2026年3月期第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想からの修正は無し(発表内容は会社予想と整合)。市場予想との差異は資料内に記載無しのため不明(–)。
- 業績の方向性:増収増益(保険収益 +21.3%、親会社帰属四半期利益 +15.4%(対前年同期))。
- 注目すべき変化:保有契約年換算保険料は35,214百万円(前年同期比+19.3%)と大幅増。保険サービス損益は2,945百万円(+25.8%)と改善。解約失効率は5.6%(前年同期6.1%)と低下。
- 今後の見通し:通期業績予想(2026年3月期)は修正無し(保有契約年換算保険料37,500百万円、保険収益33,000百万円、親会社帰属当期利益6,900百万円)。Q1進捗では売上(保険収益)進捗率約24.9%・当期利益進捗率約31.5%で、通期達成の見込みは現時点で維持。
- 投資家への示唆:業績は契約増と団信(団体信用生命保険)収益の寄与で改善。財務基盤(資本比率、ソルベンシー)も堅固。外貨差損など投資損益の変動に留意。決算発表後の資本業務提携・第三者割当等の会社側の戦略的施策(アドバンスクリエイト、SBI関連の公表)も注視。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ライフネット生命保険株式会社
- 主要事業分野:個人保険および団体信用生命保険(オンライン中心の生命保険販売)
- 代表者名:代表取締役社長 横澤淳平
- URL:https://www.lifenet-seimei.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日、連結)
- 決算説明資料作成:有、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 単一セグメント(生命保険事業のみ。セグメント別開示省略)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):80,318,340株
- 期中平均株式数(四半期累計):80,317,927株
- 自己株式数(期末):447株
- 時価総額:–(資料記載無し)
- 今後の予定:
- 決算説明会:2025年8月13日(機関投資家・アナリスト向け、オンライン)
- 株主総会・IRイベント:直近公表分は無し(通常スケジュールに準拠)
- その他:決算短信後の重要事象として、2025年7月にアドバンスクリエイトとの資本業務提携および第三者割当による同社株式取得を決議(詳細は別公表資料参照)。SBIホールディングスとの株主間契約に関するお知らせもあり。
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想からの修正:無)
- 売上(保険収益):実績8,222百万円、通期予想33,000百万円に対する進捗率 8,222/33,000 = 24.9%
- 営業利益(該当する明確項目無しのため代替指標):
- 保険サービス損益:実績2,945百万円、通期予想9,800百万円に対する進捗率 2,945/9,800 = 30.1%
- 純利益(親会社帰属当期利益):実績2,177百万円、通期予想6,900百万円に対する進捗率 2,177/6,900 = 31.5%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:保有契約・新契約の増加(個人保険・団信とも増加)により保険収益が増加。団信の利益貢献増。
- 下振れ要因:金融損益は為替差損計上の影響で前年同期比低下(338→183百万円)。その他の費用の計上で若干のマイナス影響。
- 通期への影響:
- 会社予想は修正無し。現状の進捗(利益がやや前倒し)を考慮すると通期予想の達成可能性は現時点では良好。ただし、投資損益(為替等)の変動や新規獲得コストの推移が影響しうる。
財務指標
- 財務諸表(要点、単位:百万円)
- 資産合計:120,354(前期末116,178)← 増加(+4,176)
- 現金及び現金同等物:17,231(ほぼ横ばい)
- 投資有価証券:63,951(増加)
- 保険契約資産:32,666(増加)
- 負債合計:25,030(前期末24,058)
- 主な負債:繰延税金負債 21,213
- 親会社所有者帰属持分(IFRS資本):95,313(前期末92,109)
- 収益性(対前年同期)
- 保有契約年換算保険料:35,214百万円(+19.3%/+5,707)
- 保険収益:8,222百万円(+21.3%/+1,445)
- 保険サービス損益:2,945百万円(+25.8%/+604)
- 税引前四半期利益:3,063百万円(+16.9%/+442)
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益:2,177百万円(+15.4%/+290)
- 1株当たり利益(EPS、基本):27.11円(前年同期23.51円)
- 進捗率分析(Q1→通期)
