2026年3月期 第2四半期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 家賃債務保証の堅調な成長を基盤に、医療・介護費用保証を次の成長柱として育成。プライム市場再上場に向け売上120億円・営業利益26億円(通期計画)の必達を目指す。
  • 業績ハイライト: 売上高は前年同期比 +15.8%(5,062→5,860百万円)、営業利益は前年同期比 +22.4%(1,134→1,388百万円)、純利益は前年同期比 +33.6%(658→879百万円)。営業利益率23.7%(良い:高水準)。
  • 戦略の方向性: 保証事業(家賃→医療・介護・養育費)へのシフト加速、地銀向け家賃保証システム導入拡大、M&A(RR社子会社化等)による事業拡大とPMI推進、DX・基幹システム強化へ投資。
  • 注目材料: 医療費用保証・介護費用保証の導入拡大(医療売上前年同期比 +41.6%、介護 +55.4%)、RR社・PRL社の寄与で保有契約数・売上増加。配当は前期比 +10円の35円を計画(配当性向50.5%想定)。
  • 一言評価: 保証事業の拡大を主軸に増収増益を継続、成長投資と株主還元も前倒しで打ち出すフェーズ。

基本情報

  • 企業概要: 株式会社イントラスト(証券コード:7191)、事業内容:保証事業(家賃・医療・介護・養育費等)・ソリューション事業(C&Oサービス、保険デスク、Doc-on等)、代表取締役:桑原 豊、設立:2006年3月、資本金:10億49百万円、本社:東京都千代田区麹町1-4、従業員数:連結347名/単体329名(※アルバイト含む)。
  • 説明者: 発表資料内の経営陣(代表など)より説明。発言概要:上記エグゼクティブサマリー参照(個別の発言ログは資料に詳細なし)。
  • セグメント:
    • 保証事業:金銭的契約の連帯保証(家賃債務保証、医療費用保証、介護費用保証、養育費保証等)。未収発生時には代位弁済・回収を実施。
    • ソリューション事業:家賃保証で培ったノウハウを活かした業務支援(審査、契約管理、集金代行、滞納管理、SMS送信、保険加入促進、コールセンター等)。

業績サマリー

  • 主要指標(百万円、前年同期比%)
    • 営業収益(売上高):5,860 百万円、前年同期比 +15.8%(良:二桁成長)
    • 営業利益:1,388 百万円、前年同期比 +22.4%(良:増益)、営業利益率 23.7%(良:高収益)
    • 経常利益:1,400 百万円、前年同期比 +22.8%
    • 純利益:879 百万円、前年同期比 +33.6%
    • 1株当たり利益(EPS):–(資料記載なし)
  • 予想との比較:
    • 会社通期計画(2026/3)に対する進捗(資料):売上進捗率 48.8%、営業利益進捗率 53.4%、純利益進捗率 56.8%(上期着地としては順調)。
    • 会社計画に対する達成率(上期ベース):営業利益は上期計画を106.8%で達成(資料の表記)。
    • サプライズの有無:特段の修正無し。上期は計画比で着地良好(増益率が高い)。
  • 進捗状況:
    • 通期予想に対する進捗(売上 48.8%、営業利益 53.4%、純利益 56.8%)→ 通期目標達成ラインに向け順調。
    • 中期経営計画(2025→2027/3)に対する中間達成率:売上・利益は成長方向で進捗中だが最終目標(売上15,000/営業利益3,000)への継続投資が必要。
    • 過去同時期比較:前年同期比で増収増益(売上 +15.8%、営業利益 +22.4%)。
  • セグメント別状況(四半期データより)
    • 保証事業:前年同期比 +18.4%(+422百万円)で牽引。家賃保証の更新保証料増加、医療(+41.6% / +36百万円)、介護(+55.4% / +17百万円)が寄与。
    • ソリューション事業:前年同期比 92.9%(-20百万円)で減収傾向(C&Oから保証へのシフト継続)。
    • 売上構成比の具体数値:第2Q(概算) 保証 2,716 百万円、ソリューション 2,162 百万円(※詳細は四半期グラフ参照)。

業績の背景分析

  • 業績概要: 家賃債務保証が堅調に拡大し、医療・介護保証が成長フェーズへ入り増収。RR社の子会社化やPRL社の債権回収改善が収益に寄与。貸倒費用は縮小傾向。
  • 増減要因:
    • 増収要因:更新保証料の増、保有契約数増(PRLで約3万件増、RRで約1.5万件増)、医療・介護分野の新規導入増。
    • 増益要因:審査基準の厳格化・効率的回収による貸倒費用減少、子会社収益確保。
    • 費用増加要因:保証売上増に伴う業務委託手数料・決済手数料・債権回収費用増、人件費増(採用・出向者)、オフィス増床・改装、Windowsアップデート・基幹システム強化費用、RR社のれん償却等。
  • 競争環境: 保証市場(家賃、医療、介護)は需給需拡大局面。提携(大手損保、地銀モデル)で導入加速。競合優位性は回収ノウハウ、審査システム、財務基盤。
  • リスク要因: 債務者の滞納率上昇や回収難の可能性、業務委託コストや決済手数料の増加、M&AのPMIリスク、法制度(民法改正等)や景気変動、訴訟リスク。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 保証事業を主柱とし、医療・介護保証を拡大して売上の多角化を図る。
    • 地方銀行向け家賃保証システム導入(地銀モデル)による販売チャネル拡大。
    • 第3次中期経営計画(2025–2027)では売上成長重視(最終目標 売上15,000 百万円、営業利益3,000 百万円、営業利益率20%目標)。
    • 株主還元強化(配当性向40〜60%レンジ、最終年度60%目標)。
  • 進行中の施策:
    • 医療機関へのスマホス(医療費用保証)導入を加速、大手損保との協業で導入数増加。
    • 介護分野では傷害保険付き商品の拡販と営業体制強化。
    • 基幹システム強化、Windowsアップデート、社員教育・研修の実施。
  • セグメント別施策:
    • 保証事業:居住用・事業用商品の拡販、更新保証料収入の拡大、全国自治体での養育費保証推進。
    • ソリューション事業:Doc-on・保険デスクの拡販、C&Oから保証商品へのシフト継続。
  • 新たな取り組み: 地銀モデルの新規導入(2行へ追加導入)、RR社吸収合併の統合施策、M&Aによる成長加速準備。

