2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期予想に変更なし。第3四半期累計の進捗はおおむね会社予想どおり(上振れ・下振れの特記事項なし)。
  • 業績の方向性:第3四半期累計で増収増益(前年同期比較は連結作成初年度のため記載なし→比較不可)。
  • 注目すべき変化:ストック型収益(Cuenote SaaSサブスクリプション+保守)が売上の大半を占め、配信増加によりサブスク売上が2,098,648千円と高比率。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上3,156百万円、営業利益700百万円、親会社株主に帰属する当期純利益480百万円)に修正なし。現状の進捗率から達成可能性は高いが、Q4で残り約29%の売上確保が必要。
  • 投資家への示唆:収益構成がストック寄りで高収益体質(粗利・営業利益率高め)。一方、前期にあった記念配当を除き、2025年予想配当は減配(年間19.0円)で配当政策が保守的になっている点に留意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:ユミルリンク株式会社
    • 主要事業分野:メッセージングソリューション事業(Cuenote SaaS、ソフトウエア保守、SNS運用代行等)
    • 代表者名:代表取締役社長 清水 亘
    • 上場市場/コード:東/4372
    • 決算補足資料:作成有、決算説明会は無し
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月14日
    • 対象会計期間:2025年1月1日〜2025年9月30日(第3四半期累計、連結、日本基準)
  • セグメント:
    • 単一セグメント:メッセージングソリューション事業(Cuenote SaaS、初期導入・ライセンス、SNS運用等)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):3,892,600株
    • 期中平均株式数(四半期累計):3,831,566株
    • 自己株式数:60,837株
    • 時価総額:–(開示資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 次回の決算発表・IRイベント等:–(開示資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(累計/会社公表通期予想に対する進捗)
    • 売上高:第3Q累計 2,236 百万円 / 通期予想 3,156 百万円 → 達成率 70.9%
    • 営業利益:第3Q累計 463 百万円 / 通期予想 700 百万円 → 達成率 66.1%
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:第3Q累計 307 百万円 / 通期予想 480 百万円 → 達成率 64.0%
  • サプライズの要因:特段の上振れ・下振れ要因の記載はなく、主に
    • サブスクリプション収入増(エンタープライズ導入拡大、配信数増加)
    • SaaS新規受注とSNS運用の継続的な受注

となっている。

  • 通期への影響:通期予想に変更なし(2025年2月14日公表予想を維持)。第3Q進捗は概ね順調だが、残りQ4での獲得が重要。

財務指標

(注:金額は会社開示に合わせ百万円表記の箇所あり。前年同期比較は連結作成初期のため記載なし→前年比は「–」で表記)

  • 損益(第3四半期累計/2025年1月1日〜9月30日)
    • 売上高:2,236 百万円(前年同期比:–)
    • 売上原価:781 百万円(–)
    • 売上総利益:1,456 百万円(粗利率 65.1%(良好水準))
    • 販売費及び一般管理費:993 百万円
    • 営業利益:463 百万円(営業利益率 20.7%(高水準))
    • 経常利益:465 百万円(前年同期比:–)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:307 百万円(純利益率 13.7%)
    • 一株当たり四半期純利益(EPS):80.12円(前年同期比:–)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:70.9%(通常ペース:概ね良好。Q4で約29.1%を獲得する必要)
    • 営業利益進捗率:66.1%(やや上期偏重だが問題無)
    • 純利益進捗率:64.0%
    • 過去同期間との比較:–(前期同期間の比較数字は連結作成初年度につき未記載)
  • 財政状態(2025年9月30日)
    • 総資産:3,466 百万円(前期末 3,435 百万円)
    • 純資産:2,945 百万円(前期末 2,847 百万円)
    • 自己資本比率:85.0%(非常に高く安定水準。目安:40%以上=安定)
    • 流動資産:2,863 百万円、流動負債:522 百万円 → 流動比率 ≒ 549%(非常に高い流動性)
    • 負債合計:522 百万円(前期末 588 百万円)→ 負債比率(負債/純資産)約17.7%(低い)
    • 現金及び預金:2,407 百万円(前期末 2,540 百万円、減少133.7百万円。配当と借入金返済が主因)
  • 効率性・その他
    • 総資産回転率(第3Q累計売上/総資産)= 2,236 / 3,466 ≒ 0.64回(過去比較:–)
    • 減価償却費:78,167千円(約78.2百万円)
    • のれん償却:16,224千円(約16.2百万円)
  • セグメント別:単一セグメントのためセグメント内訳のみ開示
    • Cuenote SaaS(サブスクリプション+保守):2,098,648千円(売上比率 約93.9%)
    • SaaS初期・ライセンス(スポット):33,096千円(約1.5%)
    • SNS運用等:104,442千円(約4.7%)

