2026年6月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期・第2四半期累計)に対する第1四半期単独の比較値は未公表のため直接比較不可。通期・第2四半期累計予想に変更はなし(サプライズ修正は無し)。市場コンセンサスとの比較は情報なし(–)。
- 業績の方向性:売上は微増(増収)だがコスト増で損益は悪化し「増収・減益(営業損失拡大、四半期純損失)」。
- 注目すべき変化:営業損失が前年同期の△51百万円から△216百万円へ拡大(営業損失増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7百万円の黒字から△121百万円の赤字へ転落。短期借入金が大幅増(2,808→5,418百万円)し流動負債が増加。
- 今後の見通し:会社は2026年6月期通期予想(売上36,200百万円、営業利益1,100百万円)を据え置き。第1四半期の進捗は売上で通期比約20.5%に留まり、利益面の進捗はマイナス。通期達成はコスト動向(原材料、エネルギー、人件費)と資金コスト次第。
- 投資家への示唆:売上は堅調だが原材料・労務・エネルギー高騰と金融費用増が利益を圧迫。通期予想は変更されていないが、短期借入(季節性)やコスト動向に注目する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:一正蒲鉾株式会社
- 主要事業分野:水産練製品・惣菜製造販売(かにかま等)、きのこ事業(栽培・販売)、運送・倉庫(物流事業)
- 代表者名:代表取締役 社長執行役員 野崎 正博
- 上場取引所:東(コード 2904)
- URL: https://www.ichimasa.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2026年6月期 第1四半期連結累計期間(2025年7月1日~2025年9月30日)
- 決算説明会:無(補足資料作成は有)
- セグメント:
- 水産練製品・惣菜事業:主力のスティックタイプかにかま等。
- きのこ事業:きのこ栽培・販売(家庭用・業務用)。
- 運送・倉庫事業:自社便等の輸送と保管(報告セグメントに変更済)。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:18,590,000株
- 期末自己株式数:281,988株(うち株式給付信託保有株216,900株が含まれる)
- 期中平均株式数(四半期累計):18,308,012株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:当四半期分は既報(2025/11/14)
- IRイベント:決算説明会は開催なし(補足資料あり)
- その他:通期・第2四半期累計の予想は2025年8月8日公表分から修正なし
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績:
- 会社予想との比較:第1四半期単体の会社予想は公表されていないため達成率算出不可。通期・第2四半期累計予想に変更は無し。
- 市場予想との比較:市場コンセンサスの情報なし(–)。
- 実績(第1四半期、百万円):
- 売上高:7,433(前年同四半期 7,344、前年比 +1.2%)
- 営業利益:△216(前年同四半期 △51)
- 経常利益:△235(前年同四半期 △78)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△121(前年同四半期 7)
- サプライズの要因(上振れ/下振れ理由):
- 売上は価格改定効果や主力商品の販売増で増加したが、主原料(すり身)を含む原材料費・労務費・エネルギー費の上昇が利益を圧迫。
- 支払利息が増加(14,748千円→28,387千円)し営業外費用が増大。
- 運送・倉庫部門では倉庫の入庫量低下が利益を押し下げた一方、運送部門は好調。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。第1四半期は売上進捗は約20.5%(7,433/36,200)であるが、利益面ではマイナス幅が大きく、通期目標達成はコスト抑制と資金コスト管理に依存する。
財務指標
- 財務諸表の要点(千円→百万円表記は資料準拠)
- 資産合計:31,971百万円(前期末 30,413百万円)
- 負債合計:17,280百万円(前期末 15,505百万円)
- 純資産合計:14,692百万円(前期末 14,908百万円)
- 収益性(第1四半期、百万円・前年同期比)
- 売上高:7,433(+1.2% / +89百万円)
- 売上総利益:1,235(前年1,418 → △182,約△12.9%)
- 営業利益:△216(前年△51 → 喪失幅拡大)
- 経常利益:△235(前年△78)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△121(前年 7)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):△6.65円(前年 0.42円)
- 営業利益率:△216 / 7,433 = △2.9%(悪化)
- 売上総利益率:1,235 / 7,433 = 16.6%(前年 19.3% → 低下=悪化)
- 進捗率分析
- 通期売上予想36,200百万円に対する第1四半期進捗率:7,433 / 36,200 = 20.5%(通期の四分の一(25%)を下回る)
