2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)は未修正。四半期自体は会社の通期計画に対して利益進捗がやや良好(営業利益進捗53.4%、純利益進捗56.8%)。市場予想との比較は資料に無し(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+15.8%、営業利益+22.4%、親会社株主に帰属する中間純利益+33.6%)。
- 注目すべき変化:家賃債務保証を中心とする保証事業の拡大により、初回保証料・更新保証料が伸長。保証事業売上が前年同期比+19.2%で主因。ソリューション事業は前年同期比-12.0%。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上高1,200億円→12,000百万円、営業利益2,600百万円等)は未修正。中間の進捗は利益面で通期達成に向けて順調。
- 投資家への示唆:保証契約数の増加と更新収入の伸長が業績ドライバー。高い自己資本比率と潤沢な現金残高を背景に配当は維持・増額(中間配当17.5円)。一方、住宅着工動向や信用関連コスト(貸倒等)の影響を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社イントラスト
- 主要事業分野:総合保証サービス(家賃債務保証を中心に、ソリューション等の提供)
- 代表者名:代表取締役社長 桑原 豊
- 上場取引所:東証
- URL:https://www.entrust-inc.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月29日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日~2025年9月30日)
- 決算補足説明資料:作成有(同日ウェブ掲載予定)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 単一セグメント:総合保証サービス事業(重要性が乏しいため詳細は省略)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):22,373,222株
- 期中平均株式数(中間期):22,373,037株
- 時価総額:–(資料に株価情報なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
- 配当支払開始予定日:2025年12月8日
- その他IRイベント:決算説明会(機関投資家・アナリスト向け)実施
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期ベース。四半期単体の会社予想は未提示)
- 売上高:5,860百万円(前年同期比+15.8%)。通期予想12,000百万円に対する進捗率48.8%(中間でほぼ半期想定に相当)。達成率(進捗)=約48.8%。
- 営業利益:1,388百万円(前年同期比+22.4%)。通期予想2,600百万円に対する進捗率53.4%(進捗良)。
- 親会社株主に帰属する中間純利益:879.8百万円(前年同期比+33.6%)。通期予想1,550百万円に対する進捗率56.8%(進捗良)。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:家賃債務保証の保有契約数増加に伴う初回保証料・更新保証料の伸長。営業費用を一定水準に抑制できたこと。受取利息の増加(営業外収益)も寄与。
- 下振れ要因:ソリューション事業の売上減(前年同期比-12.0%)はマイナス要因。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正せず。利益進捗率が50%超と良好なため現時点では通期達成の可能性は高いと判断されるが、住宅市場の変動や貸倒等のリスクは継続監視が必要。
財務指標(要点)
- 財政状態(中間期末:2025年9月30日)
- 総資産:12,108百万円(前期末 11,261百万円、+846百万円)
- 純資産:7,599百万円(前期末 6,970百万円、+629百万円)
- 自己資本比率:62.6%(安定水準、前期末61.8%)
- 現金及び現金同等物:7,388百万円(前中間期末比+1,413百万円) — 流動性高い
- 流動資産:10,797百万円、流動負債:4,321百万円、流動比率:約250%(健全)
- 収益性(中間累計)
- 売上高:5,860百万円(前年同期5,062百万円、+15.8%、+798百万円)
- 営業利益:1,389百万円(前年同期1,135百万円、+22.4%、+254百万円)
- 営業利益率:約23.7%(前年:約22.4%)=改善(好ましい)
- 経常利益:1,400百万円(前年同期1,140百万円、+22.8%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:879.8百万円(前年同期658.4百万円、+33.6%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):39.33円(前年同期29.43円、+9.90円)
- キャッシュフロー(中間累計)
- 営業CF:+949.8百万円(前年中間+561.7百万円)— 営業CF増加(好ましい)
- 投資CF:△104.6百万円(主に有形・無形資産取得)
- 財務CF:△279.6百万円(配当支払279.6百万円が主)
- 結果、現金期末残高は増加
- 効率性
- 総資産回転率(中間):売上高/総資産 = 5,860 / 12,108 ≒ 0.48(中間期間での指標)
- 売上高営業利益率の改善が見られる(22.4→23.7%)
- セグメント別:単一セグメント(総合保証サービス)で、保証事業が主力(保証事業売上5,374百万円、前年同期比+19.2%)、ソリューション事業は減少(485百万円、-12.0%)。
- 財務の解説:
- 保守的な貸倒引当金積増し(貸倒引当金は増加)と現金性資産の厚みがあり、財務基盤は良好。負債は小幅増(前受収益・保証履行引当金の増加が主因)。
配当
- 配当実績・予想:
- 2025年3月期(前期)年間配当:合計25.00円(第2四半期末 12.50円、期末 12.50円)
- 2026年3月期(当期)中間配当:17.50円(前期12.50円から増額)
- 2026年3月期(予想)期末配当:17.50円、年間合計:35.00円(変更無し)
- 配当性向(予想):通期EPS 69.28円に対して年間配当35.00円 → 配当性向約50.5%(やや高め。株主還元重視の姿勢)
- 特別配当:無
- 自社株買い等:当中間期に大きな自社株買いは無し(財務CFに小額の取得△37千円のみ、実質無視できる水準)
セグメント別情報
- セグメント構成:総合保証サービス(単一)
- セグメント別状況:
- 保証事業:売上5,374百万円(前年同期比+19.2%)— 主力で増収
- ソリューション事業:売上485百万円(前年同期比-12.0%)
- セグメント戦略:資料では事業横断で家賃債務保証ノウハウを活かしたサービス開発・販売を継続と記載。詳細は決算補足資料参照。
中長期計画との整合性
- KPI達成状況:–(開示無し)
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 国内経済は緩やかな回復期待。ただし米国等の通商政策等がリスク、住宅関連は駆け込み需要の反動で新設着工戸数は調整局面。
- 同社は賃貸市場における保証需要の伸長を取り込みつつあるが、建築着工等の動向は間接的リスク。
- 競合他社との比較:資料に記載無し(競合比較は–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2026年3月期):売上高12,000百万円(前期比+13.5%)、営業利益2,600百万円(+11.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,550百万円(+14.0%)。1株当たり当期純利益69.28円。
- 直近の業績修正:無し(通期見通しは据え置き)
- 会社側前提条件:詳細は補足資料参照(為替・原油等の特段の想定は記載無し)
- 予想の信頼性:中間で利益進捗が良好(営業利益・純利益とも50%超)。過去予想達成傾向の言及は資料に記載無し(–)。
- リスク要因:
- 住宅市場の低迷や着工戸数の変動、賃貸市況の変化
- 貸倒引当金や保証履行引当金の増加リスク
- 金融市場の変動(受取利息等の影響)、法制度改正リスク
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理:無し
- 連結範囲の変更:無し
- 監査:本第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外(注記あり)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7191 |
| 企業名 | イントラスト |
| URL | http://www.entrust-inc.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 金融(除く銀行) – その他金融業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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