2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に修正なし。四半期・中間ベースでの会社予想差異は開示無し、かつ市場予想は提示されていないため「修正なし/ほぼ想定内」と判断。
- 業績の方向性:増収増益(当中間期:売上高1,472.7百万円、営業利益283.8百万円、経常利益283.8百万円、親会社株主に帰属する中間純利益187.4百万円)。前年同期間との比較は連結作成開始のため不可(–)。
- 注目すべき変化:ストック型収益(Cuenote SaaSサブスクリプション等)の拡大により、当中間期売上の約93.6%をCuenote SaaSサブスクリプション等が占める(1,377,869千円)。データセンター用サーバ取得等で有形固定資産が増加(工具・器具及び備品+75,181千円)。
- 今後の見通し:通期業績予想(通期売上3,156百万円、営業利益700百万円、親会社株主に帰属当期純利益480百万円)に変更なし。中間進捗は売上で約46.7%、営業利益で約40.5%、純利益で約39.0%と、売上はほぼ順調だが利益は線形想定よりやや遅れ(50%基準)気味。
- 投資家への示唆:高いストック収益比率と手元資金(現金・預金約2,280.9百万円)により財務余裕は大きい。主要ポイントはSaaS事業の継続的な導入拡大と、データセンター投資による将来のスケールアップ準備。配当は通期19円予想(中間0円)で株主還元は維持。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ユミルリンク株式会社
- 主要事業分野:メッセージングソリューション事業(Cuenote SaaS等のメール配信・SNS運用支援等)
- 代表者:代表取締役社長 清水 亘
- URL:https://www.ymir.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月14日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年6月30日(第2四半期・中間連結決算、連結)
- 決算説明資料:作成有・決算説明会あり(機関投資家向け 2025/8/26、個人投資家向け 2025/8/27、オンライ開催)
- セグメント:
- 単一セグメント:メッセージングソリューション事業(サービス:Cuenote SaaS、SNS運用代行等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):3,892,600株
- 期末自己株式数:60,837株
- 期中平均株式数(中間期):3,831,465株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:機関向け 2025/8/26、個人向け 2025/8/27(オンライン)
- その他IRイベント:決算説明資料TDnet開示 2025/8/14、動画は後日掲載予定
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高:中間1,472.7百万円 / 通期予想3,156百万円 → 進捗率 46.7%
- 営業利益:中間283.8百万円 / 通期予想700百万円 → 進捗率 40.5%
- 純利益:中間187.4百万円 / 通期予想480百万円 → 進捗率 39.0%
- サプライズの要因:
- 主な増収要因はエンタープライズ向け導入の進展と配信数増加(Cuenote SaaSストック売上の伸長)。投資(サーバ等)や配当・借入金返済により現金は減少しているが、業績自体は想定内で推移。
- 通期への影響:
- 会社は業績予想を修正していない。売上の進捗は良好だが、利益の進捗は50%ラインを下回るため、下期の収益性改善が必要。現時点では見通し達成可能性は「概ね維持」だが、下期の利益動向に注意。
財務指標
- 主要数値(当中間期:2025/6/30、単位は千円または注記がある場合表記)
- 売上高:1,472,748千円(=1,472.7百万円)
- 売上総利益:957,720千円
- 営業利益:283,837千円
- 経常利益:283,775千円
- 親会社株主に帰属する中間純利益:187,413千円
- 1株当たり中間純利益(EPS):48.91円
- 総資産:3,290,988千円
- 純資産:2,825,203千円
- 自己資本比率:85.8%(安定水準)
- 現金及び預金:2,280,862千円
- 収益性(マージン等)
- 売上総利益率:約65.0%(957,720 / 1,472,748)
- 営業利益率:約19.3%(283,837 / 1,472,748)
- 純利益率:約12.7%(187,413 / 1,472,748)
