があるものの通期据え置きのため、今後の案件獲得状況やイベント開催状況が通期達成の鍵となる。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社レイ
    • 主要事業分野: 広告ソリューション事業(SP・イベント、TVCM等)およびテクニカルソリューション事業(映像機器レンタル、ポストプロダクション等)
    • 代表者名: 代表取締役社長 分部 至郎
    • 問合せ先: 取締役 天野 純(TEL: 03-5410-3861)
  • 報告概要:
    • 提出日: 令和7年7月14日
    • 対象会計期間: 令和8年2月期 第1四半期連結累計期間(令和7年3月1日~令和7年5月31日)
    • 決算説明会資料作成: 無、決算説明会: 無
  • セグメント:
    • 広告ソリューション事業: SP/イベント、TVCM等の企画・制作・運営
    • テクニカルソリューション事業: 映像機器レンタル、ポストプロダクション、スタジオ運営等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 14,328,976株
    • 期末自己株式数: 1,136,577株
    • 期中平均株式数(四半期累計): 13,381,565株
    • 時価総額: –(株価情報未提示のため記載なし)
  • 今後の予定:
    • 第2四半期業績予想の修正公表済(同日付けの別資料参照)
    • 株主総会・IRイベント: –(本資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績:
    • 売上高: 第1四半期実績 3,217百万円。会社の四半期別予想の明示なし → 達成率:–。通期予想(12,000百万円)に対する進捗率 26.8%(通常の四半期均等ペース25%程度と比較してほぼ順調)。
    • 営業利益: 第1四半期実績 490百万円。通期予想(900百万円)に対する進捗率 54.4%(利益が想定より前倒しで積み上がっていることを示唆)。
    • 純利益: 第1四半期実績 親会社株主に帰属する四半期純利益 364百万円。通期予想(700百万円)に対する進捗率 52.1%。
  • サプライズの要因:
    • 広告ソリューション:前年度に不足していた大型案件の回復とTVCMの堅調推移で売上・利益が回復。
    • テクニカルソリューション:大型映像機材稼働のある展示会・コンサートの実施や増床した編集室の稼働拡大により好調。
    • 全社費用の配分調整(四半期での変動)も影響。
  • 通期への影響:
    • 第2四半期累計の業績予想は修正(上方)、ただし通期予想は据え置き。第1四半期の利益進捗が良好なため通期予想達成の可能性は高まっているが、通期据え置きの背景には下期の季節変動や不確定要因が考えられる(コンサート・イベントの開催状況等)。よって「達成可能性は高いが下期の動向に依存」。

財務指標

  • 財務諸表要点(第1四半期末:令和7年5月31日、単位: 百万円/千円表は切り捨て)
    • 総資産: 9,277百万円(前期末 9,121百万円、増加156百万円)
    • 純資産: 6,845百万円(前期末 6,795百万円、増加50百万円)
    • 自己資本比率: 73.8%(安定水準、目安:40%以上が安定)
    • 流動資産: 5,453百万円、流動負債: 2,271百万円、流動比率 ≒ 240%(良好)
    • 現金及び預金: 2,976百万円(短期借入金600百万円に対して現金が上回っておりネット・キャッシュの状態と評価可能)
    • 短期借入金: 600百万円(同額で据え置き)
  • 収益性(第1四半期:令和7年3月1日~5月31日)
    • 売上高: 3,217百万円(前年同期比 +38.6%、金額差 +895百万円)
    • 営業利益: 490百万円(前年同期比 +303.7%、営業利益率 15.3%=490/3,217。参考:前年同期は約5.2%)
    • 経常利益: 520百万円(前年同期比 +221.3%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 364百万円(前年同期比 +220.4%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS): 27.23円(前年同期 8.10円)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率: 3,217 / 12,000 = 26.8%(ほぼ均等進捗)
    • 営業利益進捗率: 490 / 900 = 54.4%(進捗良好)
    • 純利益進捗率: 364 / 700 = 52.1%(進捗良好)
    • 過去同期間との比較: 利益ベースで大幅改善(前年同期比で大幅増益)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率 73.8%(安定水準)
    • 負債合計 2,432百万円(資本に対して低い水準)
    • 流動比率 ≒ 240%(良好)
  • 効率性
    • 減価償却費(第1四半期): 146,712千円(前年同期 113,975千円、設備投資や資産構成の影響)
    • 売上高営業利益率の改善(約15.3%に上昇)で収益性が向上
  • セグメント別(第1四半期)
    • 広告ソリューション: 売上 1,373百万円(+54.9%)、セグメント利益 116百万円(前年同期は▲14百万円)
    • テクニカルソリューション: 売上 1,844百万円(+28.5%)、セグメント利益 535百万円(+79.5%)
    • 全社調整費(配賦外): 約▲161百万円