- 売上高(保険収益)進捗率:24.9%(通期を4四半期均等とするとほぼ標準ペース)
- 営業利益代替(保険サービス損益)進捗率:30.1%(やや前倒し)
- 純利益進捗率:31.5%(前倒し)
- 注記:保有契約年換算保険料は期末の在高指標でありQ1の水準が通期目標(37,500)に対して既に高水準(93.9%)となっている点は在高指標特有の解釈要
- 財務の安全性
- 自己資本比率(親会社帰属持分/総資産):95,313/120,354 = 79.2%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 負債比率(負債/資本):25,030/95,324 ≒ 26.3%(低い=良好)
- 流動比率:–(資料に明確な流動負債・流動資産内訳無し)
- 連結ソルベンシー・マージン比率:1,715.3%(十分な支払余力)
- 効率性
- 売上高営業利益率に相当する明確指標は非提示のため算出不可(保険事業特性で指標の取り方注意)。
- セグメント別:単一セグメント(生命保険事業)。個人保険・団信の内訳は開示(個人が主力)。
配当
- 配当実績と予想:
- 2026年3月期(予想):年間合計 0.00円(中間0.00、期末0.00)
- 直近公表の配当予想からの修正:無
- 配当利回り:0.00%(株価に依存するため現時点の利回りは0)
- 配当性向:0.0%(配当0のため)
- 自社株買い等:該当情報無し(–)
セグメント別情報
- セグメント構成:単一(生命保険事業)
- セグメント別状況:
- 個人保険:保険収益 6,304百万円(Q1)、CSM認識 1,871百万円等。保有契約増で収益増。
- 団体信用生命保険(団信):保険収益 1,918百万円(Q1)、団信の利益増が保険サービス損益を押上げ。
- 前年同期比較:個人・団信とも増収。団信の収益寄与が拡大。
- セグメント戦略:個人保険のオンライン販売と団信の拡張が引き続き主軸(資料より)。詳細戦略はIR資料参照。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 指標:包括資本(同社定義)を最重要指標とし、2028年度に2,000億円~2,400億円到達を目標。
- 今期包括資本:170,406百万円(前期末167,090)→目標まで残り下限で約29,594百万円(単純差額)。進捗は堅調だが到達には継続した増加が必要。
- KPI達成状況:契約ベース・収益性共に改善傾向。詳細KPI(具体数値)は別資料参照。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との詳細比較データは本資料に無し(–)。概括的にはオンライン・ダイレクト系生命保険の市場競争環境が継続。
- 市場動向:金利上昇局面では公社債利回り改善が期待され投資収益に寄与する一方、為替変動の影響で投資損益が変動。Q1は為替差損が一部響いた。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2026年3月期、修正無し)
- 保有契約年換算保険料:37,500百万円
- 保険収益:33,000百万円
- 保険サービス損益:9,800百万円
- 親会社帰属当期利益:6,900百万円
- 会社予想の前提:資料に詳細前提記載は参照先あり(為替・金利等の明示は別添資料参照)
- 予想の信頼性:Q1の進捗は利益がやや前倒しであるが、投資損益の変動や新規獲得コストによって四半期ごとの変動はあり得る。会社は保守的な開示方針を維持。
- リスク要因:
- 投資環境(為替差損、債券利回りの変動)
- 解約失効率の変動(現状は改善)
- 新規獲得コストの上振れ
- 規制・業界競争の変化
- 直近公表の資本業務提携・第三者割当等の実施とその影響(希薄化や経営連携リスク)
重要な注記
- 会計方針:IFRS適用に伴う会計方針の変更等は無し。
- 監査:当該四半期連結財務諸表に対する公認会計士等によるレビューは無し。
- その他重要事項:
- 決算後の主要事象として、2025年7月に株式会社アドバンスクリエイトとの資本業務提携および同社株式の第三者割当取得に関する合意、並びにSBIホールディングスとの株主間契約締結に関するお知らせが公表されている。詳細は同社公表資料参照。
- 本資料の業績予想は将来の事項であり、実際の業績は多様な要因で変動する旨の留保が記載。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7157 |
| 企業名 | ライフネット生命保険 |
| URL | http://www.lifenet-seimei.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 金融(除く銀行) – 保険業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
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