2026年4月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期業績予想を非開示(算出困難)としているため、会社予想との比較は不可。市場予想との比較は記載なし(–)。ただし、経常利益・当期利益は暗号資産の評価益等により前期大幅改善(上振れ相当の要因あり)。
  • 業績の方向性:売上高は減収(増収減益)だが、営業利益は増益、経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益は大幅増(赤字→黒字)。
  • 注目すべき変化:売上高1,354百万円(前年同期比△52.5%)と大幅減。一方で暗号資産評価益等の計上により経常利益1,234百万円(+371.1%)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,247百万円(前年は167百万円の損失)と大きく改善。
  • 今後の見通し:事業環境が不安定なため通期予想非開示。会社はモバイル事業を他社IP中心にシフト、ブロックチェーン/アセットマネジメントに経営資源を注力する方針。
  • 投資家への示唆:短期的な利益は暗号資産評価の影響が大きく、売上基盤はモバイル事業で弱含み。業績の実力値(ストック的収益力)と評価差額による変動を分離して把握する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社gumi
    • 主要事業分野:モバイルオンラインゲーム事業、ブロックチェーン等事業(ブロックチェーンゲーム配信、プラットフォーム、アセットマネジメント、投資)
    • 代表者名:代表取締役社長 川本 寛之
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年9月12日
    • 対象会計期間:2026年4月期 第1四半期(2025年5月1日~2025年7月31日、連結)
  • セグメント:
    • モバイルオンラインゲーム事業:既存タイトル運営、開発受託、他社IP活用等
    • ブロックチェーン等事業:ブロックチェーンゲーム配信、プラットフォーム、ノード運営等のアセットマネジメントおよび投資
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):49,527,234株(当第1Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):49,492,930株(当第1Q)
    • (参考)前期平均:41,310,930株(前第1Q)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:第1四半期は開催無し。補足資料は作成有。
    • 株主総会・IRイベント等:–(決算短信に記載なし)
    • 重要な後発事象:2025年8月29日、SBI証券から3,000百万円の借入(無担保・無保証、返済期日2026年2月27日、期日一括返済)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
    • 会社予想:通期予想は開示せず(比較不可)
    • 売上高:1,354百万円(前年同期2,848百万円、△52.5%)— 会社予想との達成率:–(予想非開示)
  • サプライズの要因:
    • 経常利益・当期純利益の大幅増は主に「暗号資産評価益(1,094百万円)」および「暗号資産売却益(129百万円)」などの営業外収益が寄与。営業利益はセグメント内で増減が混在。
    • モバイル事業は売上減(不採算タイトル撤退、運営移管、子会社株式譲渡影響)で営業赤字化。ブロックチェーン事業は新タイトル配信や暗号資産受領により増収増益。
  • 通期への影響:
    • 会社は短期変動が大きく合理的算出困難として通期開示せず。四半期の暗号資産評価益は非現金項目であり、通期業績の再現性は不確実。通期達成可能性は評価益の変動とモバイル事業の収益回復に依存。

財務指標(要点)