配当

  • 配当実績・予想:
    • 第1四半期末: 0.00円
    • 第2四半期(中間)予想: 0.00円
    • 期末予想: 15.00円
    • 年間配当予想: 15.00円(前期実績 15.00円、修正なし)
  • 配当利回り: –(株価情報未提示のため算出不能)
  • 特別配当: 無
  • 株主還元方針: 議事進展として譲渡制限付株式報酬制度を導入(役員向けインセンティブ)。自己株式取得・処分の実績あり(自己株取得および譲渡制限付株式の処分実施)。

セグメント別情報

  • 広告ソリューション事業:
    • 売上高 1,373百万円(前年同期比 +54.9%)、セグメント利益 116百万円(前年同期は損失)
    • 要因: SP/イベントでの大型案件回復、TVCM堅調
    • 見通し: 営業施策の効果が継続すれば収益改善が期待されるが、大型案件依存の変動リスクあり
  • テクニカルソリューション事業:
    • 売上高 1,844百万円(前年同期比 +28.5%)、セグメント利益 535百万円(+79.5%)
    • 要因: 大型映像機材需要、増床によるスタジオ稼働増
    • 見通し: イベント開催状況や機材稼働が Continued 成功の鍵

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 本資料に明示的な中期数値目標の記載なし → KPIや計画との整合性は資料内では確認できず(–)。
  • KPI達成状況: –(明示的なKPI情報なし)

競合状況や市場動向

  • 市場動向: エンターテインメント関連市場はコンサート・舞台が回復基調で堅調と記載。ただし海外・物価・資本市場の不確実性あり。
  • 競合他社との比較: 本資料に同業他社比較はなし(–)。大手イベント/映像レンタル企業との競争環境は存在すると想定。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 第2四半期(累計)予想(修正あり): 売上 5,600百万円(+24.1%)、営業利益 500百万円(+190.0%)、経常利益 540百万円(+128.0%)、親会社株主に帰属する四半期純利益 375百万円(+121.6%)、1株当たり当期純利益 28.02円
    • 通期予想(据え置き): 売上 12,000百万円(+14.8%)、営業利益 900百万円(△3.0%)、経常利益 1,000百万円(△4.8%)、当期純利益 700百万円(△6.1%)、EPS 52.31円
    • 会社予想の前提条件: 詳細は別添資料(「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」)参照。為替等の具体前提は本資料には明記なし(–)。
  • 予想の信頼性: 第1四半期で利益進捗が良好だが、通期は据え置きのため会社は下期の不確実性を織り込んでいる可能性あり。過去の達成傾向は本資料での言及なし(–)。
  • リスク要因: イベント中止・延期、顧客の広告投資動向変化、設備投資再現性、物価・人件費上昇、資本市場や海外政策の影響等

重要な注記

  • 会計方針: 変更なし
  • 自己株式関連: 令和7年4月に自己株式238,200株の取得を実施(自己株式残高増加)。さらに譲渡制限付株式報酬として当社株式45,756株を処分(役員等への付与)を実施。
  • 開示上の注記: 第1四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していないが、減価償却費等の注記あり(第1四半期減価償却費 146,712千円)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4317
企業名 レイ
URL http://www.ray.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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