- 通期営業利益目標1,100百万円に対する達成率:第1四半期の営業利益(-216)は目標達成に向けて未達かつ赤字(進捗意味薄)。
- 過去同期間との比較:前年同期比売上は微増だが利益率は大幅悪化(コスト上昇の影響が顕著)。
- 財務安全性
- 自己資本比率:45.7%(前期末 48.8% → 減少。45.7%は安定水準だが低下は注視)
- 流動比率(簡易):流動資産10,390 / 流動負債10,107 = 約1.03(103%)(やや低め、短期流動性はタイト)
- 負債比率(負債/純資産):17,280 / 14,692 = 約1.18(118%)
- 短期借入金の増加が顕著(2,807 → 5,418百万円:季節性の借入増との説明あり)
- 効率性
- 総資産回転率等の継時推移は資料限定のため詳細算出不可(売上増は小幅だが資産増で回転悪化の可能性)。
- セグメント別(第1四半期、百万円・前年同四半期増減)
- 水産練製品・惣菜事業:売上 6,603(+1.4% / +88百万円)、セグメント損失69(前年は営業利益92)
- きのこ事業:売上 745(+1.2% / +8百万円)、セグメント損失176(ほぼ前年同水準)
- 運送・倉庫事業:売上 85(△8.5% / △7百万円)、セグメント利益32(前年35)
- 財務の解説:
- 売上は価格改定や販促で微増も、原材料(すり身)・労務・エネルギーの上昇と支払利息増で営業赤字に転落。流動負債の増加は短期借入の季節増が主要因。投資有価証券の時価上昇でその他包括利益は増加(評価益)。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末予想):0.00円(予想通り)
- 期末配当(予想):14.00円
- 年間配当予想:14.00円(変更なし)
- 配当利回り:–(株価情報なし)
- 配当性向(通期会社予想ベース):配当14円 / 1株当たり当期純利益40.95円 = 約34.2%(中程度の還元)
- 特別配当の有無:無
- 株主還元方針:特記事項なし(自社株買いの記載なし)
セグメント別情報
- 水産練製品・惣菜事業:
- 売上 6,603百万円(+1.4%)、価格改定効果と主力商品の数量増が寄与。
- だが原材料費・労務費上昇で前年同期比で利益悪化(営業損失)。
- 今後は生産性向上・コスト削減が必要。
- きのこ事業:
- 売上 745百万円(+1.2%)、アウトドア需要向けの大容量商品や業務用チャネル開拓で増収。
- 原価・エネルギー高止まりの中、生産効率向上で利益は前年水準を維持。
- 運送・倉庫事業:
- 売上 85百万円(△8.5%)、運送は新規便獲得・適正運賃で好調、倉庫は入庫量低下で売上・利益とも低下。
- 課題は倉庫稼働率の回復。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2021年7月~2026年6月の第二次中期経営計画が最終年。ビジョン「ICHIMASA30」を掲げ成長軌道確立を目指す。
- 進捗状況:第1四半期は売上面での成長は確認できるが、収益性の回復は未だ不十分。中期計画の収益力強化目標はコスト管理次第で達成可否が左右される。
- KPI達成状況:具体KPIの数値は資料に記載なし(–)。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内は雇用・所得改善で緩やか回復も、消費者の節約志向、原材料・エネルギー高止まり、円安、米国関税政策や地政学リスクなど外部リスクが継続。
- 競合との比較:同業他社との比較データは資料になく(–)。ただし原材料高が業界共通の逆風である点は共通。
今後の見通し
- 業績予想:
- 第2四半期(累計)予想:売上 19,910百万円(+4.5%)、営業利益 800百万円(△21.9%)※第2四半期累計の対前年増減率が表記
- 通期予想:売上 36,200百万円(+4.7%)、営業利益 1,100百万円(+23.4%)、当期純利益 750百万円(+0.4%)、1株当たり当期純利益 40.95円
- 予想修正:当四半期での修正は無し
- 会社予想の前提条件:詳細は補足資料の「当四半期決算に関する定性的情報(3)」参照とのこと(為替等の具体前提は資料本文参照が必要)。
- 予想の信頼性:第1四半期は利益面で予想進捗が芳しくないため、今後のコスト動向・金利負担・在庫回転等の動向によっては保守的/楽観的判断が変わる可能性あり。
- リスク要因:
- 原材料価格(魚すり身等)の高騰
- エネルギー価格上昇
- 為替変動(円安)
- 金利上昇による財務費用増加(短期借入増)
- 消費者の節約志向・需要動向、業務用需要の変動
- 地政学的リスクや関税政策
重要な注記
- 会計方針:当該四半期における重要な会計方針の変更は無し。
- 四半期連結財務諸表に対する監査レビュー:無
- キャッシュ・フロー計算書:当第1四半期連結累計期間の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(ただし減価償却費等の注記あり)。
- その他:報告セグメント区分は前期に変更済(運送・倉庫事業を独立セグメント化)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2904 |
| 企業名 | 一正蒲鉾 |
| URL | http://www.ichimasa.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
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