  • 損益(第1四半期累計、単位:百万円)
    • 売上高:1,354(△52.5%/前期2,848)
    • 売上総利益:508(△8.7%)
    • 販管費:436(△11.3%)
    • 営業利益:72(+11.0%)
    • 経常利益:1,234(+371.1%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,247(前年は△167)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):25.21円(潜在株式調整後25.07円)
  • 財政状態(第1Q末、単位:百万円)
    • 総資産:24,852(前期末23,885、+967)
    • 純資産:19,442(前期末17,880、+1,561)
    • 自己資本比率:73.3%(安定水準、前期69.9%)
  • 資産構成のポイント
    • 現金・預金:4,864百万円(前期6,077、減少)
    • 暗号資産:9,886百万円(前期7,581、増加) — 暗号資産増加が資産総額増の主因
  • キャッシュ・フロー:第1四半期の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)
  • 財務安全性
    • 負債合計:5,411百万円(前期6,004、減少)
    • 負債/純資産比(負債比率):約27.8%(計算値、低水準で安全)
    • 流動比率(流動資産16,275 / 流動負債4,542):約358%(高水準、短期支払余力は良好)
  • 効率性
    • 減価償却費(第1Q累計):12,922千円(前期16,428千円)
    • 売上高営業利益率:約5.4%(72/1,354)
  • セグメント別(第1Q累計、単位:百万円)
    • モバイルオンラインゲーム事業:売上763.8(△66.5%)、セグメント損失93.1
    • ブロックチェーン等事業:売上590.5(+4.0%)、営業利益165.7
  • 財務の解説:
    • 営業利益は前年並みでわずかに増加したが、事業内訳は二極化。暗号資産関連の評価益が経常・当期利益を大きく押し上げているため、利益の一過性を識別することが重要。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年4月期:年間0.00円
    • 2026年4月期(予想):未定(直近公表の配当予想から修正なし)
  • 特別配当:無
  • 株主還元方針:配当方針の記載はあるが、2026年の配当額は未定。自社株買いは今回の短信に記載なし。

セグメント別情報

  • モバイルオンラインゲーム事業:
    • 売上高:763.8百万円(前年同期比△66.5%)
    • 営業損失:△93.1百万円(前年は営業利益5.6百万円)
    • コメント:不採算タイトル撤退、運営移管、子会社株式譲渡の影響で売上大幅減。運用体制見直しでコスト削減は進むが収益回復には時間を要する見込み。
  • ブロックチェーン等事業:
    • 売上高:590.5百万円(+4.0%)
    • 営業利益:165.7百万円(+177.5%)
    • コメント:「OSHI3」等新タイトル配信や暗号資産受領、ノード運営の最適化により増収増益。プラットフォーム・金融領域の2軸で拡大を目指す。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:明示的数値は今回非開示だが、戦略は以下
    • モバイル事業:他社IPタイトルを主軸に経営資源を配分。オリジナルは当面控える。
    • ブロックチェーン事業:エンタメ領域×金融領域の二軸で収益の主軸化を目指す(ノード運営の拡大、ファンド投資回収・新規投資)。
  • KPI達成状況:具体KPIの数値開示無し。進捗はセグメント収益で一部確認可能(ブロックチェーンは好調、モバイルは下押し)。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較:同業他社比較データは短信に記載なし(–)。ただし、モバイル市場の競争激化とブロックチェーン領域の規制・技術リスクが業界共通の課題。
  • 市場動向:暗号資産・ブロックチェーン関連の法令・行政動向が事業展開に影響。暗号資産評価益に業績が依存しやすいため、外部環境変化の影響度が高い。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想:非開示(合理的算出困難のため)
    • 会社予想の前提条件:非開示(為替・原油等は明示なし)
  • 予想の信頼性:過去の短信と同様に、会社は短期的変動大のため保守的に予想を非開示。暗号資産評価が業績に与える影響が大きく、予想の不確実性は高い。
  • リスク要因:
    • 暗号資産価格の変動および関連法規/行政対応
    • モバイルゲーム市場の競争激化およびタイトルの収益性低下
    • 投資事業のリターン不確実性(ファンド回収状況)
    • 流動性リスク:ただし現時点で流動比率は高い。後発事象で短期借入(3,000百万円)を実行し手元資金強化を図っている。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:無し
  • 監査・レビュー:添付財務諸表に対する公認会計士・監査法人のレビューは無
  • 発行済株式数の変化:期末発行済株式数が49,491,234→49,527,234株に増加。期中平均株式数も増加(EPS算出に影響)。
  • 重要な後発事象:2025年8月29日、SBI証券からの3,000百万円借入(無担保・無保証、返済期日2026/2/27、目的は財務基盤安定化と手元資金確保)

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3903
企業名 gumi
URL http://gu3.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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