将来予測と見通し

  • 業績予想(2026/3 通期計画、百万円)
    • 売上高:12,000
    • 営業利益:2,600
    • 経常利益:2,600
    • 純利益:1,550
    • 予想の前提条件:為替等の具体値は明記なし。主に保証保有契約増・更新保証料増を前提。
    • 経営陣の自信度:上期進捗は進展(営業利益進捗53.4%)しており、計画達成に前向きな姿勢。
  • 予想修正:
    • 通期予想の修正は資料内に記載なし(現時点で据え置き)。
    • 今後の修正は保有契約の増減や貸倒見通し次第。
  • 中長期計画:
    • 第3次中期経営計画(2025–2027)目標:売上15,000/営業利益3,000(営業利益率20%目標)、配当性向40〜60%(最終年度60%目標)、ROE 20%以上。
    • 投資方針:医療・介護保証への先行投資、M&A・PMI、DX投資。
  • 予想の信頼性: 上期実績は通期計画に対して順調な進捗だが、M&Aや投資・外部環境により変動し得る旨の注記あり。
  • マクロ経済の影響: 景気悪化・規制変更・医療費の変動・訪日需要などが医療・介護保証需要に影響。

配当と株主還元

  • 配当方針: 第3次中期計画で配当性向を40〜60%へ引き上げ、最終年度に60%を目指す。プライム市場再上場を視野に株主還元強化。
  • 配当実績・計画:
    • 前期実績:–(資料に明確な直前期数値の表記は断片的)
    • 今期計画:期末配当を含めて「前期から +10円 増配し 35円 を計画」(資料記載)。配当性向目安 50.5%(資料記載)。
    • 備考:資料上に異なる表記(配当性向・円数の箇所差異)があるため、最終確定は招集通知等で確認のこと。
  • 特別配当: なし(資料記載なし)。
  • その他株主還元: 自社株買いや株式分割の記載はなし。

製品やサービス

  • 主要製品/サービス:
    • 家賃債務保証(居住用・事業用)、医療費用保証(スマホスなど)、介護費用保証(傷害保険付き商品)、養育費保証。
    • ソリューション:審査、契約管理、集金代行、決済機能、保険加入促進、コールセンター、SMS送信、Doc-on、保険デスク等。
  • 販売状況:
    • 医療:導入医療機関数増加(239施設、前年同期比 +83病院)、売上前年同期比 +41.6%(+36百万円)。
    • 介護:導入事業者数増(115事業者、前年同期比 +48)、売上前年同期比 +55.4%(+17百万円)。
  • 協業・提携: 大手損保会社との提携、地方銀行との地銀モデル(現在4行と提携、さらに2行へ導入)。
  • 成長ドライバー: 更新保証料の積み上がり(ストック型収益)、新分野(医療・介護)の拡大、地銀モデル拡大、提携による導入加速。

Q&Aハイライト

  • 経営陣の姿勢: 成長投資と株主還元の両立を強調。M&A統合・システム投資に前向き。
  • 未回答事項: 会合での個別質問や懸念事項の回答ログは資料に記載なし → 詳細はIR窓口へ。
  • ポジティブ要因:
    • 二桁の増収(+15.8%)・増益(営業利益 +22.4%)を実現、営業利益率23.7%と高水準(良)。
    • 医療・介護保証が成長軌道に入り、保有契約数の増加が継続(保証保有件数概算 +60,764件 yoy)。
    • キャッシュポジション改善(現金預金 +1,413百万円)と前受収益の増加(翌月以降の収益源)。
    • 配当性向引上げ・増配計画で株主還元強化を表明。
  • ネガティブ要因:
    • 保証売上増に伴う業務委託手数料・決済手数料・債権回収費用の増加(コスト増圧力)。
    • M&A(RR等)やシステム投資ののれん・費用発生、PMIリスク。
    • 滞納率・貸倒リスクの上振れが利益に直接影響(滞納発生率 約7.4%、過去12ヵ月回収率 98.1%だが外部環境で変動可能)。
  • 不確実性:
    • 法制度(民法改正等)や景気の影響で保証需要・回収率が変動する点。
    • 提携先(損保・地銀等)との協業進捗や導入スピード。
  • 注目すべきカタリスト:
    • 医療機関・介護事業者への導入拡大状況(大手損保との協業効果)。
    • 地銀モデルの追加導入数と収益化スピード。
    • PRL/RR統合のPMI進捗とシナジー実現。
    • 四半期ごとの貸倒費用動向と前受収益の伸び、配当の確定。

重要な注記

  • 会計方針: 特段の会計方針変更の記載なし。ただし連結範囲の変化(RR社子会社化)により連結数値へ影響あり。
  • リスク要因: 資料末尾の免責記載にある通り、事業環境・経済情勢・法令・訴訟等で実績が業績見通しと変わり得る旨が明記。
  • その他: 詳細問い合わせはIR窓口(ent-ir@entrust-inc.jp)へ。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7191
企業名 イントラスト
URL http://www.entrust-inc.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 金融(除く銀行) – その他金融業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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