決算短信：ドーン（2303）

2025年５月期決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

• 決算サプライズ：会社側の中間・期中予想（当期分）は開示されておらず、外部市場コンセンサスも提示がないため「上振れ/下振れ」の判定は不可。ただし開示数値は会社の示す事業状況と整合（特段のサプライズ開示はなし）。
• 業績の方向性：増収増益（売上高1,646,699千円：前期比＋9.7％、営業利益574,136千円：前期比＋7.7％、当期純利益418,774千円：前期比＋7.9％）。
• 注目すべき変化：クラウド利用料は既存契約＋新規獲得で＋7.9％、SI（初期・保守）が一部大型案件計上で＋35.7％と大幅増。ストック型（クラウド利用料）比率が引き続き拡大。
• 今後の見通し：2026年5月期予想は売上1,700百万円（＋3.3％）、営業利益610百万円（＋6.3％）と小幅増益計画。今期実績とのギャップは小さく、前提として人材確保や受注継続が要件。業績予想の修正は無し。
• 投資家への示唆：公共分野（Gov‑tech）でストック収入基盤が拡大している一方、営業CFは売上債権の増加で減少。自己株式取得や関連会社投資も実行しており、成長投資と株主還元の両立が特徴。人的資本（採用・人件費）の動向が中期成長の鍵。

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名：株式会社ドーン
  • 主要事業分野：情報サービス事業（公共システム：NET119等の緊急通報システム、映像通報/通話サービス、災害情報共有、自治体向けアプリ等）
  • 代表者名：代表取締役社長 宮崎正伸
• 報告概要:
  • 提出日：2025年7月10日
  • 対象会計期間：2025年5月期（非連結、通期：2024年6月1日～2025年5月31日）
  • 決算説明資料作成および機関投資家向け決算説明会あり
• セグメント:
  • 単一セグメント（情報サービス事業）。セグメント別開示は省略。
• 発行済株式:
  • 期末発行済株式数（自己株式含む）：3,300,000株
  • 期末自己株式数：264,206株
  • 期中平均株式数：3,064,566株
  • 時価総額：–（株価情報の提示なしのため）
• 今後の予定:
  • 定時株主総会：2025年8月28日（予定）
  • 配当支払開始予定日：2025年8月29日
  • 有価証券報告書提出予定日：2025年8月25日
  • 決算説明会開催：あり（機関投資家・アナリスト向け）

決算サプライズ分析

• 予想 vs 実績:
  • 会社予想との比較（当期=通期実績）：当期に関する会社の通期予想は開示されておらず、比較不可（達成率：–）
  • 市場予想との比較：–（提示なし）
• サプライズの要因：
  • 売上増加は主にクラウド利用料の契約増加およびSIでの一部大型案件計上。
  • 営業利益・当期利益は売上増が人件費等増加を上回ったため増益。
• 通期への影響：
  • 2026年5月期の会社計画（売上1,700百万円、営業利益610百万円）は現状の事業構造（ストック増・受託開発の継続）を前提とし、達成可能性は高いが、人的投資負担と公共調達のタイミングがリスク要因。現時点で予想修正は無し。

財務指標

• 貸借対照表（主要項目、千円）
  • 総資産：3,074,425（前期比＋258,915、＋9.2％）
  • 純資産：2,750,449（前期比＋269,883、＋10.9％）
  • 負債合計：323,976（前期比△10,967、△3.3％）
  • 自己資本比率：89.5%（前期88.1%）（非常に高く安定水準）
• 損益計算書（主要項目、千円）
  • 売上高：1,646,699（前期比＋9.7％、＋146,041）
  • 営業利益：574,136（前期比＋7.7％、＋41,022）
  • 経常利益：584,344（前期比＋6.8％、＋37,160）
  • 当期純利益：418,774（前期比＋7.9％、＋30,658）
  • 1株当たり当期純利益（EPS）：136.65円（前期125.09円、＋9.2％）
• 収益性（率）
  • 営業利益率：34.9%（高水準）
  • 経常利益率：約35.5%
  • 当期純利益率：約25.4%
  • 自己資本当期純利益率（ROE）：16.0%（良好）
• キャッシュ・フロー（千円）
  • 営業CF：302,567（前期414,663、減少。売上債権増加が主因）
  • 投資CF：△336,785（前期△129,512、支出拡大。関係会社株式・社債・投資有価証券取得）
  • 財務CF：△161,189（前期△149,177、自己株式取得・配当支払）
  • 現金及び現金同等物期末：733,578（前期928,985、△195,406）
• 流動性・安全性
  • 流動比率（流動資産 2,089,143 / 流動負債 277,757）＝約752%（非常に高い流動性）
  • 負債比率（負債合計 / 純資産）＝約11.8%（低く安全）
• 効率性
  • 総資産利益率（概算、経常利益/総資産）＝584,344 / 3,074,425 ≒ 19.0%（高収益性）
• セグメント別：単一セグメントのため合計のみで開示

配当

• 配当実績と予想
  • 2024年5月期：年間20.00円（期末20.00円のみ）
  • 2025年5月期：年間24.00円（期末24.00円、前期比増）
  • 2026年5月期予想：年間26.00円（期末26.00円予定、増配予定）
  • 配当性向（2025年）：17.6%（適度）
  • 配当利回り：–（株価情報なし）
• 特別配当：なし
• 株主還元方針：定常配当の増配と自己株式取得を実施（当期：自己株式取得支出約99,969千円）

セグメント別情報

• 単一セグメント（情報サービス）
• 品目別売上（千円、前年同期比）
  • クラウド利用料：824,974（＋7.9％）
  • クラウド初期構築：311,305（△5.9％）
  • SI（初期・保守）：411,883（＋35.7％）← 主に大型案件計上
  • その他（ライセンス・商品）：98,535（△3.5％）
• 備考：ストック収入（クラウド利用料）が拡大しており、安定収益基盤の拡充が進行

中長期計画との整合性

• 第1次中期経営計画の最終年度として、Gov‑tech領域の深耕が順調に推移（NET119等で高い導入カバー率）。
• 第2次中期経営計画（2026〜2028年）を同時公表（詳細は別資料参照）。
• KPI進捗：ストック収入契約数や導入カバー率の拡大が言及されているが、数値KPIの進捗表は本短信に限定的。

競合状況や市場動向

• 市場動向：Gov‑tech、公共分野のクラウド化・デジタル化の追い風。生成AI等の技術進化が新サービス創出の契機。
• 競合比較：同業他社との定量比較データは開示なし（→ 比較項目は –）。

今後の見通し

• 2026年5月期予想（通期、千円）
  • 売上高：1,700,000（前期比＋3.3％）
  • 営業利益：610,000（前期比＋6.3％）
  • 経常利益：617,000（前期比＋5.7％）
  • 当期純利益：435,000（前期比＋4.1％）
  • EPS予想：143.42円
• 予想の信頼性：保守的とも楽観的とも明言せず。主な前提は既存クラウドの定常収入＋新規契約、受託開発の継続。人的資本強化に伴う費用増を織り込む。
• リスク要因：
  • 公共案件の受注タイミング（官公庁の特性で反映が遅れる）
  • IT人材獲得競争による採用コスト・人件費上昇
  • 為替・外部マクロショック（記載は限定的）

重要な注記

• 会計方針の変更・見積り変更・修正再表示：該当なし
• 決算短信は公認会計士／監査法人の監査対象外
• 持分法損益等：関連会社は重要性が乏しいと判断し注記簡略化
• 重要な後発事象：なし

（不明な項目は「–」と記載しています。投資判断に関する助言は行っておりません。）

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

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