配当

  • 2024年(実績):年間合計 55.00円(内訳:普通配当18.00円+記念配当37.00円)
  • 2025年(予想):年間合計 19.00円(中間 0.00円/期末 19.00円)
  • 配当性向(予想):配当19.00円/通期EPS125.38円 → 約15.2%(比較的低め)
  • 配当利回り:–(株価必要のため記載なし)
  • 特別配当の有無:2024年に記念配当あり。2025年は特別配当無し。
  • 株主還元方針:自己株式は保有(自己株式数60,837株)だが、直近で公表されている自社株買い等の追加施策は無し。

セグメント別情報

  • 売上内訳(第3Q累計)
    • Cuenote SaaS(サブスク・保守)2,098,648千円(約93.9%):エンタープライズ導入・配信数増が寄与。ストック型収益で安定性高い。
    • SaaS初期/ライセンス 33,096千円(約1.5%):新規受注が発生。
    • SNS関連 104,442千円(約4.7%):運用代行や研修等のストック+スポット寄与。
  • 前年同期比較:–(前期の連結数値がないため増減率は記載不可)
  • セグメント戦略:SaaS事業成長と顧客価値向上を重点に、kintone連携ソリューション認定(オフィシャルパートナー)など拡販・アライアンス推進。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画・KPI:資料中に明示的な中期KPIは無し。事業方針は「SaaS事業成長、顧客価値向上」。
  • 進捗状況:ストック収益比率が高く、SaaS定期契約額 243,109千円(第3Q時点)などにより中長期の収益安定化に整合。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との定量比較データは開示なし(–)。
  • 市場動向:国内経済は緩やかな回復基調だが不確実性あり。メッセージング/SaaS市場ではエンタープライズ導入が鍵。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 2025年通期予想(変更なし):売上 3,156 百万円、営業利益 700 百万円、経常利益 701 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 480 百万円、1株当たり当期純利益 125.38円
    • 次期予想:–(開示なし)
    • 会社公表の前提条件:詳細は補足資料参照(資料内に前提記載箇所あり)。
  • 予想の信頼性:第3Q累計の進捗はおおむね順調。過去の予想達成傾向の記載は無し(–)。
  • リスク要因:為替・原材料などのマクロ要因よりは、顧客獲得や配信量、競合製品との競争、法規制(データ関連)等が影響する可能性。

重要な注記

  • 会計方針:当四半期における会計方針の変更、見積り変更、修正再表示等は無し。
  • 監査/レビュー:四半期連結財務諸表に対する公認会計士または監査法人によるレビューは無し。
  • キャッシュ・フロー:第3Q累計の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(開示なし)。
  • その他特記事項:連結子会社(株)ROCが書籍を発売、kintone連携ソリューションがオフィシャルパートナー認定等の営業・マーケティング施策あり。

(注)本まとめは開示資料に基づく事実整理であり、投資勧誘・助言を行うものではありません。不明項目は「–」としています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4372
企業名 ユミルリンク
URL https://www.ymir.co.jp
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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