- 前年同期比:–(前連結会計年度末より連結財務諸表作成のため比較数値なし)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:46.7%(通常の中間進捗は企業/業種で差異あるが概ね50%水準に近い)
- 営業利益進捗率:40.5%(通期想定比でやや低め)
- 純利益進捗率:39.0%(同上)
- 過去同期間との比較:–(比較不可)
- 財務安全性
- 自己資本比率:85.8%(安定水準)
- 負債合計:465,785千円→負債/純資産比 約16.5%(低水準)
- 流動比率:流動資産2,720,225千円 / 流動負債465,785千円 ≒ 584%(非常に高い流動性)
- 効率性
- 総資産回転率(中間ベース):売上1,472,748 / 総資産3,290,988 ≒ 0.45回(年換算等条件で見方が変わる)
- 売上高営業利益率の推移:–(前年比較データなし)
- セグメント別
- 単一セグメント(メッセージングソリューション)のため省略。ただしサービス種別別売上は開示:
- Cuenote SaaS サブスクリプション等(ストック型):1,377,869千円(売上構成比約93.6%)
- Cuenote SaaS 初期等(スポット型):22,663千円(約1.5%)
- SNS運用等:72,214千円(約4.9%)
- 財務の解説(要点)
- 資産合計は前期末比で144,234千円減(現金減少が主因:配当支払・借入返済等)。固定資産はデータセンター用サーバ取得で有形固定資産が増加。のれんは償却で減少(108,163→97,346千円)。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年(実績):中間 0.00円、期末 合計55.00円(普通配当18円+記念配当37円)
- 2025年(予想):中間 0.00円、期末 19.00円、年間合計 19.00円(変更なし)
- 配当利回り:–(株価情報の提示なしのため記載不可)
- 配当性向:通期予想の配当性向は開示なしだが、通期純利益予想480百万円に対する年間配当総額(期末のみ)から算出する場合は詳細金額(発行株式数に基づく)で算出可能(ここでは–)。
- 特別配当の有無:2024年に記念配当あり(37円)。2025年は特別配当の開示なし。
- 株主還元方針:自社株買いに関する記載なし。配当は従来の方針に沿い支払。
セグメント別情報
- セグメント別状況(単一セグメント)
- Cuenote SaaS(サブスクリプション・保守等、ストック型):1,377,869千円(売上の約93.6%)— 主力で安定収益源
- SaaS初期導入等(スポット型):22,663千円(約1.5%)— 新規受注ベース
- SNS運用支援等:72,214千円(約4.9%)— ストック+スポット混合
- 前年同期比較:–(比較不可)
- セグメント戦略:SaaS事業成長と顧客価値向上に注力。2025年6月に「kintone」と連携する新サービス「Cuenote Mail for kintone」を提供開始(kintoneからのメール送信・添付ファイル振分が可能)。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内は緩やかな回復基調だが国際情勢の不確実性あり(会社コメント)。エンタープライズ向けSaaS導入が進んでおり、当社のストック収益比率の高さは強み。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2025年1月1日〜12月31日、百万円ベース):売上3,156、営業利益700、経常利益701、親会社株主に帰属当期純利益480、1株当たり当期純利益125.38円
- 直近公表予想からの修正:無
- 会社予想の前提条件:短信添付資料参照(為替等の明示はなし)
- リスク要因:
- マクロ的不確実性(国際情勢の変化等)
- 顧客の需要動向、配信数の変動
- 競合の技術・価格競争
- 大型設備投資後の想定通りの収益化(データセンター関連投資の回収)
重要な注記
- 会計方針の変更:無
- 連結範囲の変更:無
- 中間決算は監査法人のレビュー対象外(注記あり)
- 前連結会計年度末より連結財務諸表を作成しているため、前年同期比は記載していない(比較不可)
- その他特記事項:決算説明会の開催予定および資料公開予定あり
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4372 |
| 企業名 | ユミルリンク |
| URL | https://www.ymir.co.jp |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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