2026年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し。第1四半期は会社予想からの修正なし(上振れ/下振れの明確な市場予想は記載なし → –)。全体として「ほぼ予想通り」と評価可能。
- 業績の方向性:減収・増益(売上高は前年同期比△4.7%、営業利益は前年同期比+0.5%)。
- 注目すべき変化:受注残高が前年同期比で△8.3%減少(87,475百万円→80,195百万円)。売上は減少したが、設計変更受注増で売上総利益を確保し営業利益は微増。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上95,000百万円、営業利益21,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益15,300百万円)に変更なし。第1四半期進捗は売上21.6%、営業利益22.7%、純利益22.1%で、通期達成の可否は受注残高の回復・今後の受注動向に依存。
- 投資家への示唆:受注残高の減少が中長期での売上基盤に影響する可能性がある一方、利益率は高く維持。株式分割(1株→4株、効力日2026/1/1)や配当予想の表記変更があるため、1株当たり情報/配当は分割影響を考慮して解釈する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ショーボンドホールディングス株式会社
- 主要事業分野:道路・橋梁等の補修・補強を中心とする建設事業(国内建設が主力)、海外建設・製品製造販売等を含む
- 代表者名:代表取締役社長 岸本 達也
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月10日
- 対象会計期間:2026年6月期 第1四半期連結累計期間(2025年7月1日~2025年9月30日)
- 決算補足説明資料:作成あり、決算説明会:無
- セグメント:
- 国内建設:道路等の補修・補強工事等(主力)
- その他:海外建設、製品製造販売業、国内外製品販売業 等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):54,745,180株(提出時点)
- 期末自己株式数:3,676,482株
- 期中平均株式数(四半期累計):51,068,698株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 株式分割(取締役会決議済):基準日2025/12/31、効力発生日2026/1/1。分割後発行済株式数218,980,720株。
- その他(株主総会・IRイベント等):特記なし
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は通期ベースで実施。四半期目標の開示無し)
- 売上高:20,556百万円(前年同期21,571百万円、△4.7%)。通期予想95,000百万円に対する進捗率:20,556/95,000 = 21.6%(達成率としては四半期等分の25%よりやや低い)。
- 営業利益:4,874百万円(前年同期4,850百万円、+0.5%)。通期予想21,500百万円に対する進捗率:22.7%(やや保守的な進捗だが概ね良好)。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,383百万円(前年同期3,366百万円、+0.5%)。通期予想15,300百万円に対する進捗率:22.1%。
- サプライズの要因:売上は国・高速道路会社等の期首受注残高減少により減少したが、当期の完成工事における設計変更受注が増加し、売上総利益が前年を上回ったことで営業利益は増加。
- 通期への影響:会社は通期見通しを据え置き。第1四半期の進捗は通期達成可能な範囲にあるが、受注残高が前年同期比で減少している点(80,195百万円、△8.3%)は下期の受注・売上埋め合わせが必要となるリスク。
財務指標
- 損益計算の要点(第1四半期累計、百万円)
- 売上高:20,556(△4.7%)
- 売上原価:14,432
- 売上総利益:6,123(前年比+0.4%(6,100→6,123))→ 売上総利益率=6,123/20,556 = 29.8%(良好)
- 販管費:1,249
- 営業利益:4,874(+0.5%)→ 営業利益率=4,874/20,556 = 23.7%(高水準)
- 経常利益:4,918(△0.2%)
- 四半期純利益(親会社株主):3,383(+0.5%)
- 1株当たり四半期純利益(分割前):66.26円(前年同期64.73円、+)
- 注:株式分割(1→4)を考慮した場合の1株当たり四半期純利益は16.57円(66.26/4)。
- 貸借対照表(主要項目、百万円)
- 総資産:122,347(前期末129,155、△6,807)
- 流動資産合計:92,803(主因:受取手形・完成工事未収入金の減少)
- 現金預金:31,724(前期末32,523、やや減)
- 受取手形・完成工事未収入金等:57,794(前期末64,033、減少)
- 負債合計:17,800(前期末22,763、△4,962)
- 純資産合計:104,547(前期末106,392、△1,845)
- 財務安全性
- 自己資本比率:84.4%(安定水準、前期81.4%)
- 流動比率(流動資産/流動負債):92,803/15,430 ≒ 6.01 → 約601%(非常に良好)
- 負債比率(総負債/純資産):17,800/104,547 ≒ 17.0%(低く安全)
- 効率性
- 総資産回転率(四半期売上/総資産):20,556/122,347 ≒ 0.168(前年類似:21,571/129,155 ≒0.167)
- 売上高営業利益率の推移:第1四半期で約23.7%(高めで推移)
- セグメント別(第1四半期累計、百万円)
- 国内建設:売上 19,544(△4.9%)、セグメント利益 4,538
- その他:売上 1,011(△0.4%)、セグメント利益 314
- セグメント合計:売上 20,556、セグメント利益合計 4,853(調整等で営業利益4,874)
- 財務の解説:受取債権(完成工事未収金等)の減少により資産が減少。利益面は設計変更受注の反映により売上総利益を確保し営業利益は前年同水準を維持。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年6月期(実績):中間配当64.00円、期末111.50円、年間175.50円(株式分割前表記)
- 2026年6月期(予想):表記は株式分割後の1株当たり金額で掲載(株式分割を考慮した表示のため合計表示はなし)
- 中間(第2四半期)予想:82.00円(※分割後表示)
- 期末(期末)予想:25.00円(分割後表示。分割前換算では期末100.00円と会社が明示)
- 注:会社は2026年1月1日を効力発生日として普通株式を1株につき4株に分割予定のため、配当表示を分割後で記載。分割前での期末配当予想は100.00円(会社注記)。
- 配当利回り:–(株価情報の記載なし)
- 配当性向:通期予想ベースの配当性向は会社表示なし(分割表示のため合計不表示)。過去の配当水準は高い。
- 特別配当:無
- 株主還元方針:自己株式取得に係る上限の変更(分割に伴い上限増)など手当てあり。詳細は8/12の自己株取得発表参照。
セグメント別情報
- 売上高(第1四半期)
- 国内建設:19,544百万円(前年同期20,556百万円、△4.9%)
- その他:1,011百万円(前年同期1,015百万円、△0.4%)
- 利益貢献度:
- 国内建設が利益の大半を占める(セグメント利益4,538百万円/営業利益4,874百万円)。
- セグメント戦略・見通し:
- 国内建設の受注動向が業績を左右。高速道路会社向け受注は前年を下回る一方、国や地方自治体からの受注は増加。受注残高減少を踏まえ、下期の受注確保が重要。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料内での明示的な中期目標やKPIの進捗表示は無し(詳細は別資料参照)。受注残高の減少は中期目標達成の留意点。
- KPI達成状況:受注残高80,195百万円(前年同期比△8.3%)は注視ポイント。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:本資料に同業他社比較データなし(–)。一般論として公共工事中心の収益構造は受注動向に左右される。
- 市場動向:高速道路会社向け受注が減少、国・地方自治体向け受注は増加。インフラ補修需要を背景に安定需要がある一方、個別工事の期ズレで受注残高が変動。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年6月期)予想:売上高95,000百万円(+4.7%)、営業利益21,500百万円(+3.4%)、経常利益22,000百万円(+4.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益15,300百万円(+1.6%)、1株当たり当期純利益75.67円(※株式分割考慮後の表示)
- 予想修正:無し(2025年8月12日公表数値から変更なし)
- 会社予想の前提条件:詳しくは添付資料参照(為替・原材料等の前提は別資料)
- 予想の信頼性:第1四半期の進捗は売上・利益ともに通期に対して約22%前後。過去の達成傾向等の記載は無し→慎重に受注動向を確認する必要あり。
- リスク要因:
- 受注残高減少(△8.3%)に伴う下期売上回復の不確実性
- 建設資材価格や労務費の変動
- 公共工事の予算・発注動向の変化
重要な注記
- 会計方針:重要な会計方針の変更無し、会計上の見積り変更無し、修正再表示無し。
- 監査/レビュー:監査法人による四半期レビューあり(監査法人和宏事務所)。レビューにおいて重要な点は認められず。
- 重要な後発事象:株式分割(1株→4株、効力日2026/1/1)、定款の一部変更(発行可能株式総数の増加)、自己株式取得に係る上限の変更。配当予想は株式分割の影響を考慮して表示。
- その他:添付の決算補足資料あり。将来予想は変更の可能性ありと注記。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1414 |
| 企業名 | ショーボンドホールディングス |
| URL | http://www.sho-bondhd.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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